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ずっと社会人関係のネタはサボってましたが、今日は社会人野球にも関係ある話で。本当は去年に開催されるはずが、どこも開催国として手を挙げなかったためという悲しい理由で延期になっていたアジア選手権大会(→この記事)。改めて今年に開催されるようですが、どうも台湾で行われるみたい。そして、台湾開催の大会には政治的理由もあってかほぼ必ず不参加だった中国大陸も、口頭ながら参加を了承したとか。珍しいですねぇ。→[記事]11月下旬開打 中國承諾來台(蘋果日報)(中文)→[記事]亞錦賽年底開打 大陸隊將破冰來台(聯合新聞網)(中文)もともと今回のアジア選手権は中国が開催意思を持っているって報道されたこともありますし(→この記事)、中国は何が何でもこの大会に出たいということなんですかねぇ。何で出たいのかは、翌春のWBCのための準備くらいしか思いつかないけど。ただ、この参加了承もあくまで「口頭」とのことですし、中国のチームが台湾に来るはずだったのに直前で取りやめなんてこともありましたので(第1回のアジア都市対抗)、今回もまだ楽観視はできないかな。なお記事中、開催時期が「11月25日から12月初旬まで」となっています。またずいぶんと遅いですねぇ。おそらく日本の社会人野球からも出場選手を出すんだろうけど、日本選手権も終わった後だからメンバーを揃えやすいと言えば揃えやすいかも知れません。でも、台湾棒球協会から出ている国際大会予定表(Microsoft Word形式)だと、第26回アジア選手権は「8月29日~9月2日」になってます(場所は台中)。★印の意味が良くわからないけど、まだ未定ということですかねぇ。●今年の台湾開催国際大会予定+αついでに、先ほどリンクした棒球協会の予定表から、今年台湾で行われる国際大会日程を。・2012WBC世界棒球經典賽資格賽:9月26~30日WBCの予選は9月末らしい。場所は天母と新荘。この時期だとマイナーリーグのシーズンはもう終わってるんでしたっけ。とすれば、米国組の選手も結構出やすいのかも。台湾以外の出場国の動向も気になります。・2012年世界大學棒球錦標賽:7月13~20日世界大学野球選手権は桃園で7月。都市対抗と被っちゃってますね。・玉山盃國際青棒邀請賽:12月18~23日去年、クリスマスに日韓台の高校生が集まって開催された玉山盃国際高校野球大会、今年も開催されるらしい。しかも期間が6日間になってますので(去年は3日間)、規模が拡大されるんでしょうか。・2012年第25屆世界青棒錦標賽(IBAF):8月30日~9月8日この大会は台湾も開催に名乗りを上げたらしいですが、韓国のソウルで開催。日程はちょっと遅め。日本から甲子園明星隊が出られるように調整してもらったんでしたっけ。この大会は次回からはWBCの高校生版として再編されて毎回アメリカで開催されるとのことで、IBAFの世界AAA大会としてはこれが最後です。
2012年01月04日
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今オフの職棒界は、「戦力外」になったと報道される選手がほとんどいません(もしかしてゼロ?)。今年から基本的に自前の選手だけで二軍を作らなければならず、選手を増やさないといけないからでしょうか。でも象の黄佳明投手など引退する選手はちらほらいらっしゃいまして、そして年明け早々に立て続けに個人的に非常に残念な選手の引退が報じられましたので、今日はそれで。●陳連宏選手若い頃からベテランみたいな風格を漂わせていた獅隊の陳連宏選手、引退して二軍の打撃コーチに。→[記事]陳連宏退休 轉任二軍教練(自由時報)(中文)(1/1)これまでにも病気や故障で選手生命のピンチと何度か報じられましたが、その度に乗り越えてきた陳選手。38歳までおつかれさまでした。(2008年のアジアシリーズで本塁打したとき。左側に映っている元蛇族は今年も頑張ってください)●張家浩選手猿の張家浩選手は2度目の自主退団。今度はもう引退みたい。中時の記事がいちばん詳しいですかね。→[記事]張家浩解甲 婉拒引退儀式(中時)(中文)引退の原因は、新しい選手がたくさん入ってきたのと、コンディションが以前ほどではなく、仕事を変えて新しい生活に適応するため、とのこと。プロに戻るときも、もともとプレーするのは2年間と決めていたのだとか。前に牛を退団したときは「自転車屋さんを開く」みたいなこと言って辞めたんでした。新しい仕事っていうのはそれかしらん。(2009年、札幌アジア選手権にて)(記事中で張家浩選手に似ていると書かれている孫耀威さんってどなたかしらと思って検索したら、こんなん出てきた。のりピーっていろいろやってたのね)●莊景賀選手そして莊景賀選手も引退。→[記事]中華職棒/統一獅陳連宏、莊景賀轉任教練(NOWNews)(中文)(1/1)プロとしてプレーすること11年、TML時代からレギュラーだった年は一度もなかったんですねぇ。成績だけ見てたら良くここまで長くできたという気もします。実際、獅隊に移籍したのは蛇隊を戦力外になったからでした。その翌年には蛇改め暴龍隊がああいうことになりましたので、そのままもう1年、蛇隊に残っていたらどうなっていたか…なんて考えるとちょっと背筋が寒くなります。蛇時代からチームの台所事情が苦しいときには投手に戻ったり、怪我人が続出したときには慣れないながらも空いたポジションに入ったりしながら地道にプレーを続け、先日のアジアシリーズでも元気に出場。結果的にあれが最後の試合だったんですねぇ。現役を退いて二軍のトレーニングコーチになるそうです。おつかれさまでした。(2006年、淡江大学にて)6年前、私が家族旅行のついでに淡江大学に行って蛇隊のサイン会にお邪魔したとき、参加していたのは李明進・陳致鵬・陳元甲・莊景賀・楊睿智の5人の選手。生で見た莊景賀選手は、軽い感じの瞳が綺麗なお兄ちゃん、みたいな印象でした。その後まもなく、この5人の選手たちは戦力外になったり、例の黒い事件に巻き込まれたり、蛇隊改め暴龍隊が解散したあとで他チームに拾ってもらえなかったりして次々と職棒界を去ることに。社会人チームに入っていた李明進投手も去年から高校野球のコーチに転身、5人の中でもう現役で頑張っていたのは莊景賀選手だけになっていたのですが、これで5人すべて、選手としては思い出の中ということになりました。蛇隊の選手もだんだん減って行きます。寂しくなります。
2012年01月03日
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新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。元日にはそんなに野球関係のニュースはないだろうと思いきや、国際大会再編の動きとか、シリウスと社会人球界の動きとか、意外と面白い記事が出ることがここ何年か続いてますが、今年はこれでした。[記事]日韓台交流戦 孫オーナー構想(日刊スポーツ)(1/1)孫正義オーナーが動き出したという、韓国、台湾リーグの上位チームと交流戦を行う「アジアスーパーリーグ構想」についての記事。孫さんのことだから話半分としても、これはなかなか夢のある話、と最初に記事を読んだときは思ったのですが、良く読んでみるとこれだけだとサッパリわからないですねぇ。単に親善試合的な交流戦をやりたいのであれば大いにやればいいと思いますが、「アジアスーパーリーグ」という名称や、参加チームを各国上位チームとしていることからするとそういう感じではなさそうな気もする。各国リーグが終わった後に上位チームが集まってリーグ戦してチャンピオンズリーグ的なことをやりたいように読めるけど、それだとアジアシリーズとぶつかるし、アジアシリーズを拡大しようというのならセ・リーグ抜きというのは有り得ない。では公式戦を削ってやるのかとも思うけども、それも考えにくいところ。とにかくこの記事だと良くわからない。この件はさっそく韓国台湾でも記事になってました。[記事]日ソフトバンク球団オーナー、"韓・日・台湾交流展打診"(スポーツ朝鮮;excite翻訳)こちらは韓国の記事。でも中身は日本の新聞の内容ほとんどそのまんま。最後のところに、孫オーナーが昨年の初めにも、米国と日本の優勝チームが争う「クラブ世界第一決定戦ワールドチャンピオンシップ(仮称)」を検討と報道されたことが追加されてます。そういえばそんなこと言ってましたねぇ。一方、こちらの台湾の記事にはちょっとだけ詳しい話が載っています→[記事]亞洲超級聯盟 中日韓八強戰(聯合新聞網)(中文)前半は日刊スポーツの内容そのままなので、最後のほうだけざっくり訳してみますと。孫正義のアジアスーパーリーグ構想はアジアシリーズの進化版で、もし8チームが参加するならば日韓台の上位チームが様々な交流戦を行なうことで見どころが増し、さらなる経済効果を生む意図がある。中華職棒聯盟の秘書長・李文彬が言うに、この構想は初めて聞いたことで、ソフトバンクが昨年11月にアジアシリーズで来台したときには提案はなかった。なのでこの計画がどのようなものかは全く知らないし、現在は聯盟としてはアジアスーパーリーグを評論することはできない、と。この記事も、構想の具体的内容がわからないままに日本での報道だけを元に想像で書いているようにも思えますが、とりあえず現状のアジアシリーズがもたらす効果が限定的なので、規模を拡大して実施して経済効果を高める狙いがあると解釈しているようです。しかし日刊スポーツによれば台湾球界には「水面下で打診を済ませている」っぽいのに、この記事によればCPBLには話が行ってないようですねぇ。以上、果たして孫さんがどれくらい本気で実現させようと考えているかも含めて良くわからないので、とりあえず様子見。
2012年01月01日
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