Laub🍃

Laub🍃

2011.05.10
XML
カテゴリ: ◎2次裏漫
その場所は楽園の名を冠していた
その場所は一つの世界だった
その場所は一つの国だった




楽園の誰かがふと思った

「人間の数が半分になったら」
「どれだけ食糧がもつだろうか……」

楽園の誰かがふと思った

「人間の数が100分の1になったら」
「垂れ流される問題も100分の1になるだろうか……」



「僕達の未来を守らねば……」

誰かは決断し
人間は減り始めた

なにかがふと思った

「生物の未来を守らねば……」

そうして生きる屍は生まれた




・・
それの大きさは顕微鏡で見られるぐらいーーーーその数は不明ーーーーー


にゅるりと呼気から呼気へそれは移っていくーーー


人に

犬に



とりついてそれは学ぶ

暫くは普通の姿を、生活を擬態する為に



そしてあるひとつのそれも人にとりついたーーーーーーーーーー。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.11.09 04:52:27
コメント(0) | コメントを書く
[◎2次裏漫] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: