*自然とつながる暮らし*BESSの家

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2024.02.07
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カテゴリ: 自然栽培



こんにちは^^


シゲノワ◎自然乃輪

種まき人 shigeです♪


虫嫌い克服の為に始めた畑、でしたが。
私の人生観を変え、住まいまで変えてしまうことになろうとは
考えもしませんでした。


今日はそんな畑を始めて変わった人生観のお話です^^
*
*





 畑を教えてくれていた農家さんがいつも言っていた言葉です。
 野菜作りと言えば、こう!という方法があるというよりも
 一人一人にやり方があって、正解があるというものではないということ。
 これって畑に限らず、全てに言えることだよなと深く胸にささった言葉でした。
 つい正解を求めてしまいがちなんですが、『 正解よりも自分はどうしたいかが大切 』
 だということを教えていただきました。 



※このトマトは菌ちゃん畝から突如生まれたトマトちゃん。コンポスト堆肥や菌ちゃん畝からはちょくちょくトマトが発芽します^^これを見ていると本当に命だなぁ、ありがたいなぁと感じます。


「 種は私達人間と同じ「命」である 」


 当時は畑をしながら、社会活動も並行していまして
 広報誌を作る活動をしていました。
 記事作成において関わった内容にたまたま
 "「在来種大豆」を残す"というものがありました。


 何も知りませんでした。


 実際にその大豆の畑を見に行ったのですが
 その時に言われたのが

『 無肥料無農薬で育てていて、昔からある在来品種の大豆を種をつないで育てているのよ 』

 という話。


 でも、種をつないで、という言葉がひっかかりました。
 種は買うものという考えだったので、種とりをして来年またそれを植えるということが
 頭には全く無かったのです。
 小学校のアサガオ観察であれだけやったはずなのに!!笑

 この時以来、種とりして次の農作物につなげている農家さんも意外と多くいることを知り

 種って考えてみたら、私達と同じ「命」なんだよな。
 土はお母さんの子宮の中のように柔らかくて温かいほうがいいだろうな。
 発芽しても、まだまだ赤ちゃん、幼少期、青年期になるまでが勝負!等々。

 種は命、と捉えた瞬間から人間と同じ生命体だと思うようになりました。




「 私達は自然の一部である 」

 種は命だと考えるようになると今まで見ていた世界が
 全く別のものに見えてくるようになりました。

 自分が暮らしで何気なく使っているものも形を変えて環境に出ていくことを感じ
 できるだけ自然に近いものに少しずつ変えながら見直すようになりました。

 その中でも大きく私を変えたのはせっけんでした。
 今はせっけんひとつで衣食住全ての洗い物を済ませているのですが
 経済的コストはもちろん、汚れもよく落ちるし、何より自身の皮膚や髪の毛が
 とても健康的になりました!
 一年中ハンドクリームがいらない生活になりましたし、
 髪の毛は毛根から立ち上がるような元気さ。笑

 自然の一部であるものを自然の一部である自分に使うことは
 とても理にかなっているのだと思います^^ 




「 自分が環境にしていることは必ず巡り巡って自分に還ってくる 」


 夏野菜が盛りの時期に、収穫が遅れてダメになってしまい
 下に落ちて腐り朽ちていく野菜達がありました。

 それをそのままにしていたら、次第に姿かたちが消えていくことがありました。
 虫たちや土の微生物やあらゆるもののおかげで、いつしか土に還っていたのです。

 この時、頭をなぐられたような衝撃、と言ったら言い過ぎですが(笑)

 家にいる時は野菜くずは生ごみという「ゴミ」になるけど
 畑にいる時は野菜くずは自然に還り土の「ごはん」になる。

 と思いました。

 【 自然から遠ざかれば遠ざかるほど人間は病気になる。 】

 という言葉がありますが
 まさに、このことだ!と思った瞬間でした。

 今回のことは病気になる、とはつながりませんが
 自然に近づいた暮らしをしていると自分自身の暮らしが循環できるものがあり
 私達人間はどうしたらいいのか、ヒントは全て自然の中にあると思えたのです。

 これがきっかけで迷っていたコンポスト生活を始めることができたのでした^^


※菌ちゃん畝で土が未分解だと土が元気じゃないので虫がいっぱい食べてくれました!これは人間が食べるキャベツじゃないよ!と。笑
自然って本当に面白いですよね。


「 自然本来の力で野菜を育ててみたい 」

 様々な気づきを経ていくうちに、たくさんの書物や農家さんの話、映画等から
 私がやってみたい野菜作りの方法が出てきたのです。
 ある映画のワンシーンで、都会から田舎に来た女性が田舎のおじさんに
 畑を習うのですが、そのおじさんが女性がじゃがいもを植えた畝を見て
 やり直せと言うのです。

 『 肥料をやりすぎると虫がわく 』

 この一言に、私は思わず、え?と思いました。
 え、肥料って野菜を育てるには必要だよね?と。
 その映画はそれ以外は畑のシーンは無いのですが(笑)
 まさに出会うべくして出会った映画でした。
 きっと畑をやっていなかったら何も思っていないであろうシーン。笑

 その後、自分の畑で間違えて肥料を多く入れすぎてしまったことがあり
 そのままキャベツを育てたら見事にその畝だけキャベツがレース状になったのでした。

 それをきっかけにさらに色々と調べていくと虫が寄ってくるのは
 植物が肥料分を吸収し発生するガス、硝酸体窒素が原因だということが
 わかりました。
 それがエグミとなり私達人間にとっても良いものではなく
 環境にも良いものではないということがわかりました。

 菌ちゃん先生のお話がとても好きなのですが
 虫は自然界で一番最初の分解者。
 虫は植物にとって不自然であるもの、自然界にとって不自然であるものを
 食べに来ている。
 この野菜は食べない方がいいよ、私達が食べておいてあげるからね。という
 虫達からのメッセージ。

 これらを通して、私は

 野菜を自然本来の作り方で作ってみたい!!と

 思うようになりました。

 私達のお腹を満たしてきてくれたのは肥料で大きく育ってくれた野菜達のおかげでもあるけれど
家庭菜園では自然由来の作り方でできたら
こんなに素晴らしいことはないじゃないか!と好奇心でいっぱいでした。
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 先に話した在来品種の大豆の畑に行った時
 そこの畑の何も植えていない休ませている土が
 ふっかふっかのお布団、まさにこの言葉がぴったりな土で
 足を踏み入れた時のこの感動は今でも忘れません。

 少しだけ様々な草がピョコピョコ生えているのは見えました。
 その畑のおじちゃんが言っていた言葉が、当時の私を奮い立たせるのでした。
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"
『 草も野菜も同じ。野菜も草だから。草を人間が野菜にして今の野菜があるんだよ。』


私には無い感覚でした。


※ホナガイヌビユっていう草、食べたことありますか?ほうれん草と同じ科だったかな、ほうれん草のように美味しいです。たまたま家にわんさか生えてきたので茹でて胡麻和えにしたらめちゃくちゃ美味しかったです。






「 え、草って雑草でしょ?野菜は野菜でしょ?
  だって、野菜植える時に邪魔者みたいに雑草をとっているよね、みんな。
  草も野菜も同じって考える人いるんだー! 」

 とまぁ、カルチャーショックまでとは言わずとも
 私の自然農への扉を開けてくれてたのは紛れもなく、
 あのおじちゃんだったであろうと今でも思います。


 長くなりすぎたので、今日はここまで^^/
長々とお読みいただきありがとうございます♪


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*昨年、ビートの美味しさに感動し、今年は赤と黄のビートを育てる計画中^^
スムージーにすると美味しいし、色が綺麗で食欲増進しますっ。





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最終更新日  2024.02.13 14:25:27
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