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2009.01.11
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カテゴリ: ハリー・ポッター
さて、寮歌に話は戻る。

ふるさとさんがネットに復帰され
寮歌チーム専用のメーリングリストが立ち上げられた。

初期メンバーは、隊長・ふるさとさん、直さん、広報部員の私の三人だった。
その後、香音さん、moyuさんが加入した。

「ふるっち、これからよろしくね^^」
笑顔の顔文字付きで、直さんはふるさとさんに呼びかける。

この二人は、実はチャットで仲良くなっていたらしく
「直」「ふるっち」と呼び合う仲だった。


慣れてきたら「ふるっち」と呼びかけてみようと心に決めた。

この頃、談話室で歌詞の募集を始めた。
サリオさんという人と、kapiさんという人が
「詩を書いたので発表します 」と
ご自身の作品を投稿された。

それを見て、これは歌詞にいいかもしれないと
七五調に形式を決め
ここに文字を当てはめる形で歌詞を募集します
と打ち出してみた。

もちろん、お二人の素晴らしい詩も
了承を得た上で形を変え、七五調に合わせてみた。



談話室にも 「こういう言葉を入れてください」 とか
「ここを変えてはどうですか?」 と、積極的に意見が出てくる。
それをピックアップして、地道にコツコツと作業を重ね、歌詞が完成した。

そして2001年3月24日。

ついに談話室に発表した。

談話室には、寮歌の歌詞完成を祝うふくろう便が舞った。・・・と思う。
だが、その後次々と起こった、もっとインパクトの強い出来事にかき消されて
そのあたりは実はよく覚えていない。

私はすぐさま作曲に取り掛かった。
だが、ピアノに向かってみても、あまりいいものが出来ない。
歌詞に合わせて曲を作るのは初めてだったので、うまく出来るか心配だった。

その夜、ベッドに入ってもずっと、寮歌のことを考えていた。
歌詞を思い起こしながら、何度も何度も頭の中でリズムをつけて音読した。
色々な拍子を試している内に、ぴたっとはまる拍子を発見した。

八分の六拍子。これだ!

拍子に合わせてリズムをつけて音読する。
・・・リズムが完成してしまった。
あまりにもあっけなく、ベッドの中で曲は出来上がりつつあった。

その上、メロディーまで浮かんできた。
まだ肌寒かったこの季節。
暖かい布団から抜け出して五線譜を取り出して
浮かんだメロディーを書き付けた。

翌朝すぐに、ピアノに向かって曲を完成させた。
一番、二番、三番、そして終結部。
あっという間に仕上がり、それをMDに録音した。

さあ、この曲を早く寮歌チームに報告しなければならない。
しかし、曲をネットで公開する手段もなく
スキャナーがないため
書いた楽譜を取り込んで添付ファイルとして公開する手段も使えず
途方にくれていた。

だが、せめて近くに住んでいるという直さんには
先に直接聴いてもらいたいと思い、二人だけで会うことになった。

インターネットで出会った人と、実際に会う。
オフ会だ。
「オフ会なんて怖いものには行く気もしない」
親に向かって豪語していたくせに、
二人だけとはいえ、実は会ったことのある人とはいえ
入会三ヶ月でオフ会を開いてしまった。

2001年3月31日。
作品を入れたMDと直筆の楽譜を持って
私は自宅から一時間ほどの、某都会へと足を運んだ。

待ち合わせの場所で直さんに会った瞬間
二人ともほぼ同時に、 「やっぱりあの人だったー!!」 と爆笑しながらご挨拶。
すぐに喫茶店に入り、紅茶を注文して話が始まった。

あまりのご縁にびっくりしつつも
初めてちゃんと会ったとは思えぬ雰囲気があり、どんどん打ち解けていった。

「タメ口でいいよー。直って呼び捨てにしてくれてもいいし。」

直さんからはそうおっしゃって頂いたが、さすがに大先輩、そうはいかない。


 タメ口はその内に自然になってくると思うんですけど
 『さん』付けだけは、そのままでお願いします。」


と、律儀にお願いし、今日も「直さん」で呼ばせていただいている。

ちなみに、同じ手の大きさ、身長も二センチ違いという
かなりの運命を感じる出会いだった。

寮歌はといえば、録音してきたMDを聞いてもらいながら
楽譜を見てもらい、どんなもんか反応を見せてもらった。

直さんからの反応はすこぶる良好で
私も一曲作ってみるねと、おっしゃっていただいた。

カフェの入っているビルには当時、上階にインターネットカフェがあり
曲を聴いてもらった後に、そこへ行って、二人で寮歌メーリングリストに
今丁度二人で会っている最中で、寮歌を聴いてもらった、という報告メールを流した。

ふるさとさんはたいそう羨ましがっていた様子で
すぐにメーリングリストに返事をくれていた。

寮歌の取りまとめ等を、談話室でも頻繁に行い
その上大好きな紅茶の話題が取り上げられたため
私は頻繁に談話室に投稿していた。

設定上は、私のペットである「隠れるのが好きな鷹」のクレストマンシーが
談話室に手紙を届けてくれている態になっていた。

ちなみに、このペットは、組み分け帽子をかぶった時に選んだもの。
性質は自動的に選ばれるらしく、予期せぬ性格になってびっくりしたが
彼は隠れて談話室を見張っている設定に、談話室内でいつの間にかなっていた。

名前は私がつけた。
最初はつけなくてもいいかな、と思っていたのだが
他の会員は皆付け出して、チャットでの話題も談話室での話題も
ペットの名前ネタが多くなってきたため、単純に触発されたのだった。

なお、「クレストマンシー」というのは
私が大好きな作家さん、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの
「魔女集会通り二十六番地」(現題「魔女と暮らせば」)に出てくる
大魔法使いの名前だ。
(厳密に言うと名前ではないのだが、あえて、名前だとしておこう。)

どなただったか、一度、談話室内で「クレストマンシー」の話になり
「美形のクレストマンシーをペットの名前につけるなんて、ロマンチックですね」
という風に、褒めていただいたことがあった。

しかし、私の真の意図は

きっと気分が良いだろう
と思い、そうしたまでだった。
全然ロマンチックでなくて、本当に申し訳なかった。

ちなみに、直さんのペットはポケットモンキーだった。
私と出会った頃、まだ名前がついていなかったので
四月末に我が家へ泊まりに来た際
ポケットモンキーには私のマグルでのあだ名が命名された。
というわけで、直さんのペットが何かを喋る時は
彼女の中で私の口調が採用され、それが表現されていたようだった。

そんなこんなで、投稿数が増えたことで
後に「寮史編纂委員会」から、クレストマンシー共々表彰して頂けることにつながった。

「寮歌チーム」「寮史編纂委員」のように
スリザリン談話室にはたくさんの課外活動団体が存在した。
クラブ活動や委員会のようなものだと思っていただけると分かりやすいと思う。

寮の花を決める「寮花チーム」
おいしそうな架空のレシピを創作したり
本当に作れるレシピを紹介する「談話室メニューチーム」。
「スリザリン通信」というのを発行する団体もあった。
これは後に編纂委員につながっていったと思う。
私は「寮歌チーム」と「談話室メニューチーム」の二つに所属をし
談話室ライフを満喫した。





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Last updated  2009.01.11 09:22:42
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