Laub🍃

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2019.10.05
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カテゴリ: .1次長
「また会えたね!」
 目が覚めて直後俺の目の前には陽光を遮る少年の顔があった。

「死んで来世で会おうって約束しただろ?
 だから僕が先に死んだけど、君はちゃんと追ってきてくれたんだね」

「ここは何もない。だからこそ天国なんだよ!」
 何も覚えていない俺の手を掴んで起こし、少年は俺を引いていく。
 この先には何があるんだろう。
 俺は何で何も覚えていないんだろう。

『ーーーなんか 要らないーーー』


 俺は考えるのをやめ、目の前の笑顔に甘えることにした。





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最終更新日  2021.05.23 20:34:21
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