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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。本日ご紹介したいのはロバート・キヨサキ著『金持ち父さん 貧乏父さん』です。お金や、それに付随する問題に対してどう向き合っていくべきなのか、筆者本人の経験を踏まえたエッセイ形式で語られています。終始、「お金に脅かされるな、お金を使役する人間であれ」ということが言われているなというのが感想。社会を生きるうえで無駄にならない考え方が手に入ります。金融や投資、財務の知識や、働くことに関する考え方が基礎から書かれているのが良いところ。大学で会計を学ぶ私も勉強になることがたくさんありました。特にお金に対する向き合い方については「こういう考え方もあるのか」と、思わず膝を打ったものも。この著者の考え方が気になったので、他の著書も読んでみたいところです。ただネックに感じたのは読みづらさ。個人的な問題な気もしますが、和訳文特有の読みづらさを感じました。読書初心者や、訳文系の書籍が苦手な人は注意したほうが良いかも。一つの考え方の吸収材料として、ぜひ目を通してみてください。この本との出会いがあなたの人生を彩ることを祈っております。P.S.どうしても実用書を紹介するときは文が短くなってしまうのが悩みだったりします。あまり先入観を持って読んでほしくないので……もっとうまく紹介できるように、そういう本でも次は読んでみようかな。ちなみに本書を読むきっかけはまたまた大学の先生でした。ファイナンス系の先生が、読んで損はないということでしたので、後学のために手に取ったものです。自己啓発本、に近いのでしょうか?普段こういうのは読まないのでちょっと判別がつかないのですが、多様な考え方に触れられるのは本の良いところですよね。似た本で面白いものがあれば、コメントで教えて下さい!!明日はまた小説をご紹介します。ちょっとまだどれにするか悩んでいますが、ぜひぜひお楽しみに。
2025.07.25
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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。本日は私が一番大好きな作家である赤川次郎作『三毛猫ホームズの推理』をご紹介します。刑事のくせに血が駄目、おまけにアルコールも駄目で女性恐怖症持ちの主人公片山義太郎。そんな彼が上司に命令され、訪れることになったのはよりにもよって女子大だった!よくある相談事だと思っていたのに、なぜか殺人事件に発展。大学猫だったホームズとともに、片山は事件を解決できるのか。非常にライトな推理モノ。とはいえ謎自体が難しくないってわけじゃないんです。でも軽快に読めてしまう。それが赤川次郎作品の素敵なところ。ドラマ化をきっかけに小学生の頃に読みましたが、当時ですら軽く読めたので折り紙付きです。※描写的に小学生が読むものかについては微妙です。読んだとしても内緒にしといた方が良いかも?初版が1984年なので、時代設定は古めです。スマホは当然無いですし、携帯電話を持っていないこともザラ。だからこそ、今では成立しないトリックなんかがあるのもこういう時代のミステリの面白いところですよね。(今回の本にそういうトリックが含まれているかは……秘密です)登場人物の話をするなら、やっぱり欠かせないのは主人公片山刑事。前述の通り、血も酒も女も駄目な変わった刑事です。決して頭脳明晰というわけでも無いですし、運動神経もまあイマイチ。じゃあ誰が謎を解くんだって言うと、そう、猫のホームズです。「え? 猫が喋るの?」と思った方もいるかもしれません。実際ドラマでは猫ちゃん(?)が喋る描写もありますが、原作のこちらでは猫はあくまで猫。なのに片山刑事に素敵なヒントを授けるんです。果たしてホームズはわかってやっているのかしら。そんな一風変わった設定が、この本のミステリを重たくしすぎないアクセントになっています。そしてこちらの本は「三毛猫ホームズ」シリーズの第一作でもあります。他のシリーズも全て読破しましたが、おしならべて面白い。大団円エンドがあまり多くない(殺人事件のミステリなので当然)ですが、そういうのが楽しめる方はぜひ一度お手にとって見てください。お近くの図書館にも、古本でも、もちろん新品も容易に手に入るものだと思います。そして「三毛猫ホームズ」シリーズにハマっていただければ嬉しいです。この本との出会いがあなたの人生を彩ることを祈っております。P.S.私がミステリ好きになったきっかけの一冊です。本編でも述べた通り、正直言って子ども向けでない描写が多々あるシリーズなので、どちらかというと大人の皆さんにおすすめしたい本ですが、もし現在小学生の子とかがこちらを読んでるなら、以下の子ども向けになっているバージョンをおすすめします!原作とはかなり異なるものにはなっていますが、しっかりと赤川次郎作品なので楽しんでいただけると思っています。またいつか子ども向けの赤川次郎作品もご紹介しますね。さて、明日は再び実用書系でもご紹介しようかなと思っています。ぜひぜひお楽しみに。
2025.07.22
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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。今回は井上、蔵本著『「半導体」のことが一冊でまるごとわかる』をご紹介します。こちらはその名の通り、今話題の半導体について解説された一冊になっています。半導体。名はよく聞けども、一体何なのかわからない、という方も少なくないと思います。こちらの本ではどのような製品にこの半導体が利用されているのか、どんな歴史があるのか、その仕組みに至るまで非常にわかりやすくまとめられています。私自身は高校物理すら学んだことのない生粋の文系人間ですから、技術面の話は正直に言うと理解しきれないところもありました。でも、そんな文系人間にも最低限わかるように書かれているのがこちらの本の良いところ。おそらく、高校や大学で化学系を専攻した方ならもっと理解することが出来て、半導体を身近なものに感じることができるのではないでしょうか。あるいは、これから自身の進路を選んでいくような学生の皆さんに対しても、わかりやすさは担保されているため、興味がある方にはぜひ手にとって見て欲しい一冊です。また、発売日が2021年であることもあって、比較的新しい技術まで網羅して書かれていることも良いところ。これで半導体に興味を抱いたのであれば、もっと詳しい専門書などに進むのも一つの手でしょう。半導体を知る第1歩にオススメいたします!この本との出会いがあなたの人生を彩ることを祈っております。P.S.この本を読んだきっかけは大学院で半導体に関する授業を聴講しに行ったことです。友人に誘われ、まったく畑違いの授業を聞くことになりました。授業は8割ちんぷんかんぷん。周期表も忘れているような自分には化学はやっぱりだめか、と思いながら聞いていたところ、助教授の先生が「まだ半導体がよくわからないって人にはこの本オススメしておきますね」と一言。それがこちらの本でした。その帰り、早速図書館で借りてきました。こんな出会い方もあるんだな、と勉強になった出来事です。みなさんも思わぬところで興味深い本に出会うことがあると思います。ぜひ、その機会を逃さずに読むことを心がけてみてください!自分も逃さないよう頑張ります!!明日は、再び小説に戻っていこうと思います。そういえば、芥川賞も直木賞もなかったみたいなので、もしよければ皆さんのおすすめの本を教えて下さい!ではまた明日もお楽しみに。
2025.07.21
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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。本日ご紹介したいのはタイトルからお分かりのかたも多いでしょう、コナン・ドイル作の『赤毛連盟(原題:The Red-Headed League)』です(赤毛組合や赤毛クラブといった呼び方も)。今回、ベーカー・ストリート221Bに住むホームズの元を訪れたのは燃えるような赤毛の初老男性。”赤毛連盟”なる連盟に所属したところから連盟が解散に至るまでの不思議な経緯を話した彼に、ホームズは「たいへんゆゆしき問題になりそうだ」と告げる。一体この"連盟"にどんな秘密が隠されているのだろうか。言わずと知れた"シャーロック・ホームズ"シリーズの一作で、母に勧められて初めて読んだホームズの話でした。ご存知の方も多いと思いますが、ホームズシリーズは長編と短編があり、こちらの作品は短編になります。正直、ホームズの長編は読みづらいところ(古い和訳の難しさや、推理モノであるがための難しさ)があり、子どもや初心者向けではないと思っています。たぶん長編から読んでいたら私はここまでホームズを好きにはなっていないと思います。この本の良いところは何と言っても、買わずとも読めるところ。「赤毛連盟 青空文庫」と検索していただければすぐにヒットします。こちらにも一応URLを載せておきますね。『赤毛連盟』短編なのですぐ読める割に、純度100%の推理を浴びることが出来ます。考えることが好きな方は、真相がわかる手前のところで手を止めて、ぜひ一度謎を解き明かしてみてください。そうして次のホームズ、次のホームズと読み進めて行く中で長編にもチャレンジしていただければと思います。また、このシリーズの良いところのもう1つとしてホームズとワトソンの関係性も欠かせません。もし関係性オタクな方がいれば、出版順に読んでいただけるとすごく楽しめると思います。お互いの存在が唯一無二になっていく過程が昨今のバトル漫画にも負けないレベルで描かれていることに気づくでしょう。少しでも気になった方はぜひ、青空文庫で読んでみてください!この本との出会いが、あなたの人生をよく彩ることを祈っております。P.S.本日2回目の更新はホームズシリーズでした。こんな上質なミステリーが青空文庫で読めるのだから読まない手はないと思っています。本気で。しかも関係性オタクにも刺さるシリーズなので、見て欲しい。本はちょっと……という方がいればドラマ化したものもオススメです。有名なのはジェレミー・ブレットがホームズを演じる「シャーロック・ホームズの冒険」でしょう。残念ながら全てのエピソードをドラマ化したわけではないのでそこは注意が必要ですが、何作か私も観て面白いなと思いました。ザ英国紳士という雰囲気があって、原作を大事に映像化を試みたことが伝わります。NHKで何度か放送しているのでそちらでご覧いただくのがコスパよしです。それから、原作のホームズは怪力なところも知られているのですが、そういうパワープレイに寄ったホームズが観たい方はロバート・ダウニー・Jrがホームズを演じている映画の「シャーロック・ホームズ」がおすすめです。2作とも派手なアクションが取り入れられており、疾走感のある構成になっています。そんなにミステリという感じは強くないので、ミステリよりアクションが好きな方におすすめ。私も大好きな2作です。それから、今風にアレンジしたホームズとして欠かせないのが、ベネディクト・カンバーバッチがホームズを演じている「SHERLOCK」です。2025年7月現在シーズン4までがリリースされており、シーズン5への期待も高まる一作です。前述の通り、シャーロック・ホームズを現代に完全に置き換えた作品。その再構成が良く出来ており面白いです。ですが、再構成に際してかなりのオリジナル要素が入っているのもまた事実。原作以外は認めない方には別作品だと思っていただいた方が良いかも知れません。私はこの作品大好きです。正直言って、話が飛ぶのでわかりづらさはあるのですが、結末へと転がり落ちるように進んでいく面白さはなかなか他の作品では味わえません。最近再放送が無いのが悲しいところですが、お近くのレンタルビデオショップやあるいはHulu等の配信サイトで配信されているようなので、夏休みなどに一気見してみて欲しい作品です。他にも色々シャーロックの派生作品はありますので、ぜひぜひ見てみてください。最近ですと、ディーン・フジオカが演じた「シャーロック」も個人的には面白かったです。完全に現代日本が舞台で、あまり原作とは関係ないのですが、ワトソンとの関係性なんかに原作との繋がりを感じました。気になったものがあればぜひ観てみてくださいね。それでは、明日は趣向を少し変えてビジネス書系からご紹介したいと思います。ぜひお楽しみに。
2025.07.20
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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。今回は、アランテンパリー作『ハリーとしわくちゃ団』をご紹介します。まさか!これからいっしょに住む、この世で唯一の親戚が泥棒だなんて!みんなそろって年寄りじゃないか。―大おばさんの屋敷についた日から、ハリーの人生は冒険の連続。大胆でゆかいな“しわくちゃ団”の今度の仕事は。(Google Books より)あらすじからびっくりが詰まっていますよね。資産家の両親が亡くなり、大おばさんの家で暮らすことになった少年ハリー。でもその大おばさんはなんと大泥棒の一団だった……!!なんだかんだあって、実家時代の嫌な女中リルと、そのパートナーであるプリーストーリー大佐とこの盗賊団"しわくちゃ団"がやり合うことになるのですが、これがとても面白い。年寄りだからと侮ってはいけません。頭も使えば、パワーだって負けない。そんな"しわくちゃ団"に暖かく見守られながら、時にはともに戦いながら成長していくハリーのお話です。テンポ感の良い文章と海外の暮らしの描写があいまって、キラキラした物語が紡がれています。あと、途中にスコーンを作る描写があるのですが、それが美味しそうで美味しそうで、この本を読むとかならず買ってしまいます。せっかくなので次は、作ってみようかな。そんな感じでページ数はそこそこあれど、読みやすく訳してくれているので、飽きっぽい方でもするする読めるのではないでしょうか?ハリーと同じくらいの子どもにはもちろん、軽めの読み物が欲しい大人の皆さんにもぜひ手に取って欲しい一作です。この本との出会いが、あなたの人生を彩ることを祈っております。P.S.2日連続更新せず、失礼しました。実生活にてちょっとバタバタしておりました。一段落ついたので、また毎日更新していこうと思います。よろしくお願いいたします。さて、意気揚々と紹介したこの本ですが、私が見つけたのではなく、母が見つけてきた本でした。母は私以上の読書家で、私が本好きになったのも母の影響が最も大きいと思います。せっかくなので、次も母が紹介してくれた本をご紹介したいと思っています。お休みもいただいていたので、今日の18時頃また更新いたします。お楽しみに。
2025.07.20
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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。本日は、自身の小さい頃に好きだった本より、あんびる やすこ作『なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店』をご紹介します。小学校低学年くらいの時、何の本が好きだったかな、と思い返してすぐに浮かんだのがこちらの作品でした。転校生の主人公ナナ。気づけば迷い込んだ森の奥でレンガ造りのお家を見つけます。中に入ってみると、そこには"お洋服のリフォーム"を専門にする魔女"シルク"がいました。動物なら誰もが知っているという、信用のあるお店屋さんで、ナナとシルクが受けるご依頼とは……?まずはお話が面白い。魔法使いがお店をやるなら何だって魔法でやってしまうのかなと思いきや、縫うのも手作業、アイロンも手作業、さらには洋服のデザイン画に至るまで手作業で仕上げるんです。魔女の意味は?って思うかも知れませんが、それは読んでのお楽しみ。それから、この本の良いところは何と言っても絵です。かわいい。表紙だけ見ても伝わると思いますが、こんな可愛い絵がほとんどすべてのページにあるんです。そして先程述べた洋服のデザイン画、なんとあれも本に載っているんです。しかもちゃんと魔女のシルクのサイン付きで。幼い頃とてもテンションが上がったのを覚えています。指ぬきでそのデザイン画をつついてみたりしました(読んだことある方ならわかると思います)。まるで絵本の世界が実在しているみたい。これを読んでいる時に無性に裁縫がやりたくなって、歪なテディベアを仕上げたり、キーホルダーを作ったりしました。ちなみに、裁縫がやりたくなるのは作者の方も織り込み済みらしく、子どもでも出来そうなアイテムの作り方が載ってたりもします。本嫌いな子どもでもきっと読みやすい絵本形式。ファンタジーや魔法の好きな子、かわいい絵が好きな子にはハマること請け合いです。ぜひ、図書館等で手にとって見てくださいね。この本との出会いが、あなたのこれからの人生を彩ることを願っています。P.S.思い出した時懐かしくなって、思わず地域の図書館で読んできました。私が見ていた頃はなかった新刊もいくつか出ていて、ちょっとしばらくは児童書コーナーに現れる謎の大人になりそうです。今日この本を選んだのは、昨日の記事を書いたことがきっかけでした。「読書って素晴らしい」ということを言って勧めている割に、長すぎたり、ビジネス書系だったりという初心者向けとは言えない本ばかり紹介していたなと反省したんです。それで、自分がまだそこまで本好きではなかった頃に何を読んでただろうか、と考えて浮かんだのがこちらの本だったのです。これから週の後半はこういう本を紹介していこうかなと考えていますので、もし「こんな本紹介して」などありましたら、お伝えいただければと思っています。ということで、明日もまた、小学生低学年向けの本の紹介になります。ぜひ御覧ください。
2025.07.17
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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介しております。本日は少し趣向を変えて、読書の効能について話していきましょう。この話をしたいのは、読書の良さを色んな角度から届けられたらと思っているからです。今回は「リラックスできる」「楽しめる」といった趣味的な側面ではなく、どんな場面で役立つ瞬間が来るかについて、実体験からお話したいと思います。(ちょっと自慢じみた話に聞こえかねないので、苦手な方はお避けください。)大きく分ければそのメリットは2つ。とにかく最も大きな効能は「読むスピードが上がる」ということです。自覚したのは小学4年生。当時好きで読んでいた『ナルニア国物語』の第4巻『銀のいす』を母に買ってもらったときのことでした。大型書店まで行き、これを買ってもらったあと、ホクホクしながら家に帰ったのが13時過ぎ。お昼ごはんも済ませて、読み出したのは13時半を過ぎていたと思います。ワクワクした気持ちそのままにイッキ読みし、読み終わってすぐに母に感想を伝えました。それを聞いた母の反応は「せっかく買ったのに、もう読んじゃったの!?」でした。その言葉で時計を見た時、まだ15時半を少し過ぎたところだったことをよく覚えています。つまり2時間程度で、300ページ以上(岩波書店によれば364ページ)の本を読んでしまったのです。700円(当時の価格、今は800円超えてます)の本を買って2時間で終わられたんじゃ、母もそんなこと言いたくなりますよね。うちは決して裕福な家ではなかったので、なおさら。私は同じ本を何度も読むタイプなので、怒られたりはしませんでしたが……。この「読むスピード」には色々な場面で助けられてきました。例えば国語の試験。定期考査等はともかく、塾の試験や、学力テスト、入学試験等では非常に助けられていたと思います。全く知らない文でも、スルスル読める。読むのが早ければその分問題に時間が掛けられますし、最後の確認作業などにも時間が割けます。事実、自分は大学入試について国語だけは(センター試験の代ですが)、高1の時点で120点超え、本番でも170点超えをマークしています。最近では国語に限らず様々な教科で文章題が出ることもあり、その読解にも間違いなく役立つスキルになるはずです。そういう意味で「読むスピード」は読書が生み出す大きなメリットです。そして、2つ目のメリットは「書くことに余裕がある」です。学生時代、読書感想文や、作文、あるいはレポートが非常に苦手だった方も多いはず。それには色々要因はあるのだと思いますが、文章に触れていない、という問題は大きいのではないかと考えています。研究者でもないので、滅多なことは言えませんが……文章をたくさん読めば、明確には覚えておらずとも、脳は文章の型を記憶し、たくさんの単語を吸収します。アウトプットのきっかけは別途必要にはなるでしょうが、文章に触れていない人より明らかに「知識」が多くなっているはずです。私は現在大学院生で、日々レポートを書き、就活になればエントリーシートを書き、その上このブログも書いていますが、文章を書くことが好きなので、苦にはなっていません。最近で言えば、頼まれて友人の内定先へのメールを代筆したことも。AIの台頭が進む世の中でどれほどの意義があるかは難しいところですが、自分の考えを言葉にする/文字にするって、実際コミュニケーションの基本だったりするので、あって損なことはありえません。「でも、読書じゃなくても、こんなスキル手に入れられるよ」それも確かです。例えば速読などを学べば私なんかよりも遥かに速く文章が読めるようになるでしょう。それに読めれば、「書く力」も付くはずです。でも、考えてください。読書は本来趣味です。学ぶのではなく、楽しむものです。趣味でありながら、こんな素晴らしいスキルを育てられる読書ってなんてオトクなんでしょう。こんな素敵な趣味を、ぜひ皆さんも楽しんでください。このブログではそのお手伝いが出来ればと思っております。P.S.こんなに書いてきましたが、別に絶対に読書をした方が良いとは考えていません。趣味は様々でいいんです。Youtubeを見るのが好きならそれでいいし、歌うのが好きならそれでいい。無理して本なんて読んでもしょうがないです。本嫌いになるのが一番悲しいことだから。でも、もし「本ばっかり……」と思うことがあるなら(自分に対してでも、お子さんなどに対してでも)、そんな考え方が少し変われば良いなと思っています。読書は色々なことに役立つんです。それもおそらく生涯において。だから読むことが好きなら、その好きを大事にしてください。私も、自分の好きを大事に生きていこうと思っています。本日もお読みいただきありがとうございました。明日は、私が子どもの頃に大好きだった本をご紹介しますね。お楽しみにしていてください。
2025.07.16
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こんにちは。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。本日ご紹介したいのは、渡邉雅子『論理的思考とは何か』です。論理的思考法は世界共通でも不変でもない。思考する目的をまず明確にして、その目的にあった思考法を選ぶ技術が要る。論理学・レトリック・科学・哲学の推論の型とその目的を押さえ、さらには、経済・政治・法技術・社会学のそれぞれの価値に紐付けられた四つの思考法を使い分ける、多元的思考を説く。(岩波書店 サイトより引用)自分がこの本を読むことになったきっかけは、大学院の教授の勧めがあったからです。「自身の考え方だけでなく、他者の考え方を理解するのにきっと役立つ」その言葉に興味を持ち、手に取りました。入試で言うところの評論文のような文章を読むのは、あまり得意ではないですが、これは比較的読みやすい部類だと感じました。特に後半の国や文化による思考法の違いについてが興味深く、「そんな形で物を書く/考えるところもあるんだ!」と新たな気づきを得られました。そして、学んだ書き方を使い、ちょっと違う形でレポートを仕上げてみたりも。(使いこなせたかは微妙……笑)海外でお仕事のある人、あるいは海外の方と繋がりのある人などは一度読んでみると、腑に落ちるところがあるかもしれないです。また、多角的に物事を考えたいときに、"書く表現"を変えることでそれが可能かもしれない、というのも面白いところです。ぜひこちらの本を一度読んでみて、色々な"書き方"に触れてみてはいかがでしょうか。この本との出会いが、あなたの生活を少し彩ることを願っております。P.S.本日紹介したこちらの本、人気本なので、なかなか市の図書館等だと借りられないかもしれません。そんなときにおすすめしたいのが大学図書館です。「え、大学の図書館は、大学生が使うものでしょ?」そう思った方も少なくないかもしれません。実際、そういう大学もございます。一方で、かなりの大学がその図書館を一般開放しているんです。利用登録(有料・無料あり)は必要ですが、それさえ済ませてしまえば大学図書館の本がほとんど読み放題。書庫など一部の本を除けば、貸出も可能なことがあります。そして更に良いのが、市の図書館ほど本が争奪戦にならないこと。レポートなどに使われる文献等は争奪戦になることもあるのですが、そうでない本はひたすら棚に鎮座していることも。もちろん、大学図書館ですから、まずは大学生の皆さんに是非利用して欲しい。これは現在大学院生である私の切なる願いです。あんなに本が潤沢にある環境は(大学にもよりますが)、もう今後無いと思っていいです。だから、今読んでらっしゃるあなたが大学に所属しているなら、ぜひ大学図書館を訪れてください。そして、そうではないみなさんも、せっかく一般開放されている大学図書館がお近くにあるなら、利用しない手はないです。レポートの提出時期が近い6~8月前半と、12~2月前半を避けて、ぜひ訪れてみてください。以上、追伸でした。明日は、少し趣向を変えて、本を読む良さについて少しお話したいと思っていますので、お楽しみに。
2025.07.15
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はじめまして。図書館に週7日入り浸る、活字のムシと申します。小学生の時から読書の沼にハマりまして、そこから24歳の今に至るまでずっと、活字を追いかけて暮らして参りました。このブログではそんな私がおすすめしたいと感じる本をご紹介していきたいと思います。記念すべき第1回の今日は『ハリー・ポッターと賢者の石』のご紹介から始めてまいりましょう。私が本の沼にハマるきっかけとなった思い入れのある作品です。シリーズ全体で全世界累計発行部数が6億冊を超える(Wikiより)、言わずと知れた世界的名作。個人的にもファンタジーの中では1,2を争う名作だと思っています。~あらすじ~叔父叔母夫婦の元で育ってきたハリー。召使のように扱われる日々が続く中、11歳の誕生日を目前にしてなんと、"魔法学校"からの「入学通知書」が届く。今まで触れたことのない魔法の世界で、先生や友人たちとの学校生活を楽しむハリー。一方で、学校には暗い影が忍び寄っていた。森の中息絶えたユニコーン、狙われた"賢者の石"、そして、ハリーの額の傷に潜む謎。ハリーたちは"石"を守り切ることができるのか。"名前を言ってはいけないあの人"との攻防も、もちろん見どころ満載なのですが、読み返して改めて思うのは、学校生活のリアルな質感の素晴らしさです。たとえ魔法界だろうと、学生は学生。秀才がいればその逆もいる。意地悪なやつもいれば、生涯の友もいる。嫌な先生がいれば、信じられる先生もいる。この年齢らしい優しさや考え方、ものの見方があるところもその質感に一役買っています。そんなリアルな学校感が、読者を引き込み、魔法をかけてくれるのではないでしょうか。もう1つおすすめしたい点と言えば、映像作品との違いです。『ハリー・ポッター』シリーズといえば、小説だけでなく、映画もまた世界中で人気を博していますよね。私も『ハリー・ポッター』を最初に知った/見たのは『賢者の石』の映画でした。今でも映画の中でTOP3に入るほど好きな映画です。金曜ロードショーでは今でも年に数度シリーズ作品が上映されますし、映画館にてリバイバル上映がされることも多々あります。映画の映像と音楽とがマッチした体験は圧倒的で、文字作品には無い表現が視聴者の興奮を引き上げます。ですから正直に言えば、普段本を読まない方にはまずは映画を御覧いただきたいのです。けれど、映画を観て、「面白い」と感じたのなら、その勢いでぜひ!原作も読んでみてほしい。本を読み慣れない方にはかなり文章量の多い作品であることは間違いありません。でも、一度映画を観た方ならきっと1から読むよりスムーズに物語に入り込めるはずなのです。そして、原作との違いを味わってほしい。既にどちらもご覧になった方ならよく分かると思いますが細部に違いがあるんです。その違いに気づくとき、あなたはもっと『ハリー・ポッター』という作品が好きになっているはず。もしまだどちらか一方しかご覧になった経験がないというのであれば、もう片方にも手を伸ばしてみてください。映画をご覧になったことが無いなら、Amazonプライム・ビデオやNetflix等の動画配信サービス、あるいはレンタルや、金曜ロードショーを待つという手もあります。小説を読まれていないのであれば、お近くの図書館に行ってみてください。あるいは持っていそうなご友人に声をかけてみてもいいでしょう。どちらも難しければ、書店/古書店、電子書籍等で買って読んでみてください。(願わくば新品を手に入れてほしいですが、まずは読んでみて欲しいので図書館をおすすめします)。この本との出会いが、あなたの人生をきっと彩ると、そう信じております。P.S.「『ハリー・ポッター』はもう読んでるから」と思った方も多くいらっしゃっただろうと推察しております。これだけ有名な作品ですから。そんな方々には原書をぜひおすすめさせてください。原書、つまり英語版のことです。「英語!?無理無理」そんな声も聞こえるような気がいたします。ですが、一度読まれてある程度ストーリーを覚えておいでの方であれば、存外読めます。わからない単語だらけであっても、たった1つでも知っている単語、あるいは登場人物の名前がわかれば読めちゃうんです。さらに英語で読む良さは "英語の勉強になる" ことがあります。「読書はせっかくの息抜きなのに、勉強なんてしたくない!」そんな気持ちもとてもわかるので、これは絶対のおすすめではありませんが、逆に考えればその息抜きが英語の勉強になるのです。ちょっとオトクに感じませんか?もしも、余裕がある方がいれば、あるいはチャレンジしたい方がいればオススメです。私も2年前に電子書籍で購入し、半年ほどかけてゆっくりと読みました。この英語の表現は、日本語ではこう訳されているんだ、という発見にもなりましたし、英語を読むのが苦ではなくなったので、個人的にはとてもオススメの勉強法です。以上、ちょっとした追伸でした。
2025.07.14
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全9件 (9件中 1-9件目)
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