ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックって、みなさんご存知ですか…?
80年代、世界中を席巻し日本でも大人気で、
「アメリカの光GENJI」と言われた彼らを。
もちろん私も例に漏れず、大ファンでした。
大阪までしか来てくれない来日公演のために、夜行バスで往復しました、
高校時代。
バス降りてそのまま学校へ行ったあの朝。。。
彼らの歌のお陰で、今の私の英語の発音があると言っても他言ではないほど。
やたら歌詞に「girl」「world」が出てくる彼らの歌を、必死で歌ったお陰で。
なんとその彼らが今、再結成ツアーをしてるそうで。
アメリカを回った後、ロンドンに来るそう。
なんてこと知るハズもなく、ロンドンのチューブで配られる無料新聞の、
下の方に小さく載ってた広告をほんとに偶然、たまたま見つけ。
なんですって!
今、私がロンドンにいる時に、彼らもここロンドンでライブですって!?
こりゃ運命に違いない!行くしかない!と、ネットでチケットを取り。
5日前くらいに取ったので上の方の席だけども、取れただけラッキー!
19時半開始のコンサートのために、16時に家を出発。
そんな早くなくても、と思ったけれど今日は土曜日、どこのチューブが止まってるか、
分かりませんからね。
それが、ザ・ロンドン。
幼い頃、嫌が応にもニューキッズを聞かされて育った妹を一応誘ってはみたものの、
「行かない」とつれない返事。
とうことなので、一人コンサート。
はまぁ慣れてるけど、SMAPで。
でも後で妹、「行っとけばよかったなぁ、経験として」って。
でしょー。
ロンドンのコンサートは面白かった。
ニューキッズ云々ではなく、なんか不思議な感じ。
それはおいおい述べるけれども、どのアーティストのコンサートでも、
こんな感じなのかしら?
19時半開始のために会場に着いたのは、18時頃。
ロンドンの一つ手前の駅でチューブに乗り換えて、福岡で言ったら、
香椎から海ノ中道海浜公園へ行くような感じ。
って福岡人しか分からないたとえですみません。
会場のO2という巨大ドームは、ほんと巨大。
ドームと、ショッピングモールと、シネコンが、ドームの中に入ってる感じ。
福岡ドームとホークスタウンが、ドームの中に入っちゃってる感じ?
東京ドームと東京ドームの周りのアレコレが、ドームの中に入っちゃってる感じ?
とにかくでかくて。
そりすべりコーナーなんかもあり。
この隣には、スキーコーナーもあり。
開場時間までドーム内をうろうろしつつ、グッズを眺めつつ。
思い出にパンフレットを買いました。
£15。
いやぁしかし、彼らも老けたな…。
そりゃそうか。
一番年下のジョーが、私と同い年だもの。
5日お兄さんなんだよ、ジョーの方が。
18時半の開場時間になり、早速ドーム内へ。
ドーム自体は、そんなに広くない。
スマライブに比べたら、こんなところでやって欲しいと願うくらい。
しかし開始時間が迫ってきてるのに、この状態。
正直、心配です。
ニューキッズの人気が、今そんなにあるのか?
このドームが埋まるのか…?
しかもなんかみんな、若いし。
彼らの現役時代を知ってるのって、私と同い年くらいでしょ?って思うんだけど。
今の若い子らは、何でニューキッズを知ってるんだろう?
海外では細々と(失礼)人気があったのか?
ステージはこんな感じ。
そしていよいよ、前座が登場!
…でも誰か分からん。
女の子で、そこそこの人気なんだろうけれど、全然知りません。
そして約30分の前座が終わり、20時、いったん照明が付き…。
この状態。
ガラガラじゃんか!
大丈夫なのか!?NKOTB!
この休憩?準備?も、なっがいし。
前座でせっかくあったまった客席も、冷えちゃうじゃないか。
と思っていたら次第に席が埋まってきました。
みんな知ってるんだ。
20時半から彼らが登場するって。
チケットに記載されてる開始時間きっちり、というかそれより前に来る必要なんて、
全くないんだ。
あぁこんなところが日本人…(爆)。
しかも女の子たち、ビール片手に入って来るし。
いいな、なんかその気楽さが。
そして20時半。
照明が落ち、大歓声!
いよいよ彼らが登場!
もうヤバかったね。
叫んじゃったよ、私も。
あれから20年も経ってるし、冷静に見られるだろうよ、と思ってたんだけど、
ムリだった。
周りはどう見ても、お前彼らの現役時代知らないだろ?ってな若い子ばっか
(しかも当然外国人ばかり)だったのだけれど、そんなのお構いなし!
あの頃の記憶が、ぶわー!っと一気に甦り。
そしてみんなステージ前に駆け寄り、写真も撮り放題。
なので私も。
もう大興奮!
立ち上がり歌い踊り叫び!
音楽は言葉を、国境を越えるんだ!(爆)
そして♪Cover Girl!
この歌お陰で、「r」の発音はネイティブにも褒められるようになりました。
しかし歌えるモンだね。
20年も前だってのに。
あの頃も1番人気だったジョーダン。
今でも歓声が一番大きかった。
そして、大好きだったジョー。
マジで彼に会うためにボストンまで行こうかと思っていた高校時代。
あなたに会いたい一心で、英語を頑張った高校時代。
あなたは私の、青春でした。
♪Please don't go girl は、あの頃のボーイソプラノではなくなっちゃってたけれども、
それでも泣きそうでした。
「どこにもいかないよぅ」って(笑)。
しかしジョーは、外国人男性の36歳にしては、老けてなかった。
可愛らしかった、相変わらず。
そうです、私はその頃から、「可愛い男の子」が好きなのです(爆)。
あの頃の名曲、ヒット曲連発で興奮も最高潮、客席中央に出てきた5人。
ここから前方ステージへ移動する時、もみくちゃにされて触り放題で、羨ましい!
ステージと客席も近いし、席もあってないようなもんだし、事故とかないのか?
って思っちゃうんだけども、そんなもんなのか。
ちょっとしたMCでは、「君たちのbeautiful faceを見せてくれ」
「beautifulな君たちを、僕らがどんなに愛しているか分かるかい?」なんて、
日本人ならばロッカーでも言わないような歯の浮くセリフをサラリと言えちゃう、
I love you文化、最高!(爆)
そして最後は5人で「NKOTB」。
終わったのは22時半。
2時間のステージでした。
まさか、まさかニューキッズに、ロンドンで会えるとは…。
そんなこと思ってないどころか、信じられなかったよ。
なんたる偶然、なんたる運命!
感激の一夜でした。
高校時代に戻ったよ。
ありがとう!
てかこんなにニューキッズが人気があるのにも、驚いたんだけど。
日本にも来てくれないかなぁ。
いや、日本じゃ埋まらないだろな。
ぜひ市民会館で(爆)。
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