未知之国・夢紀行３

今朝の起床は４時４分でした。台風も日本海に抜け、早生のリンゴの収穫前だったものですから一応心配しちゃいました。弘前の活況に多大な影響を及ぼしますからね。本日、カミサンが還暦を迎えました。おめでとうございました。昨夜、義母と娘夫婦と孫殿が来まして、形ばかりですがお誕生日オメデトしました。皆さん泊まっていかれましたので私は一人で物置兼洋服クローゼット室で寝ましたよ！窓を開け放しますので快適な眠りにつく事が出来たのでした！

さてと前回の続きです。久々に行った健康診断で「胃ガンの疑いあり」と書かれ、夫婦共々愕然としたお話を書きましたが、再検査までの一週間は恐々と息をひそめて暮らしておったのです。

カミサンは再検査に出向くまでの間、気丈にしてましたが７割方胃ガンであろう～と思っていたそうで、今更ながら菜食にしたり、マイナスイオンを浴びに行ったりしておりました。私は健康診断ですから「疑い」はあくまで疑いであり、結論が出された訳じゃないから心配する必要は無いと思っておりました。再検査の結果を受けてから対処すればいい～などと楽観しておりました。

死に際に当たっての保険証書の場所や葬式の手配などをどのようにするか～まで考えたそうです。思い込みの激しい人なものですから。そして再検査。当日は胃カメラを飲む。それすら食道に傷が付いて出血したらどうしよう～とか要らぬ心配したりしておりました。

９時に病院入りした（私が病院に送って行った）彼女は予約した時間通りの作業を順調にこなし、１０時には先生からカメラ結果を聞き取ったそうです。昔は再度来院して説明を受けたものですが、最近はすぐにも説明してくれる事に驚きました。

結果、先天性のポリープはあるもののガン化するような心配なものではないらしく、バリュームを飲む際、これが影響したものらしく先生からは「これはバリュームを飲む度に疑いありって書かれるから飲まない方がいいかもね」と言われ「とても綺麗な胃でしたよ、ガンは微塵の心配もいりません」と言われ、小躍りしたくなったようです。

すぐさま、私に携帯したらしいのですが繋がらず～約束の時間を待っていたようです。二人の間では正午に駐車場って待ち合わせていたのです。私は私で８時３０分に彼女を降ろした後、ペタンクの練習に出掛けておりました。

駐車場に着いた私は着信アリを確認した後、上記内容を彼女から聞いてホッとしたのは言うまでもありません。「何でも無かったからお祝いしましょう。お腹空いちゃった」朝ごはんを抜いていた彼女です。さもありなん。

めったにない平日のお休みを頂いていた彼女は二の句も告げずに「なる海」に行きましょう～と言う事になった。

彼女が何回、予約しようとしても取れなかったお店なのです。日曜が休みなお店なのでサラリーマンには辛いお店なのです。創作日本料理「なる海」と言います。お祝いですから彼女は懐石料理を注文。私もご相伴に与りました。ランチで２５００円はちと、お祝いでもなけりゃ食べれるはずもありませんが、彼女のホッとした笑顔に了解したのでした。

彼女はホッとした結果と、何度も挑戦したお店に入れた事で異常なほど、美味しいを連発しておりました。事実、私も美味しい～と思いましたよ。大豆の摺り流しやコーンの茶わん蒸しなどは逸品でした～様々な手の込んだお料理に舌鼓を打ったのでした。

そうそぅ～デザートはあんみつにアイスが乗ってましたが写真を忘れました。悪しからず。こうして胃ガン騒動は終息したのです。とっつばれ！