日本のGPSの戦略の記事を紹介する。カーナビゲーションなどで位置確認に使われているGPSの測位誤差を、現在の10メートル程度から1メートル以下に改善することを目指し、産官学で技術実証試験に挑む。
試験は58テーマが予定されており、高い測位精度をどう生かせるかが、成否のかぎとなる。その一例が、除雪車や耕運機などの自動誘導だ。誤差が10メートルでは道路の除雪はできないし、畑も耕せない。誤差が1メートル以下なら、それが可能になる。
カメラの場合、撮影場所が写真に自動で付加されるため、旅行の記録になる、などと人気がある。 精度の向上は、こうした既存分野も活性化させるだろう。
問題は後続の衛星だ。みちびきは400億円、その後の衛星も1機350億円程度と試算されている。決して安くはない。実用化には最低3機が必要で、官民の費用分担を巡り論議が起きている。
政府は関係省庁によるチームを設け、今年度末までに後続機のあり方を検討するという。その際には国際動向、日本の安全保障も十分考慮せねばならない。もともとGPSは、米国が軍事用に開発した。いつ運用が制限されるかわからない。そうした懸念から、欧州、中国、インドは独自の測位システムを構築中だ。ロシアは安全保障、防衛のため自前のシステムを運用している。
欧米、中国などが測位技術で連携する動きもある。日本が国際的な発言力を保ちつつ、技術を生かせる戦略が求められる。
出典: http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100919-OYT1T00730.htm
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