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2005年10月14日
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カテゴリ: お酒の話
2週連続で清酒・焼酎の試飲会に出掛けた。

ひところ清酒といえば、「口当たりの良い」、「すっきりした」、
「キレのある」、「クセの無い」、「辛口」というような要素が重要視され、
これらの条件を満たす酒がもてはやされていたように思う。
いわゆる『淡麗辛口』の時代だ。

その流れがここへ来て変わりつつあるように感じた。
それぞれの蔵元が今までにもまして、「味わい」を求め始めているようだ。

生もと系の酒母を用いたり、熟成期間を長くしたりとやり方は様々だが、
これによって今まで以上に、各蔵元の個性がハッキリしてくるのは間違いないだろう。


濃醇な酒は淡麗なものに比べると、必然的にお燗に適しているといえる。
実際今までお燗はタブーと思われていた「吟醸酒」なんかについても、
あえてお燗での提案をするところが見られた
(もちろん「熱燗」ではなく「ヌル燗」だけど)。

いずれにしてもいわゆる『淡麗辛口』を標榜するところは、あまり見受けられなかった。

うがった見方かもしれないが、この流れは焼酎やワインのトレンドとも関係がある、
ということは言えないだろうか?

例えば焼酎なら、一時市場を席巻した『いいちこ』などのような比較的
“クセの無い”麦焼酎から、個性豊かで味わい深いイモ焼酎へとシフトしてきている。
ワインの世界でも、かつては“飲みやすい”「白」一色だった日本のワイン市場が、
今や「赤」一色といってもいいほどの変わりようだ。


受け入れられなくて、消費者から毛嫌いされていたのに、だ。

つまり焼酎やワインの市場では、淡麗でクセの無い、サッパリした傾向のものからの
脱却が一足先に行われていて、その流れが清酒の市場にも及び始めている、
というのは考えすぎだろうか?





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最終更新日  2005年10月14日 17時29分11秒
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