Apr 13, 2022
テーマ： 熱海について語ろう(64)
カテゴリ： 旅の重さ
なんだかんだと言っても、熱海は温泉ですね。
熱海銀座商店街の中にも熱海七湯のひとつ「佐治郎の湯・目の湯」(→→→ こちら )です。
佐治郎という者の邸内にあったことから「佐治郎の湯」といわれていたそうです。また、この湯は、塩分が少なく真湯に近いことから、火傷や眼病にもよく効くといわれ、別名を「目の湯」ともいわれています。
この湯が眼病に効くといわれていたそうです。
説明板もしっかり整備されていました。
この緩やかな坂道は、
湯汲坂という名前です。
坂道の途中にある名所とその英訳が右側に記されていました。流石、国際観光文化都市です。
こちら )
古来からの間歇泉で世界的にも有名な自噴泉。昼夜6回激しい勢いで噴出するため、地面が揺れるようであったと言われていましたが、明治以降、周辺で新たな源泉が開発されると噴出量や噴出回数が減ってきたそうで、昭和37年(1962)に市の文化財として整備されて、現在は人工により4分ごとに3分間噴湯させているそうです。
この大湯間歇泉の横に電話ボックスがありました。
明治22年(1899)に日本初の市街電話が東京-熱海間に開通したことを記念して、市とNTTによって設置された日本初の電話ボックスを復元したものです。
こちら電電公社の時代に設置された石碑のようですね。
改めて大湯間歇泉を見てみると、奇怪な岩がスゴイですね。
大湯間歇泉と噏滊館(きゅうきかん）について説明がありました。
噏滊館(→→→ こちら )というのは、大湯間歇泉のそばに日本初の温泉療養所で、日本初の市外電話のための電話器が設置されたところだそうです。
こちらは、初代駐日イギリス公使ラザフォード・オールコックのレリーフとその愛犬トピーの墓だそうです。
オールコックが外国人初の富士山登頂の帰りに熱海（大湯）に立ち寄ったが、愛犬トビー（スコティッシュ・テリア）が大湯間歇泉で火傷を負い死んでしまう出来事があり、村人が手厚く葬ったということがあったそうです。
こちらの石碑は、オールコックの富士登山と熱海訪問の記念碑だそうです。
漢字ばかりで書いてあって、イギリス人のオールコックさんには読めるのでしょうかね。
更に坂道を登ると、湯前神社（ゆぜんじんじゃ）(→→→ こちら )がありました。
もともとは、海中に沸く熱湯だった熱海温泉の泉脈を海中から山里にある大湯の場所に移し、ここにに湯前権現（湯前神社）を創らせたというそうです。
家康公から始まり徳川将軍家御用達だった、この源泉に触れると気持ちは征夷大将軍ですね。
こちらが社殿です。
ご祭神は少彦名神(→→→こちら)です。少彦名神は、医薬・温泉・禁厭（まじない）・穀物・知識・酒造・石の神などとして知られているので、この神社に祀られるのにはふさわしいですね。
また、神社では熱海の温泉に感謝し、泉脈が絶えないようにと、毎年春と秋に例大祭が開催されます。
こちらの石碑は鎌倉幕府第3代将軍・源実朝の歌碑です。
源実朝は、箱根権現（箱根神社）から伊豆山権現（伊豆山神社）へと至る「二所詣」の過程で、この地の大湯に立ち寄った時にこの和歌を詠んだようですね。
(熱海タイムトラベル散歩のコースです)
【つづく】
人気ブログランキング
熱海を歩く(その5) 大湯間歇泉と湯前神社
熱海銀座商店街の中にも熱海七湯のひとつ「佐治郎の湯・目の湯」(→→→ こちら )です。
佐治郎という者の邸内にあったことから「佐治郎の湯」といわれていたそうです。また、この湯は、塩分が少なく真湯に近いことから、火傷や眼病にもよく効くといわれ、別名を「目の湯」ともいわれています。
この湯が眼病に効くといわれていたそうです。
説明板もしっかり整備されていました。
この緩やかな坂道は、
湯汲坂という名前です。
坂道の途中にある名所とその英訳が右側に記されていました。流石、国際観光文化都市です。
温泉通の角～湯前神社
80m
湯前神社
大湯間歇泉
オールコックの碑と愛犬トビーの墓
日本初の公衆電話（明治22年）
湯汲道中（秋）
献湯祭（春・秋）
こちら )
古来からの間歇泉で世界的にも有名な自噴泉。昼夜6回激しい勢いで噴出するため、地面が揺れるようであったと言われていましたが、明治以降、周辺で新たな源泉が開発されると噴出量や噴出回数が減ってきたそうで、昭和37年(1962)に市の文化財として整備されて、現在は人工により4分ごとに3分間噴湯させているそうです。
この大湯間歇泉の横に電話ボックスがありました。
明治22年(1899)に日本初の市街電話が東京-熱海間に開通したことを記念して、市とNTTによって設置された日本初の電話ボックスを復元したものです。
こちら電電公社の時代に設置された石碑のようですね。
改めて大湯間歇泉を見てみると、奇怪な岩がスゴイですね。
大湯間歇泉と噏滊館(きゅうきかん）について説明がありました。
噏滊館(→→→ こちら )というのは、大湯間歇泉のそばに日本初の温泉療養所で、日本初の市外電話のための電話器が設置されたところだそうです。
こちらは、初代駐日イギリス公使ラザフォード・オールコックのレリーフとその愛犬トピーの墓だそうです。
オールコックが外国人初の富士山登頂の帰りに熱海（大湯）に立ち寄ったが、愛犬トビー（スコティッシュ・テリア）が大湯間歇泉で火傷を負い死んでしまう出来事があり、村人が手厚く葬ったということがあったそうです。
こちらの石碑は、オールコックの富士登山と熱海訪問の記念碑だそうです。
漢字ばかりで書いてあって、イギリス人のオールコックさんには読めるのでしょうかね。
更に坂道を登ると、湯前神社（ゆぜんじんじゃ）(→→→ こちら )がありました。
もともとは、海中に沸く熱湯だった熱海温泉の泉脈を海中から山里にある大湯の場所に移し、ここにに湯前権現（湯前神社）を創らせたというそうです。
家康公から始まり徳川将軍家御用達だった、この源泉に触れると気持ちは征夷大将軍ですね。
こちらが社殿です。
ご祭神は少彦名神(→→→こちら)です。少彦名神は、医薬・温泉・禁厭（まじない）・穀物・知識・酒造・石の神などとして知られているので、この神社に祀られるのにはふさわしいですね。
また、神社では熱海の温泉に感謝し、泉脈が絶えないようにと、毎年春と秋に例大祭が開催されます。
こちらの石碑は鎌倉幕府第3代将軍・源実朝の歌碑です。
都より 巽にあたり 出湯あり 名は吾妻路の 熱海といふ
源実朝は、箱根権現（箱根神社）から伊豆山権現（伊豆山神社）へと至る「二所詣」の過程で、この地の大湯に立ち寄った時にこの和歌を詠んだようですね。
(熱海タイムトラベル散歩のコースです)
【つづく】
人気ブログランキング
熱海を歩く(その5) 大湯間歇泉と湯前神社
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[旅の重さ] カテゴリの最新記事
-
思い出の佐賀へ(その8) 七つ釜と鏡山、そ… Nov 16, 2025 コメント(24)
-
思い出の佐賀へ(その7) 呼子大橋とイカの… Nov 15, 2025 コメント(28)
-
思い出の佐賀へ(その6) 呼子朝市と呼子港 Nov 14, 2025 コメント(20)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
PR
Calendar
ＭｏＭｏ太郎009
日記作家名：ＭｏＭｏ太郎 日記タイトル：ＭｏＭｏ太郎日記 色々な森羅万象に関する感想、世の中の出来事への感想などを毎日書いております。
Keyword Search
▼キーワード検索
🍊11月20日は「世界…
New!
super☆makoさん
🍐 新作「秀吉の野望… New! 神風スズキさん
特急で移動しながら…
New!
あけやん２５１５さん
シンデレラキャンペ…
New!
ヴェルデ0205さん
井原線ウォーク手控…
New!
まちおこしおーさん
大阪で生まれた女（… New! ごま塩5151さん
潰れようと自業自得…
New!
歩世亜さん
大失敗！デジカメのU… New! ひろみちゃん8021さん
プリムラ ジュリア…
New!
dekotan1さん
白岡市のマンホール…
New!
コーデ0117さん
New!
super☆makoさん🍐 新作「秀吉の野望… New! 神風スズキさん
特急で移動しながら…
New!
あけやん２５１５さんシンデレラキャンペ…
New!
ヴェルデ0205さん井原線ウォーク手控…
New!
まちおこしおーさん大阪で生まれた女（… New! ごま塩5151さん
潰れようと自業自得…
New!
歩世亜さん大失敗！デジカメのU… New! ひろみちゃん8021さん
プリムラ ジュリア…
New!
dekotan1さん白岡市のマンホール…
New!
コーデ0117さんComments
Category
Freepage List
© Rakuten Group, Inc.
