燃兎(Burnin'Bunny)活動記

2011/01/29
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 今日は仕事が終わってから、門真のゴスペルJBKとしてコンサートに参加してきました。



 昨年末にJBKが今日のコンサートに向けて参加できるメンバーを数えたところ、なかなか都合があわず多くのメンバーが不参加となってしまい、こりゃイカン!ということで急遽シスタークワイアに参加要請をしました。

 その呼びかけにMUOからも私を含め7人が馳せ参じ(笑)、また生駒や藤井寺・豊中・大阪市内などからも普段は別々に活動しているシスクワのメンバーが集合、普段は20名ほどのJBKが今日は36名の迫力ある中規模クワイアに変身したのでした(笑)。


 この一ヶ月ほど、JBKのレッスンや自主練にシスクワの人等が数多く参加し、今日のために息を合わせてきました。
 その成果でしょう、このメンバー全員で歌うのは今日が初めて!とは思えないほどのまとまりある歌声が、声出しの時点からリハーサル・ルームに響きます。
 こりゃスゴいことになるかも…!?との期待で一杯になりました。


 しかし一方、今日の問題は別のところに…!
 舞台となるロビーは声も自然のリバーヴが効いてて非常にいい感じだったのですが、メインスピーカーが我々の歌う舞台よりずいぶん前方、しかも高い場所にに設置されており、なのに返しのスピーカー(モニタースピーカー)が無い…!というコンディション。


 「…コレは、コレわ、ヒジョーにマズいことになるかも知れない…!!」
と、ライブで返しスピーカーがなくて歌がグダグタになったニガい経験を持ってるメンバー一同、冷や汗をかきつつ青い顔を見合わせました。

 返しスピーカーが無く、会場が反響し、しかもメインスピーカーが自分らに向いていないというのは、下手をすれば我々の耳に届くオケの音が「会場に反射してからの音」になる可能性があるということ。
 つまり、舞台上でも立ち位置によって、スピーカーに近い人はオケが早めに聞こえ、舞台の中央でスピーカーから遠い人にはオケが遅れて聞こえます。
 これではリズムの合わせようがありませんし、我々が歌うタイミングとお客の聞いているオケのタイミングがズレまくるということもあり得ます…!

 さらに音量も、我々にスピーカーが向いていないためにオケが聞き取りづらく、音量を上げるにも限界があるし、我々に聞こえるようにオケ音量を上げすぎるとお客にとってはオケばかりが轟音になって歌が聞こえない…なんてことにもなりかねません…。



 …ま、まぁとにかく、とにかく、冷静にオケを聞こう、ノリノリになって歌がハシったら最後や…(汗)と我々は自分らに言い合いながらステージへ。
 しかしもちろん、ノリノリの楽しげな表情はせなアカン…!という(苦笑)。

 私は隣のきっちゃんと、「とにかく歌は6割でいきましょう」と確認しつつ、こんなにオケを必死に聞かなアカンかったライブは今まであんまり無かったなぁ…勉強になるなぁ…と思いながら(笑)歌いました。

 リハーサルで、できるかぎり歌える環境を作るための要求をするのはライブの鉄則。しかし、その要求をしようが無い状況(爆)では、文句を言うても始まらない。もうその与えられた環境でベストを尽くすしかないのです。


 歌い手の不安は歌に顕著に出ます。

「「ハレルヤ」のイントロではもうみんなが不安そうな顔をしていた、顔に不安と書いてあった(笑)、そんな歌じゃないのに~(苦笑)」
と後で教えてくれました(爆)。

 ホンマに、彼女に言われるまでもなく、私自身、こちらでかなり注意深くオケを聞きながら歌っているタイミングと、客席側に応援に来て下さったキャサリンやIKOMAのジャネットさんら仲間たちのクラップのタイミングがズレていることに、とても不安を感じていました…。

 不安を抱えたままでは、当然のびやかな声は出ません。残念ながらそれはコンサートの間中、「6割の声」となって歌うことにつながりました。


 しかし、それはマァ言うても仕方ないこと。

 しかもみんな抑え気味で聞き耳を立てて歌ってますから、元気の良い歌にはならずとも丁寧な歌になりました。

 観客席にいた仲間からは、特にマズかったという話もなく、むしろ
「こんなに色んなクワイアが集まってるのに、歌に一体感があったわ」
という意見もあり、へぇ…まぁ、それなりには歌えて(聞こえて)いたのか…と。
 勝手も違う初めての会場で歌った割には、健闘したということでしょうか。




 終わった後、行けるメンバーだけで打ち上げにいきました。

 普段はよそのクワイアの人たちとは、たとえ同じ会場で飲んでいてもなかなかキッカケかつかめず打ち解けづらい私ですが(苦笑)、今回は一緒に練習して本番も苦労を共にした「同志」感があって、いつもより本気で「お疲れ様でした~」とグラスを合わせに行けました。
 苦労も、一緒にして共に乗り越えると、コレはとても大切な財産になりますね。こんな苦労ならいつでも…はイヤやけど(笑)、たまにはアリですな!



 もちろん、私は今回はほぼ「客演」でしたので、人数調整してクワイアをまとめたり、各クワイアに連絡を取ったり、チラシの作成、コンサート申し込みから自主練・打ち上げなど様々な手配をしたりする等、有形無形の事務的作業をやってはったJBKの皆さんの苦労に比べれば、ずいぶん気軽なもんでした。

 ずいぶん大変な、神経も使うイベントやったと思います。ホンマお疲れ様でした。


 なお、私はこの一月から、一年間通い続けてとうとうJBKの正式メンバーに名を連ねることになってしまいました(笑)。
(もちろんMUO代表を兼ねて、です)

 ずっとMUOから出張で練習に参加しているという甘えた立場だったんで、まぁ今後は可能な範囲で仕事も分担していきながら、良いところはこっそりMUOにパクりつつ(爆)いこうかな、と。
 今回みたいな合同イベントなんかも、よりやりやすくなれば、より楽しいゴスペルライフが送れるか、とも。


 色んな意味で、今後につながるようなコンサートになって、今回はとても楽しみました。

 観に来て下さったお客さんをはじめ、会場のスタッフさんや職員さん、そのほか関係された全ての方々に、感謝!





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最終更新日  2011/02/03 06:41:43 AM


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