The Space Between My Ears
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Yo Yo by Osmondsおいおい、これじゃまるでヨーヨーじゃないかヨーヨーみたいだよどうしてこんな具合にキミにガッチリ捕まっちまったのかよく判らない初めに気持ちはぐんと高まってそれからストンと落とされて僕のハートはグルグル振り回されっぱなし5ドル賭けてもいいよこの糸を伝い登ってキミの元へ戻ろうとするバカな男なんて僕ぐらいしかいないだろうさああ、それからキミからは逃げられないってことも言っておかなくちゃねどんな些細なことであれ、僕のすることなすこと全てキミがコントロールしているんだキミの手中にシッカリと収められてしまうまでの僕は、好き勝手やり放題の気ままな自由人だったのにヨーヨーみたいだまるでヨーヨーだよグルグル、グルグル愛の炎は僕のハートの中で燃え続けるくっついたり、離れたりする度に、おっと、ほらね、キミの態度は天気みたいにコロコロ変わるのさあぁ、ヨーヨーみたいまるでヨーヨーだ友達にもそう言われたよ僕がどこへ行くのも何をするのも、今やみんなキミ次第僕を持ち上げその気にさせては突き落として落ち込ませるキミでもあえて、文句一つ言わないでいるのさだって、怖いんだよ使い古してボロケたオモチャみたいにキミが僕をポイしちゃうんじゃないかってだからこうして、力の限りしがみついているんだキミに愛される男でありたいから他の連中に何言われようと、ちゃんとまたキミの元へ戻らなくちゃヨーヨーみたいにねそう、ヨーヨーみたいにグルグル、グルグル愛の炎は僕のハートの中で燃え続けるくっついたり、離れたりする度に、おっと、ほらね、キミの態度は天気みたいにコロコロ変わるのさあぁ、ヨーヨーみたいまるで、ヨーヨーだよhttp://www.youtube.com/watch?v=j2ubbk5C8DUhttp://www.youtube.com/watch?v=hmvbRIkkDa4http://www.youtube.com/watch?v=hmvbRIkkDa4*********MJとジャクソン5のことなぞ書いて以来、頭の中で、それこそグルグル、グルグル、オズモンズの名曲“ヨーヨー”が流れっぱなしになり、さらにはムーミンの映像と故・岸田今日子さんのムーミン声、加えてついにはカルピスの味まで、と症状が悪化しましたので、衝動的に訳してみました。(でもUPは何となく遅れたのですが・・・。)今でもこの曲を聞くと、低血圧&徐脈体質の我が身体に、興奮が渦巻き、だんだんとエネルギーが湧き起こって来るのが感じられます。何とロックしていることよ!メリルの荒削りな歌声は、甘いポップ歌手のそれではない、まさにロックシンガーそのものであり、そこへ絡むのが女声とは一味違う、ダニーの声変わりしていない張りのあるハイトーン・ヴォイス!あぁ、いつ聴いても完璧だわ~!子供の頃は、この曲を流して大はしゃぎしながら、畳の上で踊り狂っておりました。それ用の衣装まで用意しまして、水色のショートパンツに、お気に入りの猫プリントのランニング、その上にもう一枚Tシャツを重ね着て、曲のクライマックスで1枚脱いで放り投げる演出まで!観客役の姉が、そばで大爆笑していましたっけ。特に私は、60~70年代初期のストーンズやビートルズもそうだったけれど、曲が終了するとメンバーが一同に一礼するのがたまらなくカッコイイと思っていて、そこまで真似ておりました。ここで選んだ映像でも、最後にシルエットだけになった兄弟たちが、そろったお辞儀で曲を締めくくる瞬間がたまらんです!!とは言え、私はミーハーなオズモンズ・フリークであったわけではなく、ヨーヨーのようなノリの良いナンバーのみ、好んで聴いていただけでしたけれど、当時、世界各国には、彼らの音楽やステージ上の姿に、うっとりしていた星入りオメメの少年少女が溢れていたことでしょうね。とにかく、アメリカが世界に誇るスーパーアイドルでしたから。何より、自分より‘ちょっとお兄さん’って感じのダニーの存在がミソ。子供にとっては、活躍するチョイ先輩てのは憧れの対象になりやすい。そう言えば25くらいになるまで、“甲子園の逞しい高校球児達は自分よりお兄さん”っていう感覚が抜けないでいましたっけね。今でこそ、日本の若者達もスタイルが良くなり、ダンスのレベルも非常に高くなったようですが、当時、このオズモンズ兄弟がそろいのイカシた衣装で歌い踊りまくるまばゆい姿を見ながら、「ウチの国にゃ、サルみたいな歌手しかいね~な・・。」と欧米との落差にため息が出たものです。彼らの振り付けをしていたのは、「雨に唄えば」であまりに有名なミュージカル俳優のジーン・ケリーだったそうな。そりゃ、当時の我国の猿まわしじゃ足元にも及ばんよ=3この曲より少し前頃でしょうか、玩具のヨーヨーも日本上陸を果たしテレビで紹介されたりして、早速父が姉と私に一つずつ、買ってきてくれました。が、けん玉同様、不器用なワタシは全くコツがつかめぬままにて、ヨーヨーはだら~んと伸びきった糸にぶら下がりっぱなし・・。CMのようにリズミカルに手のひらに戻ってくることはなく、まもなく飽きて放り出してしまいましたっけ。この歌ではまさにそんなヨーヨーを、気まぐれな女の子に弄ばれる若き男心に見立てているのが面白い!その感情や様子が、ヨーヨーの動きに実に良くマッチして表現されているのが、一層曲のワクワク感を増しています。彼女にフラレまいと、つれなく落とされても必死に糸を伝って彼女のところへ戻ろうとしている哀れで健気なヨーヨー青年!手のひらでコロコロ、とはまさにこういうこと?(やったことないから、分からんけど・・。)オズモンズ結成50周年のライブ映像なども見かけましたが、素敵な‘ちょっとお兄様方’も、今や結構な‘お爺様方’におなりあそばして、白髪頭に貫禄ついた体つきにてダンスのステップもやや重くなりましたが、それでも当時と同じヨーヨーの様に跳ねる振り付けで歌い踊っているのがさすがプロ!一方、だーりんは、オズモンズなら“クレイジー・ホーセズ”の方が好きだと言うので、貼り付けておきます。http://www.youtube.com/watch?v=CS8ZfVTE4SM最近、年の差婚が増えていて、女性が年上なんでいうのも当たり前になっていますが、自分に関して言えば、だーりんがワタシより‘ちょっとお兄さん’(5歳差)であったというのが、その昔にホレた要因の一つだなと、思ったりしています。同じ世代ながら、ちょいと背伸びしたがる私の知りたい事柄に、リアルタイムでのめり込んでいた人ですから、“さらに詳しく一歩深く教えてくれる頼り甲斐あるお兄さん的存在”であり、そこから双方、いくらでも話題が膨らむわけです。これは、‘頼り甲斐あるジジイの財布’よりはるかに魅力的でかけがえの無いものなんだと、めぐり合わせに感謝する次第・・・。そうだ、先日あるコラムに「ノロケほど、聞かされていてウザイものはない。」と書かれていましたが、『だーりん!だーりん!』と、ワタシがノロケているのは、実にこの場だけのことだったりしますので、たまたまココへたどり着いた方には、大目に見て頂きたいものです。そもそも今や、この、‘一人ぼっちの歌詞対訳ブログ世界’のもう一つの楽しみは、ソレなんですから♪♪
2013年02月13日
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