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2007年01月22日
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カテゴリ: 批評
友人長尾聡氏の長期取材の完結編。

 外務省のずさんな政策によって「棄民」された人々のその後。訴訟をおこしたものの、外務省はぎりぎりで訴訟の時効をもちだし6年にわたる裁判はあっけなく終わる。

 訴えをとりさげるのを条件に200万円というわずかな一時金と総理自らの謝罪をもって和解とするきわめて日本的な決着。ソフトランディングとよぶにはあまりに玉虫色な。

 血を吐く思いで国を訴えた人々。思いを届けることも泣く、公判中につぎつぎとこの世を去っていく。

 前回はかれらの子供たち(3世)の日本の生活を追っていたが、今回は途中で結果のでない農業をあきらめ帰国してバイト生活をおくる老人の姿を撮る。膨らむ借金。なにもない資産。パートナーはすでにこの世にいない。細やかな取材が「犯罪」を浮き彫りにする。

 どう決着してもかれらの生活はこれからもつづく。謝罪は無料かもしれないが、その無料はなによりも高い。完結編でありながら、澱のようにひっかかる決着が重い。小説のように終わってくれればいいのに。

 国家。それは役人どものことではない。税金を払っている私の先にある。

 国から捨てられた人。それは遠い人ではなく。同じ時間、同じ世界にいる。



 謝罪ってなんだろう、と最近よく考える。不祥事がおきる。頭をさげる。そんな映像ばかりテレビで目にする。言葉だけではなくて、今「謝る」相手にやれることをやる。それがほんとうの謝罪だろう。

 首相に謝らせて安くすんだと外務省がソロバンを弾いているなら間違いだ。体質からいってほかにもやってないか似たようなことを?国家とは契約関係だ。片方が契約を守らないなら関係は破綻していくだろう。いつか高いツケを払う日がくる。

 移民の式典で日の丸の前にたつ彼らの姿。目にやきついている。敬礼。(♂)





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最終更新日  2007年01月23日 05時20分31秒


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