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カテゴリ: アメリカ映画



トム・ハンクス  オドレイ・トトゥ  イアン・マッケラン  ジャン・レノ  ポール・ベタニー  

ストーリーは、ある日、ルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエールが殺害される事件が起こる。遺体は奇妙な体勢で横たわり、周囲には不可解な暗号らしきものが記されていた。フランス司法警察のファーシュ警部は、講演のためパリに滞在していたハーバード大学教授ロバート・ラングドンに協力を依頼、事件現場に呼び出す。宗教象徴学の権威であるラングドンはさっそく暗号の解読を始めるが、この時警部はラングドン自身をこそ疑っていた。そこへ、暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現われる。ラングドンが無実で、事件解決には彼の力が不可欠だと確信する彼女は、直後、ある驚きの行動に出るのだった…。  

ダン・ブラウンの同名世界的ベストセラーをロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で映画化した話題のミステリー大作。
この映画の原作ってメチャクチャ面白いのでむさぼるように読んだ記憶があります。
原作が面白過ぎると映画化されると半分も表現出来ないパターンがあるけど、まさしくこの映画はそのパターンにはまってました。
これはハリーポッターシリーズやエラゴンにも言える事です。
これは映画だけを観てもかなり説明不足で不親切なんで展開においていかれて人もいてると思いますよ。
大切な部分もカットしたり、軽く流されたりしてるのが残念です。

このシーンって凄く重要でラストへの階段を上がっていくようなシーンやから、なぜカットされたのか疑問です。
こういう事があるから原作を読んだ映画を観るのが遅れてしまうんですよ。

上映時間の関係もあるから主人公達が簡単に謎を解いていきますよね。
もう少しでいいから悩めるシーンがほしかったです。
意外な犯人もあっけなく登場するし、なんか全てにおいて軽い映画でした。
サクサクと展開していくのもいいけど、やっぱり歴史ってもっと重いものやから丁重に作ってほしかったです。
宗教色の強い映画でもあるのですが、キリスト教にあまり馴染みがない日本人が読んでも楽しめた原作とは違ってキリスト教を知ってこそ楽しめる映画になってしまってました。

まずロバート・ラングドンとトム・ハンクスのイメージがかけ離れすぎてます。
なんでトム・ハンクスがラングドンに選ばれたのか分からないけど、原作ファンとしてはここから間違ってると思う。
ポール・ベタニー演じるシラスは、あつぼうがイメージしていたシラス像とよく似てましたよ。
それとイアン・マッケランの演技も素晴らしかったです。


色々と文句はあるけど努力は認めてあげたいです。
続編でももう少し原作を読んでない人にも優しい映画を作ってほしいです。

評価(2.7)





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最終更新日  2007年08月05日 23時24分03秒
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あつぼう~ @ chicaさん 肉体的にも精神的にも大変やったけど充実…
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