田舎に住んでいると付き合いで色々なものを揚げたり貰ったりすることが多いです。私は基本的に貰えるものは何でもウェルカムのスタンスですが、人間だもの、貰って内心嬉しいものとそうでもないものがあるのは当然だと言えます。貰って嬉しいものは生鮮食料品全般。魚・肉・果物・野菜などは基本的に何でも大歓迎。魚は貰ってもおろすのが面倒などという声をよく聞きますが、私は料理は全く苦にならない質なので、そういう面倒臭さは感じません。ただし、例外が一つ。近所で野菜を融通しあう場合、大体皆作る野菜は一緒なのでそれを考慮してあげたり貰ったりします。が、特定の人はそれを全く考慮しない場合がありまして、畑に大根が大量にある時期に大根を貰ったりしても、全然嬉しくないどころか有難迷惑まであります。旬の時期のメジャー野菜、キュウリ・大根・白菜・キャベツなどは特に注意が必要で、私がどうしてもこれらを他人にあげて処理したい場合、一夜漬けにするなど加工をかますようにしています。
逆に貰って嬉しくないのは加工食品全般。ジュース・お菓子類は使われている砂糖の多さを想像し、糖尿病を招く遅効性の毒…とまでは言いませんが、あんまり歓迎はしません。ドケチの性分から捨てられないので結局食べるのですが、毎日少しずつ体に負担がかからないよう細心の注意を払います。漬物などの加工食品もあんまり嬉しくありません。自家製のものは大歓迎なのですが、市販品は駄目。特に漬物系は手作り品に慣れた味覚には全体的に甘過ぎ・うま味調味料使い過ぎで辟易します。自宅で塩とミョウバンだけで付けたナスと市販のナス浅漬けを食べ比べると、とても同じナスだとは思えないレベルで後者は人工的な味がするのです。自家製を知らなければ問題ないのでしょうが、私は知ってしまったので身体が受け付けません。とはいえ、突っ返すわけにもいかないので、冷蔵庫に入れておくといつの間にか父親が食べていますし、その父親すら食べない場合はいつの間にか賞味期限が来て廃棄というルートを辿ります。SDGsには反してますが、仕方が無いですね。