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2004年12月14日
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カテゴリ: 哲学
 明日会社でひとりやめる。同じ部署の人だ。

 若い社員がというならよくある話だし、リストラの一環でというのもひところほどではないにしろよく聞く。どちらでもない4,50の男である。仕事ができるわけでもないし、むしろできない部類に入る。とびきりロマンに生きるわけでもない。なんとなく流されてやめるようだ。プチ鬱というやつか。

 とにかくだれが聞いても理由がよくわからない。社長はシブチンだが例によってイイヒトなのでひきとめたという。それを振り切ってやめる。大丈夫か?といいたくなる。幸あれというか。たぶん幸はないだろうが。上司が自分より年下というのもきっと遠因にちがいない。

 それで終わればいいのだがこの期におよんで定期代の返還を渋っている。渋ったって次の給料でさっぴけばいいのだし、そこでばたばた総務を煩わせるのもよくわからない。ほんとはやめたくなかったのだが口にだしていまさらへんなプライドがジャマしたのか。だったらやめるなよ。こっちが聞いている範囲では退職交渉は極秘裏に行われたのでだれも前言撤回してもわからなかったのに。

 たのむから引き際の美学をみせてくれ。と思うのだけれど。

 引き際というのは難しい。劇団の最終公演がだいたいダメダメだったりバンドの解散ツアーがヘロヘロなのと一緒である。人は自分の墓場をほれない。

 会社に何人か残っている老人もそうだ。口では後継者といいながら多くはしがみついている。自分の上司もそうだった。口ではいつでも切られたら従うといいながらギリギリまで粘った。悪口になってしまうけど。

 自分もやがてそういう立場になる。きっとやはり粘ってしまうのだろう。それは責任感の裏返しだったり仕事への自負の副産物のようなものだ。がっちりと足元を固めたからこそ、離そうとしてもなかなかこびりついたものが落ちない。

 終わらせようとするから終われないのだ。次の道を決めればあっさり去れる。引き際というのはただ終わろうとする人には美しく飾れないものなのだろう。はじめないと終われないのだ。「はじめる」のは目標がないといけない。



 ・・・まだみる余裕がないけど。

 どんな顔して会社を出て行くのか。明日みてみようと思う。自分と同じ中途採用。ここで何を得て去っていくのだろう。(♂)





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最終更新日  2004年12月15日 00時12分38秒
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