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街灯の灯りの下にちらつく雪が照らし出されている。昔の街灯と違い、いかにも寒々と感じるのは私だけではあるまい。昔の街灯は傘を被った白熱電球であった。地面までは届かず、ぼんやりとした明るさしかなかったように覚えている。私の脳裏には後ろ向きで片足を上げ、電柱におしっこを掛けている犬の姿だ。いかにも昭和を彷彿とさせる絵柄である。懐かしさと共に現代のLEDの醒めた明るさではなかった。
今朝は雪が降っていたが、昨夜泊まった娘夫婦と孫が我が家に暖かさを齎していて(もたらして)いてくれた。そんな折、婿殿「お父さんは家に居ていいですよ。今朝は私が排雪しましょう」私「そんなぁ~悪いよ。俺の仕事なんだから」婿殿「いいですよ、老体に鞭打たせるより私は力があり余っているんですから。エアロバイクしようと思っていたくらいなんです」私「そぉかい、悪いね、頼むわ」
私であれば半日?一日がかりの排雪作業である。玄関脇の落ちた屋根雪の小山帯を平坦に均して(ならして)ママさんダンプの通路の確保から始めねばならない。これに一時間はゆうに擁する。それから道路から我が家に上がるための階段3段部分に坂道を作らねばならない。これは付近の雪で容易に作れる。
そして坂道と通路を確保したら、ひたすら除雪車が置いて行った雪の群れを除去する。ママさんダンプで50回は行き来しなくてはならない。非常に根気のいる仕事なのだ。私の場合、車庫の中に仮の休憩所を確保して、携帯のCDラジカセ、飲み物、タバコなんかを準備して一日がかりでやる。それを彼は2時間ほどでやっつけてしまった。朝飯の前にである。まだ朝飯の準備ができていなかったので今度はエアロバイクをする始末である。
大した馬力のある婿殿なのだ。これには私達夫婦は舌を巻いたのである。カミサンがいればママさんダンプを交互に3回づつの交代しながら一日掛けて除去するのが昨年までの排雪作業なのだ。もっとも、昨年はカミサンは手伝わず私一人での作業だったのだが、主夫になってからは止むを得ないと思っていた。
さてとお風呂が沸いたようなのでやめましょう。とっつばれ!
今日の津軽弁。
お母さん、テーブルにあるリンゴむんつけら持って来てくれる?
お母さん、テーブルにあるリンゴ入れ物ごと持って来てくれる?
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