2004年01月15日
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浅草歌舞伎
前日に引き続き 1部を観る

開場 10時半、開演 11時 早い・・・
って言っても私にとって早いだけで
歌舞伎の世界では1部が11時からってごくあたりまえのことなのよね
昨日も今日も3階席だけどラッキーなことに最前列
とっても観やすい さらに今日は花道の真上!なんだか得した気分
今回の公演ではほぼ毎日 花道横に補助席が設けられているらしい
パイプ椅子のなんだけどね 花道のすぐ横


今日のご挨拶は獅童君
話の内容は昨日の亀治郎さんとほとんど同じ
「何も考えないで観てください」って言われても
やっぱり昨日の舞台と比べちゃうよね
配役も違うし演出やセリフにも違う部分があるということで
それを楽しみに観に来てるんだし

「三人吉三巴白波」
お嬢吉三 :七之助
お坊吉三 :男女蔵
和尚吉三 :獅 童

この作品の作者は 河竹黙阿弥といって

七五調で掛け合うんだけど お嬢はお嬢のお坊はお坊の坊主は坊主の
特徴的な口調で話していて
それぞれのセリフの流れがきっちり上手く流れると
凄くきれいだけれど 上手くいかないと急にちぐはぐになってしまうんだなぁ
やっていて 単純なようで難しいんだろうな



粂寺弾正 :男女蔵
腰元巻絹 :勘太郎
民部弟秀太郎:亀治郎
小野春風 :七之助
家老秦民部:獅童   他

巻絹が弾正に言い寄られて足蹴にする場面での
捨て台詞「ぴぴぴぴぴっ!」
本が書かれた時代の品の悪い女性の笑い方だったそう!?

昨日見た2部とは 細かい演出が違う
個人的には昨日の方が好きかも

「義経千本桜 吉野山」
佐藤四郎兵衛忠信 
  実は源九朗狐 :勘太郎
早見藤太  :獅 童
静御前   :亀治郎   他

獅童君演ずる 早見藤太はこの演目の中でのお笑いさん担当
衣装も化粧もセリフも動きもとってもベタでオカシイ

勘太郎君の源九朗狐は 哀愁がとてもよく出ていたと思う

若手ばかりが中心の歌舞伎は今回の公演で始めてみた
安定感があるとは言えないけれど
楽しい舞台でした






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最終更新日  2004年01月20日 03時42分15秒


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