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多忙な日々が続いていたので 贅沢してグリーン車にしてしまいました💦
ゆったりした座席とフットレスト 車内はガラ空きなので人目を気にせずお弁当をノンビリ頂き モバイルオーダーでコーヒーを飲みながら『歌劇』を熟読…
新横浜⇔名古屋だと近すぎて あっという間に到着しちゃって 勿体なかったような
あまりに快適で この先グリーン車一択になってしまいそうな…^^;
『パリのアメリカ人』
2階席下手側でしたが最前列にて。
御園座はコンパクトで舞台と客席がとても近く感じて好きです。
有名なジーン・ケリーの映画は 学生時代に観た記憶はありますが
今回の宝塚版は あのエンターテイメント色全開バージョンではなく ブロードウェイの舞台の方とのこと。
本家は バレエ界の一流どころ…ガチのエキスパートが集結した 本格的バレエミュージカルらしいのですが
おそらく踊りで抽象的に表現しているところをセリフに変換し よりお芝居色を濃くしたものが 今回の宝塚バージョンということのようです。
とっても見応えのある作品でした。
これは観られて良かった〜
ガーシュウィンの楽曲に彩られているので 華やかな恋愛もののイメージを持っていましたが 内包しているものは とても重い。
舞台はドイツ軍の占領から解放されたばかりのパリで (花組さんのアルカンシェルを思い出しますね)
メインは1人の女性を巡って三人の男性が争うわけですけど そこには それぞれ登場人物達が背負っている戦争の傷跡が常に横たわっている。
軍を辞め アメリカには帰らず画家としてパリで活躍を夢見るジェリー(朝美絢)は
戦争で仲間の死を目の当たりにしてきたからこそ その過去を葬りたいが故の猪突猛進な明るさチャラさで周囲を引っ掻き回す。
厳格な両親に隠れてショースターを目指し ヒロインの婚約者だがなかなかプロポーズできない お坊ちゃまのアンリ(瀬央ゆりあ)の一家は ユダヤ人を匿った過去があり それに縛られて生きている人。
ジェリーと同じく軍を辞めパリで作曲家を目指すアダム(縣千)は 戦争により片足が不自由。ジェリーとは正反対で 悲観的で皮肉屋 どこか冷めているけれど繊細。
その3人から想われる ダンサー志望のリズ(音彩唯)はユダヤ人で
アンリのボウレル一家が匿っていたのが 他ならぬリズ。
皆 当たり前に楽しい恋愛をするには抱えているものがあり過ぎて
それでも新しい時代の始まりの中でもがく人たちの物語だったんですね。
プログラムにもあったけれど 戦争 レジスタンス LGBTXなど 宝塚で扱うには難しいことが多かったにもかかわらず
それらが ポップさとうまく溶け合っていて 唐突感や違和感を感じさせず ラストは後味良く終わるというのが本当に良かったです✨
テーマはズシンと来るものだけど
楽曲はもちろんのこと 舞台セットや映像 衣装の数々が とってもお洒落で粋で可愛いんです💖
1幕は いろいろ話が噛み合わない面白さが コメディタッチでテンポよく進んで楽しくて
2幕に入ると シリアスな背景に切り込んでいく そのメリハリも良かった。
そして 雪組さんの皆んなが良すぎた…
そもそも あーさ(朝美)せおっち(瀬央)あがちん(縣)御三方の
顔面の美と濃さが並んでいる図…これだけでも観る価値あるわ😍
ということで キャスト陣も本当に素晴らしかったので 続く。
プログラムと…公演バッグがあんまり可愛いので購入しちゃいました🤗
そうそう 次回の雪組大劇場公演の『ボー・ブランメル』
フランク・ワイルドホーン氏が全曲楽曲提供とのニュース✨
雪組さん 歌える人がたくさん!これは楽しみです😍
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