“King of Pop”・・当時の彼のサウンドは、一昔前ではディスコ・ミュージックに分類され、一般的なロック・ミュージックには入らないかも知れませんが、rockという言葉の表すところは、ロッキングチェアーがそうあるように、身体や心を強く揺さぶることが語源となっての音楽ジャンルでしょうから、その揺さぶり感が心地よい音楽は、ワタシにとっては全てロックなのかもです。
さてこの“Don't stop 'til you get enough”は、作詞作曲ともに彼のペンによるものだそうですが、鍵盤だけではなく、ドラムも使って作曲したという逸話には、このダンサブルな仕上がりをみて、深く納得させられるものがあります。それほどに完成したアレンジを以って、今尚鮮やかな彩色を放ち、このPV衣装の太でっかい蝶ネクタイを除き、一切古臭さなど感じさせません。これぞ、きらびやかなアメリカのエンタメ界に輝くスター!!という印象です。