Laub🍃

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2017.08.01
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テーマ: 7SEEDS(9)
カテゴリ: 🌾7種
田村先生の話について、うまく語れないけど最近思ったこと。


田村先生の話は、「言いなりになるな」というレジスタンス系の話が多いと思っていた。
box系しかり、踊る教室しかり、basaraしかり。
それはとてもわくわくするし、革命自体が山場と最後で、後の管理とか敗走は途中の展開とか番外編ならではで、後味が悪いのは長く続かないか、自己補完可能な範囲で表現されてると感じていた。

だけど昨今の7種を読んでいるとどうも
信念をもってずるいことをする貴士・コネ論ちさ・代々のプレッシャー要と
「大人なんだからしかたない」系の話が多くて、ずれを感じることが多くなっていた。

レジスタンスして、俺達の戦いはこれからだーをした後を見てみたら、後味の悪い話になっていたRPGのように、それでいいわけじゃないけどそれしかなかった、大人だって子供な部分を日々誤魔化しながら生きているんだとでもいうように。

ただ、この間女王の教室を10何年ぶりに見て、7種って少年小女がメインだから勘違いしがちだけど、実の所7種のテーマは阿久津麻耶@女王の教室の言うような「いい加減目覚めなさい」とかに近いのかもな、とも思えてきた。




子供ははじめ大人の言いなりだけど、大人がかっこ悪かったり、合わないから、関わり方が嫌だからと反抗をして独立する。

そしてその後は?

「大人」として、日々を送るようになる。

その「大人」のサンプルがあんまりにもあんまりだったからこじれた部分が多いわけだけど、大人のずるくて弱くて情けなくて残酷でエゴだらけで汚い世界、前時代の遺物を知っていることは、これからはそれを反面教師にしていくことができるかもしれないということが本当のテーマだったんじゃないかと思うようになった。
タイトルからして家族作り、一族繁栄がテーマなわけだから、そのためなら何でもするような大人の姿を知っておくことがある種の抗体になるということなんじゃないかなと。

他人が怖くてよく分からなかったナツ、
気付いたらエゴで守られていた花、
人に揉まれず体だけ育った鷹、
大事なものを削り落としながら育てられた安居。


皆失敗はしているけれど、この年齢だからこその失敗もあるんじゃないかと思う。
特に大人のサンプルに乏しかったナツや安居は、その分伸びしろも大きいんじゃないかな。




<<ということで番外編で要さん以上の年になった主人公たちが!!!

 見たいです先生!!!!!>>





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最終更新日  2017.08.08 15:47:26
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