*モナミ* SMAP・映画・本

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2011.01.12
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カテゴリ: SMAPドラマ


新春ドラマスペシャル、 『味いちもんめ』

伊橋!あの伊橋が!

やんちゃで喧嘩っ早くて、あんなに可愛かった伊橋が!
土下座してる。
自分のせいじゃないことで、土下座してる…。
それだけで、涙涙…。

あぁ成長したなぁ。
あの、理不尽なことには一歩も譲らなかった伊橋が(涙)。


でも、熱血でお調子者のところは変わらず。
熊野親方にも女将にも板場の連中にもまだ早いと言われながらも、
立板になった伊橋。

そんな伊橋に預けられた、京都の料亭の跡取り息子、信太郎。
追廻が来たと張り切る伊橋だが、イマドキの若者である信太郎に、
イライラさせられっぱなし。

怒鳴りまくり殴りまくりの伊橋に、とうとう切れて辞めちゃった信太郎。
まぁね、信太郎の気持ちも分かるし。
伊橋の気持ちも分かる。

「人を育てる器じゃない」と落ち込む伊橋。
難しいお年頃だよね、中間管理職。

しかしすぐに立ち直るのも、さすが伊橋(笑)。


そんな折、信太郎の父が亡くなったとの訃報に、京都に駆けつける、
伊橋と親方。
しかし信太郎の母も姉も、伊橋に良い印象は持ってない模様。

料亭のデカさ、板場の立派さにも驚く伊橋。
しかし、板場は荒れている模様…。


料理界の重鎮が集まる通夜振る舞いの料理を、熊野親方に頼む、
信太郎の母。
それに異を唱える、菊華庵の板長、猿渡。

いざ料理が始まっても、猿渡はくだを巻くばかり。
結果的には料理の評判はよかったものの…。


菊華庵の味をどうやって継承させていくかと悩む菊華庵の女将。
そこに、熊野親方が、伊橋をここに預けるとの提案を。
戸惑う伊橋だが、親方の言葉に従う。

しかし信太郎の姉は、つれない様子。
菊華庵の板場の連中も、受け入れがたい模様。


一方、菊華庵にも、次々に難題が。

酔っ払った親方の味付けは、どうやら昔と違うと料理家に批判され、
目下の者に当たる猿渡。
それを止めに入る伊橋、喧嘩は伊橋の得意分野(笑)。

信太郎曰く、見た目は若いけど年寄り臭いことばかり言うって。

真摯に包丁を研ぐ姿に、なんとなく感銘を受けた?信太郎の姉。
姉も、いい加減な猿渡が嫌いらしい。


登美幸の板前、横山とも再開して発破をかけられる伊橋。
さて、菊華庵の板場改革に乗り出すか…?

まずは、寮の朝ご飯からきちんと作ることに。
やっぱり、ちゃんとした生活は、ちゃんとした食生活から!(笑)


板場の雰囲気も、次第に良くなってきたけれど、
またそれが面白くない猿渡。

どけ!と伊橋に突っかかる猿渡に、「あんたみたいないい加減な板前に、
この板場を明け渡すわけにはいかないんですよ」と揺るがない伊橋。

「出て行くのは、あんたの方じゃねぇか」

うわー。
カッコいい…(涙)。
辛いよね、色々辛いよね、伊橋も(涙)。

そんな伊橋に、菊華庵の女将も、次第に認めるように。


料理界の重鎮に挨拶に行く女将と信太郎、
「先代の味を維持していくことができるか?」との言葉に詰まる。


伊橋のお陰で、客さんからお褒めの心づけをもらい、
板場のみんなで飲み会、板さんたちが作る酒のつまみっちゃぁ、
そりゃ美味しかろねぇ。


新年を気持ちよく迎えたそんなところに事件勃発!
なんと菊華庵に、産地偽装疑惑が!
どうやら猿渡がリークしたらしい。

「お父ちゃんが可哀想」と泣く信太郎の姉に、前掛けを差し出す伊橋。
慰めるでもなく肩を抱くでもなく、ただそれだけの伊橋、素敵…(惚)。


猿渡の言うがままになるしかなかった伊端の連中も、辛かろうな。
曲がりなりにも料理人だもの、妥協できないとこもあるだろうに、
だけども上の者には逆らえない、その葛藤…。

伊橋に電話し、「もう東京に戻ってくれば?」と言う谷沢と、
「さっさと戻って来いよ」と言いつつも、「親方も何も言わないし、
もうちょっと頑張ってみれば!あばよ!」と言う山口。
あぁその友情に涙…。


と、そんな間に、信太郎と女将が謝罪会見を。
走る伊橋と姉!

記者たちに詰め寄られ、しどろもどろの信太郎と女将の前に割り込み、
土下座をし、「私、伊橋悟の責任です」と頭を下げる伊橋。
あああ涙。


そんな伊橋の謝罪も、残念ながら融資の延長には繋がらず。

身の程を知らされ、「時代が違うんですよ」と拗ねる信太郎。
「親父や伊橋さんには、俺たちの気持ちなんて分からないんですよ」
って、伊橋を随分年寄りみたいに言うな!(爆)

そんな信太郎に、熊野の親方から預けられた信太郎の父の手紙を渡す。
が、くしゃくしゃにしちゃう信太郎。
どうしても読みたくない信太郎に代わって、読んでやる伊橋。

そこには、信太郎をそんな子にしてしまった父の後悔が。
「自分の人生に立ち向かえる強い人間にしてやってください」

立派なお前の親父や熊野親方よりも、まだまだ未熟な自分は、
お前の気持ちの方が分かるという伊橋、
「世の中を変えることはできない。できるのは、自分の生き方だけだ」

大人になったなぁ。
成長したなぁ、伊橋。


とうとう、廃業してしまうことを決めた菊華庵。
それを聞き、茶道界の重鎮の前に、飛び出す伊橋。

「もう一度最後に、チャンスが欲しいんです。菊華庵の最後の味を、
食べにきてください!そして、味で判断してください!お願いします!」
と、雨の中土下座する伊橋。


さて、菊華庵、最後の日。
あんなに大見得を切った伊橋だが、震える手を止めることができない。
そこに、熊野親方が。

「あれだけの店の命運が、お前の肩にかかってるんだ。
当たり前のことだ。だがな、余計なことは考えるな。
お前に出来る精一杯のことをやればいい。
お前は俺の弟子だろう!今までの修行を信じろ!」

やっぱりいい親方だなぁ。
こんな親方に出会えた伊橋は、やっぱり幸せだ。


菊華庵に走って戻る伊橋、「精一杯自分の仕事、してみせるから!」
うううう、伊橋ーーーー!
ららーらららーらららーーーー(涙)。

板場に気合を入れる伊橋、そこに、着替えた信太郎もやってくる。
真剣な顔で料理をする信太郎。


そして、重鎮がやって来る。
緊張して、一つ一つの料理を仕上げる伊橋。
そんな板場を覗きに来る猿渡。
黙々と食べる重鎮。

伊橋と信太郎が、座敷に呼ばれる。
来るつもりはなかったが、先日の、「先代も納得してないと思います。
店も残せず、味も残せず、人も残せず…。
先代とは違う味かもしれません。でも、残された人たちが一生懸命作る、
新しい味かもしれません。私たちにもう一度、チャンスを下さい!」
という伊橋の熱意にほだされ、来たという。


最後の黒胡麻のカステラ、これは菊華庵は燃え尽きない、という、
あんたの思いの表現か?と問う重鎮。

「女将さんや信太郎、板場や仲居のみんなそれぞれが、
同じ火を灯しながら、今日という日を迎えました」

料理が大変気に入った、お金を都合するとの言葉。

しかし、「ありがたいお言葉ですが、今はその話をお受けするわけには」
と信太郎。

跡継ぎの自分は社長としても板前としても素人同然、板場も修業中の身、
菊華庵の板場を継げる人間は1人もいない、と。

それを聞いて、さすが菊華庵の跡取り、5年でも10年でも、
自信が持てるようになった時にまた、と重鎮。


自分にとっても大事な場所だったんだと言う猿渡に、
「菊華庵はなくなりませんよ。その時は、あなたの力が必要です。
新しい菊華庵のために、よろしくお願いします」


そして東京に戻ってきた伊橋。
また女将に呼ばれた伊橋、そこにいたのは、信太郎とその姉。
2人揃って、藤村に修行に来たらしい。


相変わらずの女将さんとのやりとり、「あんたいくつになったの?」
「38…ちょうどくらいですかね…」
「えーー!そんなに!?」

いつもの伊橋の毎日が始まる…。


あぁいいドラマだった!
なんていうか、予定調和じゃない?
伊橋が受け入れられて、菊華庵が立ち直って、っていうのは。
そうなるだろうな、と予期してて、そうなる、という。

でも、そういう「お約束」が、ハマるドラマ、というか。
見てて、あぁそうなるんだよねと分かってても、そうなってホッとする、
というか。

収まるところに収まるのが、イヤじゃない、不快じゃないドラマ。


なにより、中居くんが楽しそうだったのが、よかった。
男ばっかりの現場っていいな、って言ってたし(笑)。


また、見たいなぁ。
また、やってくれないかなぁ。
年に1度のスペシャルでもいいから。







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最終更新日  2011.01.14 13:47:40


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