悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ

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2020.04.01
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評議室内での会話ないし出来事は、事件の評議に関わることと裁判員の個人情報に関わること以外なら、外部に話してもらって結構です。そういうことは、話してもらった方が、裁判官や裁判員制度に親しみを持たれます」 ​​

 これは当のK裁判長が言ったセリフなので、ここで、それを実践いたしたいと思います。


 以降の内容について、K裁判長は「そんな事は言っていない」と抗弁するかも知れませんが、僕は、そう言わせない確かな証拠を持っています。



 K裁判長は「48期の裁判官は皆、仲が悪い。自分は同期の裁判官とは誰とも一切の付き合いがない」と言っていました。


 裁判員にスライドを使って説明する際、K裁判長はある男性裁判員に向かって言いました。
「後ろの年寄りは、老眼でどうせ見えないでしょ。無理をせず、前に来て見なさい」

 後でその男性裁判員は「自分は年寄りじゃないし、老眼でもない。ちゃんと見えていた」と憤慨していました。


 裁判員の中には、島原半島出身者がいました。島原半島は雲仙市、島原市、 南島原市で構成され、3市の総人口は優に10万人は超えています。

 ところがK裁判長は次のように言って嘲弄しました。

 「島原半島は3つの市を合わせても人口は10万にも届かない。競馬場の収容人数にも満たない、とんでもない田舎だ」


 K裁判長はM県の出身で趣味はパチスロとネット競馬だそうです。

「パチスロでは1日で
10 万円以上儲かったことが何度もある。ネット競馬では通算で 300 万円以上は儲かった」と言っていました。

 K裁判長は、自身は長年ギャンブルの虜になっていながら、競艇場に行く人のことを悪く言いました。

「競艇は落ちる所まで落ちた、どうにもならない人がやる」

 K裁判長の問題発言の中で、最も悪質で、僕が今も精神的に引きずっているものは、裁判官の守秘義務について嘘を教えられたことです。

 K裁判長曰く「裁判員の皆さんは生涯、評議の秘密を守らなければなりません。

もし、この守秘義務に反すると、 6 月以下の懲役または 50 万円以下の罰金に処せられます。でも、決して理不尽なことではないので、ご安心ください。われわれ裁判官は守秘義務に反すると、裁判員の皆さんより、もっと大きなペナルティを受けることになっています。裁判官の場合、国家公務員法の適用を受けるので、 1 年以下の懲役ということになっていますから」

 本当に苦しくて悲しくなりました。

 裁判官には国家公務員法の適用はないので、評議の秘密を漏らしても、懲役も罰金もないのです。ただし、在職中に評議の秘密を漏らすような不行跡があれば、 弾劾により罷免されることはあり得ます。

 僕は、守秘義務違反の罰則で一生涯、裁判員経験者を縛るのは行き過ぎだと思います。

 どうして素人の裁判員が、職業裁判官以上の重荷を背負わなければならないのですか。.






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Last updated  2020.04.01 06:38:35
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