Laub🍃

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2009.09.03
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カテゴリ: ●少女漫画



オデットが秋生に怪我した所を見られないようにしていたところにときめいて、全6巻揃えました。

天然だけど、締める所は締め、友達思いで人間が好きなあまりロボットの自分を自己嫌悪してしまうオデットが好きです。

この作品の魅力は、可愛い所やシュールな所、人間というものの不思議さ、ロボットたちの一途さある種の健気さもあると思いますが、鈴木ジュリエッタさんだからこそ描けるんだろうなという、どこか「毒」を感じさせる部分に、強く感じます。

オデットが「人間」に近付こうとする時にするシュールな行動に、ある意味冷たい所、一途すぎる所にひやりとします。
クリスが頑張ろうとするときに、オデットとの違いが現れるそれに時折哀しさを感じます。
ロボット達の努力が、人間の目にどううつるのか。それは決して綺麗な部分だけではありません。
そして人間達の動きが、ロボットの目にどううつるのか。これもやはり、綺麗な部分だけではありません。

少し苦い後味を残しつつも、それでも何かを昇華させてくれるような、何かを救うような彼らのあがきはとても魅力的です。





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最終更新日  2014.10.27 21:48:03
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