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先日の「天皇陛下即位礼正殿の儀」のテレビは、仕事していたこともあり全く見ていなかった。しかし後からの報道で、安倍首相が万歳三唱をやったと聞いて、ひっくり返りそうになった。いつの時代の話なんだ....?私は天皇制に反対なわけではなく、むしろあの方たちの人柄には好感を抱いている。もっとも天皇制に反対ではないといっても、それは現憲法下での「象徴天皇制」だからこそ。いま「天皇陛下万歳!」なんてやったら、そりゃ違うでしょう。しかも三権の長のひとりが...。現天皇は「万歳」と言って崇め奉るものではなく、我々と同じ地平にいる存在だと思っている。おそらく陛下もそういった気持でいるだろうに、万歳三唱ですべてぶち壊しになった気がする。そもそも私は「万歳」というものが嫌いだ。その他にこれがよく行われる場面といえば、当選の決まった選挙事務所があるが、ああいう場所での「万歳」も聞くに堪えない。今や誰もがやってて、完全に当たり前な光景になってしまっているが、違和感を持つ人はいないのだろうか?Wikipediaによれば、初めての「万歳」は大日本帝国憲法発布の日に、明治天皇に対して発せられたものだというから、意外と歴史は新しい。ただそれが広まっていく時代の背景として、どうしても「軍国主義」だとか「国粋主義」といった要素が絡んでくるから、否が応にもイメージは固定化されてしまう。たとえそういったイメージが私自身の偏見であったとしても、「万歳」という言葉と行為には、「単純な祝意」というよりも、「勝利の雄叫び」に近いニュアンスを感じてしまう。そしてそれは敗者への気配りなど全く考えない、利己的なニュアンスだ。ラグビーワールドカップで「ノーサイド」の精神を目の当たりにした眼には、まったく真逆のものに映る。そんな天の邪鬼なことを考えるのは私だけだろうか?
2019年10月24日
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今月から消費税率が改定され、軽減税率も導入された。あんなに私が忌み嫌い、反対の声も上げていたことが、いよいよ現実のものになってしまった。まあこうなってしまった以上しょうがない、とりあえずは仕事の上での不備が無いよう、十二分に気を付けるのみだ。これと時を同じくして、「キャッシュレス決済ポイント還元」というキャンペーンも始まった。要は消費税引き上げに伴う消費の冷え込みを少しでも緩和しようというのと、キャッシュレス化を諸外国並みに引き上げたいという思惑から、経産省が旗を振ってやるものだ。もうこれについては突っ込みどころ満載で、個人的には全く気の進まないものだが、お客さんが利用するものである以上、ウチの店としても対応しないわけにはいかない。数か月前から決済事業者ごとに個別に申請を出し(これがとにかくめんどくさい!)、10月1日には1社を除いてすべての登録は完了した。ただこのキャンペーンの要旨はだいたい理解しているものの、具体的にポイントがいつどのように付与されるか、などの細かい仕組みはよく知らない。そこで、お客さんから尋ねられることも想定して、問い合わせてみようと思った。特設HPを開いてみると、お問合せ電話番号が掲載されているが、そこでハタと気が付いた。消費者向けの番号はフリーダイヤルなのに、事業者向けの番号はナビダイヤル、つまり有料になってる。しかもこれ、時間が掛かれば掛かるほどめっぽう高くなるやつだ。なぜそうなってるのか、考えてみた。経産省の立場としては本来、消費者も事業者も同じであるはずだ。自分たちの施策によって、双方に面倒が生じているのだから。なのに対応が違ってるということは、古い慣習を引きずっている可能性があるのではないか?日本ではある時期から、商人を消費者よりも低く見る慣習があるように思う。「お客様は神様です」というフレーズがそれを象徴している(本当は違う意味らしいが)。経産省の官僚の頭の中にも、同じような意識が巣食っていたのではないだろうか?いや、そうでなければ説明がつかない。事業者に対しては、「あなた達はお客様に奉仕する立場でしょ。多少のことは目を瞑ってよ」という意識があるのではないだろうか?言い換えれば、「消費者保護」を重視している、ということでもあるのかもしれない。でもそれは正しいのだろうか?今回のことで言えば、事業者だってかなり振り回されているのだ。そういう気持ちもあって、私は先日経産省の特設サイトのサポートセンターに電話した。もちろん消費者向けのフリーダイヤルの方だ(笑)。ストレートに、「このサポートダイヤル、消費者向けはフリーダイヤルなのに、事業者向けは有料のナビダイヤルになってますが、どうしてですか?」と訊いてみた。受けてくれた担当者は全く想定外の質問だったのだろう、「えーと、少々お待ちください」といって電話は保留となった。しばらく後で電話に出た彼が言うには、「その辺りの事情は分かりかねますが、このようなご意見があった旨、確かに承りました。」という、至極無難なものだった。で、肝心の最初の疑問、「具体的にポイントがいつどのように付与されるか」ということについては、後日改めて電話で尋ねてみた。答えとしては、「決済事業者ごとに異なるので、そちらで訊いてほしい」とのことだった。でもね今のこの時期、どこの決済事業者のサポートも、まず電話が全く繋がらないのだよ。
2019年10月05日
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