全4件 (4件中 1-4件目)
1
君は君の場所で私は私の場所でピアノを奏でるように遠く離れた君と私が画面の向こうとこちらで想いを伝えあう今日あったことや食べたものの話見たもののこととか考えたこと笑いあったり 少し困ったり時に怒ったり会えない切なさ遠い距離をタイプされたたくさんの文字を集めて少しでも距離を埋めるように離れていてもいつだって心はそばにいて抱き締めあっていると言うのに体は遠くはなれてふたつのままだいつか同じひとつのピアノの前にふたりで向かって笑ったり 難しい顔をしたりしながら同じ時間のなかで一つの曲をつなげてゆく生きてゆく時間の連弾ときには歓びではねるようにときには激しく鍵(キィ)を叩いていろんな音色を響かせながらゆっくりと確かめあうようにいつか同じひとつの曲を奏でてゆくそんな時が過ごせればいいと今は距離を隔てたディスプレイの前それぞれの場所でそれぞれの曲を奏でる遠く離れたそれぞれの空の下で ネット詩誌 MY DEAR新作紹介掲載作品主催者・島様に感謝そして今日、この世に生を受けた君に
2008.06.25
コメント(0)
雨降る 世界葛の葉のうえにも雨ころころ雨粒を集めてひかりを 増すふるふるとふるえるのは風に揺れる葛の葉の方かそれとも私の心か突然吹いた一じんの風にまきあげられた葉からこぼれた光の粒は幾百のハーモニーボールの鈴の音をあげながら着地したすすきの葉のうえ幾百の光の粒にかわり鈴の音を抱えながらはじけて消える静かな雨の日の午後心の耳にしか聞こえない雨と光の一瞬のコラボレーション
2007.06.14
コメント(4)
よく目を凝らさないと誰も気づかないように灯しておこうちいさなちいさな光だけれどいつだって絶やさない君のための光
2007.05.21
コメント(0)
どんなに 遠くてもどんなに 小さく見えても君はいつだって私の光なんだこの空の下のどこかで君が幸せで居るというなら笑顔で居られるというのなら私はこの目で見えなくなるほど光が小さく遠くなっても幸せで居られる光が輝いている限り
2007.05.20
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1