ベイルート。
ミュンヘン・オリンピック以来、なりをひそめていた地下組織が動き出した。
女指導者ダーリア(マルト・ケラー)は、次の目標をアメリカにさだめ、
ベトナム帰りのパイロット、ランダー(ブルース・ダーン)を、
組織にスカウトすることを、仲間に提案していた。
突然、彼らのアジトにイスラエル軍特殊攻撃隊が襲撃をかけてきた。
リーダーはカバコフ少佐(ロバート・ショウ)だ。
アジトより発見したテープを持ち、カバコフはワシントンへ飛んだ。
テープの内容は、アメリカのどこかで組織のおこす破壊計画についてだった。
しゃべっているのは、女、ダーリアだった。
一方、ダーリアもその頃アメリカに潜入し、日本の貨物船から爆薬を購入。
この情報をキャッチし、カバコフが貨物船にかけつけた時はすでに遅く、
ランダーの仕掛けた爆弾に、彼は危うく命を落とすところであった。
FBIがついにアジトを発見するが、ダーリアは脱出。
しかし部屋には8万人も集まり、大統領もくるフットボール試合、
“スーパーボウル”の案内状があった。
組織の標的だ。
当日、厳重な警備体制の中、試合は開始された。
一方、ダーリアとマイケルを乗せた飛行船は競技場へ向かう。
すごい映画だ。
飛行船大爆発だよ。
スーパーボウルのシーンも、実際に観客を入れて競技場で試合してるところを、
撮ったってんだから、すごい。
今の時代の、何でもCGでできちゃう映画より、以前の映画の方が、
何もかもを手作りの体当たりでしなきゃいけないんだから、すごいよね。
でもリアルな仮想敵国もなくなりつつある今、
携帯やネットで全てが瞬時に繋がってしまう今、
以前より映画を作るのが、難しくなっているのかもしれない。
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