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プロ野球は明日から一斉にキャンプインってことで、各チーム合宿地に入ったことが報道されてますね。社会人も余裕のあるチーム(?)は暖かいところまで行って春季キャンプをするのですが、JABAの公式サイトを見たら、各チームがキャンプをどこでやるかの表が載ってました。日曜日に更新されてたみたい。今年は早めに出ました。[網頁]社会人野球 2006年春季遠征合宿一覧(JABA)もう大阪ガスさんはキャンプ始めてるんですねー。早いなぁ。私はキャンプにはそれほど興味ないんですが(←修行が足りません)、この表のページを見て思ったことはというと。最初のところに「(1/27現在届出分のみ記載)」って書いてあるってことは、いつどこでキャンプをやるかをいちいちJABAに届出するんですね。日立製作所 2/6~25 会瀬球場(日立製作所内) 住友金属鹿島 2/10~3週間 住友金属鹿島野球場(茨城県) 明治安田生命 2/6~17 明治安田生命グリーンランド(八王子市)これらのチームは合宿所に泊り込んで練習しますよってだけっぽくて、ページタイトルの「春季遠征合宿」には当たらなそうだけど、ちゃんと届出してるようです。どこでキャンプしてるかの問い合わせがJABAに良く来るから、各チームに届け出るように通達でもしてるのかな。で、東芝は今年も愛媛県は松山市でキャンプのようです。そろそろ今季の選手名簿も発表される頃、かなあ。かずさマジックは…載ってません。届け出てないみたい。今年も地元キャンプでしょうか。センバツ高校野球の代表校も発表になったし、短いオフ期間もそろそろ終わり、野球の季節が近づいてきたなって感じる1日でありました。(セガサミーが「SEGASAMMY」と英字表記で載ってるのが気になる。)
2006年01月31日
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旧暦のお正月期間ってことで職棒のキャンプは休み、新聞記事も野球の話題はあんまり載ってない中、中華隊は新年早々オーストラリアでの2週間の合宿に出発です。合宿といっても代表選手30人のうち、オーストラリアに行くのは18人だけ。半分ちょっとしかいない。日本組5人とメジャーリーガ2人は全員欠席で、投手もプロ所属の選手は基本的に自チームで調整のため不参加、あとケガ中の選手も行かないんだそうです。参加18人じゃ少なすぎってことなんでしょうか、足らない分は30人には漏れたけど一次候補には入っている選手(主にアマチュア選手)が入って随行とのこと。参加選手リストはこちら。→[記事]經典大賽/中華隊赴澳移訓 徴召羅錦龍、黄佳安與蔡英峰(big5)(1/16)(この記事が出たあとで羅錦龍投手(ロッキーズ)は行かないことになり、代わりに高敏靜投手(合作金庫)が行くそうです)王建民投手など出場未定の選手がいるので、この先で辞退者が出たときのために代わりの選手を選抜するのも合宿の目的なんだとか。[記事]經典大賽/中華隊開拔前往澳洲移訓 投手調度為首要課題(big5)合宿の行き先はパースとメルボルンで、地元チームやWBCの豪州代表チームと10試合の練習試合をするそうです。先にパースに行って、それからメルボルンに移動するみたいですね。私、あんまり海外には行ったことないんですが、メルボルンには2年前のちょうど今ごろ行ったことあるんですよ。日本を夜の8時頃に出発して、メルボルンには朝の9時くらいに着いた気がします。夜出て朝着く、でした。メルボルンに限らず日本からオーストラリアに行く飛行機って、ほとんど日本を夜に出る便しかなかったと思います。そうするとちょうど現地に朝に着いて、無駄なくたっぷり観光できるので私たちにはありがたかったです。時差もちょっとしかないし。で、中華隊はというと。記事によれば、SQ871便で台北を14時10分発と書いてあります。真っ昼間に出発するんですねぇ。SQだからシンガポール航空871便か。航空ダイヤを調べてみると…。直行便じゃないみたい。シンガポール航空871便14:10 台北発18:45 シンガポール着シンガポール航空215便19:40 シンガポール発00:40 パース着0時40分着って、うわ、すごい時間に着くんだなー。シンガポールで1泊かも知れないけど…。今朝、メルボルンに着いた千葉ロッテマリーンズの選手の方々は荷物が出て来ないとかで空港で待たされて散々な目にあったそうですが、この時間に着く中華隊はトラブルがあるとさらにキツそうです。無事に着いたかな。ところで中華隊はメルボルンに移動したあと13日に帰国の予定。まだその頃、千葉ロッテはメルボルン(の近郊)にいますよね。なのに、記事に載っている練習試合の相手に千葉ロッテは含まれてないです。せっかく近所にいるのに、練習試合する予定ないのかしら。
2006年01月30日
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とっても遅くなりましたが新年快樂!ってことで本日は旧正月です(もうとっくに日付変わっちゃってるって)全く新年とは関係ない話になりますが、去年まで象で投手兼コーチとして活躍されていた中入伸こと中込伸投手が、那覇市で設立予定の「サムライ那覇」の監督に就任するそうです。[記事]元阪神中込氏、サムライ那覇を設立(日刊スポーツ)んー、貼ったはいいけど、何だろう、これは。・なぜ西宮市(兵庫県ですよね)で会見なのか?・地元企業が運営ってことは、中込さんが設立したのではない?・沖縄県内の社会人チーム5チームと3月下旬からリーグ戦というのは何の大会?・都市対抗予選にエントリするんだからJABAに登録して活動?・将来は独立リーグにするというのは沖縄で発足予定の「Uリーグ」とは関係あり?・「サムライ」っていうからには江本孟紀さんの独立リーグ計画とは関係あり?何だか「?」がいっぱい浮かんで来て良くわかりませんが、とにかく兄弟象を退団後の中込投手の行き先は決まったということでした。中込さんって日本ではあんまり評判がよろしくないとも聞きますが(風貌のせいでしょうか)、前にも書いたように兄弟象ではコーチとして若手投手を育てていて、選手からも慕われていたという記事を何度か見たことがあります。指導者としての手腕はなかなかのようです。今度は監督としてプロ選手を育て上げるのが目標だとか。沖縄なら台湾からも近いし、きっと何らかの交流もするのでしょうね。このblogで去年の新暦の大晦日に昨年台湾職棒に在籍した日本人選手のまとめを書いたとき(→これ)、試合に出た選手の中では中込投手と、あと佐藤秀樹投手はこの先どこに行かれるのか良くわかんなかったんですが、旧暦のお正月になって何とか全員わかりました。めでたしめでたし。(←と、無理矢理に新年の話題に結び付けてみた)あ、佐藤秀樹投手の進路を書いてなかったですね。佐藤秀樹投手は中日ドラゴンズのスコアラーになるそうです。(週刊ベースボールより)佐藤秀樹(2005年誠泰Cobras隊投手助理教練)轉任日本職棒中日龍球隊的記録員(scorer). (根據:日本週刊棒球雜誌)
2006年01月29日
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予告先発のことが話題になってますね。何年か前からパ・リーグで行われている予告先発制度について、楽天の野村克也新監督が撤廃を提案。理由は、「奇襲」であっと驚く先発起用をして撹乱する作戦ができなくて弱者に不利であることと、先発を読むのも駆け引きの一つであるので楽をしていたら監督が育たない、というような感じかな。社会人では予告先発はないけど、去年までの野村監督はあんまり意表をつく先発起用はしなかったように思います。ま、シダックスは社会人では弱者とは言えないので奇襲を使う必要もなかったかも。そもそも社会人全体があんまり大事な試合ではあっと驚く奇襲の先発起用はしないような。「また磯村かよ!」みたいな連投で驚くことは多いですが…。ただ、社会人ではそれほど多く見られない偵察要員を、野村監督はわりと良く使ってましたね。社会人の話はこれくらいで置いといて。千葉ロッテのバレンタイン監督は「世界どこでも予告している」ってことで野村監督の予告先発制度撤廃案に反対したそうです。確かにMLBや韓国プロ野球の公式サイトでは先発投手がちゃんと載ってますよね(公式サイトに載るんだから予想じゃなくて正式な予告、だと思う)。へー、「世界どこでも」なんだ、とそのときは思ったのですが。が、asreggio2006さんによればイタリアでは予告しないそうで、バレンタイン監督が考えている世界にイタリアは入らないらしい。うーむ。では、台湾ではどうでしょうか。結論から書くと。先発投手はたいてい予告されて記事に載るけど、制度として決まってるわけじゃなさそう。「なさそう」ってのが弱いです。実のところ、良くわかってないです、はい。新聞記事で情報を拾うくらいしか能がないもので。ちゃんとわかってるかた、教えてください。Web版の新聞記事を見ると、先発投手は載ってるんですよ。たいていは新聞の「先發特報」の欄、蘋果日報だと「蘋果盤口」(賭け事)の欄に載ってます。こんなふうに。→[画像]予告先発の図この日は中込伸投手と佐藤秀樹投手の日本人対決の予告。でも。中華職棒聯盟(CPBL)の公式サイトには、予告先発投手の名前は載ってません。もしかすると載ってるのかも知れないけど、すぐにわかるようなところには載ってないです。新聞に載ってる予告先発は公式なものではない、ってことでしょう。たぶん。そして、予告先発はごくたまに発表されないことがあります。これは去年のシーズン末、10月13日のもの。→[画像]予告先発されずの図象と鯨の試合の先発投手の欄に「不公布」、つまり発表せずと書かれていています。シーズン終盤になると「不公布」の試合が増える気がします。パ・リーグでは全試合で予告先発が義務で1試合の例外もなく発表されてますが、台湾では義務ではないことがわかります。そして、こういう記事があります。[記事]〈CPBL〉先發特報問問問 六隊答法大不同(big5)(2005/9/3)これ見ると、どうも監督コーチのかたやマネージャ役のかたが、取材に協力って形で翌日の先発投手の情報をメディアに(聯盟にではなく)教えているみたいですね。1週間に3~4試合しかない台湾、先発投手はどうせ簡単に予測できちゃうし、ファンサービスの一環としてはっきり教えたほうが集客に有利、みたいな理由のようです。なので、結論は。先発投手はたいてい予告されて記事に載るけど、制度として決まってるわけじゃなさそう。となったわけ。推測なので、違うかも。バレンタイン監督の「世界どこでも予告している」は、台湾の場合は実質ほどんど予告しているので正しくもあり、制度ではなさそうなので制度撤廃に反対する理由としては間違いでもある、とも言えそうです。で、予告先発制度への私の意見はというと。…どっちかと言えば、あったほうがうれしいかな。ダルビッシュ投手の初先発とか、黒木投手の復活登板とか、予告してもらったほうがありがたいし。でも野村監督の言われることもうなずけるし、義務にまでしてしまうのはやりすぎな気も…。良くわかんないや。ま、こうして世の中で議論がされるのは良いことじゃないかと(←逃げてます)。
2006年01月29日
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先日の日記で千葉県の連盟に2チームが新規加入したということを書きました。記事の中にちゃんと書いてあったのにそのときには見逃していたのですが、森田健作さんの「千葉熱血MAKING」は、松戸市で登録したのだそうです。ということは、チーム名に入ってる「千葉」というのは千葉市じゃなくて千葉県のことなんですね。確かにトライアウトが成田、初練習は柏と、千葉市のことじゃなかったっぽかったのですが。千葉県全体を代表するチームを目指すってことですかね、これ。志が高いのは結構なことだけど、県内の他チームファンから見れば挑戦的な感じもちょっとしてしまいます。で、ふと思ったのですが、最近できたorできるクラグチームって、チーム名に県名が入るチームが多くないですか。ちょっと挙げてみても。CBC北海道(北海道マーリンズ)、茨城ゴールデンゴールズ、一球幸魂(いっきゅうさいたま)倶楽部、神奈川BBトリニティーズ、三重高虎ベースボールクラブ、京都ファイアーバーズ、鳥取キタロウズ、山口きららマウントG、宮崎ゴールデンゴールズ…(一球幸魂倶楽部は本拠地が川越市なので、「さいたま」と読ませる幸魂は埼玉県を指すようです)(京都ファイアーバーズは練習場が京丹後市、今度のトライアウトも城陽市とのことなので、京都とは京都府全体を指すっぽい)(鳥取キタロウズは決定前の仮称が「鳥取県ベースボールクラブ」なので、鳥取は県名を指すっぽい)(山口きららマウントGは本拠地が下関市なので、山口は山口県を指すようです)(宮崎ゴールデンゴールズは本拠地が日向市なので、宮崎は宮崎県を指すようです)県名じゃない地域名をつけたチームのほうが珍しいくらい。一方、以前からあるチームでは、チーム名に明らかに県名が入ったものはあんまりない。愛知ベースボールクラブや全三重クラブなどは県名っぽいですが、それらはクラブチームが200以上あるうちのほんの一部です。圧倒的に市町村名っぽい地名がついたチームのほうが多い。県名をつけるのは最近の流行なんですかねぇ。じゃあなぜそういう傾向になっているのか。その原因は…全然わかりません。大きい地域名をつけておいたほうが広く地元の支援を受けやすいから、とかかな。そういえばプロ野球でも「北海道日本ハム」「東北楽天」と、広めの地域名をつけてます。欽ちゃん球団は設立のときは本拠地を村に置くことにこだわっていたような記事が載っていましたが、チーム名についたのは桜川村でも稲敷市でもなく県名の「茨城」でした。今年からつくば市からも支援を受けてダブル本拠地にするとのことです。もし「稲敷ゴールデンゴールズ」だったらつくば市を本拠地にはしにくかったかも知れない。狙いどおりって感じかも。また今日もぜんぜんまとまりがないですが、ふと思ったことでした。
2006年01月28日
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今日はこの写真から。何の写真でしょう?[画像]林英傑投手サイン中の図(見えますか? appledailyは最近、会員登録しないと過去の記事は見えなくなっちゃったみたいです)これは、仙台で楽天への入団会見を済ませた林英傑投手が去る22日に台湾に帰国して空港でサインをしているところです。ただし、サインといってもファンのかたにせがまれてサインしてるんじゃないみたい。記事のキャプションによれば、この写真はWBCの参加同意書にサインしてるんだそうです。→[記事]林英傑終於到家了 東京大雪 航班延誤近5小時(big5)(1/23)へー、そういうのを書くんだ。誓約書みたいなものでしょうか、ちゃんと書類を書かないといけないんですね。しかし帰国した直後に空港で、しかも立ったまま荷物の上に紙を置いてサイン…すごいところで署名させるもんだ。実はこの参加合意書、本当は一次エントリ(60選手)の締め切り日だった17日までに全員分を揃えて提出しないといけなかったんだって。先ほどの林投手が書類にサインしてる写真は、1月22日のもの。って、締め切り過ぎてるじゃないか!これはあらかじめ中華棒協からWBCの本部に報告をして、遅れることを了承してもらっていたのだそうです。だから遅れても大丈夫。でもなぁ、了承されたから良かったものの、万一ダメって言われて林投手は出られない、なんてことになったらどうするつもりだったんだろ。そもそも林投手は17日までは台湾にいたんだから、その間に署名できなかったのかしら。こののんびり具合もお国柄? 楽天からなかなか正式に出場許可が出なかったんでしょうか。●郭泓志やっと出場確定で、林英傑投手が22日にサインをした時点でも、まだ参加合意書にサインしてなかった選手が台湾代表選手の中に3人もいたんだって。→[記事]經典賽》三國手 未簽參賽同意書(big5)(1/24)その3人とは。王建民投手(ヤンキース)、郭泓志投手(ドジャース)、陳金鋒選手(熊)。台湾代表に入っているメジャー経験者3人とも未提出! 確かに彼らは出場未定になってる選手だけど、締め切り過ぎてるんだから書類は揃えておいたほうが…。もし提出遅れが認められずに彼らが全部出られなかったらおそろしいことになっちゃうところ。王建民投手が出る出ないって話は、毎日毎日悲観的なものも楽観的なものも混ぜ混ぜでいろいろと記事になってるけどまだ未決定。WBCの公式サイトには、ずいぶん前から「参加に合意した選手」ってことで王投手の名前が出てましたが、参加合意書にサインはしてなかったらしい。陳金鋒選手はケガの回復具合を見て参加か不参加を決定するって話でした。でも、出るにしても出ないにしても書類にサインくらいすればいいのにな、って思うんですけどダメなんだろか。本来の締め切りは過ぎてるんだし。実はあんまり出たくないのかしら。最近のキャンプの様子の記事を見ると、打撃練習はちゃんとできてるみたいです。そして郭泓志投手。ケガがちだったせいか、なかなかドジャースから出場許可が出ませんでしたが、今日になってやっとOKが出て参加合意書にもサインしたそうです。めでたく出場決定。中華隊としてはとっても良いニュース。→[記事]經典大賽/郭泓志確定參賽 中華隊「終結者」到位(big5)出場許可を取るために今まで中華棒協はドジャースと交渉してたみたいですが、ドジャースから郭投手の起用法についてこんな条件がついたみたいですね。・先発はさせず、中継ぎか抑えでしか起用しない。・1試合の投球イニングは2イニングまで。林華韋監督もこれに合意し、抑え投手で使う予定とのこと。日本でのWBCの報道では郭投手を先発要員に挙げているところもありますが、このとおりだとすれば先発での起用はなさそうです。
2006年01月27日
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今さらって感じの話題になってしまいますが、マリナーズの長谷川滋利投手、引退だそうですね。社会人出身でも台湾関係でもない選手の話題を取り上げるのはなぜか。それは…。夏にシアトルに行って写真を撮ったからです。それだけかよ! それだけです。でも撮ったんだもん。これだ!どれ? って、小さいよ。「ウォーリーを探せ!」じゃないんだから。ちょっと拡大。44番の選手じゃないです。17番のほうです。私のズームのあんまり効かないカメラでは精一杯拡大してもこの程度です。はい、スコアボードにもしっかり Hasegawa。マウンド上の姿は小さくしか撮れないのでスコアボード脇のスクリーンを。…オバケみたいになっちゃいました。以上、お粗末さまでした。写真はしょぼいけど、この試合の長谷川投手はすごかったんですよ。いろんな記事にもあるように、今年の長谷川投手はいい場面ではなかなか投げさせてもらえずに敗戦処理が主だったそうで、この日も5点リードされた9回表に登板(空席が目立つのはそのせい)。完全に敗戦処理です。イチロー選手が目当てだった私は「ああ、出て来たか」くらいにしか思いませんでしたが…。対戦相手は秋にヤンキースを破ってリーグ優勝決定戦に進出することになるエンゼルスです。先頭打者はこの試合でホームラン2発の4番・ゲレーロ選手。見逃しで三球三振!続いて代打のマティス選手。またまた見逃しで三球三振!続くベンジー・モリーナ選手もたったの2球でライトフライに仕留めて三者凡退でした。投げた8球は全部ストライク。投球もすごかったけど、私がびっくりしたのは客席の反応。地元チームの負け濃厚でお客さんも帰り始め、元気のなくなっていた客席は、この長谷川投手の投球で大盛り上がり! いくら連続三振でも、9回に5点負けてる場面じゃたいして盛り上がらなそうなものなのに、すごい歓声でした。実は長谷川投手はマリナーズファンには大人気? 敗戦濃厚な地元ファンがヤケクソで騒いだだけ?いえいえ、連続で三球三振を奪ったこの日の長谷川投手の投球は目の肥えたシアトルのファンの方の心に響いた、ってことにしておきましょう。ちなみに、2人目のところで代打に出て来て三振だったマティス選手はこれが記念すべきメジャー初打席だったんだって。彼がどれくらい将来有望なのかわかんないけど、将来、「俺の初打席かい? ハセガワから三振だったよ。しかも三球三振さ。すごいコントロールで、手も足も出なかったぜ、ハッハッハ」なあんてな具合に語られるのかな、なんて思ったり。引退のニュースが出たのが23日だから、それから少し経ってます。その間、私はblog巡りをしながら情報収集はしていたのですが、それで思ったことは。長谷川投手の引退についてblogを書くかた、想像以上に多いですね。私がいつも巡回しているblogでも何人ものかたが書いていらっしゃいました。"長谷川 引退"でgooでブログ検索すると800件以上、technoratiだと1500件も引っかかります。(関係ないのもたくさん含まれてるとは思いますが)結構愛されてます、長谷川投手。実のところ、私があんまりメジャーに興味ないこともあって長谷川投手ってもっと地味な存在かと思ってました。野茂投手や伊良部投手がメジャーに行ったときは大モメにモメたことを覚えてますが、長谷川投手のときはどういう経緯でメジャーに行ったのかも思い出せません。そんなこんなで私の長谷川投手のイメージはといえば、マウンドでの活躍ぶりよりも。「オフになると出て来る、しゃべりが面白くて賢そうなオジサン」英語がペラペラだし、オフにテレビに出るとしゃべりも面白いし、面白いだけじゃなくてトレーニングを取材した番組を見たら理論派って感じできちんとしゃべってたし、何かこう、頭の良さそうな感じのする選手でしたねぇ。生え際の後退具合も、秀才ハゲって感じだし。もしメジャーに行かなかったら、それらの点が取り上げられる機会も少なかったかも知れません。最近はプロ野球で活躍するとみんなメジャーメジャー言うのでウンザリ気味で、メジャーがそんなにいいのかい、なんて思うときもありますが、長谷川投手は間違いなく、メジャーに行って良かった選手、いや、行くべきだった選手、だったのでしょう。月並みですが、長い間おつかれさまでした。(2006/01/30修正:ゲレーロ選手の打順は3番じゃなくて4番でした。修正)
2006年01月27日
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昨日のJFE東日本さんの話題の続きってことで、今日は千葉県の話題です。(←たまたまとも言う)先日、始動した森田健作さんの千葉熱血MAKINGに続き、谷沢健一さんのYBCフェニーズも22日に発足式をしたそうですね。記事を貼りますと、こちら↓。[記事]社会人野球:硬式クラブチーム「YBCフェニーズ」が旗揚げ 都市対抗目指す /千葉(毎日新聞)(1/23)ユニフォームの写真も載ってます。楽天っぽい?そして昨日、千葉県の連盟の総会があって、千葉熱血MAKINGとYBCフェニーズの2チームの加盟が承認されたということが記事になってます。[記事]社会人野球:県連盟が総会、2クラブの加入承認 都市対抗予選日程決まる /千葉(毎日新聞)都市対抗野球の県予選の日程も書いてありますね。5月19日から3日間と27日から2日間だそうです。で、この県予選について谷沢さんがご自身で書かれているblogによりますと。→[blog]谷沢健一のニューアマチュアリズム都市対抗の県予選は、県一次予選:5月19日から3日間県二次予選:5月27日から2日間のように、一次・二次と呼ぶみたい。へー、千葉県予選も今年から変わるってことみたいですね。まぁ、去年も県予選はなぜか1試合だけ一週間ズレて行われたちょっと変わった日程で、一次と二次みたいな感じではありましたけれども。こうして変更になったのも、やっぱりチーム数が増えたから、なのかな。つい5年くらい前までは千葉県にはクラブチームが1つもなかった!のに、予選のやり方が変わるほど増えました。今まで県予選ではシードされて来たJFE東日本やかずさマジックは二次からになるのかな。どんな制度になるのか楽しみだ。
2006年01月26日
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今週の週刊ベースボールの社会人野球コーナーは、JFE西日本の陶山大介投手。今年で高卒3年目で、ドラフト候補なんですねー。へ~。最近、社会人は書きたいほどのネタが少ないので、また人事情報ネタでも。JFEさんは東も西も公式ページに昨年の納会の様子が掲載されていて、退部されたかたが発表になってます。まず、東では退部されるかたは選手では3人だけ。少なめです。あんまりゴッソリ入れ替わるより、このくらいの人数が入れ替わるほうが私は好きです。退部されるかたの名前を見てみると。かずさへの補強で一度お世話になった計良哲也選手、引退ですか。珍しい名前(「けら」と読む)と、内野でも外野でもどこでも守れちゃう器用さが印象的な選手。選手名鑑を見てみると、もうすぐ32歳。うわ、社会人生活14年、ですか。それだけでもすごいなあ。長い間おつかれさまでした。続いて西はもっと少なくて2人なんですが。え、三宅陽介選手、退部しちゃうんだ。若いのに。先日、北九州市に行ったときの写真で、4年前の日本選手権のときのスコアボードを貼りました。これ。 小さくて字が読みにくいので川崎製鉄水島の打順のところを拡大しますと。(カメラマンが下手くそなせいで滲んじゃってます)プロに行ったかたも2人入ってますが、そんな中で川崎製鉄水島の4番を打っていたのが三宅選手でした。ただ4番ってだけじゃなくて、このときの三宅選手はまだ19歳の高卒新人! 高卒ルーキーで4番打っちゃうだなんて、2年したら絶対プロ行っちゃうんだろうな~なんて思ったものですが。ずいぶん早く退部されてしまうんですねぇ。まだ22歳です。おつかれさまと書くには早すぎでしょう。この先、どうされるのかしら。(なおこの試合、三宅選手は4打席全部三振でした)
2006年01月25日
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日本人メジャーリーガが自主トレのために台湾にやって来ました。台湾人じゃないメジャーリーガが台湾で自主トレをするのは初めて?みたいなことも書いてあります。[記事]加盟大都會 入來祐作來台訓練(big5)(1/21)そのメジャーリーガとは。先日、メッツと契約した入来祐作投手。(大都會→メトロポリタン→メッツ)何だかまだ全然メジャーリーガって感じがしないけど、メジャー契約したんだからメジャーリーガ扱いってことみたい。で、なぜ台湾で自主トレなのかというと。まず、日本は寒くてトレーニングには不適だということ。そして、今年から象に復帰する養父鉄投手は入来投手の亜大の後輩にあたるってことで、その関係からだそうです。養父投手は去年の年末にすでに象の練習に合流していたのですが、奥様が出産ってことで日本に一時帰国。で、このたび入来投手と一緒に再び台湾にやって来たとのこと。養父投手の公式ページを見ると、台湾に戻る前に入来投手の家に行って、それから来たとか。仲良しなんですね。あと、去年の途中まで台湾でプレーしたお兄さんの入来智投手は、LaNewを退団したあともしばらく台湾に残っておられたはず。もし今でもいらっしゃるのならお兄さんに会いに来たっていうのもあるのかも?[記事]入來祐作 隨象春訓(big5)(1/23)こちらの記事は養父投手と並んで写ってる写真つき。やっぱり仲良し?記事の真ん中へんの書いてあるんですけど、入来投手って車を7台も持っているんですねぇ。しかもポルシェとBMWだって。1人でそんなにたくさん持っててどうするのかしら。車好きのかたってそういうものなのでしょうか。それを聞いた象の陳懐山選手曰く、「ウチにも車は7台あるよ。ぜんぶ自転車だけどね!」なお、入来投手はせっかく来たのに台湾にいるのは1週間だけみたいです。●芝草投手も台湾で自主トレしてる日本人選手はもう1人いらっしゃいます。もう1週間以上前の記事ですが。[記事]芝草が丸刈り頭で台湾自主トレ(日刊スポーツ九州)(1/17)日本ハムからソフトバンクに移った芝草宇宙投手も台湾で自主トレ。こちらは獅の酒井光次郎コーチに頼んで獅のキャンプに参加させてもらったとのこと。で、なぜ台湾かというと、一人で自主トレしたいから、だって。もちろん暖かいからっていうのも理由の一つみたいです。26日に帰国だから、もう終わりですね。入来投手がやって来る記事は台湾でもいっぱいあったけど、芝草投手の記事は台湾のニュースサイトでは1つも発見できず。露骨に扱いが違います。ま、仕方ないですね。もしかして話題にならないだけで、台湾で自主トレする日本人選手って毎年いらっしゃるのかしら。以上、日本から台湾に自主トレに来ている選手の話題でありました。逆に台湾人選手で日本球界に籍を置いている選手は日本で自主トレしてます。もうほとんど全員が日本に戻ってるはず。チェン(陳偉殷)投手や陽兄弟は年明けすぐくらいだったですか、WBCの練習もそこそこに早々と日本に帰国。鼻の手術明けの張誌家投手も先週、球団から要請を受けて日本に戻ったそうです。一方、入来投手や芝草投手みたいに日本は寒いからって台湾で自主トレする選手もいる。うーん、なんか不思議。日本と台湾、それぞれいいところ悪いところあるんでしょうけどね。
2006年01月24日
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今日は職棒の偉いかたの会議があったみたいです。議題の1つは、メジャーから戻って来て熊さんチームにドラフト1位指名された陳金鋒選手のこと。彼に新人王の資格が与えられるかどうかを話し合ったそうです。メジャーではあんまり打てなかったけど、マイナーではあれほど実績がある選手。資格があれば新人王最有力候補なのは間違いないところ。実は今までの規則だと、資格アリだったんだそうです。でもそれってどうなのさ、ってことになって議題にのぼったみたい。[記事]<CPBL>陳金鋒確定無縁新人王(big5)話し合いの結果、メジャーリーグ、日本、韓国のプロ野球で一軍に登録された経験のある選手は新人王の資格ナシと決定。陳金鋒選手はどんなに活躍しても新人王が取れないことになりました。「だってメジャーリーガだもの、そんなの当たり前じゃない」って気もしますが、日本ではたとえ元メジャーリーガであってもドラフトで入って来た選手は資格アリ、なんですよね、確か。マック鈴木投手のときに勉強しました。軽く調べたら、去年のマイケル中村投手にも新人王の資格はあったそうなので、あの頃と規則は変わってないみたいですね。台湾の場合、今回の決定で日本で一軍経験のある選手も資格がないことになりましたので、チェン(陳偉殷)投手や林威助選手が台湾に戻って来ても、新人王の資格はないってことになるんだそうです。ま、彼らは日本でまだ権利があるはずだから、そちらで頑張っていただきましょう。でも、台湾でプロ経験がないまま日本に行って実績を残した選手が、台湾に戻って来てプロ入りした例は今までも結構ありますよね。郭源治投手とか、郭李建夫投手とか。そのときは問題にならなかったのかしら。二人とも受賞してないですけど。●日台・新人王資格の違い日本との新人王資格で大きく違うところはこんな感じらしい。日本では。・入団5年目以内・プロ経験がなければ外国人でも資格アリ・日本人の場合は外国でプロ経験があっても資格アリ台湾では。(昔、記事で見た内容をメモしたものです)・入団2年目以内・本国籍選手でないとダメ・本国籍選手でもメジャー、日本、韓国で一軍経験があるとダメ(←今回の決定)日本のほうがいろいろと寛容です。メジャーリーグはもっとゆるいんですよね、確か。台湾職棒(CPBL)の歴代新人王はこちら。→[網頁]年度新人王(CPBL)(big5)台湾では新人王を獲った選手はすべて本当の新人で、入団2年目で新人王をとった選手はまだいないんだそうです。●資格がなかった張誌家投手新人王で思い出されるのは張誌家投手のこと。西武への入団が決まっていながら、その前に台湾職棒(TML)で1ヵ月だけお礼奉公のようにプレーしてから日本に渡った張誌家投手。その1ヵ月のプロ経験のために、日本では新人王の資格ナシとされてしまい受賞できませんでした。資格があれば、たぶん間違いなく取れていたはず(あの年は10勝4敗1S、防2.71だもの)。台湾でプロ経験があるといっても、その年にプロになった1年目の選手には違いないんだから資格アリでもいいじゃない、って思ったものです。入団するときにも「活躍して新人王を獲りたい!」みたいなこと言ってたのに。良く新人王のことを「一生に一度のチャンス」って言いますが、張投手には(今後、メジャーにでも行かない限り)その一生に一度のチャンスはあの年しかなかったのに、資格ナシ。ちょっと気の毒だったな、と今でも思うのでした。(2006/01/26修正:張誌家投手がTMLでプレーした期間は2ヶ月ではなく1ヶ月でした。3月23日の開幕戦に先発登板し、1ヶ月後の4月24日にはサヨナラ登板。よって1ヶ月です。修正)
2006年01月23日
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職棒の開幕戦カード決定![記事]開幕戰 敲定台中牛蛇戰(big5)台中にて、牛と蛇の試合で開幕です。日本のプロ野球はセパで開幕日が違ってもリーグ内の6チームは全チーム同じ日に開幕するけど、台湾プロ野球の開幕戦は1試合だけやります。開幕戦には前年の優勝チームが出ることは規則で決まっていて、そして対戦相手と球場は前年の優勝チームが自由に選んでいいんだって。去年の優勝チームは牛さんチームだから、今年は牛が開幕戦の相手チームと球場を指定していいわけです。何日か前には、もしかしたら牛はオフに陳金鋒選手を指名するなど話題豊富な熊さんチームを開幕戦の相手に指名するのでは? っていうニュースも流れたけど、結局は「慣例」に従って台湾シリーズを戦った相手である蛇を選んだということでした。そして球場も本拠地の台中球場を指定。日本の感覚だと「開幕戦は本拠地でやるに決まってるじゃない」って思いますよね。でも台湾では開幕戦は1年でもっともお客さんの入る試合の1つなので、本拠地じゃなくて収容人員の大きな球場(たとえば高雄)を指定して開幕戦をしたこともあったのだそうです。(一昨年の象と牛の開幕戦が高雄でした)というわけで、開幕戦のカードと場所は決定。3月18日、牛vs蛇、台中球場。いつの間にか、開幕まであと2ヵ月切ってます。もうすぐだ。前にも書いたけど、3月18日はWBCの準決勝の日。もし、中華隊が準決勝に進出しちゃったらどうするんだろ。そして記事の続きを読むと、先日の日記で書いた台中球場の改修予定のことも書いてあります。台中球場は3月18日の開幕戦と翌日の2戦目が終わったら改修工事に入り、職棒の試合で再び台中球場が使われるようになるのは6月6日なんだそうです。うう、やっぱり私が台湾に行くときには台中では試合しないみたい。どうしようかしら。でもこういう記事が出るってことは、そろそろ全部の日程も決まるんだろうな。早く発表されないかな~。関連する過去の日記→[過去の日記]台中、行きたかったのに(1月10日の日記)台中球場の改装について
2006年01月22日
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社会人野球の映画ができる? ってことで「おおっ」と思ったのがこの記事です。[記事]西武松坂の元女房が映画で捕手役(1/15)(日刊スポーツ)ウッチャンナンチャンの内村光良さんが映画監督をすることになり、上地雄輔さんという高校時代に西武の松坂大輔投手とバッテリーを組んだ俳優さんが出演したという記事です。(松坂投手とバッテリーを組んでいたのは中日に行った小山良男選手じゃないの? っていう疑問はひとまず置いといて。)記事の中に、こういう一文があります。「社会人野球の最強チームという設定のため、内村監督は野球経験者で出演者を固めることにし、」すごーい、社会人野球の映画だって。マンガでは社会人野球を題材にしたのも見たことあるけど、映画は聞いたことなかったよう。どんな映画になるのかしら。ワクワク。と思ったら。その先には。「作品は草野球に夢をかける大人たちの姿をユーモラスに描く」あれ、草野球…なんですか? 草野球チームが社会人野球に挑戦するっていうことなんでしょうか。うーん。もう1つ。[記事]ロッテが新リーグ?マンデー「マ」 千葉マリンで球団職員vs草野球チーム(スポーツ報知;Yahoo!ニュース)(1/15)千葉ロッテが今年からなくなってしまう「マンデーパリーグ」の代わりに、月曜日にロッテの球団職員のかたが一般の草野球チームから対戦相手を募集して試合をする企画が持ち上がっている、というものです。そしてこけら落としとして、森田健作さんが千葉県に設立した「千葉熱血MAKING」に対戦を申し込む、とのこと。これ、募集する対戦相手は硬式のクラブチームで、その第1段として「千葉熱血MAKING」と試合をするようにも読めるし、そうではなくて募集対象は軟式の草野球チームで、こけら落としの試合だけは特別に硬式チームである「千葉熱血MAKING」と試合するようにも読めます。ま、いずれにしろ、知らない人が見たら森田健作さんは草野球チームを作ったんだな、って思うんじゃないですか、これ。「千葉熱血MAKING」は社会人野球チームなんだから、草野球じゃないですよう。これらの記事を見て、「まったく記者は社会人野球のことをわかってないなあ」、なんて思ってしまったのですが。でも。やっぱり一般的な感覚だと、オトナがやる野球でプロ野球じゃないのは軟式でも硬式でもすべてひっくるめて「社会人野球」なんでしょうね。だって、私も以前はそう思ってたもん。たとえば、Yahoo! の掲示板で「社会人野球」カテゴリを見ると、草野球のトピックしかありません。→[網頁]Yahoo!掲示板・社会人野球社会人野球の世界にハマるうちに、いつの間にか、「草野球は軟式の一部、社会人野球は硬式、だから草野球≠社会人野球」だと勝手に決めつけてしまっていました。前に何かの雑誌(「グランドスラム」だったかな)に、「クラブチームは『硬式の草野球』とも呼ばれ」というようなことが書いてあったのを読んで、「ああ、草野球と硬式野球は違うんだな」って思ったのがきっかけだった気がします。ま、それは硬式野球のコミュニティからすれば正しいのかも知れないけど、一般的感覚からはズレてしまっているのかも。今でこそ社会人野球の世界にどっぷり浸かってしまってますが、私も初めて社会人野球の試合を見に行ったときは、一緒に行った友達に、「何で都市対抗なのに同じ都市から2チーム出てるの?」「え、補強選手って敵チームから取るの? そんなのアリ? それに元のチームに戻ったときにサインとかバレちゃうじゃない。どうすんの?」とかいう「つぶらな瞳」な質問を浴びせまくってました。そして、「都市対抗って、公園でやってる草野球のチームでも予選を勝てば出られるの?」なあんていう疑問も持っていました。何だかまとまりがないですが(←いつものことじゃん)、アタリマエみたいに思ってしまっていることも知らない人から見ればすごい疑問なわけで、初心者の頃の気持ちを忘れてはいけないな、そして一般的な感覚とズレてしまわないようにしなければ、と思って反省したのでした。●「森健クラブ」始動[記事]元ロッテ澤井に半刈りの危機!?森健クラブチーム始動(サンスポ)その「森健クラブ」は雪の中で始動したそうです。すごい雪でしたよね~。あれで集まって外で写真撮ったんだ、すごい! 私なんて寒すぎてずっと家の中にいましたよ。どうでもいいけど、「森健クラブ」というと、鷺宮製作所狭山にいた森健投手のチームみたいに思えるのは私だけですか?
2006年01月22日
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高校野球の全国大会・高中聯賽は20日に最終日を迎えました。新聞社によっては結構詳しく記事が出ていて、未来の中華隊選手をチェックするのもまた楽しいもの。高中聯賽の記事から、今日はこれを。[記事]高中聯賽》三民洪晨恩 速球飆到145(big5)(1/18)[記事]洪晨恩滅火 獨??8.2局(big5)(1/18)(←もう見えないかも)1月17日の準々決勝、三民高中と名門の高苑工商の試合についての記事。この大会3度目の対決で三民高中が初めて高苑工商に勝ち、ベスト4進出を決めた試合なのですが、ヒーローは乱調の先発投手を1回の1アウトからリリーフし、そのまま最後まで投げ切った三民高中の洪晨恩投手。彼について、下の記事にはこう書いてあります。長身で木村拓哉に少し似ている彼は女学生に人気でナニ、キムタク似? 写真、写真!(←そういうのにはすぐ飛びつく)写真は一応、記事に載ってるんですが。→[写真]これ。勝利の瞬間でしょうか、ガッツポーズ中のもの。ただ横からの写真だし、肝心の顔は小さくしか写ってないから似てるかどうかは良くわからないけど、カッコイイ感じはします。でももっと顔が良くわかる正面からの写真はないの?で、大会最終日になって、再び洪晨恩投手の記事が。[記事]高中棒球聯賽》洪晨恩…長高的木村拓哉(big5)記事のタイトルから「長身の木村拓哉」。185cmの長身で細身、ホンモノのキムタクよりずっと背が高いみたい。そして、お待ちかねの正面からの写真が来ましたよ。しかも大アップ。これだ!→[写真]これ。うーん、似てるのか?記事を読んでみると、本人曰く、「いろんな人から良く似てるって言われます」。どうかなぁ。1枚の写真だけじゃわかんないけど、多くの人が似てるって言うんだから、角度や表情によっては良く似てるってことなのでしょう、きっと。本人は自惚れることもなく、そのことについては特に何とも思ってないみたい。記者さんの質問にもはにかんだ表情で言葉少なに答えたそうで、非常に控えめな性格のようです。顔だけじゃなくて実力も確かで、この大会で唯一、球速145km/h以上をマークした投手なんだって。中学のときに代表チームに入っていて、高校に入ってすぐに145km/hを記録。昨年の夏の王貞治盃(高校野球の大会)で右肩をケガをしてしまい半年ほど投げられなかったそうですが、回復してこの大会は活躍。尊敬する選手は牛の陽建福投手、日本やアメリカに進出する気持ちもなくはないようですね。ふむふむ、将来に備えてメモしておきましょう。●大会は南英商工4度目の優勝さて大会のほうは、洪晨恩投手の三民高中は準決勝で張誌家投手がOBの穀保家商を破って決勝戦に進出したものの、3回勝負で先に2回勝ったほうが優勝の決勝戦では南英商工に連敗。準優勝に終わりました。優勝した南英商工は1999年に初優勝してから1年おきに優勝して、これで4度目。最多優勝の高苑工商(5回)にあと1つと迫ったそうです。そして台湾では旧正月が明けた2月7日からは青棒菁英賽という、また別の高校野球の全国大会が始まります。終わったばかりだというのに忙しいこと。
2006年01月21日
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昨日の日記に書いた、北九州市に行って来た話の続きです。今、社会人野球で北九州市と言えばJR九州だけど、少し前まではJR九州は福岡市代表。北九州市代表は新日鐵八幡でした。(2002年の日本選手権。新日鐵八幡が最後にドームで勝利した試合)はい、行ってみました、八幡駅。おー、何か九州社会人野球の歴史にほんのちょっとだけ触れた気がするぞ(←大げさ)。ま、行ってみたといっても外に出ずにホームに降りただけですけど…。小倉駅から博多方面へ10分くらいですか。何か聞いたことがあるスペースワールドの次の駅が八幡駅です。でも、降りたはいいけど、ホームから見る限りでは駅の回りは賑わってる感じは全然しなかったし、ホームに売店も自動販売機もない。ちょっと寂しい駅でした。写真を見てわかるように、読み方は「やはた」駅です。私、新日鐵八幡を「しんにってつやわた」だと思ってました。八幡は「やはた」と読むのが正しいんですね。なくなってしまった新日鐵八幡の試合は1試合しか見ることができなかったもので、間違えて覚えてしまったみたい。が、しかし。帰って来て、その1度だけ見たときの写真を引っ張り出してみると。(後に日産自動車九州に移籍した高山慶彦選手)ちょっとボケちゃってますが、胸のロゴに注目。YAWATAです。やっぱり、「しんにってつやわた」で合ってるんじゃない。ハテ、どういうこっちゃ。ちょっと前の小学館「グランドスラム」を見ても、ローマ字表記で「SHIN NIPPON SEITETSU YAWATA」と書いてある。あれれれれ。どーなってるの? ってことでちょっと検索してみたところ、こういうことなんだそうです。→[網頁]八幡製鐵所(ウィキペディア)八幡製鐵所は「やわた」と読み、所在地の八幡は「やはた」と読む。国が地名を読み違えたのが原因といわれる。なるほどね。おもしろい話です。それにしても、読み違えたのがそのまま地名になるって…。そういうこともあるんだ。このWikiのページを読むと、いろいろ勉強になります。スペースワールドって、前は八幡製鐵所の土地の一部だったんだ。八幡製鐵所って日本初の近代製鉄所なんですね。そういえば歴史の時間に習ったような、習わなかったような…。[地図]Google Mapsその八幡製鐵所、つまり新日本製鐵八幡製鐵所は八幡駅から西北西方向へ1kmほど。九州大会が行われる北九州大谷球場(前は新日鐵大谷球場という名前だったそうです)は、反対に八幡駅から東南東方面へ2km弱くらい行ったところにあるようです。以上、北九州旅行のお話は今度こそおしまい。
2006年01月20日
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すっかり出遅れましたが、楽天に入団した蛇の林英傑投手が郭泰源さんと一緒に18日に仙台入り、入団会見を行ったそうですね。会見の様子は楽天の公式ニュースのところに詳しく載っています。台湾での記事は小僧さんが着々とまとめてくださっています。→[網頁]林英傑投手来日、入団会見を行いました。(楽天イーグルス・球団からのお知らせ)初めての仙台の感想は「スゴく寒いです」。そりゃ日本人だって冬は寒いんだもの。台湾のかたにはもっと寒いでしょうね。さて、会見の記事で気になったのは、写真を見ると背中のネームが"YING CHIEH"になってること。え、ひょっとしてこれが登録名ですか? こちらの球団のニュースにも、「L・インチェ」って書いてあるし。→[網頁]2006年度選手背番号(新規/変更)及び登録名変更について(楽天イーグルス・球団からのお知らせ)林だと「はやし」と間違えられるからかしら。でも「インチェ」ってカタカナで書かれると、どうも変な感じが。まだ「英傑」のほうがいいと思うんだけどなぁ。慣れの問題かしら。●登録名「インチェ」?会見ではご本人が「10勝」を目標に挙げたそうです。前は起用法は先発か中継ぎかわからない、みたいなことが書かれてましたが、やっぱり先発ですよね。何たって、にゃんこ投手の楽天入りを最初に報じた新聞(スポニチ)の今年の予想投手陣でいちばん上に載ってたくらいだもの、期待が大きそう。これ見ると、楽天の先発投手は学生時代に出席番号が1番とか2番とか、最初のほうだったっぽいかたばかりなんですねぇ。授業のときに、先生に「この問題を答えてもらおうか、じゃあ、えーと出席番号1番で、朝井!」とかいきなり当てられて焦った違いない。いちばん下のセドリック投手も名字はバワーズ(Bowers)だから、アルファベットで2つめ。これまた早そう(あちらには出席番号ってあるの?)。で、ふと思ったことは、林投手はどうなのかということ。辞書を見ると「林」は発音符号順でも漢字の画数順でも半分よりは前だけど、そんなにすごく前のほうじゃないみたい。アルファベットでも"L"だから真ん中へんだし、林投手だけ仲間はずれ…。ん、待てよ、「インチェ」なら「イ」だから最初のほうか。そうかぁ、だから「インチェ」が登録名の候補なのかも。(←たぶん違う)(フラれちゃったけど石井一久投手も「い」なのか。良くできてます)●にゃんこ対決話は変わって、林英傑投手といえば、にゃんこです。小僧さんの影響ですっかり猫呼ばわりで、勝手ににゃんこにゃんこ呼んじゃってます。いっそのこと、にゃんこで定着しないかな~。もう私の脳内では「林英傑投手=ねこ」で何の違和感もありません。なので、誰も呼ばないらしいけど林英傑投手公認のニックネーム(?)である「三毛」は三毛猫の三毛かと思ってました。本当はどういう意味なんだろ。さて、先日、blogの調子が悪かったので久しぶりに楽天広場のお知らせを見たら、魅力的な案内が載ってます。[blog]「楽天広場 動画コンテスト・第1回 ねこ動画対決!!」(楽天広場)うはははは、ねこ動画対決!! 1匹じゃダメで、対決しないといけないのか。じゃあ先輩にゃんこ・許銘傑投手と一緒に登板した試合をビデオに撮ればいいんですね~(←んなわけない)。でもコンテストの締め切りは1月だから間に合わないし(←本気で応募する気かよ)、許投手は中継ぎで、去年みたいな調子だと一軍で「対決」があるのかも怪しい…。ホントは二人して先発で活躍して、何度も「ねこ対決」があるとうれしいんだけどなぁ。この2人は日本に来る前に台湾大連盟(TML)で1年だけ同じリーグでプレーしたそうなので、もしかしたらプロの舞台ですでに対決済かも知れないです。
2006年01月20日
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JR九州のまち・北九州に行って来ました! ゴハンの種とはいえ、平日に旅行だなんて、いい身分だわ。たまにはこういうのもいいよね、ってことで、ちょっとご紹介。博多から特急列車で移動です。特急に乗るなんて久しぶり。JR九州で特急に乗るとき、2人以上で往復するなら「4枚きっぷ」を買うととってもオトクですよ!(常識ですか?)私が乗ったのは「有明」。狙って乗ったのではなく、たまたま来た特急に乗ったんだけど、少し待てば来た「ソニック」のほうが気になったなぁ。久保康友投手からつけたんじゃないですよね(←当たり前だ)。久保投手のあだ名は出身の松下電器の「パナソニック」から取ったはずだけど、JR九州の宣伝もしていたらしい。しっかり社会人野球に貢献してますね~(何だそりゃ)。座席の前のトレイを倒すと出てくる「有明」の車内案内図。うははは、座席は全部禁煙! 今どきはそうなんですねぇ。私はタバコ吸わないので歓迎なんですけど、狭い隔離スペースに押し込められてタバコ吸ってるかたを見るとちょっと気の毒な気も。もうすぐJR九州は全部禁煙になるらしいです。博多駅から1時間弱で小倉駅に到着。モノレールも走ってました。真中に写ってます。乗ってみたかったなあ。構内では物産市も出ていて賑わっていた大きな駅でした。さすが政令指定都市。バス路線案内図に香月発見! こういうくだらないことに反応します。へー、香月って地名にもあるんだ。しかも終点です。そういえば香月良太投手って福岡県の出身でしたっけ。福岡には多い名字なのかしら。小倉駅にもしっかりとシダックスはあるのでした。おしまい。
2006年01月19日
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登録していたe+(イープラス)から、WBCアジア地区予選のチケット情報の案内が届きました。早いもので、開幕まであと1ヵ月半かぁ。どれどれ、今回のお値段はいくらかな…。[網頁]e+チケット情報|ワールドベースボールクラシック(イープラス)高っ!日本が出る試合だと、いちばん安い席でも4500円ですかぁ。高い席なんて2万円近い! 去年のアジアシリーズはもちろん、アテネ五輪予選でもこんなに高くなかったですよねぇ。こんなに高くて、お客さんたくさん来てくれるのかしらん。5000円って1人なら出せる値段だとしても、家族揃って観戦だと2倍3倍になっちゃうし、そう気軽には来られませんって。ま、もともと私は日本の試合はいいかなと思ってたけど(だって、混むのやなんだもん)、この高さで完全に見に行く気なくしました。中華隊と韓国or中国の試合だけでいいや。日本が絡まない試合で自由席なら2000円ですね。アジアシリーズでは1000円だったから、それでも倍。アジアシリーズと同じでネット裏だけが指定席、残りは全部自由席とのこと。つまり、内野ベンチ上の絶好のポジションでも2000円です。アジアシリーズのときよりは高いけど、2000円で王建民投手や韓国のメジャーリーガの選手が見られると思えば安いもの、かも。 さ、中華隊と韓国代表の試合を見に行けるようにがんばろうっと。それにしても、中華隊と韓国のいちばん面白そうな試合を金曜日の午前中に組んじゃうのもちょっと気に入らなかったこの大会。誰が組んだんだ、こういう日程を。しかもこのチケットの高さ。びっくりです。まぁでも、それだけの大イベントってことなんでしょうねぇ。イチロー選手とか来ちゃうわけだし。このチケットの高さで東京ドームがちゃんと満員になったらすごいと思います。ホント。
2006年01月18日
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16日の夜にテレビでスポーツニュースを見ていたら、今年から新規参入するセガサミーが千葉県で公開練習をしたという話題が紹介されていました。全国放送のニュースで社会人野球が、しかも試合じゃなくて練習の様子が取り上げられるなんて! じーっと見ちゃいました。青島健太監督が「1年目から都市対抗優勝狙う」というような内容の威勢のいい目標を語ってVTRは終わり。で、そのときに、ほへ? と思ったこと。アナウンサーのかたが原稿を読んだとき、私の聞き間違いじゃなければ、こう言ってました。「3月8日に初陣を迎えるセガサミーは…」ん? 3月8日? 3月8日といえば…。はい、東京スポニチ大会の開幕日です。おー、1年目からスポニチ大会に出るのかー。でもスポニチ大会の出場チームって実績が考慮された上で決まるんじゃ? JR東日本が辞退だから代わりに出るのかしらん。それとも単にチーム結成後の初のオープン戦を3月8日にやるだけ?そんなふうに頭の中にたくさん?マークを抱えながらその日は就寝。翌日の新聞記事を見ると、セガサミーがこれからどんな大会に出るのかが少しずつ書いてありました。●東京都企業春季大会1つ目。[記事]【アマ】「1番を目指す」セガサミーが練習を公開(サンスポ)この記事によれば、セガサミーは20日からの東京都の企業春季大会で公式戦デビューということのようです。それって、スポニチ大会には出ないってことですよねぇ。じゃあ前日のテレビニュースはどういう意味だったんだろう。あと、チーム数が増えて参加8チームになるはずの企業春季大会の試合形式がどうなるのかもちょっと興味あり。(JR東日本がどうなるかわかんないけど)●九州大会2つ目。[記事]セガサミー 九州大会で“全国デビュー”(スポニチ)この記事によれば、5月の九州大会に出るそうです。1年目のチームで、九州大会のような地区連盟主催の大会(都道府県連盟主催じゃなくて)に出場するのは異例なんだって。●都市対抗一次予選同じ記事の下のほうを見ると、都市対抗野球の一次予選に出ると読めます。ふーん、いつもクラブしか出ない一次予選から出るんだ。何年か前に日本ウェルネススポーツ専門学校(会社登録扱い)が加盟したとき、一次は免除で二次予選からの出場でした。なのに、今年の新チームのセガサミーは一次からってことみたいですねぇ。まぁでも、クラブ登録だから一次から出場、会社登録だから二次から出場っていうのもおかしな話で、新チームなら全くのノーシードで予選のいちばん下から出場で当然かな、と。あ、東京は企業春季大会で好成績だと二次予選でシードされるんでしたっけ。シード権取っちゃったらどうなるのかしら。●メンバー表白夜書房「野球小僧」編集部のblogではセガサミーのメンバーが全員載ってます。→[blog]青島健太率いる新生チーム・セガサミー野球部公開練習を取材(1/17)企業からの移籍選手は全員ミキハウスから。元いすゞの天沼秀樹投手、関東に戻って来るんですねー。ご近所に企業チーム(専門学校じゃなくて)が新規参入するのって、私が社会人野球を見るようになってから初めてなんです。何か面白いことがいろいろ起こりそう。とても楽しみだ。
2006年01月17日
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WBC台湾代表30選手の発表です。今回は林華韋監督、呂明賜コーチら6人の首脳陣の投票で選んだんだそうです。初めての試みなんだって。得票が少なかった選手は話し合いをして決定。重視したポイントは「バランス」だそうです。さて、WBC中華隊代表30名は。右投手:王建民(ヤンキース)、姜建銘(巨人)、耿伯軒(ブルージェイズ)、林恩宇(蛇)、許竹見(蛇)、潘威倫(獅)、陽建福(牛)、朱尉銘(鯨)、増菘[王韋](台湾體院)左投手:郭泓志(ドジャース)、陽耀勳(ソフトバンク)、鄭[金奇]鴻(ブルージェイズ)、林英傑(楽天)捕手:高志綱(獅)、葉君璋(牛)、陳峰民(熊)内野手:胡金龍(ドジャース)、陳[金庸]基(マリナーズ)、陽仲寿(日本ハム)、謝佳賢(蛇)、陽森(獅)、林智勝(熊)、鄭昌明(鯨)、張泰山(牛)外野手:陳金鋒(熊)、林威助(阪神)、彭政閔(象)、黄龍義(熊)、[CHAN]智堯(台湾體院)、張建銘(牛)めでたく日本組はほとんど入選。陽兄弟も揃って代表入り。弟さんはまだ身分的には高校生ですよねぇ。たいしたもんだ。守備の評価がとっても高いそうです。でも内野8人のうち6人がショートを守れる選手。レギュラー争いは激しそう。アマチュアからも2人。ここでも何度も取り上げた増菘[王韋]投手と、かっちょいい[CHAN]智堯選手が入選。二人とも林華韋さんが監督をしてる大学の選手かぁ。アマチュアの中ではちょっと有利だったかしら。一方で落ちちゃったひと。中日のチェン(陳偉殷)投手。とっても意外なことに、名前なし。日本組で唯一の落選。アテネ五輪にも出たし、日本で少し実績も作ったのに!理由を読むと、今回は過去にないほど左腕の候補が多くて激戦区、まず郭泓志・林英傑の二人は実績から決まり。残る陽耀勳・鄭[金奇]鴻・チェンの3人から2人選ぶ作業は激論の末、陽耀勳投手に球威で負けていて、変化球の種類で鄭[金奇]鴻投手に及ばないって理由でチェン投手が落ちてしまったんだって。常連の陳致遠選手も名前なし。陳選手は彭政閔選手と似たタイプで、かつ二人ともケガ中なのでどちらかを選ぶことになり、彭政閔選手のほうが支持されたそうです。今回、象さんの選手は彭政閔選手1人しかいないんですねぇ。内外野どこでも守れる牛の張家浩選手も落選。五輪と違って選手枠に余裕があるせいでユーティリティプレイヤーは選ばれにくかったってこともあるようで、外野として選考対象にのぼったものの、惜しくも落選。でももし誰かが出られなくなったときは代替選手になる最有力候補だとか。張家浩ファンのかた、誰かに何かがあることを祈りましょう(←おい)。確かに中華隊は毎度毎度、最終メンバーの発表後に本番直前で何人かの選手が交代してる気がします。落ちちゃった選手でもまだわかんないかも?●保留名簿今朝までの記事だと、王建民投手をはじめケガなどの理由で出場できるかどうか未定の選手は「保留名簿」に入り、日本の松井秀喜選手のときのようにその分の枠を空けて発表されると書いてありましたが、蓋を開けてみると結局、他の選手と混ぜて普通に発表されたそうです。もし「保留名簿」に載っている選手が出場できないと決まったときは、その都度に代わりの選手を補充するんだって。確かにそれで充分なような。何で日本はわざわざ松井選手の枠を空けて29人分で発表したんだっけか。すっかり忘れてしまった。で、保留名簿入りしたのは4人の選手。こちらの記事では王建民・陳金鋒・彭政閔・郭泓志となってます。→[記事]〈WBC〉中華隊30人名單出爐 旅外[イ占]1/3 (big5)一方、こちらの記事では王建民・陳金鋒・彭政閔・林恩宇。→[記事]經典大賽/中華隊30人名單公[イ布] 旅外球員11人、業餘2人(big5)あり、ちょっと違う。どっちが本当?郭泓志投手が保留名簿から外れたとなれば、いつの間に参加決定してたんだろう。●発表風景ちなみに、代表30選手の発表はこんな風に行われたらしい。→[画像]発表風景紙に書いた名簿を読み上げるのかと思ってました。違うんだ。へー。
2006年01月16日
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WBCの中華隊代表は今日、いよいよ発表です。先週から台湾代表候補は週末だけ集まっての藍白戦を行っていて、一昨日・昨日にも練習試合が行われました。相変わらずサボり組も多くて候補選手58人のうち試合に出たのは30人ちょっとみたい。代表名簿の発表間際なので選手にとっては最終アピールの場ってことになりそうですが、選手を選考する立場のかたに言わせれば、もう代表30人はだいたい決まっていて、練習試合は選手の調子を確認する場だったとか。で、その試合の内容について記事から拾って書きますと。●14日の試合この記事から拾います。[記事]6強投飆速球 中華分組對抗賽 林華韋滿意(big5)(1/15)結果は→白組4-0藍組マイナーリーガの羅錦龍・耿伯軒・鄭[金奇]鴻3投手と国内の許竹見・蔡英峰・陽建福3投手が投げ、失点したのはロッキーズの左腕・羅錦龍投手だけ、それもほとんどがエラー絡み。許竹見投手(蛇)と耿伯軒投手(ブルージェイズ)は146km/hマークしたとか。今の時期でもこれくらい出ちゃうんだ。明日から大会が始まれば日本より強かったりして。投手陣の調整状況については林華韋監督曰く、「みんなの調整具合はずいぶん進んでる。特に投手。今日はみんな良かったね」と満足とのこと。打線のほうはケガ人が出て困っている中軸打者の代わりになる選手をテストしているようですが、両チームの3~5番に入った7選手(謝佳賢・陳[金庸]基・林智勝・高國慶・林益全・羅國輝と代打の張泰山)は合計で23打数2安打とひどい成績だったとか。●15日の試合誰が代表30人に選ばれそうとかいう記事が多くて、最終スコアを書いた記事が見つからない。とりあえずここから拾ってみます。[記事]左投左打歴來最多 經典賽30將 今午3時出爐(big5)投手では増菘[王韋]・高敏靜のアマチュア組が多めに投げ、朱尉銘・林英傑・潘威倫・黄佳安のプロ組がちょっとずつ投げたそうです。日本組で唯一、居残って参加している林英傑投手は台湾での最後の投球、昨年の台湾シリーズからほとんど投げてないと言いつつ2回を投げて無失点。この日の打線はまずまずで両軍合わせて13安打を放ち、長打も何本か出たそうです(←そのわりには両チーム合わせて3点しか入ってないみたいだけど)。また、アマチュアの鍾承佑選手と牛の張家浩選手は外野での守備のプレーで肩が強いところを見せたとか。以上で代表選手発表前のスケジュールは全て終わり。発表を待つだけに。●中華隊ユニフォームは?韓国チームのWBC用ユニフォームは先日に発表になったみたいですが、中華隊はどうなんでしょう。今日、貼り付けた記事には練習試合の写真がいっぱい載ってますが、この記事の写真のデザインで決まりなんでしょうか。何かとっても西武っぽい。でも良く見ると、どの選手もユニフォームの上着だけ中華隊で、ズボンやアンダーシャツは自分のチームのものなんですね(人によっては帽子も)。発見したこと。牛さんチームのユニフォームの上着だけを中華隊にすると、色合いがとても奇妙。(陽建福投手の写真より)●いよいよ30人(26人)発表さあ、中華隊の代表選手は午後3時に発表とのこと。もうすぐです。故障中などの理由でひとまず30人からは外される「保留名簿」は4人(王建民・郭泓志・陳金鋒・彭政閔)で、心配された林恩宇投手は「保留名簿」ではないとのこと。もう故障は大丈夫ってことみたい。良かった良かった。なので、今日は30人から保留名簿の4人を除いた26人が発表となるようです。新聞にはいろいろと予想が載っていて、結構意外な人が入るみたい。さあ誰が選ばれるか。待ち遠しいぞ。
2006年01月16日
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去年の年末に山形県で起きた事故の影響で、JR東日本チームがしばらく公式戦活動を自粛するというニュースが。JR東日本、社会人野球の公式戦自粛 羽越線脱線で配慮(朝日新聞)(1/14)私、列車事故のときに日本にいなくてニュースとか見てなかったから、どのくらいの規模の事故でどれくらい会社に責任があるのかとかを感覚的にあんまり良くわかってませんが、こういうことになるとやっぱりタダ事じゃないのね、ってことが改めてわかります。というわけで、JR東日本チームは連覇のかかったスポニチ大会は出場せず。試合は自粛するけど練習は続けるとのことなので、今のところは自粛が解ければすぐに試合に出られそうな風に読めます。で、記事だと東京のJR東日本チームのことしか書いてませんが、気になるのはJR東日本の他のチーム。各地でいっぱい活動してますよね。東日本地区でJRって名前がつくチームはというと。JR東日本、JR東日本東北、JR秋田、JR盛岡、JR水戸、JR千葉支社硬式野球クラブ6つもあるんだ。「東日本」がつく2チーム以外はいわゆるシンボルチーム的存在ではないと聞いたこともありますが、だからって影響受けないとは限らなそう。尼崎の事故のときは神戸レールスターズもJR西日本の社員のかたが中心のチームってことで公式戦自粛になっちゃったし、今回もどうなっちゃうのかしらん。もしもこれらのチームがみんなしばらく活動しない、なんてことになったら、社会人野球界に与える影響は相当に重大なことになってしまいそう。で、復帰までってどれくらいかかるんでしょうか。自粛の期間が「当面」っていうのが気になります。どうも過去のニュースとかいろんなかたのblogを見ると、事故のことはまだ原因もちゃんとわかってないんですねぇ。時が過ぎ去るのをただ待てば自粛解除になるってことでもなさそうです。大変だとは思いますが、事故のほうをしっかりと解決させていただいて、野球部が早く試合に出られるような状況になりますように。
2006年01月15日
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最近、社会人のネタが不足気味でサボってますが、台湾からちょっと関係のある話題が。昨年末のドラフト会議で、熊は1位の陳金鋒選手(元ドジャース)から始めて異例の14人の大量指名を行いました。そのうち、3位で指名を受けた林聖凱選手が熊と契約したという記事が出ています。[記事]一軍即戰力 林聖凱拿120萬(big5)(11/13)ドラフトで指名されたとき、ハテ、どこかで見たような名前だと思ったら、林選手は社会人野球のアスピア学園にいたのだった。アスピア学園にはちょくちょく台湾の大学生選手が夏休みを使って留学に来ていることは前に何度か書きました。林聖凱選手もその一人で、2001年、蛇の林恩宇投手や象の莊[王韋]全(当時は莊培全)投手らと一緒にやって来た選手だそうです。ポジションは捕手。当時の活躍ぶりは、こんな感じ。(アスピア学園公式サイトより)○日本選手権兵庫県予選兼姫路市長杯争奪大会<アスピア学園6-4新日鉄広畑 >アスピア学園は林聖凱、林恩宇の本塁打などで5回までに5点リード。終盤に2点差まで迫られたが、長尾-荘培全の継投で逃げ切った。当時は金属バットだから今よりはるかにホームラン出やすかったけど、大学生で企業チームの投手からホームラン打ったんだから偉いもんだ。連盟報で記録を見ると、都市対抗予選でも全試合フルにマスクを被ったそうです。●「二軍」選手からのプロ入りと言いつつ、実のところ林聖凱選手のことは名前しか知らないし、留学が終わってからどうしていたのかほとんど知りませんでした。いい機会なので、その後どうしていたのかをちょっと調べがてら書きますと。一緒に留学して活躍した莊培全投手や林恩宇選手が若くしてすんなりとプロに入ったのに比べて、林聖凱選手は彼らより2学年先輩なのに遅いプロ入り。もう27歳です。どうも大学を出られた後は林恩宇投手のようなエリートコースではなくて、這い上がって来た選手のようですねぇ。プロ入りへの道が開けたのは2004年の暮れ、26歳のときにドラフトにかかるための連盟合同のテストを受けに来たんだそうです。でも不合格。しかし、練習生のような扱いでLaNew熊に入ることができて熊の「二軍」で1年間訓練を続け、そしてこのたびドラフト指名を受けて入団、正式にプロ野球選手になったということらしい。契約金は120万元、今年の月給は8万元。がっしりした体と打撃が売りで、コーチ陣から「一軍即戦力」の評価を受けているんだって。熊は去年、八百長騒ぎで逮捕者が出て捕手が1人減っちゃいましたからね。チャンス大きいかも。また、「二軍」がまだしっかりと確立されていない台湾職棒、彼には「二軍」で選手を育てることが有意義であることを証明して欲しい、との期待もかかってるんだそうです。●プロ選手3人目手元の日本野球連盟発行の連盟報の記述によれば、2001年のアスピア学園に参加した台湾からの留学生は林聖凱選手を含めて5人。都市対抗予選では企業チームだった新日本製鐵広畑を破り、あと1つ勝てば本大会出場ってところまで来ました。アスピア学園が代表決定戦に進んだのって、今のところこの1回だけかしら(自信なし)。連盟報によればその5人は、林恩宇選手・莊培全投手(当時)・林聖凱選手と戴志遠投手、そして名前がわからないけど翁という姓の投手の名前を見ることができます。当時の大学の名簿を見る限りでは、これは翁玉龍投手かな。この5人のうち、3人がプロ入りです。結構な率ですねぇ。日本に留学させてもらえる選手は大学の中でも期待されてる大物が選ばれて派遣されてるってことなのかしら。じゃあ5人が全員プロ野球選手になる日の来るのか? 残念ながら、それはもうありません。なぜなら、戴志遠投手は2001年に交通事故で亡くなられているのだそうです。
2006年01月14日
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タイトルは兄弟象の選手ってことじゃありません(←ベタベタです)。兄と弟の野球選手の話題を2つ。[記事]中華大聯盟/陳致鵬與誠泰簽約 陳致遠再添兄弟[木當](big5)(1/10)先日、パパになった「黄金戦士」陳致遠選手の弟・陳致鵬選手が昨年末のドラフトで蛇隊に2位指名され、このたび契約に至ったという記事。お兄さんと同じくポジションは外野だそうです。陳選手に弟さんがいてアマチュアでプレーしていたのは知ってたけど、弟さんもプロ野球選手になれるほどすごいんですねぇ。で、肝心なのは顔ですよ、顔。妙に似ているイトコ軍団・陽兄弟&曾華偉選手のごとく、やっぱりソックリ?[画像検索]陳致鵬(googleのイメージ検索)うーん、見る限り、輪郭や頬のあたりとかは良く似てるような気が。でもお兄さんヒゲ面だから、似てるのかどうか良くわかんないや。[記事]中華大聯盟/獅棄將曾揚志轉戰興農 蘇建榮與牛隊簽約(big5)(1/10)そしてこちらは先日に獅を解約された曾揚志選手が牛さんチームに雇ってもらうことになったという記事。牛にいたお兄さんの曾揚岳選手も今オフの間に戦力外になったのですが、お兄さんはそのままコーチになられるとのことで、これで兄弟で同じチームに所属することになったと書かれています。以上、兄弟象ではない(←ベタベタ)、兄弟のニュース2件でした。台湾って兄弟でプロ野球選手っていうかたがずいぶん多いような。現役で知ってる限りでも、これだけいます。陳瑞昌(象)・陳瑞振(象)彭政閔(象)・彭政欣(象)郭岱詠(鯨)・郭岱[王奇](獅)陳連宏(獅)・陳金鋒(熊)陳致遠(象)・陳致鵬(蛇)兄弟の選手だけあって象が多いです(←ベタベタ。しつこい)。片方が引退しちゃったけど、去年までは二人ともプロ野球選手だった兄弟選手も挙げてみると。陳柏勳(もと蛇熊)・陳峰民(熊)高健龍(もと牛熊)・高國慶(獅)蔡士勤(蛇)・蔡士凡(もと熊鯨) (←双子)曾揚岳(もと牛)・曾揚志(獅牛)(間違ってたらゴメンナサイ)他に日本でもおなじみの陳大豊さん&陳大順さんも兄弟だし、現役の陽耀勲投手&陽仲寿選手ももちろん兄弟。きっと他にもいるでしょう。(世の中には郭源治さん&郭泰源さんを兄弟だと思ってるかたもいるみたい)日本だと兄弟で現役プロ野球選手っていうと、三木兄弟と、あと弟さんが中日入りした新井兄弟くらいかな。他にもいるかしら。いても台湾ほど多くはなさそう。プロ野球選手の数は日本のほうがずっと多いのに、不思議なものです。台湾って、お兄さんが野球やると弟も、っていう家庭が多いのかしら。親戚関係の野球選手もずいぶんいるみたいだし。そもそも兄弟の数が少子化ニッポンよりずっと多いとか?(2006/01/15修正:高國慶選手の所属が間違っていました)
2006年01月13日
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西武の森慎二投手が、ポスティングシステムで入札し交渉権を得ていたデビルレイズと正式に契約したというニュースです。[記事]米移籍で契約に合意した森「最高に幸せ」(日刊スポーツ)この日がデビルレイズとの交渉期限最終日で、もし決裂すれば西武に戻るみたいなこと書いてある記事もありましたが、ギリギリで合意に至ったようです。私は一応、西武ファンですので少々フクザツではありますが、ずっと前からメジャーメジャー言ってたご本人の希望どおりになったのだから良かったです。でも大事なのはこれから。行くからには当然、活躍してもらわないとね。森投手は言わずと知れた君津OBなのですが、私はプロに入ってからしか知りません。ちょっとだけ君津時代のことに触れた記事があります。[記事]森“野茂イズム”受け継ぐ…背番『11』内定、気持ち固まった(サンスポ)(12/25)背番号11のユニフォームの脇でニンマリしている森投手。背番号11は西武時代の番号であるとともに、デビルレイズで去年、野茂英雄投手がつけていた番号。野茂投手は高校時代からのあこがれで、ともに同じ新日鉄OBとあります。そういえばそうでしたねー(森投手は光→君津、野茂投手は堺)。西武では新人の頃は背番号19でした。プロ入りしてしばらくして11に変わったのは単に格上げになったからだと思ってたけど、これ見ると野茂投手の番号になりたかった、っていうのもあったのかも。じゃあ君津では何番だったの? と思って調べてみると。14番、だったみたい(かずさ市民応援団のニュースの写真より)。ふーん、11でも19でもなかったんだ。森投手がプロへ行って1年後に君津に入って来たのが、現在14番の領家訓応投手ってことのようです。そういや足の上げ方とかちょっと似てるかも。なお、野茂投手は新日鉄堺の頃から11番だったようです。
2006年01月12日
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マニア系雑誌・野球小僧(白夜書房)の最新号が発売になってます。この本、普段は図書館でみつけたときにふふーん、って感じで読む程度。でも今回は違います。なぜなら、野球小僧のの編集部さんもblogを書いていらっしゃいまして(→これ)、ちょくちょく読ませていただいているのですが、最新号の内容についてこう書かれているのを見つけたから。《一次リーグで対戦するアジア各国の最新情報を完全網羅》 WBCパーフェクト観戦講座Part2 ~韓国、台湾、中国の予想メンバー入り!!~ 戸部良也ほほほほ~、おもしろそう。読まなきゃ。さっそく本屋さんにGO! 分量は少ないけどしっかり載ってますね~。書いてるのは週刊ベースボールでお馴染みのいつもの戸部さん。お楽しみのスタメン予想も出てます。今回の中華隊はケガ人が多い上に世代交代もあり、かつ海外組もたくさん候補に名を連ねていて国内組と競争してます。なかなか予想が難しそうなんですが、戸部さんが選んだ予想スタメンはこんな感じでした。日本棒球雜誌「野球小僧」預測WBC中華隊先發陣容:8 紀俊麟(鯨)4 陽森(獅)5 張泰山(牛)9 陳金鋒(熊)3 謝佳賢(蛇)7 彭政閔(象)6 鄭昌明(鯨)D 曾漢州(鯨)2 葉君璋(牛)うーん、何だこりゃ。紀俊麟選手と曾漢州選手は代表候補58人に入ってませんよう。しっかりしてくださーい。原稿の締め切りがすごく早かったのかしら。とりえあずこの記事から読み取れること。戸部さんはWBCでも国内組が優勢、と見ていることがわかります。陳金鋒選手が熊の選手になったので、9人全員が国内職棒の選手ってことに。二遊間は常連だった黄忠義選手と鄭兆行選手が今回は候補にも選ばれず、誰が選ばれるのか興味深いところだけど、戸部さんは米マイナー・日本組ではなく、国内組の陽森選手と鄭昌明選手をスタメンに挙げてます。また、四番候補にも挙げられている阪神・林威助選手もスタメンではないと判断しているようです。投手のほうは。先:王建民(ヤンキース)先:曹錦輝(ロッキーズ)先:林英傑(楽天)先:陽建福(牛)中:チェン(陳偉殷)(中日)中:許文雄(熊)中:呉偲佑(熊)抑:林恩宇(蛇)抑:潘威倫(獅)またまた候補58人に選ばれてない呉偲佑投手と、辞退した曹錦輝投手が入っちゃってますがそれは置いといて。投手のほうは海外組が中心と見ているみたい。メジャー組と日本組から2人ずつ。先発4人のうち3人が海外組。ただし、海外でもマイナー組や、日本組でもプロ実績が全くない選手よりは、国内職棒選手のほうが上という判断のようです。さあ、当たるかハズれるか。中華隊メンバー30人はあと5日で発表です。楽しみだ。(ちなみにこの本、曹錦輝投手は2005年途中にケガから復帰してメジャー1勝を挙げたとか、昨年の林英傑投手は夏に故障で休んで秋に復帰したとか、林英傑・林恩宇・陽建福の3投手は日本戦で好投実績があるとか、彭政閔選手のケガは完治しているとか、怪しげなこともいっぱい書いてあります。)
2006年01月11日
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台湾では今年から来年にかけて国際大会目白押しで、11月には国際野球連盟(IBAF)が主催するインターコンチネンタルカップ(長ったらしいので「洲賽盃」と書きます)が行われます。で、洲賽盃のために台中球場を改修するので、職棒の日程が影響を受けるかも、という話。[記事]中華大聯盟/台中球場3月底封館整修 不影響3/18開幕戰(big5)(1/9)今年の職棒の開幕戦は3月18日に行われ、場所と相手は昨年優勝の興農牛に選択権がある。興農は台中球場がホームだが、台中は11月に開催される洲賽盃の会場の1つになっており、台中市政府は外野フェンスを20フィート後方に移して400フィートとする球場の改修を計画している。興農の趙宏文代表曰く、現在のところ把握しているのは3月中旬から5月中旬に改修のために球場を封鎖しなければならず、その間は台中では試合ができないこと。開幕戦はそのまま台中で行なうが、その他の台中での試合は斗六・嘉義市・新竹から選んで代替開催する。台中球場改修のため、前半戦の台中での試合の大部分は斗六か嘉市か新竹に移される、ってことのようです。前に台湾でワールドカップがあったときの使用球場は新莊・天母・高縣・嘉市だったはず。台中球場はボロいと聞いていたけど、改装して洲賽盃に使うんですね。でも、改装するならもっと早く工事を始めればオフの間に改装が終わって、前半戦の試合をヨソに移したりせずに済むし、しかもキレイな球場で試合ができたのに。変なの。…と思ったら、こちらの記事を良く読むと、ちょっと違うらしい。[記事]開幕戰可能移師斗六(big5)本当は洲賽盃は新しく球場を建てて、そこでやる予定なんだって。洲賽盃のために新しく建設する野球場の完成が11月の洲賽盃開幕に間に合わないかも知れないので、台中市政府は3月に現在の台中市立棒球場を改築することにし、改築が始まれば少なくとも2ヵ月は球場が閉鎖されるために3月18日の職棒の開幕戦を含めた上半期の台中での試合が全て他球場に移されることになる。「洲賽盃開幕に間に合わないかも知れない」って、間に合わせなさいって! うーん、さすが台湾ってことなんでしょうか。建設が間に合わないかも知れないから早めに別のところを改装。早めなのはいいけどタイミング悪い。計画性があるんだかないんだか良くわかんないや。●台中新球場建設中[網頁]國際標準棒球場新建工程(big5)検索してみると、台中市政府のページにいろいろ載ってました。これが新しく建設する球場なんですね。完成予定図などの図面を見ると、かなり立派な感じ。国際標準の野球場なんだそうです。台湾でも指折りの規模の球場になりそう。予定だと今年の8月に完成することになってますが、先程の記事の様子だと遅れてるっぽい。地図で見ると、新球場は台中市の北のほうにできるみたい。今の台中球場は調べた限りは街の中心部にあって、台中の駅から歩いて15分くらいですか、場所的にはとっても便利そうなんだけど新球場はちょっと郊外になるみたいです。●台中、行きたかったのにさてさて、実はワタクシ、この台中球場改装の記事を読んで頭を抱えているのであります。元旦に挙げたように、今年の目標の1つは台湾に行って試合を見ること。もう行く日も決めて、飛行機のチケット取っちゃってます。(まだ今年の試合日程も決まってないのに)で、台湾に行ったときに試合を見に行こうと思ってたのが台北地区と、あと台中だったんです。なので、台中の街の見どころとか調べてたところでした。何で台中かっていうと、単に地図を見て台北から近いし、球場が駅から近くて便利そうだし、あとアジアシリーズで見た牛さんチームに少なからず親しみを感じたから、ってだけなんですけど。でもちょうど私が行く頃、台中球場は工事中で試合がないっぽい。うーむ、試合がないならたぶん台中には行かないなぁ。今まで調べたことがパーです。試合を見に行くとしても、振り替えとなる場所が新竹ならいいけど、嘉義や斗六だと台北からもっと遠くなっちゃうし。どうしようかな~。ま、ああだこうだ考えたところで試合日程が決まってくれないとどうしようもないのであった。決まってから考えようっと。
2006年01月10日
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WBCは何だかいろいろとおかしな流れになってるようですが、中華隊は8日にも練習試合の藍白戦を開催。新聞記事を読みますと、結果は。藍2-1白[藍]増菘[王韋](4回1失点)、高敏靜(3回)[白]蔡英峰(3回1失点)、朱尉銘(2回1失点)、許文雄(2回)前日の試合で全員海外組が投げたので、この日の投手は全部国内組。登板予定だった林英傑投手と許竹見投手が投げられず、7イニングで終了。日本関係で出場したのは林威助選手(阪神)のみでした。林威助選手はこの日も白組の4番で出場、2回裏に同点となるソロホームラン1本を打ち、前日の3安打猛打賞と合わせて8打数4安打。陳金鋒、彭政閔がケガのため4番候補にあがっている林選手について、林華韋監督は「4番の力はあるね。陳金鋒と彭政閔が出られなければ彼が4番にいちばんふさわしい」。本人は連日の活躍にも関わらず調子はまだまだとのことだが、この日は「昨日よりちょっと良かった」。林選手にホームランを打たれた増菘[王韋]投手曰く、「彼のスイングは速い。失投は絶対に逃さないね。日本の打者と対戦するときは配球に気をつけないと」。楽天から高評価を受けた増投手は5安打1失点、最速144km/hの内容に本人は不満で「球が遅かったし、コントロールも良くなくて変化球が思ったところに行かなかった」。試合は5回にアマチュア組の郭俊佑・李義偉選手の安打で藍隊が勝ち越して勝利。練習試合はあと2試合、来週の土日にも行われ、今回は出なかった興農牛の選手らも出る予定だとか。●日本組は大会直前で合流逆に日本組の林威助選手と、前日に登板したチェン(陳偉殷)・陽耀勲・姜建銘の各投手は9~10日に自主トレのため日本に戻り、来週の練習試合は欠場。もし代表に選ばれても次に中華隊に合流するのは2月27日に東京で、とのこと。陽仲寿選手はすでに日本に戻っていて、林英傑投手は18日に日本へ。→[記事]〈WBC〉林威助等四人返日向各所屬球團報到(big5)つまり彼らは豪州での中華隊キャンプにも行かないし、この次の中華隊への合流は本番直前になってから。台湾のお正月にも帰って来ないそうです。なお、西武の張誌家・許銘傑投手は代表を辞退済。彼らもそろそろ日本に来る頃かな。●代表30人は1月16日に発表予定[記事]經典賽30人名單 我保留4人当初は1月25日の予定だった中華隊30人名簿の発表は少し早まりそうだという話は前にも出てましたが、かなり早まって16日には発表になるそうです。来週の15日の練習試合が終わったらすぐに幹部が話し合って決定、発表する予定とか。ただし。候補30人を発表するのはいいんだけど、中華隊にはまだ出場できるかどうかわからない候補選手がたくさんいまして。・メジャー組の王建民投手と郭泓志投手は所属チームから出場OKが出ない。・主砲の陳金鋒選手はケガと調整不足を理由にまだ出場を表明していない。・三振した腹いせに「電箱」を殴って手を骨折した彭政閔選手、まだ痛いそうで満足にバットが振れないで、記事によれば、これらの選手は出られれば代表選出間違いナシだけど出られるかどうかわからないので「保留名額」に入れられます。そして、日本が松井秀喜選手が参加するかわからなかったので1人分空けて29人で発表したように、中華隊は「保留名額」4人の分の椅子を空けて、26人で発表するかも知れないそうです。さらに、先日の練習中に足を大ケガした林恩宇投手も2~4週は休養が必要で、「保留名額」に入るかも知れないとか。日本は辞退者が出て王監督の頭を悩ませているようですが、台湾はケガ人の多さが悩みの種のようです。
2006年01月09日
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昨日は遅い初詣で新年のお参りをして来ました。今年もいい年でありますように。それから図書館へ。お正月の間は図書館がお休みだったので、まとめてチェックです。目的は「オール神奈川」チームのオーストラリア遠征の記事を調べること。何か記事はないかしらんと、神奈川新聞のバックナンバー(古新聞)を調べてみると。むむむ、こんな見出しの大きな記事が。(12月21日の新聞だから、すでにご存知のかたも多いとは思いますが)「さらばサブマリン」ん? ナニ?? 宮田引退???個性的な低~いフォームのアンダースローで長く活躍した宮田仁投手(日産自動車)、引退なんだそうです。日産自動車チームの公式サイトを見てみると…。あれま、選手名簿から宮田投手の名前がなくなってる。本当に引退なんだ。記事によれば、理由は腰が悪くなってしまって1年間フルに投げられないからで、11月には引退を決めていたんだそうです。ナルホド、自分から辞められたんですねぇ。あと1年で都市対抗10年連続表彰だったのに、潔い。夏ごろに雑誌・野球小僧で特集されていたときは、久保監督のコメントとして「この先まだまだ現役を続けられる」って書いてあったのに、体のほうが持たなかったんですねぇ。技術のことは良くわかんないけど、アンダースローだといかにも腰に負担かかりそう。今後のことは、はっきりとは書いてないけど高校野球あるいは少年野球の指導者になるようなことを匂わせてます。これは将来なりたいってことなのか、もう決まってるのか。アンダースローを指導できるかたってあんまり多くなさそうだし、貴重なのでは。たくさん美しいフォームの投手を育てていただきましょう。日産自動車チームの公式サイトを見ると、他にも名前がなくなってるかたがいます。宮田投手と一緒に、ゆるーいボールで日産の台所を支えた左腕の中村将明投手。プロ入りした選手が2名(三橋直樹投手と梵英心投手)、昨年途中で退部した選手が1名いますので、昨年度から5選手が退部ということのようです。あと、「東京ドームで顔面死球を受けても試合に出場し続けた男」上島格コーチの名前も消えてます。(←当てたのは清水直行投手だ)何かこの時期はこういう話題が多くてやです。永遠に現役を続けられる訳がないからいつかは引退しないといけない、仕方ないとはわかっていても。あ、図書館に行った本来の目的であった「オール神奈川」チームのオーストラリア遠征の記事は、結局全然見つからず…。関連する過去の日記:→久しぶりに本の話(8月3日の日記)「野球小僧8月号」(白夜書房)で宮田投手が特集されたことを書いたもの。
2006年01月09日
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昨日に行われた中華隊の練習試合の結果を。中華隊代表候補は現在58選手だけど、欠席者や、ケガや調整不足などいろんな理由で試合に出られない選手が多くて、出場可能な選手は30人ちょっとみたいです。で、いろいろ記事を見ると、試合の結果は。中華藍5-2中華白[藍]羅錦龍(3回)、陳偉殷(3回)、耿伯軒(3回,2失点)[白]姜建銘(3回)、鄭[金奇]鴻(3回,5失点)、陽耀勳(3回)投手は全員が海外組。野手は白が海外組中心、藍が国内組中心だったらしい。日本組の成績を見てみると。林威助選手(阪神)は白の4番。二塁打1本を含む5打数3安打1打点と、傑出した活躍。白隊全体で7安打のうち、半分打っちゃいました。姜建銘投手(巨人)は白隊の先発として3回を投げて2安打1四球1三振、無失点。最速は134km/hで、2度得点圏に走者を背負ったが無失点。どうも姜投手は最終の30人に入選する可能性は低いと思われているらしく、選ばれても秘密兵器的な扱いになるみたい。チェン(陳偉殷)投手(中日)は8月にケガして以来の登板。「ケガのことが心配だったんだけど、マウンドに上がったら忘れちゃったよ」と不安はないみたい。打者13人に1安打2四球無失点。登板してすぐに満塁のピンチ迎えるがしのぎ、以降は無難。最速は141km/h。投手担当の謝長亨コーチ曰く、「フォームが小さい」。(←小さくて良いのいか、小さくてダメなのか)陽耀勲(陽耀勳)投手(ソフトバンク)は3回を1安打1四球2三振で無失点。MAX141km/h。しかし本人曰く「コントロールが悪かった」。今回、左腕は激戦だそうです。●帽子がない[記事]林威助單場3安 中華第4棒備胎 對抗賽火力猛(big5)この記事が各個人の成績にいちばん詳しいかな。写真を見ると、姜建銘投手は中華隊のユニフォームを着てるのに、帽子は巨人の帽子なんですね。何かおもしろい。良く見るとチェン投手もユニフォームは中華隊なのに中日の帽子で投げてるし、他の投手もだいたい自分の所属チームの帽子被ってる。ユニフォームは間に合ったけど帽子は間に合わなかった?●米国組は明暗分かれる結果が良かった日本組と比べて、米国挑戦組は明暗が分かれまして。羅錦龍投手(ロッキーズ)は藍隊の先発で3回を投げて3安打2四死球1三振で無失点。144km/hを記録して教練団は満足。初めて見た謝長亨コーチ曰く「思ってたよりもフォームがずっといい」。この日、いちばん株を上げた投手ってことみたい。しかし本人は不満で「今日は変化球のコントロールがダメだった」。一方でブルージェイズの左腕・鄭[金奇]鴻投手はコントロールが悪く1人で5失点、同じくブルージェイズの耿伯軒投手も連打を浴びて2失点。野手でも陳[金庸]基・胡金龍・羅國輝・武昭関の各選手が全員無安打だったとのこと。ただし。林華韋監督曰く、この練習試合は選手の調整具合を見るので、結果は問わないんだって。確かに欠席した選手や試合に出られない選手もかなり多いから参考程度にしかならないかも。明日(8日)も藍白戦があります。
2006年01月08日
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中華隊の第二段階の訓練が始まりまして、今日はさっそく練習試合が行われたそうです。日本組で参加しているチェン(陳偉殷)・姜建銘・陽耀勳・林威助の各選手は順調に結果を残したようですね。また明日の新聞で詳しく載ってから書くことにして。今日はまたちょっと前の話ですが、2001年の台湾ワールドカップやアテネ五輪予選にも出場した王傅家選手が解雇になったという記事です。[記事]〈CPBL〉王傳家、陳揚凱遭統一釋出(big5)(12/30)[記事]王傳家去簽約 收到離隊同意書(big5)(12/30)他にもいっぱい記事があり、いろいろ合わせてかいつまんで訳すと。王傅家選手は昨年はケガで長いこと戦列を離れたこともあって成績が上がらず(打率.208)、しかも外野手は今年から新たに潘武雄・楊松弦・許峰賓の3選手が加入して余り気味であることから獅隊は解雇を決定。こんな時期に知らせを受けた王傅家選手はびっくり仰天、彼は他球団へ移籍して現役を続ける意向であり、牛蛇熊の3チームは彼の獲得を検討するらしいとのこと。これを読んで思ったこと。去年、羅敏卿選手や呉昭輝選手らが解雇になったときも思ったことなんですけど。何でトレードしないんだろう。別に非難してるわけじゃなくて、素朴な疑問。記事の扱いや解説文からしてもこれは意外な解雇であり、ケガさえ治ればまだまだやれる選手だってことがわかるし、現に獲得を検討するチームがあるわけです。他の球団が欲しがるかも知れない選手なら、トレードして誰か代わりの選手を獲得したほうがおトクだって思いませんか? なぜしないorしようとしないんだろう?選手にとっては、解雇してもらったほうが自由に移籍できるからかえって良いのかも知れないけど。獅に限らず、台湾のプロ野球って交換トレードがすごく少ないそうなんです。CPBLが始まって16年、交換トレードはまだ10件にもならないって記事を前に見たことがあります。いちばん最近の交換トレードが、獅・許聖杰選手と蛇・陽森選手のトレードかな。これももう2年前の話。なぜ少ないのか。1リーグ制だからでしょうか。でも韓国のプロ野球は1リーグ制でも結構交換トレードがあるっていう話です(本当かどうかはわかりません)。一方で交換トレードは少ないわりに、解雇になった選手がいつの間にかひょっこり他球団に入ってた、っていう例は結構見ます。とっても不思議だ。なお、王傅家投手とともに、2001年の台湾ワールドカップに出場した陳揚凱投手(当時は陳榮造という名前でした)も解雇。曾揚志選手も少し前に解約になっていて、オフの間に計3人が獅を去ることになるとのことです。
2006年01月07日
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学校はまだお休みみたいですが世間一般的にはお正月休みも終わり、プロ野球では自主トレのニュースが主になってますね。毎度のことですが社会人のOBのかたは結構旧所属チームに来て自主トレをする選手が多いみたいで、東芝グラウンドにもOBのかたが戻って来ているようです。 1ヵ月ほど前には巨人の高橋尚成投手が東芝グラウンドで早めに始動したっていうニュースがありました。お正月明けには千葉ロッテの清水直行投手がやはり東芝グラウンドで始動。ふーん。がんばってね。(←清水投手にはちょっと冷たいワタクシ)。→[記事]ロッテ清水「こっそりシュート」マスター(日刊スポーツ)(1/5)この2人は東芝のOBなのでわかるとして(清水投手は東芝には3ヵ月くらいしかいなかったけど)、もう1人、新聞記事で東芝グラウンドで自主トレをしていると書かれている選手がいます。それは。関本健太郎選手(阪神タイガース)。あれ、別に東芝のOBでもないのに何で? と思って見てみると、どうも坪井智哉選手が阪神にいた頃に一緒に東芝グラウンドで自主トレしてて、坪井選手が日本ハムに移った後も毎年一緒に来てたみたいです。→[記事]関本 年中無休トレで定位置獲る(デイリースポーツ)(12/20)その坪井選手は今年はハワイで自主トレらしい。それでも関本選手は今まで通り東芝グラウンドに来るんだって。別に東芝のOBでもないし、阪神の選手だからご自宅から近いわけでもないだろうに律義ですねぇ。気に入ってもらえてるってことは、東芝グラウンドって施設がいいのかな。東芝も将来、プロ退団者を採用するようになったら、もしかして?ところで戸部浩投手や香月良太投手はどこで自主トレしてるのかしらん。
2006年01月06日
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今年から東京都に新規参入する「セガサミー野球部」、スタッフなどの陣容が発表されたようです。[記事]セガサミー野球部:スタッフ、選手らの陣容固まる(毎日新聞)セガサミーの会社のWebサイトを見ると。→[網頁]セガサミーホールディングストップのところに「『セガサミー野球部』活動開始のお知らせ」っていうリリースが出てます。見てみると、ユニフォームとコーチが発表になってますね。肩のラインに緑と青をあしらったこのユニフォームは…うーん、どうなんだ、これは。カッコイイのか? 何だかとっても微妙な感じ。きっと選手のかたが着るとまた違って見えると思うので、保留。で、5人のコーチの顔ぶれは。南海/ダイエー・西武・阪神で活躍した佐々木誠さん(40歳)。元中日の辻本弘樹さん(36歳)。(←どなたかしら)元東芝の西詰嘉明さん(36歳)。元ミキハウスの黒川洋行さん(30歳)。トレーニングコーチに赤池行平さん(37歳)。あれ、西詰さんって東芝のコーチじゃなかったっけ? と思って名簿を見返すと、2003年限りで退部されてたんだった。忘れてた。どういうつながりでのセガサミー入りなのかしら。私でも思い付くのは青島健太監督が東芝出身だから、ってことだけど、西詰さんは東芝府中のひとのはずだからチームメイトって訳じゃないだろうし、そもそも歳が全然違うし(青島さんは47歳)。どうなんだろ。ミキハウスから移籍の黒川コーチは選手兼任だそうです。去年の都市対抗で2番を打っていたかたですね。ま、何はともあれ青島さん・西詰さんと、2人も東芝関係者のかたがスタッフに入るとなれば東芝の野球部ともオープン戦などで何かとおつき合いがあるのでしょう、きっと。セガサミー野球部は10日から練習を開始、監督1名・コーチ5名・マネージャ1名・選手22名の計29人でスタートだそうです。選手兼任の黒川コーチを入れても選手23名だから、ちょっと少なめかな。ついでといっては何ですが、東京の人事ニュースでも。●シダックスは部員9人減[記事]新生シダックス必勝祈願、野村野球継承(日刊スポーツ)シダックスの必勝祈願の記事ですが、「部員も9人減の27人とスリム化」とあります。27人も選手がいれば充分だと思うけど…あれ、じゃあ今まで36人も選手がいたってことですか? そんな大所帯でしたっけ。と思って名簿で数えてみると、去年は監督・コーチ・マネージャを入れて36人だったみたい(選手29人、スタッフ7人)。9人減って27人というのもスタッフを入れてだと、選手は20人前後ってところですか。確かにちょっと少ない感じがします。27人の中に新人選手は入ってるのかしら。(選手不足で吉井コーチが兼任で現役復帰、とかなったりして)「アジアから戦力補強する可能性も」って書いてありますね。台湾も候補かな。だとすれば楽しみだ。●JR東日本も9選手勇退チームの公式ページを見てみると、こちらもプロ入りを含めて9人もの選手が勇退されるんですねぇ。スタッフも入れると11人。ずいぶん多いなあ。新井山幸宏主将の名前も退部者の中に。4年前の神宮での都市対抗予選、鷺宮製作所・佐藤崇明投手のノーヒットノーランを9回2アウトから執念の内野安打で阻止したのが新井山選手。とっても小柄だけど(165cm!)すばしっこい戦士でありました。
2006年01月05日
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もう1日、JABAニュース1月号の話題で引っ張ります。1月号は、先月に私が勝手に盛り上がっていたアジア都市対抗の話題に予想以上に紙面を割いてくれています。ありがたや、ありがたや。なので、前に「まとめ」をやったけどもう1回やっちゃいますよ。埼玉県チームは丸々1ページ使って特集されてます。私が知りたかったことの1つ、埼玉県チームがどんな考えで試合にのぞんだのか、についてもちょっと触れてくれています。戦力的には突出していて、優勝が義務づけられていたと言っても良さそうなチームですからね。以前、現地で生観戦されたるい駅長さんにコメント欄で教えていただいたとおり、埼玉県チームは1,3戦をホンダ中心のメンバー、2,4戦を日本通運中心のメンバーで試合にのぞんだのだそうですが、これは「シーズンオフなので選手の負担を軽くしたい」からだったそうです(神長英一監督のコメント)。そうかぁ、じゃあ他チームの選手と一緒に試合をすることは、選手にとって負担になるってことなんですねぇ。連合チームなんだから、ホンダと日通のいい選手を集めて「埼玉県ベストナイン」をスタメンに組んで試合すれば強いんじゃないの? なんて思ってしまいがちだけど、それで個々の選手が普段の力を出してチームとして機能するかって言えばそうじゃない。やっぱり連合チームって、難しいところがあるんでしょうね。練習時間も短かったんだろうなあ。台湾から出場の2チームも連合チームだけど、全員揃って練習したのは1週間前になってからって話だったし、とても大会に力を入れているとは言えない感じ。大会の格の無さを表しているとも言えそうだ。さて、JABAニュースには各試合のイニングスコアや投手リレー(日本のチームの分だけですが)も載ってますので、以前の日記で書いた試合結果のところにこの情報を追記。試合結果一覧を左の「フリーページ」のところにまとめて置いておきます。過去の日記に書いたことをつなげただけなんですけどね。それから。現地まで観に行かれたるい駅長さんが観戦記を書かれています。素晴らしいですねぇ。球場の様子がよーくわかりますよぅ。場所はですね、"Maniacky's Station!!"で検索すると見つかります。関連する過去の日記:→第2回アジア都市対抗野球大会まとめ(12月21日の日記)
2006年01月04日
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先日の日記で、台湾の高校野球大会「高中聯賽」にはタイブレークがあることを書きました。→[過去の日記]台湾の高校野球にはタイブレークがある (1月1日の日記)その後もいろいろ記事がありまして、ちょっとまとめるとこんな感じなのだそうです。・このタイブレークは今回の大会から導入された新制度。・先月に行われた高中聯賽の「金属バットの部」でひと足先に導入された。(今やっているのは「木製バットの部」)・延長戦になったら10回から即、タイブレークに入る。・無死満塁から、打席には1番打者が入る。そしてもう1つ、タイブレークに関する実に独特な制度が導入されていました。今日はこれを取り上げます。それは。・予選リーグの勝敗が同勝敗になったとき、タイブレークで再試合して順位を決定する。これです。●「三すくみ」のときはタイブレークで再試合今回の高中聯賽(木製バットの部)、予選リーグのB組はこうなりました。予選B組成屏秀嘉成功商水×○○○ (3勝)屏東中学●×○■ (1勝2敗)秀峰中学●●×□ (1勝2敗)嘉義高工●□■× (1勝2敗)(□は延長タイブレークで勝利)(■は延長タイブレークで敗戦)3チームが1勝2敗で並んでます。当該対戦の結果も1勝1敗ずつで「三すくみ」。予選リーグ通過は2位までなので、順位をつけて予選通過チームを決めなければなりません。パッと見ではタイブレークでない勝利のある屏東中学が2位でいいじゃないか、って思うのですが、そういうのは一切区別せずに1勝は1勝ってことらしい。で、ここで去年までなら各チームの失点率(3試合の失点合計/イニング数)を計算して順位を決めるところ。しかし、この大会は今年からは3チームで改めてタイブレークだけの再試合をして順位を決めます。抽選の結果、順位決定戦は1試合目:屏東中学vs嘉義高工2試合目:1試合目の勝者vs秀峰中学となりました。試合は最初からタイブレークで行われます。延長戦のときのタイブレークと同じく、無死満塁で開始。打席には一番打者が入ります。●なぜ失点率ではダメか去年まではこの大会、同勝敗のときの順位決定には失点率を使っていました。「三すくみ」の場合に順位をつけるとき、失点を元に決めるというのはオリンピックでの野球競技や、ワールドカップなどのIBAF主催の国際大会でも使われている方式です(当該対戦だけの失点を合計するところが違いますが)。日本の社会人野球でも使っている大会があります。では、なぜ失点(失点率)ではダメなのか?2003年のこの大会で、こういうことがあったのです。予選リーグB組は、最終1試合を残して以下の勝敗表でした。予選B組善西東高三善化高中×○●○○(3勝1敗、総失点11)西苑中学●×○○○(3勝1敗、総失点17)台東体中○●×○?(2勝1敗、総失点15)高苑工商●●●×○三民高中●●?●×5チームのうち上位2チームが予選通過。予選通過の可能性を残す台東体中が2位までに入るには、最後の試合で三民高中に勝ち、しかも相手を1失点以下に抑えないといけない。3試合で15失点もしている台東体中にはなかなか困難なことと予想されました。が、結果は。台東体中 1-0 三民高中3チームが3勝1敗で「三すくみ」で並び、失点の順で台東体中が2位に入り逆転で予選リーグ突破。3位に落とされ予選敗退した西苑中学は「三民高中は台東体中と取り引きしてワザと完封負けしたんじゃないか」と大会本部に正式に抗議、これがかなり物議を醸したようで、林華韋さんや[龍共]榮堂さんが大会役員を辞任する事態になったみたいです。審議の結果、シロとなったようですけど。こういうことを防ぐには、サッカーでやってるように予選リーグの最終日を同じ時間に試合開始するとか、総失点ではなくて当該対戦の失点だけを計算するとか、考えつきますが、これでも決定的ではないですね。で、今回は、そもそも失点を調整するという勝敗以外の勘定をしながら試合をすること自体が学生野球の本質と外れていてケシカラン、勝つか負けるかの目の前の勝負にこだわりなさいって理由で、同勝敗の場合は再試合(タイブレーク)をするということになったのだそうです。これで「八百長の可能性」や「不公平感」が解消され、監督の方々には好評なのだとか。●タイブレークのためだけの打順再試合は最初からタイブレーク。これは興味深いですねぇ。何が興味深いかというと。打順の決めかた。延長戦でのタイブレークはあくまで試合の続きなので、それまでの打順を維持しなければならないはず。でも想像するに、試合の最初からタイブレークなら、タイブレークだけのための打順を自由に組むことができそう。さあ、どう打順を組めばベストなのか。「足の速い選手が一番」「三番四番は強打者」っていう常識は関係なさそうです。監督さんは試合前夜に頭を悩ませたんじゃないかしら。とりあえず最初に打順が回って来る1番打者には誰を置きますかね。無死満塁ですからね。確実に1点ってことでスクイズがうまい選手にするか。とりあえずチャンスを潰さないように併殺打が少ない選手にするか。一気に大量得点を狙うためにいちばんの強打者にするか。想像もつかないなぁ。ちなみに、1月2日に行われたタイブレーク順位決定戦の結果はこうなったそうです。・屏東中学 4-1 嘉義高工(1回)1回表・屏東中学、先頭打者が二塁打して2点先制、さらに2点追加して計4点。その裏、嘉義高工は牽制悪送で1点返すがスクイズ失敗で万事休す。・屏東中学 8-4 秀峰中学(2回)初回は双方3点ずつ取り合い、2回に3安打と犠飛で5点入れた屏東中学の勝ち。屏東中学が2位となって予選通過。2試合目は1イニングで決着がつかずに2イニング目にもつれ込んでますが、特に変わったことは起きなかったみたい。
2006年01月04日
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職棒チームは続々と「春訓」、つまり春季キャンプに入っていまして、2日には獅がキャンプイン。新しいシーズンのスタートです。大橋穣監督ら、日本人スタッフは欠席とのこと。日本はお正月ですからね。さて、昨年末に新しく獅の代表に就任した林増祥さん。新聞記者出身で、外部から初めて獅の代表になったかたなんだとか。この林さんがキャンプインにあたって訓示をしたそうなんですが、その中におもしろい規則が。[記事]中華大聯盟/統一獅頒禁令 喝酒、比賽[口喜]皮笑臉一律重罰(big5)(1/2)どんな規則かというと。・試合前日にお酒を飲んじゃいけない。まぁこれはわかるとして。(連戦のときは祝杯をあげるのも禁止とは厳しいけど)・試合中、テレビカメラに向かって笑うの禁止。えええ、そんなぁ。すごい規則ですね。なぜこんな規則ができたのかというと。ファンは選手が真剣な表情や努力している姿を見たいし、そういう姿を見て敬意を持つのだ、だから笑ってはいけない、違反すると罰金。去年のプレーオフのとき、負けてるのにベンチで笑ってる選手がいて、それがテレビ画面に映ってしまってファンから大不評を買ったんだそうです。うーむ、確かに負けてるのにヘラヘラしてる選手がいると、応援してるほうは「真剣にやれよう」って思うときもあるので、理由としてはわからなくもないですが。でも、だからって規則で禁止にして、しかも罰金まで取るっていうのはちょっとレベルが低い話じゃないのかなあ。そこまで管理されないといけないほど獅の選手たちの態度ってヒドイのかしら。ところでこれ、ホームラン打ったりして、うれしくても笑っちゃいけないのかな。無表情のまま淡々とベース一周…。それもまたカッコイイとは思いますが、うれしいときは思いっきり喜び、悔しいときは思いっきり悔しがる、そういう選手のほうが好きですけどね。●禁止事項一覧[記事]違反禁酒令 有人被罰10萬(big5)他にも獅はいろいろと規則を作ったそうで、こちらの記事には獅隊が定めた禁止事項と罰則の一覧があります。見てみると。・試合中にビンロウを噛んだり、タバコを吸ったりしてはいけない。罰金1万元。・休みの期間以外は飲酒していけない。罰金2~5万元、2回やったら解雇。・夜の点呼のときには必ずいること。点呼のあと外出してはいけない。1回目は罰金5万元、2回目は10万元、3回やったら解雇。・外部からの圧力を受けたとき、必ずチームに報告すること。報告しないと罰金5万元。・不明な人物からの宴や旅行を受けてはいけない。1回目は罰金10万元、2回目は解雇。・野球賭博に関わってはいけない。解雇のうえ、警察へ。いろいろあるもんだ。下のほうに行くほどコワイ世界です。これって、やる人がいるから、規則が作られて罰則があるんでしょうねぇ。こういうの見ると、まだまだ台湾の球界ってコワイ世界と隣合わせなのね、って改めて思っちゃいます。
2006年01月03日
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今日もJABAニュース1月号の話題で引っ張りたいと思います。12月22日にあった社会人ベストナインの表彰式。私、その頃は海外に行ってたもので、あんまり良くニュースとか読んでなかったんですが、三菱ふそう川崎から選ばれた高根沢力選手・植山幸亮の両選手と垣野多鶴監督は表彰式を欠席してたんですねぇ。理由は三菱ふそう川崎がオーストラリア遠征をしていたから、とのことです。へー、そうなんだ。これって、先日の「オール神奈川」のオーストラリア遠征のこと? それとも、それとは別にチーム単独で行ってたのかな。同じ神奈川でも池辺啓二選手や梵英心選手はちゃんと表彰式に出席してるところを見ると、単独なのかしら。これだけじゃわかんないです。何だかとっても情報が限られてるので、どういう経緯でオーストラリアに行ったのか、オーストラリアに行ってどんな活動をして来たのか、今後のニュースでぜひ取り上げて欲しいものです。三菱ふそう川崎さんはチームの公式サイトとかないみたいだし。「オール神奈川」の遠征のほうも、毎日新聞には現地で2試合して1勝1敗っていう結果しか載ってなかったので、もっと知りたい。ところで、表彰式を欠席した3人のかたの代理で写真におさまっているひとはどなた? 高根沢選手の代理は女性のかたです。奥様? 他の2人のかたは「グランドスラム」の名簿の顔写真を見ると、三菱ふそう川崎の副部長さんかな。関連する過去の日記:→え、オーストラリア遠征?(12月20日の日記)
2006年01月03日
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WBCの中華隊代表はひとまず第一次の練習が終わりました。これからしばらくはそれぞれ自チームで主に練習です。相変わらず王建民投手ら出場未定の選手たちには特に進展はないようです。そんな中、こんな記事が。[記事]經典賽賭盤中華排第6 比古巴南韓還被看好(big5)WBCについてのブックメーカーの賭け率が発表されたそうです。ナニナニ、記事のタイトルによれば、中華隊は6位の評価で、キューバや韓国より上に見られている…!? ホントかぁ?本文を見ると、bodog.com および Stan Jamesという米国のブックメーカー会社がつけた倍率なのだそうです。実際に見てみました。まず、bodog社の倍率は。→http://www.bodog.com/1.ドミニカ:2倍2.米国:2.2倍3.ベネズエラ:8倍4.日本:10倍4.プエルトリコ:10倍6.台湾:16倍7.韓国:21倍8.キューバ:31倍9.メキシコ:39倍10.カナダ:41倍11.パナマ:51倍12.オランダ:101倍13.イタリア:201倍14.豪州:401倍14.南アフリカ:401倍16.中国:501倍続いて、Stan James社の倍率はというと。→http://www.stanjames.com/1.ドミニカ:2.2倍1.米国:2.2倍3.ベネズエラ:10倍4.日本:13倍5.プエルトリコ:15倍6.台湾:26倍7.韓国:41倍7.キューバ:41倍9.メキシコ:67倍10.カナダ:81倍11.パナマ:101倍12.オランダ:251倍13.イタリア:501倍13.豪州:501倍13.南アフリカ:501倍13.中国:501倍うははは、ホントだ。台湾の倍率低っ!すごい高評価です。記事にも「意外」って書いてあるくらいの高評価。何と言ってもキューバより上。アジア予選ラウンドを勝ち抜いたら対戦するかも知れないメキシコやカナダより圧倒的に上。キューバやカナダにはアテネでコテンパンに負けたのに。キューバが低評価なのは予選ラウンドの相手が厳しいから、っていうのが原因だと思うけど、カナダやメキシコってアテネ五輪には出られなかったメジャーリーガがソコソコ多いんじゃないんですか?中華隊って海外組の主力選手がみんな辞退したり出場が未定だったりするから、下手するとベストメンバーと言って良かったアテネより弱いんじゃないかって心配なくらい。おそらく王建民投手がアテネの頃よりもずっと力をつけてるっぽいからこの高評価なんだろうけど、その王投手だって出られるかどうかまだわかんないし、球数制限だってあるわけで。こんな高評価でいいのかしらん。でも、「賭けのプロ」が組んでる賭け率なんだから、きっちり分析して弾き出した数字に違いない。倍率16倍ってことは、単純に言って100回やれば6回(以上)は台湾が優勝するってことですよね。うわ、結構な高確率。何だか優勝も夢ではないような気さえして来ました。中華隊って意外と強いのかも?? どうしてこの倍率にしたのか、聞いてみたいぞ。
2006年01月02日
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新年最初の社会人野球のエントリはJABA会員でないかたには申し訳ないですが、JABAニュースの話で行きます。JABAニュースの1月号は新年に合わせて発送されたようですね。我が家には12月30日に到着。ちょっとだけフライイングで「あけましておめでとう」でした。さて、JABAニュースには「リレーインタビュー」というコーナーがあります。これは毎号1人の選手のかたがインタビューを受け、最後に次回にインタビューを受ける選手を「友達の輪」のように次々と紹介して行くものです。インタビュアーは記者のかたではなくてその選手のチームメイトのどなたかなので、雑誌に載ってるような堅いインタビューに比べて選手のかたの素が出てる感じがして、私はJABAニュースの中でいちばん面白いと思ってます。でもこのコーナー、これでいいのかな? って思う点が1つ。私がJABAニュースを読むようになってからインタビューを受けている選手のかたがずっと関東のチーム所属の選手ばっかりなんです。そりゃ近所のチームの選手のほうが紹介しやすいだろうし、私みたいな関東に住んでる人間にとっては馴染みのある選手ばかりでいいんですが、ちょっと偏りすぎでは? と思ってたら、ようやく関東から脱出するチャンスが来ました。前回の12月号はプリンスホテル→鷺宮製作所の関大輔選手。関選手は次回に明大時代の同期ってことで日本生命・鷲北剛選手を紹介。ああ、やっと関東から脱出したよ、これでしばらくは関西のチームで回るんだろうな、と思ったら。1月号で鷲北選手が紹介したのは、東芝・安田真範選手でありました。あははは、1ヵ月でまた関東に戻っちゃったよ!私はいいんですけどね。だって安田選手だし。しかも鷲北選手はインタビュアーまで平馬淳選手を指名。二人は同期、かつ最後に残った東芝府中からの移籍組。どんなインタビューになるのか、来月がとっても楽しみだ。ところでこのコーナー、始まってからもう50回近くになるようですが、今みたく関東ばっかりになる前は別の地区で回ってたんですか? 以前からJABA会員のかた、よろしければ教えてくださいませ。
2006年01月02日
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日本ではお正月ですが、台湾では西暦の新年なんて全く関係ないとばかりに高校野球の大会をやってます。「高中聯賽」あるいは「高棒聯賽」と記事に書かれる大会(正式名称は知らない)がそれで、12月30日に開幕。台湾にいくつかある高校野球の全国大会の1つで、日本で言えば甲子園にあたる大会だそうです。この大会は高校生でも金属バットじゃなくて木製バットを使ったり、トーナメントじゃなくて「リーグ戦+決勝トーナメント」方式だったりするところが日本の甲子園とは違うところですが、記事を読んでて1つ日本の甲子園と大きく違うところ発見。それは。タイブレークがあること。ソフトボールでタイブレークがあるのは知ってたけど、野球でタイブレークがあるのは日本の社会人野球だけかと思ってました。台湾にもあるんですね~。●社会人野球のタイブレークとはタイブレークって何? ってかたのためにちょっと説明すると、社会人野球では4年くらい前に木製バットを導入したところ、延長20回(!)など延長戦が延々と続いていつまで経っても終わらない試合が頻発したため、手っ取り早く終わらせるために導入された制度です。時間や回数で切ったあるイニングからタイブレークを開始し、最初から一死満塁にした状態で試合を始めます。打順は前の回の続きから。昨年の社会人野球の公式戦でタイブレークになったのはざっと数えてみても実に20試合以上、とうとう都市対抗野球の本大会でもタイブレークになった試合がありました。この社会人野球のタイブレークについては「そんなの野球じゃない」「野球の本質から外れた愚かな制度」っていう批判もあるようですが、大会をスムーズに進行させるには仕方のない制度かな、って思ってます。あまりにも長引くと次の試合に響いちゃいますからね。●台湾の高校野球のタイブレークさて、話を台湾の高校野球に戻しますと。[記事]高中棒球聯賽》把握9局 「成功」逆轉(big5)(12/31)これは大会初日、12月30日の試合の様子を伝える記事ですが、このように書かれています。秀峰高中と嘉義高工の試合は9イニングを終了しても1対1で決着がつかず、延長10回から「突破僵局制」を採用。ノーアウト満塁で一番打者から攻撃を開始した。先攻の秀峰高中は続けざまに5点を奪って勝利を引き寄せ、最後は6-2で嘉義高工を破った。「突破僵局制」というのがタイブレークのようです。「僵」は辞書によりますと「膠着状態の」という意味ですので「突破僵局制」は「膠着状態のイニングを打ち破る制度」。やっぱりタイブレークです。記事中の説明によれば、このタイブレークはノーアウト満塁から攻撃を開始し、打順は一番打者から始めるようですね。●タイブレークいろいろ社会人野球のタイブレークは1アウト満塁から、打順は前の回の続きから始めます。ソフトボールのタイブレークはノーアウト二塁から始めて、打順は前の回の続き。さらに、台湾のgoogleで「突破僵局制」で軽く検索してみると、少年野球では以前からタイブレークが採用されているようでして。先日、「美少女投手」のエントリで書いた小学生年代の軟式野球大会・諸羅山盃では延長7回からタイブレークに入り、高中聯賽と同じくノーアウト満塁で試合を続行するようです。また、中学生年代の軟式野球大会・謝國城盃では、2002年の大会では延長7回からタイブレークに入り、こちらは1アウト一三塁、一番打者が三塁走者、二番打者が一塁走者、三番打者が打席という状態から再開するというルールで行われたという記述が見つかりました。無死二塁、無死満塁、一死一三塁、一死満塁。打順も続きだったり1番からだったり3番からだったり。タイブレークにもいろいろあるものだ。私は台湾の高校野球の主要大会の結果もここ何年かチェックしてるつもりですが、タイブレークが行われたという記事は初めて見ました。いつから採用されてるのかな? 日本の社会人野球より先か、もしかして社会人野球のタイブレークを参考にしたのかも?そこまではわかりませんが、とにかく面白い発見でありました。(リーグ戦なんだからタイブレークしてまで決着つけなくても、って気も少しする)
2006年01月01日
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あけましておめでとうございまぁす。今年も我が家は親戚まわりをしつつ、のんびりと過ごしています。年末は弔事慶事が続いてバタバタしました。お正月はのほほんとしたいと思います。さて、元旦ということで、今日はを立てたいと思います。ま、目標っていうほど大げさなもんでもありませんが。まずは観戦目標。というか計画。というか予定。・WBCのアジアラウンドで中華隊の試合を見る。滅多にない機会ですからね。ご近所だし。・台湾に行って試合を見る。もうチケット取っちゃいました。今から楽しみ~。あとは試合日程がどうなるか。・今年もスポニチ大会・都市対抗・日本選手権とその予選は観戦。社会人は現状維持でいいです。ほっといても30試合は見るでしょう。他に面白そうな試合があれば、その都度ってことで。いやぁ、ずいぶんと簡単な目標ですねぇ。ほとんど何の努力もせずに達成できそうです。どうせ趣味に過ぎないなんだから、無理して何か変わったことをする必要もないかな、と。もう1つ、blogについての目標を。去年の3月から始めたこの日記なんですが、書くために時間使いすぎです。だって、毎日、ニュースあさりをするのに2時間、1つ日記を書くのに2時間とかかかってるんだもの。下手すると生活にも影響するってもんです。もっと短くしようと思います。短くと言っても減らすのではなく、効率良くしたい。なぜ、そんな時間かかるのかを自分なりに分析すると。・中国語を読むのが遅すぎ。・blogに書く文章が長すぎ。なので、解決するには。・中国語をもっと早く読めるように鍛錬を積む。・文章を短く簡潔に書けるように。(って、どうすればいいのだろう)その上で、・なるべく毎日、日記を書く。・1日2時間までで済ませる。すぐにできるってわけじゃないけど、そういう心がけで書いて行きたいと思います。では、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2006年01月01日
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