製造したのはどちらの機種も国内携帯最大手のシャープ。スマートフォンの実績もある同社がなぜ更新を断念せざるを得なかったのか。理由は米検索最大手のグーグルが提供する無償OS「アンドロイド」を使っていたからだった。
無償OSの「リナックス」をベースにしたアンドロイドは無償で使えるため、アップルに対抗する世界の端末メーカーがこぞって採用した。シャープもその一社だったが、OSの機能更新のスピードが速く、商品企画が追いつかなかったというのが実態だ。
「アンドロイドには良い面と悪い面と両方ある」。今年春までグーグル日本法人社長を務めた辻野晃一郎氏は指摘する。自前主義の日本メーカーはOSまで自社開発した結果、開発投資がかさみ、「ガラパゴス化」を招く要因となった。OSを外部に委託できれば、開発投資を大幅に軽減できるというのが利点だ。
一方、中枢機能のOSを外部に依存すれば商品開発の自由度は奪われる。シャープの新機種も独自機能を盛り込むため、OSは1つ前の世代を使った。NTTドコモに端末を提供した韓国のサムスン電子が、独自機能よりも最新版の採用を優先したのと対照的だ。
出典:日経新聞
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