2005年04月25日
カテゴリ： ★★★な本
京橋家の家族それぞれの視点から展開される短編６編から構成されている連作小説です。
京橋家のモットーは「何ごともつつみかくさず」で、本当にそれを実践すれば幸せな家族になれると信じている母親。
けれど、家族それぞれの心には秘密があって・・・。
構成が面白いなぁ、と思いました。
読んでいて飽きさせない、面白い試みです。
一番気になったのが、母親の章。
一生懸命家族の為に頑張っているのだけれど、空回りしていて。。。
同じ母親として寂しさに共感してしまいました。
あけっぴろげなように見えて、それぞれの心の中には秘密のドアがある。
書き下ろしだという最後の章（コウの章）がこの本をきれいに締めていて、途中はすごくドロドロしている部分もあるのにすごく爽やかな読後感でした。
家族について深く考えてしまう一冊。お勧めです(^^*
京橋家のモットーは「何ごともつつみかくさず」で、本当にそれを実践すれば幸せな家族になれると信じている母親。
けれど、家族それぞれの心には秘密があって・・・。
構成が面白いなぁ、と思いました。
読んでいて飽きさせない、面白い試みです。
一番気になったのが、母親の章。
一生懸命家族の為に頑張っているのだけれど、空回りしていて。。。
同じ母親として寂しさに共感してしまいました。
あけっぴろげなように見えて、それぞれの心の中には秘密のドアがある。
書き下ろしだという最後の章（コウの章）がこの本をきれいに締めていて、途中はすごくドロドロしている部分もあるのにすごく爽やかな読後感でした。
家族について深く考えてしまう一冊。お勧めです(^^*
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