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一年前、ご近所のおばさんに「お遍路を体験したい。入口のお寺でいいから一緒に行って~」と頼まれていました。亡き義母のお友達で80余歳の元気なおばさんです。春、トラピクスの日帰りバスツアーの広告が入ったので申し込みました。日帰りの超お得ツアーで6.500円。1.2.3番寺を参ります。事前に(何回か)説明したのに、前日まで新幹線で行って歩くと思い込んでいたようで・・・大丈夫かな。~金泉寺の庭で~当日、名古屋駅前を8時出発。観光バス2台は満員です。私が歩きへんろを始めたのは10年前、当初はバスツアーのつもりでしたが日程が合わなくて、それなら初回だけは「歩いてみよう」と始めてみたら歩くのが楽しくて、結局一周しました。一度はバスツアーをしてみたかったので私も興味津々です。4月14日、生憎の雨模様です。山桜や八重桜が咲いていますが、桜シーズンは済んだので人出は少ないですね。徳島まではバスで4時間。運転手は2人、お兄ちゃん添乗員、京都のPAから大先達さんも乗車してきました。そこでは某店のお弁当が積み込まれ、お寺に着く前には腹ごしらえも万端です。(いい仕事してますよ~美味)このツアーには昼弁当と鯖寿司4切れの軽い夕食も付いています。1番寺に着いたのは11時。山門の右手に売店と駐車場があり、団体客はその奥の建物に入ります。和室に並べた物品の販売場は80人が次々と買い求めて所狭しです。私は<歩き遍路地図 11版>を買いました。~霊山寺~その後は山門から入場。即、桜と搭を背景に記念写真です。あ~これ、話に聞いてました(*_*) バスに乗車する時にお買い上げする流れです。わたしはスルーでしたが、おばさんは仕上がりも見ずに購入してました(*'▽')本堂では庵主さまからの優しいゆっくりとした講話を全員で聴きました。そしてお参りの作法を先達さんから習い、本堂大師堂とお参りします。歩き遍路をしていた時に団体さんの般若心経に圧倒されたものです。今、わたしはみんなと一緒にお経を詠んでいます。~長命寺~バスであっという間に2番寺、印象的だった杉にまた会うことが出来ました。10年前、バスツアーの男性に「俺も歩いてまわりたいなぁ。頑張れよ」と声を掛けてもらいました。バスでは大通りを選んで進むので歩きルートとは全く印象が違いますね。あの家並みの辺りに歩きルートがあるはず、この小道から入っていくんだと車窓から見下ろします。3番寺ではとうとう雨が降りだし、テントの下でお経を詠みました。ギクシャクしていた参加者も段々要領が解って団体行動がスムーズになってきましたよ。それでも中には「何回おんなじこと言うの~」「カセットに吹き込んで再生しよ~」などという人もチラホラ。~金泉寺~第1回目のバスツアーはここまで。帰りはサツマイモスイーツが並ぶお土産屋に寄って徳島を離れました。先達さんはまた京都で降りていきました。1号車と2号車の先達さんは正反対のタイプで、先達さんで随分とツアーの雰囲気が左右されるのが判りました。(私たちは家庭的でした)ところで同行したおばさんはお遍路体験がすっかり気に入って、2回目からもひとりで参加するそうです。供養したいお子さんがいるそうで、結願したいと意欲満々です。
May 1, 2019
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晴天が続いて、今年はたっぷりと秋が味わえていますよく晴れた日曜日、古い茶室を改造した友人がお茶室開きの祝いの席に呼んでくれましたご亭主(お茶席の主催者)は30年来の友人、お点前されるのはその娘さん娘さんと我が子が公園デビューした時からの縁です正客は、友人と娘さんそして私が習っているお稽古の先生次客は旦那さん、その次は友人の旦那さん、お詰は、わたしですつくばいで清め、にじり口から入り、四畳半の小間のお茶席初経験の男性陣はかちんこちんでオロオロです💦先生が説明をしながら丁寧に教えてくださったので意外に❗️楽しかったそうです着物を着たのは3年ぶり半年前に五十肩になってしまい、なかなか元に戻らないので迷いましたが、なんとか帯が結べましたこの日は知人から「超〜安く買わない?」と声をかけられて購入した小紋、草履、帯揚げこれら全て新品です実は知人はおばさんの着物や小物をバ○セ○に売ったのですが、トラック一台分ほどでも涙が出るほどの金額だったそうですまぁ、彼女が買ったわけでもなく、片付けの手間代として代金はいただいたそうですが…随分お金をかけて集めた着物の山、悲しいですね帯は自前の手頃な名古屋帯で合わせてみましたお茶は薄茶を生菓子と干菓子で二服、とても滑らかで美味しゅうございました〜乾いた空気が爽やかで肩肘張らず清々しいお茶席でしたご先祖さまも喜んでおられるでしょうおみあげは、祇園鍵善のお干菓子、秋のみのりため息が出るほど芸術的で、甘さもそれぞれに違い、歯ざわりや香りもそれぞれ楽しめました
November 5, 2022
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