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【京だより32】
6月に入りました。今年も早半分を迎えようとしています。次次刻々と時計の針は絶え間なく進んでいきます。
よき日を有効に過ごしたいものです。
今回は、新聞に 【勧修寺】(かじゅうじ) の睡蓮が美しいとして、見てまいりました。
京都盆地の東隣山科盆地の中央辺りに存在します。その南に 【醍醐】 があります。

借景の睡蓮の池の背景の山が、【亀甲山】(きっこうやま)です。亀の甲羅を意味し
吉兆を伴うことを願っての自然の配置です。
伏見・深草より「深草少将」が醍醐・小野に 【小野小町】 を慕って「百代通い」を
した山すその道が、労しいです。小野小町は「榧の実」(かやのみ)を99まで集め
て、満願の 日に恋は実らなかったとも云われています。
樹齢750年のはいびゃくしん 水戸光圀公寄贈の勧修寺形燈籠
観音堂
睡蓮と緋鯉

勧修寺のカキツバタと睡蓮の池
あまり知られていない、こじんまりしたお寺にも、自然との調和のとれた名勝がありました。
醍醐天皇のおばあちゃまの霊を弔うために建てられました。【勧修】の名は、
おじいちゃまの諡号から付けられたそうです。静かに眠られるには、素晴しい環境
と偲ばれました。