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年末に突如として、19社を擁するアルピコグループが182億円の債務超過に陥り、事実上の倒産状態となりました。82銀行や投資会社のリサ・パートナーズが私的整理の形で支援に乗り出すと報道されましたがそのことで、本社のある松本市で実情を調査するため、山口典久さん、岸野まさあきさんと共に、市役所をたずね松本市議団と意見交換ののち、市当局からお話を伺いました。すでに松本市議団としては昨年末に市に対して対策委員会を設けることなどを申し入れてありますが、その後の市の対応について伺いました。応対した政策課長は、今後どうなるかは3月末に発表される会社の再生計画を見てみないとわからないといっていましたが、松本市内だけでも30路線のバスを運行していることもあり、不採算部門は切り捨てざるを得ないといっているので、重大な影響が及ぶことが懸念されます。バス、タクシーなどの公共交通を大きく担ってきた会社のことであり、諏訪地域でも路線バスを運行していることや、岡谷市では市内循環バスや福祉タクシーなども委託して運行してもらっているので、たいへんです。雇用の面や関連会社の営業にも影響がでることが危惧されます。飯田・下伊那地域では信南交通が完全撤退を示唆しており、よりいっそう深刻です。村井知事は「県としては静観する」とコメントしていましたが、県として交通弱者の足をどう確保するか、踏み込んだ対応が求められます。終わって党としての対応を相談し、松本市役所を後にしました。
2008年01月28日
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東大安田講堂占拠事件があった翌年、1970年に信州大学に入学し教養部時代をともに過ごした仲間の集まりが半世紀ぶりに松本市内のホテルで行われ参加。何と東京から沖縄まで30人が集結。年を重ねても当時の面影は残り、教員をやっているもの、医師をやっているもの、会社の経営者をやっているもの、保育園の園長をやっているもの、農業をやっているものなど多士済々のメンバーが青春時代と今を懐かしくも熱く語り合い有意義で楽しいひとときでした。学生自治会の運動をやっていた彼女からは、看板を壊されたり、中核派や全共闘に取り囲まれたり「殺されるかと思った」などという話も飛び出し、「ええっ、そんなことがあったの?」と学生運動真っただ中の緊張とスリリングな毎日がよみがえりました。私は教養部時代はみんなで楽しく歌声に明け暮れながらベトナム戦争反対の集会をやったりデモをやっていた記憶が残っているだけ。翌日の用事があるため、余韻を残し泊まらずに帰宅。熱い心で今も社会のために頑張っている多くの仲間から刺激をもらい、私も頑張ろうと新たな決意を刻んだ日となりました。みんな健康に気を付けて、再会できる日を!
2018年09月02日
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10月1日未明の台風24号による土石流被害が大きかった富士見町の方から「ぜひ現地を見に来て、復旧に力を貸してほしい」との要望があり、名取武一町会議員と一緒に現地調査に行ってきました。被害地域は非常に広範囲に広がり、標高2524メートルの編笠山南西部の斜面から土砂や巨大な岩が一気に沢を下り枯れ川となっている切掛沢川や盃流しを埋めて県道茅野原富士見線(通称鉢巻道路)まで滑りだしています。一部はゴルフ場まで流れ混み重機が入って復旧が始まっていました。往復4時間近い登山調査となりましたがあまりのひどさを目の当たりにしてにあ然。登山道で埋まった個所は何とか人が行き来できるよう応急措置をしてありましたが、中部森林管理局の管理する国有林が抜けていて、北海道地震のテレビに映し出されたあの厚真町の山腹崩壊のようでした。自然の持つエネルギーの大きさに脅威を感じ、まだまだ台風も来ることが予想されるので2次災害を防ぐためにも早めに復旧に着手する必要を痛感しました。長いスパンの復旧工事になりそうです。
2018年10月13日
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