まんがよみ日記

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カテゴリ: 批評
 長嶋茂雄の英語は文法的にでたらめで通訳泣かせらしい。ところが聞き手には伝わるという。コミュニケーションってなんだろうと思う。気合だ!と言い切っていいのだろうか。

 さてミスターとキャラがだぶるあのひとが書いた本書。意外なことに文章がすばらしい。もともと女優だから話しコトバはお手の物だと一般的にはいうだろう。あまりオーラルジャパニーズとしていいとは思わない。話し言葉でうまく書けるヒトなら他にいくらでもいる。そしてその多くは話しコトバであるがゆえにわたしのように「書きコトバ」が好きな人間にはちゃらい印象を与えてしまう。

 あの「徹子の部屋」でみせる過剰なまでの関心のばらつきが文章という手段においては抑制が効いて密度の濃いものへとすすむスパイスになっている。とにかくいろいろな角度に脱線することがあっても知りたい、伝えたいという熱意が行間から伝わってくるのだ。ということはやはり気合だ!といえるかもしれない。

 たとえば国連の難民救済に関しての訴えも声高に叫ぶというよりはとにかく自分の悲しみや怒りをどう伝えようかともがく様子が伝わってくる。政治的な匂いよりも実際に現場にいった空気が伝わる喋り。どんな場であれりきむことなく等身大であろうとする才能。動物的というかコドモというか(本人もコドモと動物の説教は得意といっている)。おしつけがましくなく関心を誘うような語り口。悲惨な話のあとでもほっとするなにかがあるのは不思議。

 まあそういうくそマジメな姿勢があるだけボケが強烈だったりするのだけれど。愛すべきひとというのはこういうひとをいうのかもしれない。(♂)





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最終更新日  2004年07月02日 00時59分31秒


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