三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2021.09.21
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カテゴリ: 映画



米国陸軍伝染病医学研究所(USAMRIID)のレヴェル 4 (最高警戒度)研究チームのリーダー、サム・ダニエルズ大佐(ダスティン・ホフマン)は、指揮官のフォード准将(モーガン・フリーマン)に命じられ、アフリカの小さな村に派遣された。そこで彼は、未知のウイルスによって村人たちが次々と死ぬのを目の当たりにする。サムはウイルスがアメリカにまで広がる恐れがあると判断し、警戒態勢を敷くように進言するが、フォードは“モタバ・ウイルス”と名付けられたこの病原菌の研究をやめるよう命令する。

その直後、カリフォルニア州のシーダー・クリークという町で、住民たちの間に伝染病が発生した。症状はサムがアフリカで目撃したものと同じだった。彼は命令を無視して町に駆けつけ、民間の研究機関である疫病管理予防センター(CDC)で働く別れた妻のロビー(レネ・ルッソ)と共にウイルスの制圧に取り組み、ペストよりも確実に死がもたらされるという絶望的な事実を知る。陸軍から提供された血清が、ウイルスに感染した猿に劇的な効果を与えた。発見されたばかりのウイルスに効く血清をなぜ陸軍が持っていたのか、不審に思ったサムは驚くべき事実を知る。

モタバ・ウイルスは 60 年代に米国陸軍が参加したアフリカでの局地戦の際に発見され、陸軍幹部マクリントック少将(ドナルド・サザーランド)によって採取され、生物兵器として使用するためにひそかに保管されていたのだ。しかし、ウイルスは突然変異を遂げており、猿を回復させた血清は人間には効かなかった。サムは部下のソルト少佐(キューバ・グッディング・ジュニア)と共に、最初にウイルスをもたらした“宿主”がアフリカで密猟された猿であることを突き止める。

その頃、少将は生物兵器の事実を隠すため、かつてアフリカで行ったのと同じようにシーダー・クリークの町を焼き払おうと画策していた。そんな時、ロビーが誤ってウイルスに感染する。猿の居場所を突き止めたサムとソルトは軍用ヘリコプターを奪って現地に向かうが、マクリントックもヘリコプターで追跡する。ヘリの追撃をかわしたサムたちは、捕まえた猿で血清を作り、ロビーに試す。

だが、既に気化爆弾を搭載した爆撃機は出撃していた。ヘリに乗ったサムは無線で爆撃機の乗組員に真実を訴え、爆撃を中止するよう懇願する。乗組員たちはサムの訴えを聞き、爆弾を海上で爆破させた。正義と責任感に目覚めたフォードは、マクリントリックを逮捕する。血清は大量に合成され、ロビーをはじめとする感染者たちは快方に向かった。サムとロビーはもう一度やり直そうと微笑みあった。
(KINENOTE)



1995年のアメリカ映画です。
以前見た時は、その深刻さがあまり感じられませんでしたが、今はとてもリアルに感じられます。
当時よくわからなかった
米国陸軍伝染病医学研究所(USAMRIID)と 疫病管理予防センター(CDC)との関係も
興味深いです。

米中とも細菌兵器の開発を行っているので、今回のコロナに何して責任のなすりつけが行われているのでしょう。
そこには軍事機密の壁があります。

映画はハッピーエンドですが、町が焼き尽くされて終るという結末も十分ありです。

感染映画につきものの血清療法ですが、今回のコロナ騒ぎでは当初聞いたっきりです。
中国で開発しているとかでしたが、その後の展開は不明です。

映画の防護服はそれなりでしたが、現実はずいぶん違いましたね。
ビニール袋で作った防護服やアベノマスク、そして使えないアプリ、・・・。
我が家は、このアプリに一時振り回されました。





エンドロールに、カウアイユニットと出ていたのでハワイでも一部撮影したのでしょう。






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Last updated  2021.09.21 12:00:06
コメント(4) | コメントを書く


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Re:アウトブレイク(09/21)  
ilovecb  さん
こんばんは。



1995年のアメリカ映画とのこと、観たような、観なかったような、覚えていません。



>以前見た時は、その深刻さがあまり感じられませんでしたが、今はとてもリアルに感じられます。

今観たら、感じ方が全然違うでしょうね。
ほんと身近な問題として、真剣に見入ることでしょう。



ダスティン・ホフマンと、モーガン・フリーマンが出演しているのですね。

彼らの作品を、また覗きたい気分でもあり・・・。


(2021.09.21 19:14:37)

Re[1]:アウトブレイク(09/21)  
maki5417  さん
ilovecbさんへ

ダスティン・ホフマンと、モーガン・フリーマンが出演しているのですね。

これに敵役として、ドナルド・サザーランドが絡んできてなかなか豪華な配役です。

これは戦争、勝つためには2000人の犠牲は仕方ないというところがすごいです。
救援に当たっている医師も殺してもどうということがないと考えています。


感染情報の隠ぺいや独占は、我が国の感染研も同じようなものなのでしょう。 (2021.09.21 21:45:11)

Re:アウトブレイク(09/21)  
クロンシュタット さん
この映画の延長として、米国ではTVドラマ「ホットゾーン」が製作されました。
「ホットゾーン」は、エボラ出血熱を扱っており、もともと原作本があり、米国ではベストセラーとなり、日本では上下二巻で出版されました。
映画の方は、メロドラマと米軍内部の暗部が主体でしたが、TVドラマの方は、もう少しドキュメンタリータッチではありました。
でも、やはり、原作本の衝撃には、映像はかないません。

「ホットゾーン」では、コンゴ(ザイール)奥地の山岳地帯の洞窟内部で、蝙蝠や象の持つウイルスが潜んでおり、人間に感染したとされています。
エイズウイルスも、かの地の周辺で、発生したと言われていますね。
あのような、立ち入ってはいけない場所にまで、人間が進出してしまったことへの、しっぺ返しなのでしょうか..... (2021.09.22 05:24:49)

Re[1]:アウトブレイク(09/21)  
maki5417  さん
クロンシュタットさんへ

本作とホットゾーンの関係です。

本作のプロデューサーであるアーノルド・コペルソンは元々、エボラ出血熱の感染危機を追ったリチャード・プレストンによるノンフィクション『ホット・ゾーン』の映画化を進めていた。『羊たちの沈黙』の脚本家テッド・タリーが脚色し、ロバート・レッドフォードとジョディ・フォスターの共演とリドリー・スコット監督による20世紀フォックスの企画であったが、進捗しないまま監督、出演者とも他の作品に取り掛かってしまい製作は中止。代わりにオリジナル脚本で臨んだのが本作である。

検疫施設のサルの間で空気感染が発生した事実も描かれた『ホット・ゾーン』について、20世紀フォックスは2002年にもデヴィッド・シーゲルとスコット・マッギーヒーの共同監督作として映画化をアナウンスしたが、やはり中止。原作者のプレストンをコンサルタントに迎え元々企画に携わっていたリドリー・スコットがプロデュースするテレビシリーズ制作が2014年に発表され、ナショナルジオグラフィック (テレビチャンネル)が全6回を2019年5月27~29日に放送した。ジュリアナ・マルグリーズ、リアム・カニンガム、トファー・グレイス、ノア・エメリッヒなどが主演。アメリカでも感染者が出た「2014年の西アフリカエボラ出血熱流行」を踏まえた内容になった。
(ウィキ)

今回のコロナも蝙蝠と言われていますが、調査中です。
山奥の小さな村ではなく、いきなり大都市の武漢から感染爆発ですから謎ですね。
起源については、タブーなしで調査してほしいです。
(2021.09.22 09:03:36)

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