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myu*myu*

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July 10, 2022
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カテゴリ: 宝塚
遠征から一週間が過ぎてしまいましたが 公演の感想です。

楽天さんで当選したB席で初回 
その翌日はチケトレで購入した2階S席で観劇することができました(^^)

『巡礼の年』


パリの社交界で引っ張りだこのフランツ・リスト。

その裏に抱える 誰にも理解されないと思っていた葛藤を マリー.ダグー伯爵夫人に見破られ
同じく自らの存在意義を見失っていたマリーとともに すべての名声を捨ててスイスへ逃避行。

幸せもつかの間 ジョルジュ・サンドの進言で 再びパリに戻り 花形ピアニストとして名を馳せていたタールベルクに勝利し 再び喝采を浴びるリスト。
遂には祖国ハンガリーで貴族の称号を授かることに。


共和制が勝ち 自分が手に入れた地位や成功が音をたてて崩壊するさまを目の当たりにするリストの前に 時空を超えて様々に語りかけるショパンにサンドにマリー。

そして何年もの後 修道院で子供たちにピアノを教えるリストと 彼のもとを訪ねてきたマリー。
ふたりとも黒ずくめの服に身を包み 穏やかに過去のすれ違いを認め合う‥




私は音楽家の人生について明るくないため気になりませんが おそらくはかなり史実と異なる描写や展開なのでしょう。

それでも かなり好きな作品です✨

まずなにより 舞台装置も衣装もキャストも 動く絵画のように あまりにも美しく圧倒されてしまいます。楽曲もすべて良いですね。


リストの苦悩 思い上がり 衝動に嫉妬に後悔 
そういう面がリアルに描かれていて そういう感情 あるよね!的に共感できる人物になっています。


終盤の 魂と魂との会話が交錯する精神世界の場面は 賛否両論かな?
劇的に盛り上がって終わり!ではなく 副題どおり『魂の彷徨』の果てに自分自身を認めることを知るお話なので 苦手な人は苦手かもしれませんね。
どんな作品も誰もが絶賛はありえないので 100人いたら100の感じ方があると思いますが


終盤までは とにかく華やかで 『どこかで観た宝塚シリーズ』なんです。

1789×うたかたの恋×エリザベート=巡礼の年

またそれが楽しい♡

そして 絶頂期のリストの描き方が吹っ切れてて笑ってしまう〜。
ピアノに手を置いて しばし沈黙のあと髪をかきあげ 指を手に当てる仕草に婦人たちが狂乱する姿なんて ファンの映し絵のようw


リストとマリーの ジュネーヴへの逃避行は うたかたの恋の予行練習ですね?😆

そんな派手さの中に 少しの不気味さもあります。
パリの音楽院への入学を拒否される場面の 画一化された白い服の子どもたち。
リスト程度の天才はいくらでもいるという表現ですが 子供時代のリスト役の子も上手いので
彼の孤独感が浮き彫りになる 秀逸な場面だと思います。



そういうてんこ盛り状態からの 精神世界。
このギャップが好き。


次はキャスト編です♪





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Last updated  July 10, 2022 11:07:32 PM
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