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2004年12月25日
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カテゴリ: お酒の話
昨日のクリスマスイヴは、1年で最もスパークリングワインが売れる日だ。


ところでこの時期になるといつも思うことだが、日本人の「シャンパン」という言葉の
誤使用には根深いものがある。

一般的に日本では発泡性のワインのことは全て「シャンパン」と呼んでいるが、
厳密に言えばコレは間違い。
ご存知の方もいらっしゃると思うが「シャンパン」は正確には「シャンパーニュ」と言って、
フランスのシャンパーニュ地方で造られ、独特の定められた製法を用いたもののみが
名乗ることを許されている、いわば「固有名詞」なのだ。

使うことは禁じられている。

だからこの業界では「シャンパン」も含めて発泡性のワインの総称として
「スパークリングワイン」という言葉を使っている。
かといってそんなガチガチの感覚で商売するわけにも行かないのもまた現実だ。

ウチの店でもほとんどのお客が「シャンパンください」と言って来られるので、
その度にいちいち「本物のシャンパンですか、それともそれ以外のスパークリングですか?」
などと訊くわけにもいかないし、「本来シャンパンとは云々.....」などと
クドクドと能書きをたれていては、お客によってはうっとうしく思われるだけだ。

だから間違っているのは承知のうえで「ハイ!シャンパンはこちらです」と言って、
1,000円台のスパークリングのところへ案内したりしている(^_^;)
何せ“本物の”シャンパンは高いからね(だいたい4,000円位が最下限)。


でもどんな商売でもみんな何某かのジレンマを抱えながら仕事してるんだろうしね。

「シャンパン」と「スパークリングワイン」の違いについては、また何かの機会を見つけて
お客に対して啓蒙活動を行うとしよう。
でも永年引きずってきた呼び方だけに、そう簡単には変わらないだろうな。





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最終更新日  2004年12月25日 18時25分32秒
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