＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『四畳半王国見聞録』


数式による恋人の存在証明に挑む阿呆。
桃色映像のモザイクを自由自在に操る阿呆。
心が凹むと空間まで凹ませる阿呆。

否！
彼らを阿呆と呼ぶなかれ！

狭小な正方形に立て篭もる彼らの妄想は壮大な王国を築き上げ、
やがて世界に通じる扉となり…。

徹底して純粋な阿呆たち。
7つの宇宙規模的妄想が、京の都を跋扈する。


阿呆な男子学生たちの、阿呆な妄想。
なんとも男子学生の男臭さが漂ってくるようなお話。

言葉遣いや言い回しの一つ一つが、独特でオシャレ。
それがまた、京都の雰囲気と合っていて。


妄想の力は偉大だ！（笑）

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【参考】
◆森見登美彦の著書は→　

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