Laub🍃

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2010.05.01
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カテゴリ: .1次題
こんな夢を見た。

ゆるい三つ編みおさげに普段しない系統のメイク。
学生のものらしい古着屋で買ったニット服。

それによってある少女は、別の少女に間違えられることが増えた。
商店街で、別の学校で、道端で。
どうやら別の少女は相当顔が広く優しく可愛い人物らしく、頼んでも名乗ってもいないのによく恩を返された。
少女自身は誰にも好かれること、恩を返されることがないような人間だと自覚していたのでその恩返しに甘んじた。

しかし、ある学校の文化祭に行った時別の少女と少女は鉢合わせしてしまった。
別の少女とその友人達によって少女は追い詰められ、今まで味わった恩返しの分を金で払わなければならないという展開になった。花の模様の便箋が目に焼き付いた。



そこにある先生が現れた。
「ここは立て替えておくよ」

夢現の中で、少女は先生に解体された。
先生は解体フェチを拗らせて死体売りを副業としていた。

どうせ離れる世界なのだからそちらのほうがいいと少女は喜んだ。
同時にやっと自分自身が人の役に立てる、必要とされていると喜んだ。

四肢の関節ごと、胴体は湶数本ごとに解体されて少女は目を閉じた。










先生は意識を失った少女を見てこう言った。

「やっぱりあの子に似てるなあ」





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最終更新日  2018.01.04 15:44:52
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