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連日、亡くなった上司のことについて書き続けてきましたが昨日ちゃんとサヨナラを言いました。なのでこのタイトル全く関係ありません。天国はまだ遠く/瀬尾 まいこ自分によく似た主人公が出てきてすごく気持ちの良い話だった。何事に関してもネガティブな主人公が、ある日自殺を決意し自殺をするのだけど・・・。子供の頃も今も誰かの言葉に過剰に反応してしまうけど、今よりは心のキャッチボール人と出来ていた。でも、今はその言葉思い切り体に受け止めたりしてあざいっぱい作っている。この主人公同様心が疲れている人って実はとても多いと思う。この主人公は、誰も知らない街で豊かな自然と優しい人とのふれあいで自分を取り戻し生きる事を決意する。この小説の一文一文がハッとさせられる言葉だったり、優しく染み渡る言葉だったり。。。とても幸せになれる本だった。この作者。私と1歳しか変わらない。最近、好きだと思う作家はほぼ同年代。才能のすごさを感じると共に、日々活力をもらっている。生きている時間に無駄はない。私は、私で歩みをすすめよう。落ち込んだり悩んでいる人に読んでもらいたい1冊です。シンプルな生活こそが、幸せの原点だと感じるお話です。
2008年01月26日
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夢を見た。とてもリアルな不思議な夢。午前4時30分きっかりに目が覚めた。いつもと何か違う。一緒に寝ている猫たちはなぜか居間の椅子で丸くなっている。電気をつけて眠っていたのでどの位暗いかわからないが、多分外はまだ闇。布団を顔まで引き上げて再度眠る事にした。ここからは夢の話。電気が消えて玄関から風とともに黒い影が入ってきた。「だから、その登場は!!」とチキンな私は訴える。顔を見るとやっぱりその上司で体全体の輪郭が薄いというか透けている。ぼんやりした感じ。あの世とこの世の境目にいるからなのだろうか?「なんで、死んだんですか?」と聞くと「俺だってこんな事になると思わなかったよ。」と困ったように笑った。そして、「こんなお腹だから負担がかかったんだよ。」とお腹を触ると肉感を手のひらに感じた。「えっ??」とその感触に驚くと「死後7日間は、まだ死が確定していない。」と言う。そして、生きていた頃のように色んな話をした。その中で誰にも言ってない私の秘密を話し出した。「なんで知ってるんですか?」死ぬといろんな事がわかるのだろうか?ここでは書けない(色んな個人名が出てくるので)内容を話し○○は本当いい奴だとか言い出して私に○○を勧めるような話をしてきた。生きているときも心配していたからなぁ。。。。目覚ましが鳴り目を覚ますと、猫はいつものように私の脇にぴったり納まり部屋は明るいままだった。多分、家族と過ごして他の人のところ回って来てくれるだろうと思っていたので怖くはなかった。むしろ、いつもどおりの元気な姿見れて嬉しかった。それにしても不思議な夢だ。死後7日間の話は、多分香典袋を書く際に御霊前とか色々あるけどどうすればいいんだろうと調べたせいだと思う。その後出てきた、○○の話は毎日のように上司に対する想いをメールで送られてきたせいかもしれない。もちろんこの夢の内容は○○には教えてない。怖くはないけど、夢に出て来るときはやっぱりストーリーの中に混じっていて欲しいなぁと思った。。。
2008年01月22日
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昨日は、最後のお別れでした。。。。。が、しんみりする間もなくいまだ実感ない。お手伝いをするために、早めに会場に到着。私は、受付だったのですが一緒に組んだのが去年定年退職されたオジサンで(元上司)。その人は、占い大好きらしく私と同じ火星人―・動物占い狼・O型。超変人を分かり合えるのは超変人の私だけらしく二人で準備に取り掛かる。あっという間に準備が終わり。。。「俺、留守番してるから遺影に逢ってこい。」「えっ?○○さんはもう逢ったんですか?」「まだ。俺はまだいい。」「私だって、嫌だ。」「なんで?」「だって、まだ現実として捕らえてないのに逢ったら(亡くなった事が)本当になっちゃうでしょ!!」「俺もそうなんだよ。受け止めちまったら受付できねーよ。」「じゃ、落ち着いたら一緒に行きましょう。」と言うことで二人でその作業に没頭。みんなに慕われていた人だったから、考える間もないほど忙しく。。。式が始まって、落ち着いてきた頃には式に飽きた子供が出てきて保育状態。「おねえちゃん。グーチョキパーの歌やって」「グーチョキパーで、グーチョキパーで何作ろう♪」って。。。いいのかこれで??と思いつつその上司の血の繋がりがある子供だと思うと可愛くて嬉しかった。結局、最後の別れは短かった。あんなに大きいと思われた体は、箱に入ってしまえば小さく感じ。。。遺体と対面した時は、まだ生きていた時の威厳を残し大きく感じた。「まだ、寝るには早いでしょ。」と心の中でつぶやいた。穏やかな顔だったけど、やっぱりちょっと苦しかったのかなぁ?と顔色を見て思った。でも、本当不思議な人だ。みんな悲しみながらも、「今日は一緒に飲むんだ」と言って帰って行った。昨日、一晩でどんだけ飲まされたんだろう。私も涙ではなく、その人の大好きだった歌が何度も姿ともにリピートされて一緒に口ずさんだ。「なごり雪」「時代」松山千春の「果て~しない大空と~♪」(曲名忘れた。。。)マイク無しでも通る声。別れは悲しいけれどこんなに楽しい姿を残してくれるなんて本当にあったかい人なんだと心から思う。また、一緒に飲んで歌えたらいいなぁ。
2008年01月21日
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昨日のお昼。みんなで大きな鍋で煮込んだおでんを食べた。今日のお昼。昨日食事を共にしたいつも可愛がってくれた上司が亡くなったと連絡を受けた。まったくもって実感がない。涙も出ない。ただ、心に大きな穴があいたように空洞で。がらんとした穴があいたよう。。。大人になると、人との繋がりが難しくなってなかなか心から繋がれない。なのに繋がっているものが、ぷつりぷつりと切れていく。楽しかった過去ばかりが増えていく。明日もこれからも、思い出が増えていくはずだったのに。今日以降、その人がいる景色を見ることが出来ない。後悔ばかり。何も恩を返せてない。もう、返す事が出来ない。その上司は、4年に一度誕生日がくる。今年は、誕生日の年だ。みんなで祝ってあげたいねと、その人が席を外した後みんなで話した。もうその主役はいない。大好きだった祖母がよく言っていた。優しい人は、残った人が悲しまないよう「哀しい・寂しい念」を残さないんだよ。と。そのせいか、落ち着いている。本当に優しい人だった。いるだけで安心出来る体も心も大きな人だった。お父さんのように優しくいつも甘えさせてもらった。親と離れて暮らしているので、妹ともども可愛がってもらった。美味しいものたくさん食べさせてもらった。あったかいものたくさんもらった。こうして日記を書いている今もその上司がいつものように働いているような気がしてならない。明日、最後の対面をする。明日顔を見れば、もう二度と逢うことが出来ない。ここ数年。もう逢えない別れを繰り返している。繋がっていた糸が切れていく。
2008年01月19日
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三連休と言うのに・・・。家に、引きこもり中。外出すると絶対お金使っちゃうからなぁ。。。。家にいても、PC開いてポチッとしちゃうんだけどね・・・。今日は、高山 なおみさんの「おかずとご飯の本」に載っていた焼きサンドを作った。とっても簡単で美味しかった卵サンドを焼いたりとか、色んなバリエーションで作っても美味しそう。この他に、「鶏手羽のナンプラーバター煮」というのも前回作ったけど意外とクセがなく美味しかった。高山 なおみさんのご飯は、本当どれも美味しそうで見ているだけでお腹が空く。天然生活で載っていた「煮込みハンバーグ」も美味しそうだった。ちょっと、面倒くさそうだけど作ってみたいはぁ・・・。それにしても寒いです。猫はコタツで丸くなると歌われてますがうちの猫達は座椅子で丸くなってます。もう、猫鍋にはなれない大きさ・・・。
2008年01月14日
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休みぼけでしょうか???イマイチ、体が仕事リズムにならないはちです。それにしても、寒い路面ツルッツルッのスケートリンク状態。車が止まれなくて一回転しているのを見て怖かった~しかも、朝通勤する際(毎度の事なのですが。。。)会社まで軽い駆け足で行くのですが。。。転んだ。しかも、お弁当をかばったせいで頭打ったマンガのようにひっくり返った。スケートリンクのような氷の上で。。。すごい痛みとともに、軽い吐き気(がした気がした)どうしよう。。。内出血とかしてたら。。。チキンな私は、不安になったけど痛みはすぐひいて今も普通に生きてる。今日は、本当痛い一日だった。会社では、金庫の扉が開いていること気がつかず扉にエルボーして肘に青あざ。帰宅後、掃除機をかけているとき物を引っ掛けてなぜか膝に直撃。今の痛さは、膝のお皿割れたね。。。とまたしても大げさに思ったけど。。。これまた、青あざですんだ。今日は、一体なんなんだろう??と思い細木先生の「火星人の運命」を見たら、厄日だった。あんまり信じてなかったけど。。。。もしかして当たってる??ちなみに私は、火星人マイナスです。
2008年01月08日
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「さようなら、コタツ」中島 京子インテリアが好きな人に是非読んで欲しい1冊です。誰もが持つプライベートな空間を舞台に広げられる短編集。特に私は、「さようなら、コタツ。」が好きでした。何年かぶりに、異性と祝う誕生日に心踊らせる女性の心理がとても可愛かった歳を重ねるだけなのに、何かを期待してしまう日。すごく、好きな話でした。さらさら~と読めるのでオススメです。
2008年01月07日
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続いて、またまた本。「犯人に告ぐ」雫井 脩介久々にミステリー。本屋さんに大量に平積みされていて思わず買ってしまった。映画化決定(もう、上映されている)主演 豊川 悦司。という事で、私の頭の中の主人公は「豊川 悦司」。マスメディアを使った「劇場型捜査」。見えない犯人に語りかけて捜査を進めて行くのだけれど、その過程で内部の人間による思惑とか、かつての事件が複雑に絡み合って捜査が難しくなっていく。。。すごく、面白かった。この後は、今度読もうと思っている人は読まないことを勧めます。本当に面白かったんですよ。でも。。。捜査過程が、すごく面白かっただけに犯人の描写(心理面とか)が描かれていなかった事が残念それが、あったらもっと良かったと思うんだけどなぁ。。。この作家さん。最近、有名な人みたいでこの作品の他「クローズド・ノート」も映画化されたようです。
2008年01月04日
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今日から初仕事の人もいるのでしょうか?私は来週の月曜日からお仕事。お正月は、久々にゆっくりと本を読みました。「生まれる森」島本 理生深い恋の痛みを抱え再生していく女の子の話。以前、読んだ「ナラタージュ」に重なるモノがいくつか感じられた。鬱々とした毎日。淡々とした文章なのに、時々すごく印象深い台詞にドキッとさせられる。思春期の頃とか、多分もう自分には残っていないであろう感情のせいかな?言葉ひとつひとつがより一層切なく響くような気がした。まだ、若い作家さんなのに表現がウマイ静かな作品だけに、心に沁みるような。。。そんな気がした。
2008年01月04日
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明けましておめでとうございます。忙しい事を理由に、ブログから遠のいておりました。今年もマイペースに更新していきますので宜しくお願いします。***************************************今日は、ムットーニシアター展の招待券を貰ったので行ってきました。コチラです→http://www.muttoni.net/「自動人形師ムットーニが仕掛ける幻想の世界」「ムットーニ」皆さん知ってますか?私は、知りませんでしたよ日本人の芸術家で油絵なども描いているようです。チケットの写真を観てタダのカラクリ人形かな?と思っていたのですが全然想像と違ってびっくりひとつひとつの作品がエンターティナーのように作られていて観るものを惹きつけるんです。小さな小さな人形達が、リアルな動きをしジャズを奏でたり。。。。カップルの人形は肩を寄せ合い愛を語っているように見えたり。。。その不思議な小さな人形達に魅せられてしまいました。ここでこのような例えはどうかと思うのですが、「ティム・バートン(映画監督)」の作品が持つ独特な世界に通じるように思えました。幼いころ、氷面をくるくる回る人形や音楽と共にタップダンスを踊るオルゴールが大好きでした。「月の砂漠」「乙女の祈り」「ロミオとジュリエット」「エリーゼのために」・・・etc。たくさんのオルゴールをコレクションしていた事を想い出しました。子供が観ても飽きないし、大人が観ても感動できる展覧会だと思います。観る機会があれば是非観て欲しいです
2008年01月03日
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