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「Los Angeles」という都市名は、スペイン語の los ?ngeles、すなわち、「天使」を意味する ?ngel(アンヘル。男性名詞)の複数形 ?ngeles に男性複数定冠詞 los を前置したものに由来する。英語に直訳すると the angels である。
「Los Angeles」 の発音は、スペイン語では「ロサンヘレス」(太字はアクセント)、英語では「ローサンジャラス」または「ロサンジャリーズ」に近い発音である。日本語表記では、外務省など政府機関においては「ロサンゼルス」としているが、「ロサンジェルス」「ロスアンゼルス」「ロスアンジェルス」なども見られる。
当市の略称は、英語とスペイン語ではLA(英語: エル・エイ、スペイン語: エレ・ア)、日本語では「ロス」(Los) が用いられる。ただし、「los」はスペイン語の男性複数定冠詞であるためそれ自体は意味を持ち得ず、スペイン語・英語いずれでも「ロス」をロサンゼルスの略称として用いない。
★LA観光局が日本人観光客誘致へ「ロス」追放運動
ロサンゼルスを「ロス」とは呼ばないで――。日本人観光客の誘致を強化している
米ロサンゼルス観光局が、日本向けにこんなイメージアップ作戦を展開している。
ロサンゼルスは、米本土の都市の中で日本人観光客数トップ。お金を多く落とす
日本人は地元経済への影響も大きい。だがここ数年は同時テロやイラク戦争などの
影響で日本人の数が激減。昨年ようやく回復したが、全盛期にはほど遠い。
そこで観光局は今年、「初めて消費者向け広告の予算を計上」(広報)し、
日本人の誘致に本腰を入れ始めた。手始めに3月、東京と大阪の地下鉄駅構内に
ポスターを張り出し、主要な女性誌にPR記事を掲載する。「ロス」追放運動も
その一環。
日本では「ロス」という呼び方が定着しているが、観光局によると「ロス」は
「ロス疑惑」や「ロス暴動」を連想させ、イメージが悪い。代わりに広めようと
しているのが「LA(エル・エー)」という呼び方。もともと米国ではLAが一般的。