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2006年03月24日
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カテゴリ: 哲学
 呉智英「犬儒派だもの」(双葉文庫)を読み始める。

 半端な知への厳しいツッコミ、保守派革新派を言葉の使い方の面で両方嗤う切り口はあいかわらず面白い。水木しげるのエピソードが秀逸。天然は最強だ。あらゆる知性を超越する。

 なんでこのひとの本がカンノー小説ばっかりだしている出版社から出ているのか不思議。ジャンルとしてはサブカルチャー扱いになるのか?うっふんなカバーデザインの「なんちゃらの悦び」とか「人妻なんちゃら」の隣にある風景はいつみても可笑しい。

 文中、あるサブカルチャー系出版社で活動していた漫画家の自殺を扱っている。呉は怒っていう。編集者が漫画家を殺したようなものだ、狂気を育ててしまったのだと。

 もちろん表現者は自分の表現に対して自己責任を負わなくてはいけないにしても、こういう「温床」を周囲がつくってしまうことはあるだろう。あのひとは芸術家だからとか、アーチストだからとか天才だからとか。そして育ったものは毒草だったりするのだ。

 以前自分も「あなたの劇評がキッカケだ」といわれたことがあるのだが、当時はただ照れ笑いを浮かべただけだがいまならはっきりいえる。「だめだよ騙されたら」

 たぶんそのときの劇評はとても半端に甘さがあったのだろう。その結果甘い蜜だけ吸おうとして表現者として勘違いをさせてしまったのだと思う。わからないけれど。

 たとえば子供むけの毒々しい着色料のお菓子は大人になればだれもみむきもしなくなるように、もっと批評はけばけばしく武装させたほうがいいのかもしれない。だれがみてもこいつはいかがわしいよ、と思わせたほうが読む側も差し引いて読むから批評に対する客観性がうまれるかもしれない。

 ・・・ってわざわざ考えなくてもいかがわしいですかね?(♂)





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最終更新日  2006年03月25日 07時15分26秒
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