全263件 (263件中 1-50件目)
もしかしたらここを覗いているかもしれないあなたもしかしたら僕の消息を気にしてくれているかもしれないあなた大丈夫僕は元気にしています
2011年03月23日
コメント(0)

いっぱいの桜の花が頭上も足元も染め上げた小道どこに向かうかどこに続くか朧に霞んで定かではなく踏み出す先が土なのか踏み出す先が沼なのか桜に埋もれて定かではなくけれどこの場所に立ち続けることは許されずけれどさっき曲がった角はとうに桜に消えて立ち止まり振り返り一歩を迷い方位に惑いそれでも定かならぬ先へと足を踏み出すすなわちそれこそが生
2009年04月17日
コメント(0)
冷酒を注いだ朱の杯を満開の桜の下で空に掲げば陽に舞い落ちる薄紅の一片、二片と数える暇も無く降るように散る桜吹雪に盃の酒は零れんほどに波打てども背に注ぐ光と花はただ快の一字いかな嵐とてもいずれいずくの盃の内されば嵐の時を苦とするか愉とするかはすなわち視線を合わせる場所の違いか窓を開けよ顔に陽の光を受け春の風で肺を満たせ目を凝らす場所以外にも世界は広がり世界は生と光に満ちているのだから
2009年04月07日
コメント(0)

都心の超高層ビル展望台からの夜景窓の外は幾万の光の雫季節は冬の終わりこの街を離れる人この街を訪れる人この街に留まる人こんにちはいらっしゃいさようならはじめましてごきげんようよい旅をこの街は今もそして明日もここにあり続けるからそうまたいつか*******************この街に住んでいる人口の数倍もの人々が朝夕に季節ごとに数年で入れ替わり、流動する都市髪を綺麗にアップにして、袴姿に着飾ったあれはきっと大学の卒業式?流行歌に唄われる≪トウキョウ≫はいつだって冷たく薄情で移り気な浮気女のようけれどそれを唄うのはいつも≪トウキョウ≫を訪れた客人だったりするのですこの≪都市≫の本当の貌は表参道ヒルズや、赤坂サカスや、東京ミッドタウンのような泡沫のように生まれては弾ける”賑やかし”ではなくずっとずっと昔から、穏やかに流れ続けている時間の延長上に佇み、微笑んでいるのですだから新しく訪れたあなたいらっしゃい冷たく薄情なトウキョウだけでなく暖かく穏やかな東京をあなたが見つけることが出来ますように去っていくあなたさようならお疲れ様でしたこの街があなたに優しくなかった、と感じているなら尚更いつかまた、この街を訪れてください今回あなたが巡り合えなかったもう一つの東京はきっとあなたを待っているでしょうから
2009年03月10日
コメント(0)
そりゃあ、ねもっとつらい目に遭ってる人だって居るだろうさもっと苦しい時間を過ごしている人だって居るだろうかだからってあなたがつらくないなんてことは誰にも言わせないだからってあなたが頑張っていないなんてことは誰にも言わせないつらい、と思ったって苦しい、と思ったっていいんだよそれが当たり前なんだからだから愚痴くらいはこぼしなさい
2009年03月10日
コメント(0)
夜半にふと感じた違和感その正体が”欠落”だと気付くまでにはしばしの時間が必要だった坂上の町を走る電車の音森の向こうの幹線道路から届くトラックの音家の前の道を通る人や自転車や車の音そんな普段であれば深夜まで耳に届くはずの諸々のノイズそれが今夜は聴こえてこない不審に思って窓を開ければそこに広がるのは白い闇ぽつりぽつりと間遠に立つ街灯のせいで普段は黒々とした闇に沈むはずの町が、家並みが、道が、畑が白く薄いヴェールに覆われてわずかばかりの灯りに、ふうわりと浮かび上がっている白い細片は今も空の高みから降り続き空の闇を仄かな蒼に塗り替える町から音を吸い取っているのは落ちては積もるその細片開けた窓から流れ込む冷気しん、とした静かな薄闇美しいけれど、明日の朝には消えてしまうだろう儚さ雪の夜の風情はまるで白く細く楚々とした儚げな麗人のかんばせ
2009年03月04日
コメント(0)

赤い鳥居赤い鳥居赤い鳥居赤い鳥居鳥居とは即ち現界と神域を峻別する象徴≪ここ≫から異なる≪どこか≫への戸口であり門戸本来は繋がらぬ場所への通路の寓意ならば無数に連なる鳥居が作るその回廊の果てる場所は彼岸なのか、現世なのかならば無数の境界の織り成すその回廊の向こう側で手招く君は、女神か魔魅か
2009年03月03日
コメント(0)

続く氷雨に空は煙り高層ビルの頂は白い靄に隠れて見えずさながらそれはバビロンの塔染み入る寒さが罰だというなら貴女の肌の温もりこそが全ての咎と背徳の源
2009年02月25日
コメント(0)

某国営放送の大河ドラマ主人公の直江兼続は、戦場で身にまとう鎧兜の内、兜の前面につける前立てを≪愛≫という漢字を意匠化したものを使っていたとか。http://d.hatena.ne.jp/butainudenka/20080126/p1とかいう話を思い出したけれど、これに関してはそっちつながりではなく『バレンタインデーにチョコだけで無く、和菓子も!!』と思い立った某和菓子屋さんが作った今川焼きです。焼印で押した≪愛≫綺麗に焦げててちょっとほろ苦かったですがw皮といい、餡といい、すっごく美味しかったです、はい。
2009年02月13日
コメント(1)
横たわる貴方はさすがに肉が削げ被せられたマスクや何本も突き通されたチューブはどこか拘束衣にも磔刑図にも似てならばもっと感じられそうな荒廃や衰弱の気配が薄いのは貴方の目が未だ力を失わないためか強がるでもなく、嘆くでもなく、騒ぐでもなく無論不本意だろう≪今≫を当然のように受け入れるそれが貴方の器の底の深さかとこんな年齢になってまだ、己が及ばぬかもしれないとそう感じさせられるものがあるというのはそうだね、確かに不本意な≪今≫ではあれど幸いなことなのかもしれないとそうだね、いつか我もこんな風に芯の通った強さに辿り着こうと思えるのは幸いなことなのかもしれないと同情するでもなく、嘆くでもなく、騒ぐでもなく当たり前のように言葉を交わしながらそう思った
2009年02月12日
コメント(0)
ポケットの中で手を繋げば温かなけれど小さな君の手こんな小さな手にこんな小さな背にいつも大きな荷物を背負わされて溜息が出るのも、愚痴が出るのも、当たり前だねそれでも君は僕と過ごす時間だけは精一杯笑って見せてくれているでもね怒ったり泣いたりしてもいいんだよ?たまには、ね君が僕を思いやって笑顔を見せてくれているのと同じように僕も君を支えたいとそう思っているのだからこの手が遠く届かぬ間も
2009年02月02日
コメント(4)

眼下には視界の限りに広がった街線路と幹線道路に切り裂かれるように、編み合わせられるように広大な街は小さな建物が組み合わさった街区を繋ぎ合わせたパッチワーク頭上には青い空天頂は濃く深く地に触れる端は淡く白く色を変えながら広がる街の全てを包み込む車も人も、この高みからは見分けられないけれど日々の営為も、遠すぎてわからなくなりそうだけれどこの同じ空の下キミは今日もどこかで
2009年01月29日
コメント(0)
満員の通勤電車開いたドアの中に立つ貴女に近寄るように、少し強引に乗車する後ろから押されるのに任せて、貴女と正面から抱き合うような体勢を作り言い付け通りに前を開いていた貴女のコートの中に手を差し入れ背に当てた手をゆっくりと撫で下ろす腰を伝い、スカートの上から尻を撫でそのまま、短いスカートをたぐるようにめくり上げる中に手を差し込むと、しっとりと手のひらに吸い付くような滑らかな柔肌の感触いつものようにストッキング無しのTバックからこぼれた尻肉を指先と手のひらで直接に撫で回し、掴み、揉み弾力と肌の熱さを楽しんでいると貴女の手がためらいがちにこちらに触れてくる太腿に当たった指先が、ゆっくりと這い登りスーツのスラックスの上から硬くなり始めた肉柱をそっと握る貴女の尻にぎゅっと指を食い込ませながらジッパーを下ろして、コートの影で肉柱を取り出す胸に埋まるほど近づいた貴女の口から、熱い吐息が一つこぼれ貴女の指が直接、肉柱に巻きついてくる根元から先端までの長さを測るようにしごき硬さと太さを確かめるようにやわやわと握り刺激してくる貴女の手のひらで隠しきれないほど大きく怒張した肉柱からじわじわと昇ってくる快感を味わいながらTバックの布地を横にずらし奥へとゆっくり指を差し入れる指先に熱い蜜の感触小さな喘ぎを漏らした貴女の指がぎゅっと強く肉柱を握り締めてくるのに合わせてヌルリと指に絡みついてくる粘膜が締めつけてくる指先を蜜壺の中で少しずつ動かすと貴女の腰が、膝が小さく、けれど淫靡に揺れ動きはじめるまるで拘束されているかのように身動きもままならぬ人込みの陰でスカートとコートをさらにめくりあげ指を深く挿入するのにあわせて、貴女の尻肉に剥き出しの肉柱を押し付ける熱く硬い肉柱が、柔らかな肉に食い込み犯される感覚にか、貴女の淫門がヒクッと締まる深く埋めた指先に蜜が溢れてくる気配膣壁の内側を撫で回すように指を動かせば、それに応えるように貴女の腰が蠢き押し当てた肉柱が貴女の尻肉に愛撫される車内に流れるアナウンスが、貴女の降りる駅を告げる名残を惜しむようにゆっくりと指を抜き取りズレたTバックはわざとそのままに、スカートだけを元通りに整える停車、そして開扉降車する人の流れに乗って貴女も降りていく寸前ぎゅっとまだ蜜で濡れた指を、貴女の指が握り締めたまた明日、とねだるように
2009年01月22日
コメント(0)
届かぬ指がもどかしいのは触れ合いたいと、抱き合いたいと願っているから届かぬ声が哀しいのは語りあいたいと、囁かれたいと願っているから隔絶を越える方法はたった一つあと一歩、踏み出してごらん
2009年01月15日
コメント(0)

それはいつだってこんな風に予期していない時に限って突然に訪れるある朝の郵便ポストふと曲がった道の先街角のショーウィンドウに映る影見上げた広告の片隅手に取った文庫本の一ページ大切なもの喜ばしいこと素敵なことそう、こんな風にふと開いた箱の中にも
2009年01月14日
コメント(0)

抜けるように空は高く抜けるように空は碧く広々と澄んだ碧天に太く引かれた一本の白線ねぇ、あれは誰の書初め?
2009年01月08日
コメント(0)

初春の陽光は溢れるように、降るように受け止める器は淡く薄い蝋細工昼の光にほんのりと融けるように黄色く染まりそこだけはもう春の野の陽だまりの暖かさを予感させ
2009年01月06日
コメント(0)
自宅PCが年末、年賀状を印刷しようとしたところで壊れてしまいしばらくご無沙汰しておりました^^;;遅れ馳せながら今年もよろしくお願いいたしますえ?自宅PC?新調しました、仕方なくといっても、PCデポで、中古品を買ってきたのですけれど^^;;
2009年01月05日
コメント(2)
あと少しあと少しまた一年が終わっていくクリスマスが終わってた街には歳末大売出しの掛け声が溢れ着飾った人々よりも慌しそうな買い出しの客の姿そんな情景すらも歳時を廻らす歯車の一つのように
2008年12月26日
コメント(0)

きよし このよる ほしは ひかりそうだねどこかから流れてくるそんな歌のように今宵あなたの元にも暖かな光が降りますように今宵あなたの胸が暖かな光で満たされますように今宵あなたの唇が甘やかな美酒で酔わされますように
2008年12月24日
コメント(0)

今宵空に星はなくけれどあまたの星、地上に溢れそれは誰の零した哀の涙?それは誰の掲げる愛の光?
2008年12月22日
コメント(0)
今日のお昼いい天気に釣られてふらふらと外に出て目に付いたマクドナルドでお昼にすることにしました食べてみましたよ話題のクォーターパウンダーしかし思ったほど・・・・・・・・・デカくないような?以前、『日本人がこんな大きなもの喰えるか』という理由で日本ではメニューから外された、という噂を聞きましたがん~それほどのサイズかしらん、これってば?ダブルではなく、肉が一枚のものを頼んだせいでしょうかビックマックほどの無駄ボリューム感が感じられませんでも、味は結構美味しいかもタマネギがみじん切りではなく、スライスしたままです風に挟まってたのも嬉しいポイント今度は、肉二枚の方にチャレンジしてみようかな?という気にさせられました、はい^^
2008年12月18日
コメント(0)

細く伸びた無数の柱白い半透明なそれは浅く差し込む朝日を透かして無限の反射と回折が果てなく朧な迷宮を照らし出す惑うボクが探すのは氷像に封じられたキミの姿
2008年12月16日
コメント(2)

東の空にぽっかりと浮かぶ月は真なる円あんまり月が明るくてあんまり月が眩しくて暗い夜空も今宵だけは淡い翠に染まったようにきっとキミの落とす影も濡れた烏の羽のごとくに黒々と、黒々と薄闇の道に落ちるのでしょうきっとキミの柔肌も濡れた瑪瑙の珠のごとくに白々と、白々と月光の下で光るのでしょう
2008年12月15日
コメント(0)

あれほど色づいていた葉ももう全て散り果てて裸枝だけが青空に刺さる葉を剥かれたまま北風に揺れる枝は寒々しいけれどそれでもどこか清々とした美しさを湛えその様はそう着衣を落とし背を伸ばす貴女の裸身にどこか似て
2008年12月11日
コメント(0)

朝の太陽はまだ低く斜めに届く陽差しはだからほのかに赤くそれ故に薄紅に色染めた葉を透過する光は緋色のステンドグラスを透かしたかのような燦然たる紅
2008年12月09日
コメント(0)
透明なガラス瓶ベッドに横たえた君の肢体に載せるとその冷たさに小さな震え蓋を開け、指を差し込みねっとりとした内容物を指ですくいとる濃厚な甘い香りぬらり、と指先の粘液を白い君の頬になすりつけるこぼれる吐息に混ざる怯えは行為に対してなのかその行為に反応してしまう自身に対してなのか頬を嬲った指で貌を撫で回し指先を唇の間に押し込む舌に、顎の裏側に指先の粘液を塗りこむように乱暴に口腔を蹂躙しゆっくりと指を抜き取る 『ぅ・・・ぁ・・・あ・・・まい・・・です・・・』指先と君の舌を唾と混じった蜜が細い糸をつなぐガラス瓶からこぼすように白い首筋を白い乳房を白い太腿を蜜で汚していく淡い琥珀色の粘液でうっすらと君の白い肌を穢し尽くしてから喘ぎ続ける君の肌に太く隆起した肉幹を近づける 『ぁ・・・っぃ・・・』小さな君の吐息太腿腹乳房首筋君の肌を覆う琥珀の膜をさらに塗りこめるように動かせば肉幹にもまた、蜜がねっとりと絡みつくその肉幹で、首をなぞり、頬を嬲り君の唇の前に突き出す朱唇が開き小さな吐息とともに、小さく舌が伸びて蜜が塗られた肉幹に、恐る恐る触れる 『ぁ・・・あ・・・あまぃ・・・』クチュ耐え切れなくなったよう君は頭を浮かせ肉幹の先端に唇を被せる表面を滑らせ唇の中で舌を使い貪るように、蜜を舐めすする軽く腰を引き、君の唇から肉幹を引き離すと端正な顔を泣きそうに歪めて浅ましく舌を伸ばす 『ゃ・・・ぁ・・・もっとぉ・・・あまいの・・・ほしい・・・の・・・』大好きなお菓子を取り上げられた幼い子のように駄々をこねるように、君は眉を寄せる 『やだぁ・・・ねぇ、もっと・・・くださ・・・ぃ・・・ あまい・・・ふとい・・・あつい・・・の・・・おくまで・・・』
2008年12月08日
コメント(0)

あるいは褐色あるいは灰色あるいは赤あるいは黄地を埋め尽くす落葉はとりどりの色に染まりその似姿は夜空の星
2008年12月05日
コメント(0)
指を伸ばしてそっと撫でるように貴女が触れるのは僕の指 『細くて、長くて・・・綺麗な指・・・』絡めた指を口元へと引き紅い唇を赤い舌をねっとりと這わせる貴女自身の指も僕の指も舐め、しゃぶり、吸い上げ恍惚とした表情のまま口唇奉仕を続けほぉっ、と熱い吐息を漏らすと濡れた手指をさらに引き寄せあてがうのは、貴女の白く細い首 『お願いです』自身の指で、僕の指を撫でながら言葉を紡ぐたびに震える貴女の咽喉元に僕の指を押し当てる 『このまま・・・締めてください・・・ 貴方の、この指で・・・』
2008年12月04日
コメント(0)
はた、と気づけば。カレンダーは最後の一枚。十二月の始まり。この一年も、もう残りは31日。いろいろ、びっくりだったり、焦ってみたり、後悔してみたり。思うところはいろいろあれど。今、一番ショックなのは。このスケジュールで、今この状況だと。フェルメール展、行けないままになるのでは??????ということだったりする今日この頃。
2008年12月01日
コメント(0)

深まる秋深まる時深まる紅光すらも紅に染め上げ
2008年11月30日
コメント(0)
足早に、足早に急くように季節はうつろいいつのまにか街角にはきらびやかなイルミネーション蒸し暑かったあの日夕べの軒で扇子に涼を求め虫の集きに耳を傾けたのがつい先日のような気さえするのに行き交う人々は上着を衿を掻き合わせ白い息を吐きながら足早に、足早に陽気な音楽の響く街を過ぎ行く時のうつろいに背を押されるように時のうつろいを後押しするように
2008年11月27日
コメント(0)

見上げれば淡い紅を浮かべた天蓋は無数の星を煌めき浮かべそれはたなびく雲が夕日に染まり燃える様に似てたちのぼる霞が朝日に輝き揺れる様に似て地の理よりもむしろ季節という名の天の理に従うものであればこそその姿が地の俗よりもなお天の聖に近しいのもまたむべなるかな
2008年11月25日
コメント(0)
これって・・・モビルスーツやらヘビーメタルやらでお馴染みの全周囲モニターコクピットまで、あと一歩?『人類が想像できる全てのものは,いつか必ず現実 となる』って~のは、アインシュタインの言葉だとかこの言葉を『人の想像力は現実を凌駕出来ない』と取るのか『人の創造力は想像力と同じで限界などない』と取るのかそれはそれで、人それぞれなのでしょうけれどいつかは成層圏プラットフォームも、恒星間移民船も、軌道エレベーターも、果ては汎用人型決戦兵器すらも現実側に結実する日が来るのかもしれませんけれど、叶うことならその想像と創造の結実が破壊や死を撒き散らすものではなく平穏や希望を導くものでありますようになどと思う先はどうせ実現させるなら、やっぱどらえもんだよなぁ。。。とかだったりするのですが
2008年11月19日
コメント(0)

散り落ちた葉の寂しさを嘆くのか色づき秋の陽を浴びた葉の美しさを謳うのかそれは見るものの心次第それは語るものの心次第いづれにしても葉は散り落ちいづれにしても葉は色づく
2008年11月18日
コメント(0)

灰色に変わった芝生足元に散る落ち葉風はもう冷たく色を薄くした陽光が浅く降る先逆光のヴェールに包まれながら空へと手を伸ばす枝々には紙のように白く雪のように朧でわずかに一刷け淡い紅を含ませた冬櫻
2008年11月11日
コメント(0)

都会の真ん中高層ビルの谷間それは四囲に架けられたガレリアを壁面に四角く区切られた空間それはあたかも箱庭のようそれはあたかも水槽のよう空間を埋める木々の葉が注がれる陽光と時間とにあるいは黄色く、あるいは赤くゆっくりゆっくり染め上げられて都会の真ん中そこに設えられた四角い水槽水面を渡る漣は一昨日より昨日昨日より今日とほのかに紅く
2008年11月10日
コメント(0)
巷の話題は米大統領選挙の様子と、小室哲哉の逮捕話。むやみやたらと小室の曲が流れていた時期があったよなぁ、確かに。と思いつつ。その当時の金満振りは、≪羨ましい≫という実感を伴えないレベルだったりする訳で。ようやく実感が追いつくのは、『小室はブームの凋落によって金に困り、食事はオリジン弁当、ハンバーガー、ピザのローテーション』というあたりになってから。でも、ちょっと待って欲しい。そのローテーションで『貧乏』を強調されても、ねぇ。宅配ピザの値段はそう馬鹿にできるものではないし。お弁当を買い続けてゴミを増やせば、有料ゴミ袋だって、大きいサイズのが必要になる。『貧乏』にかろうじて値するのは、マクドナルドのハンバーガーのみ、一食一個、ってパターンくらいか。(包装が紙で、小さく潰せるのも高ポイント)週に何度もピザが食えるなんて金持ちじゃん!などと感じるのは、それはお前が貧乏すぎるから、と突っ込まれそうだが。昔の歌が『今日もコロッケ、明日もコロッケ』と唄うのを聞いて、それって貧乏じゃなくて、むしろ贅沢?と本気で思ったりするのが一般庶民の感覚だったりするのだよ、などということは。某政党の二世、三世議員連中には、理解も想像も出来ないのだろうねぇ、きっと。
2008年11月05日
コメント(2)
あぐらをかくように床に座り乱暴に髪を掴み、持ち上げ、引き寄せる床に四つん這いになり後ろに伸ばした両手首を、左右それぞれの手首に固定されて高く尻を掲げさせられた体勢を床に押し付けた顔だけで支えるそれは雌の獣の服従の姿引き寄せた口元に押し付けるのは、足の指手を戒められた獣は、唇と舌だけで奉仕する精一杯に伸ばした舌で舐め清め唇に含み、吸い上げ口腔の中でまた舌を絡める酔ったように指をしゃぶる獣の背中越しに手を伸ばしライターを点火する火を移す先は、二本の蝋燭高く掲げさせた尻の二つの穴にそれぞれ一本ずつ突き刺された赤い蝋燭炎の気配に慄き舌を止めた獣の髪を引き、顔を持ち上げ再び押し付ける先は、太く硬い幹わざと唇には収めさせず穢すように顔中に押し付ける甘い呻きとともに必死で伸ばす舌先が幹を、袋を、チロチロとくすぐる引き絞っていた髪を緩めると自ら這うように首を伸ばし、怒張を唇に咥え込むまるで貪るように含み、吸い、舐める姿はやはり飢えた獣のよう喘ぎが激しくなり舌の動きが、顔の上下が激しくなり口を、咽喉を犯す太さに陶酔した獣の口から小さい悲鳴があがり、顔を引こうとする頭を押さえつけるようにしてそれを許さず動きを封じ込めるふさがれた口からこぼれ続ける小さい悲鳴を無視して顔を無理矢理に上下させて咽喉奥までを責め嬲る 「んっ・・・ぅあぁ・・・許し・・・て・・・」はじめて言葉をもらして許しを請うたのは不用意に動いた腰が大量の蝋を菊門にこぼしたから赤く染めあげられた白い尻が小さな痙攣を見せているのはけれど苦痛ではなく愉悦が故 「獣は喋らない。 そうだろう?」もう一度深く突き刺した幹に舌を絡めながら頷き獣は赤く染まった尻と背を掲げ続ける
2008年11月03日
コメント(2)

ねぇどっちがいい?
2008年10月31日
コメント(0)
それは祝祭。冥き祝祭。いにしえの盟約に基づき。万聖節の訪れるその前夜。一日一夜、戒めと枷から、鎖と楔から逃れ。森の闇より。教会の影より。墓石の下より。解き放たれることを許されたるは。数多の魔、数多の異形。今宵一夜。道を行く者は心せよ。灯火から離れる者は心せよ。一人眠る者は心せよ。戸口の影。木々の後ろ。鏡の向こう。隣に佇む誰か。今宵限りは。それが友であることは定かならず。それが人であることは定かならず。それが汝に牙を立てざるを約すること。決して叶わず。心せよ、心せよ。今宵≪世界≫は。汝らのものにあらず。
2008年10月31日
コメント(0)
窓ガラスから射し込むのは広いグラウンドとその向こうの森を抜けてくる眩しいほどの西日傾いた陽光は木々の葉とともに世界を赤く染め上げる安物のプレハブの壁机に伏せられたハードカバー本棚に並ぶ背表紙壁掛け時計の秒針の音だけが響く部屋はゆらゆら揺れる朱色の水で満たされた水槽窓を背に椅子に座る君の肩口で揃えた黒髪は光に透けて細い金糸のように輝きを散らすまるで赤い光に抗うように黒いブラウスと黒いスカートを纏い細い首には黒革のチョーカー左の手首には黒革のバングル右の手首には黒く無骨なアウトドアウォッチ白い肌を戒めのように黒で包み白い肌を犯されるように朱に染めながら何かを囁くように君が薄く開く唇は禍々しいほど艶やかに赤く赤く紅く
2008年10月28日
コメント(0)

はらりはらりと舞い落ちるのは貴女が脱いだ衣装の破片赤い布黄色い布全て脱ぎ捨てるまであともう少し
2008年10月22日
コメント(0)

春がそうだったように夏がそうだったように秋もまた訪れてしまえば深まるのも過ぎていくのも瞬きの間地面を、路地をまるで金色の淡雪で埋めるように金木犀の花が散った後入れ替わるように薫るのは甘さを薄くして柑橘系をわずかに強くした芳香木々の間に覗くのは金木犀に良く似た白い花銀木犀、という木は、雌雄異株でこの国には雄株しか存在しない、という説があるそうです恋うるように花をつけ恋うるように薫りを漂わせれど恋うる相手はどこにも居ない華やかな薫りである分だけどこかもの哀しいような気になるのもまた秋故、ということなのかもしれません
2008年10月21日
コメント(0)

木々の隙間を滑り抜けた木漏れ日が下草に落ち細い葉の先に房を広げた穂先に小さな光の雫を灯す「教えてあげる みんな、みんな」赤く染まった高木の葉の枝先に揺れる果実の蝶や蜂が群れる花の一つ一つの名前を謳うように告げながらふわりふわり指し示す白い指も薄い陽差しに透ける髪も振り返る都度広がるスカートの裾も全てがまるでステップを踏むよう「私の知っている事は、何一つ残さずに」サクラジャノヒゲムラサキシキブカラスウリムカゴネジバナラベンダーセージエノコログサ色づいたサクラの葉が投げかけるほのかに赤い光の中で華やかなスポットライトを浴びるようにけれど微笑みはどこか寂しげで儚げで「教えてあげる 私が貴方の隣に居られる間に」ふわり背中から抱きつき白い腕を首に絡ませ暖かく柔らかな肢体を押し付けながらくちづけるように紅い唇を耳に触れさせて「ね みんな みんな みんな」
2008年10月17日
コメント(0)

一歩一歩と秋が深まり草木が色を変じる中紅と金と緑とに飾られるように陽光に輝く宝珠染まりゆく地の色彩に異を唱えるようなその色は空の破片
2008年10月16日
コメント(2)

頭上に仰ぐ銀蟾はただ皓々と光を降らせ濡れたる薄の綿毛の先に無数の銀の雫を宿す今この地にて我が見上げる蒼貌は遠き日、我が見上げた蒼貌に変わらず彼の地、彼の人が見上げる蒼貌に変わらずなればこそ人の世の無常を人の身の流転を届かぬ指の儚さを無音の裡に語るようで
2008年10月14日
コメント(2)
深夜、駅からの帰り道暗がりで立ち止まり目を閉じる耳に届くは遠い電車の響きばかり今、この時世界を支配するのは色でもなく音でもなく美酒の酔いのように美女の肌のように人の官能を蕩けさせる甘く、重く漂う金木犀の薫りだけ
2008年10月09日
コメント(5)

赤味を増し始めた夕日の中で道のすぐ近くまで伸びた枝の先大きく育った柿の実が揺れるまだ幼かったあの日君と一緒にこの畑に忍び込んでもいだ実をズボンで擦って齧ったっけ僕よりも背が高くて僕よりも物知りで僕よりも脚が速くてけれどそんな君も木登りだけは僕よりもへたくそで『柿の木は折れやすいから高くまで登らないだけだよ』口を尖らせてそんな強がりを言いながら僕がもいで渡した柿を美味しそうに齧っていたね枯葉の薫り熟して落ちた柿の実の饐えた薫りほのかに漂う金木犀の薫りそんなたくさんの薫りに紛れるように僕の隣で柿の実を齧るそこばかりは女の子らしい長い髪の甘い薫り
2008年10月08日
コメント(0)

花が散り、葉が枯れそれは一つの生命の終焉実った種子は地に落ち芽吹きそれは一つの生命の誕生生ある全ての事物は連なる螺旋の輪の中に人の子たる我らとてその輪に連なることは同じ
2008年10月07日
コメント(0)
全263件 (263件中 1-50件目)

![]()
