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お久しぶりです(*^^)vたくさん、励ましのコメントありがとうございました義父の忌明けの法要も無事にすみ、ようやく一段落といったところです。本当だと四十九日で忌明けなのですが、亡くなってから三月(みつき)にまたがるとあまり良くないとのことで(お坊さんは迷信だと言ってましたが(・・;))三十五日で忌明けをしました。これでようやく、気分的にも一段落・・・・と思っていたら今度は義母が入院。腸閉塞らしいです・・・・。まだまだ、ゆっくりはできないのね・・・まぁでも、これはきっと義父の法要の疲れが出たからだと思うので、安静にしていれば問題ないと思います。私はといえばハードな毎日を送っているわけでもなく相変わらず専業主婦だし日がな一日ボーっとしておりました。(-_-;)これじゃいかん。なんか太ったしジーンズがパンパンだし夏にビリーで頑張ってゲットしたあの腹筋はどこへ??やっぱり私にはビリー(隊長)が必要なようです。きのうからまた始めました。今日は死ぬほど筋肉痛です(>_
2007年10月26日
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前回の日記で、義父が年内にも・・・と診断されたことを書きましたが、先週18日の夜、思いもよらない速さで義父が亡くなりました。容体が悪い状態は続いていたのですが、そんなにも早く逝ってしまうとは思ってもみませんでした。部屋を個室に移してほしいと義母は何度も看護婦さんにお願いしたのですが(個室にはソファーがついているので、弱っている義母でも長時間義父についていられるため)、そのたびに義父より容体が悪い患者さんがあと何人もいるので移せません。と断られてきました。でも容体が悪い患者さん達の誰よりも早く、個室に移す間もなく、急変の連絡を受けた主人と私が看取る間もなく、義父は逝ってしまいました。。。義父が発病してから早二年余り、主人や私ができることは全てやってきたと思っています。義母も、ほんとうに甲斐甲斐しく、義父の看病をしてきました。だから今は、お義父さん、やっと楽になれたね・・・・って気持ちでいっぱいです。きのう初七日も終え、これからは今までとは違った意味で、また忙しい日々が始まります。いつも日記にコメントをくださるリンク先の皆さん、お返事にいけなくてごめんなさい。いただいたコメント、いつも本当に嬉しく読ませていただいてます。。。もうしばらく落ち着いたら、きっとお返事にお伺いしますね。それでは・・・おやすみなさい。
2007年09月24日
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なんだか「お久しぶり」程度ではなく放置してましたが、みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか。きのうから新学期が始まり、ようやく私の日常が戻ってきました(●^o^●)相変わらず週末は旦那の実家へ通っています。義父は・・・もう退院することはないと思います。早ければ年内にも・・・とお医者さんからも言われてしまいました義母は胃を全摘してから一年、今のところ経過はいいようです私はといえば、急性胃炎で病院に担ぎ込まれた以外、とりあえず健康です(-_-;)本は相変わらず読んではいるものの、感想を書くという気力がでないまま毎日を送ってます・・・。読書日記として立ち上げたブログなのに・・・と思うけれど、今は気分的なもので感想が書けませんm(__)mいつか、また、完全復活して更新をしていきたいなーと思っています。取り急ぎ、近況報告まで。($・・)/~~~
2007年09月04日
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今回はパソコンの不慮の事態(というか私が壊してしまったのですが)ということで、またまたプチ放置してしまいました。パソコン、買いましたよぉ(*^^)vMEからVistaへと大進歩を遂げました!!64MBから1GBにもなりました!!!ADSLは以前利用していたままだから速度は変わっていないはずなのに、もぅ超サクサクです!!!!!もう何か月も前から壊れていたメディアプレーヤーが当たり前に使えることのありがたさといったら・・・ヽ(^o^)丿でもまだまだ文字入力で完璧に使いこなせていない部分もあるし、顔文字もほとんどないので、これからジワジワと手を入れて行こうと思います。あまりにもサクサク動いてくれるものだから、ついつい夜更かししてネットしまくってしまいます。今日は夜から小学校で代議委員会、明日は家庭訪問(二人とも)なのでなんだかバタバタです。落ち着いたら、また本の感想をアップしていきますね。またよろしくお願いします(@^^)/~~~
2007年05月09日
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壊れてしまいましたまぁ、今年で7年目にもなるパソコン。ほぼ毎日起動してきたパソコンなので、よくもったなぁと思いますモニター部分が壊れたようで、画面が真っ黒・・・。旦那は首をかしげていましたが私には心当たりがつい一週間ほど前に、ノートパソコンの上に電話機を落っことしたんで・・・・。(もちろん内緒です)今日は図書館からインしましたが、時間制限もあるし、図書館の司書の人がチェックしているので(嘘)パソコンを買いなおすまではお休みしようと思います。ではでは、皆さん、また会える日まで
2007年04月24日
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西之園萌絵が訪れた白刀島の診療所をめぐる怪しい噂に迫る(「刀之津診療所の怪」)。長期の海外出張で訪ねた某国の美術館で、“僕”は不可思議な事件に遭遇するが……(「ラジオの似合う夜」)。ショート・ショート5 編を含む透明感に満ち溢れた9編。こちらも結構前に読んだきり感想を書いていなかったので再読。9編の短編が収められています。・ラジオの似合う夜(A radiogenic night)・檻とプリズム(A prism in the cage)・証明可能な煙突掃除人(Provable chimney sweeper)・皇帝の夢(The imperial dream)・私を失望させて(Drive me to despair)・麗しき黒髪に種を(Seeds for her lovely tresses)・コシジ君のこと(My most unforgettable figure)・砂の街(The sandy town)・刀之津診療所の怪(Mysteries of Katanotsu clinic)森氏のシリーズ物を読んでいる人だけわかる短編が最初と最後に収められているのですが、この二編がやっぱり最高に面白かったです特に最後のお話は、シリーズではなく短編集におさめられている番外編を読んでいないとわからない、という・・・・。実は、最初にこの本を読んだ時、一番最後の短編(のオチ)がわからなかったんです。というのも、私が通っている図書館にはその短編集(「今夜はパラシュート博物館へ」)が置いてなくて、まぁシリーズじゃないから後でいいや、と後回しにしてしまったから・・・先にこの本を読んでしまったために、(・・。)ンッ?(・・。)ンッ?( ̄~ ̄;)??というラストでした。でもその後、短編集を読んでようやく、ラストのオチに気付けたときの喜びといったらというわけで、森氏のシリーズを読破している人にだけオススメな本です(^^*レタス・フライ
2007年04月19日
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密室状態の研究所で発見された身元不明の4人の銃殺体。それぞれのポケットには「λ(ラムダ)に歯がない」と記されたカード。そして死体には……歯がなかった。先日感想を書いた「η(イータ)なのに夢のよう」(2007.04.11読了)はGシリーズの6作目でしたが、この本はそれよりも前の5作目になります。(感想を書くのを忘れてました・・・)結構前に読んでいたので再読したのですが、萌絵と犀川先生がいい感じです萌絵の両親が飛行機事故で亡くなってから10年。あまりにも辛かったために自身で封印していたはずの記憶と対峙する彼女と、それを支える(観察している?)犀川。Vシリーズの主要キャラの保呂草さんと、あの女性は暗躍し、密室状態での研究所で見つかった4人の銃殺体と、λ(ラムダ)と記されたカード。「φ」から始まった一連の事件との関連は?また、犯人はどうやって脱出したのか?最近このGシリーズにVシリーズの主要キャラが登場したり、各シリーズの終結を予想させる展開で、目が離せません。もう一度、一番最初「S&M」シリーズから読み直そうかな~。えぇっと。S&Mシリーズが10冊。Vシリーズが10冊。四季が4冊。短編集にも登場しているし・・・・・読み直すのやめた・・・・。λに歯がない
2007年04月19日
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その夏、僕らは大人でも子供でもなかった。芥川賞候補作「さよならアメリカ」の新鋭が描く、みずみずしく、もどかしい青春物語。 樋口氏の本は初めて手に取りました。冒頭部分を読んですぐ、島本理生さんの「ナラタージュ」(2005.04.18読了日記)を思い出しました。「ナラタージュ」もそうですが、主人公の回想部分がメインなお話です。少年時代のちょっと甘酸っぱいような恋、そして友情。きっと誰もが共感できるような、あの頃、自分はまだまだ子供だったなぁ・・・という回想録です。親友「ハジメ」と幼馴染の少女「入江さん」そして「ボク」。物語自体はそんなに斬新な内容ではないのですが、自分の気持ちが自分でもよくわからない、戸惑いやもどかしさといったものが、淡々とした語り口でありながら、しっかりと胸に届きます。ただ、あまりにも「わからない、本当にわからないんだ」という主人公に、こっちまで、えぇ?本当にわかんないの?みたいな、結局、本当はどうだったわけ??といった消化不良な読後感があります・・・・。主人公の優柔不断さにイライラしてしまうというか。そういうのも全てひっくるめて「子供だった自分」を表している、なんとなくノスタルジックな印象の本でした。芥川賞候補作となった「さよならアメリカ」はまだ未読なので、今度はそちらを読んでみたいと思います大人ドロップ
2007年04月18日
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復讐。功名心。過去の清算。それぞれの思いを抱え、男たちは走る。三人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始め…。リリカルで思弁的な殺し屋たちの物語。登場人物の視点で場面がめまぐるしく変わり、なんとなく「ラッシュライフ」(2007.02.08読了)に構成が似てるな~と思いながら読みました。視点が変わるたびにメインとなる人物の印鑑が押してあって(「ラッシュライフ」ではイラストでした)なんだか面白かったです(^^*鯨・蝉・槿という三人の殺し屋と、影の薄い主人公(たぶん)の鈴木。追う者と追われる者がめまぐるしく入れ替わり、次の展開が予測できない面白さがあります伊坂氏の本のテーマともいえる(と私が勝手に思っているだけですが)、「罰を受けない悪人」がまたも登場し、本当に腸が煮えくり返るような思いがします伊坂氏のデビュー作「オーデュボンの祈り」(2005.12.06読了)では悪人は殺してもいいのか、というテーマのようなものが強くあり、伊坂氏自身が物語上では肯定しているようなところもあって、私としては単純に面白かった!では済まなかったのですが、今回はそういう判断を読者に委ねるようなところはなく物語として悪人には鉄槌がくだるんだ、という展開がすんなり面白かったです。タイトルの「グラスホッパー」の意味も読んでみるとなるほど~~と思いました。殺し屋同士が単に勢力争いをしている、というのとは全く違う物語で、もう一度読み返してみたいな~と思いましたラストでは爽快というのとも違うけれど、なんだかホッと心が温かくなるような終わり方で、すごく後味が良く、面白かったですグラスホッパー
2007年04月17日
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「海猿-LIMIT OF LOVE-」がいよいよTV放映されますね!それに先駆けて放映された「海猿」(最初のやつ)を家族で見ましたまぁ、最初のやつはもう何度もTVで見てるけど、まぁ来週に向けてってことで。おぉ、やっぱりこの海のシーンはすごい・・・・!!とラストの方、仙崎(伊藤英明)がバディの三島と海底にいるシーンをドキドキしながら見守っていると次男がヒソヒソ声で「ここで猿が出てくるの?」「で、出ないよ、出ないよ!海に猿は・・・・。」(動揺する私)Σ(゜Д゜;!!マサカ!!どうやら次男は「海に出てくる猿」のお話だとずっと思っていたようで・・・・いつ猿が出るのか、ずっと待ちわびていたようで・・・・感動の瞬間が一瞬にして立ち消えました・・・・。嘘のような本当のお話です。我が子ながら本当に面白い奴です。[DVDソフト] 海猿 ウミザル送料別¥2021なり。安いですね~!LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション / 伊藤英明こっちが2の方↑送料別¥2850
2007年04月16日
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超高校級サーファーであり誰とでも寝る軽いやつと風評のある光秀。一方、まじめで成績優秀、校内随一の優等生の恵理。接点のほとんどない二人がある出来事をきっかけに性的な関係をもつようになる。それは互いの欲望を満たすだけの関わり、のはずだった。この本も随分前に読んだのですが、どう感想を書いたものか悩んでしまってようやくアップしました。私がいままでに読んだ村山さんの本の中では、一番性的描写が多かった本でした(; ̄ー ̄A アセアセ・・・誰とでも寝る軽い奴と思われている光秀と、まじめで優等生そのものと思われている恵理。実際はそれを演じていただけで、二人とも内面にはいろんな思いをひた隠しにしており、そんな二人がある出来事をきっかけに性的な関係を持つようになって・・・・というお話。この「性的な関係」が濃い、というか、そんな関係あるわけなーい!Σ(゜Д゜;!!と私なんかは思ってしまったのですが。ちょっと突飛というか、何故そんなことで性的な関係になるかな~というか。まぁ年をとった、ってことでしょうか(; ̄ー ̄A アセアセ・・・その他には家族の病気や、失踪中の兄、薬物などなど、高校生活の中で出くわすいろんな出来事を通して変わっていく二人の関係、といったことが描かれていて、それはそれなりに面白かったです。悩み多き18歳の心と体をテーマに描かれた本、思春期の皆さんに特にオススメです。海を抱く
2007年04月13日
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両親の別居で、東京からママのふるさとの鳥取に引っ越してきた稲生タダシ(小学5年生)。夏休みが近づいたある日、近所の神社で開かれた「麒麟獅子」の祭りで、タダシは子供たちの憧れの英雄「麒麟送子」に選ばれてしまう。主人公のタダシ役を神木隆之介くんが演じたことでも話題となった映画(2005年8月に公開)の原作本です。なんといっても、神木隆之介くんが、も~可愛いくってて、別に映画を見に行ったわけではないのですが巻頭に数ページ画像が入っているのですが、それを見るとすっごく可愛いです~~いかにも都会っ子といった感じの神木くんですから、この本の主人公タダシにぴったりです両親の別居という理由で都会からママの田舎である鳥取(でも特に田舎なところ)に引っ越してきたタダシは、田舎の子供達に馴染めず淋しい思いをしています。でもある日、お祭りで地元の子供達が憧れてやまない「麒麟送子」に選ばれてしまい・・・というお話。いろんな妖怪がそりゃもうたくさん出てくるのですが、残念ながら本の限界で、どんな姿かたちなのかあまりわからなかったです・・・(^^;)妖怪というのはやっぱり姿かたちを見ないと、なるほど~と納得できにくいものなので、その点が残念でしたということで、これは本よりも映像ですね可愛い神木くんも見れることですし、ビデオ(DVD)を借りることをオススメします妖怪大戦争
2007年04月12日
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地上12メートルの松の枝に首吊り死体が!遺されていたのは「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれたメッセージ。不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐなか、西之園萌絵は、両親を失った10年まえの飛行機事故の原因を知らされる。「φ(ファイ)」「θ(シータ)」「τ(タウ)」「ε(イプシロン)」「λ(ラムダ)」と続いてきた一連の事件に続いての第六弾です(^^*今回は別シリーズ(といっても広い意味では同シリーズなのですが)の登場人物、保呂草さんや紅子さんも登場して、なんだか嬉しいな~と思ったら・・・。萌絵の両親が亡くなった飛行機事故の裏に隠された真実も飛び出したり、それぞれのシリーズが深く絡み合った面白い巻でした!ラストでは萌絵に悲しい別れが・・・。泣けました・・・・それにしても、改めて思ったことは森さん天才・・・・(いまさらですが・・・・)あんなことやこんなこと、随分前に書かれていたことが、今ようやく伏線だったことがわかったり。あの人は、もしや、あの人だったのか!?みたいなことが何巻も経て推測できたり。(まだ明らかにはなっていませんが)感無量です。。。早く続きが読みたい~~~~!!!ηなのに夢のよう今気付いたのですが・・・・「φ(ファイ)」「θ(シータ)」「τ(タウ)」「ε(イプシロン)」「λ(ラムダ)」と続いてきた一連の事件に続いての第六弾です(^^*なんて書いてますが「λ(ラムダ)」の感想がまだでした・・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・近日中に書きます・・・・。
2007年04月11日
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東京都立府中病院「ER」を舞台に繰り広げられる衝撃の真実、切ない人間ドラマ。若き精神科医と患者が織りなす緊迫のノンフィクション。愛する人の精神の崩壊に、あなたはどう立ち向かいますか。精神科というと、ごく普通の人達にはあまり馴染みのない場所かもしれません。私には精神科に通院している身内がいるので、特に「現役精神科医によるレポート」という点に興味を持ち読んでみました。現役精神科医でもある備瀬医師によって書かれたこの本は、物語というのではなくレポートであり、日々訪れるいろんな症例を持った患者のこと、そしてその時の対応といったことが綴られています。コラム欄もあり、本を読んでいてわかりにくい言葉や専門用語などについて詳しく書かれていて、精神科というものにあまり関ったことがない人にもわかりやすく読める本だと思いました。精神科というある意味特殊な分野の医者としての苦悩、世間から誤解されている点などは、この本を読んで初めて知るところだったので大変興味深かったです。読後にはイマイチ物足りない感がありましたが、物語と違って現実には、起承転結なんてはっきりしたものはなく、現在進行中で今のところは問題ないようだ、といった結末になるのは当然なのでしょうね。(^_^;)精神科のことがよくわかる一冊でした。精神科ER緊急救命室
2007年04月10日
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こういう奇跡もあるんじゃないか?まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。家庭裁判所の調査官である陣内がメインのお話でありながら、本人の視点では一度も語られず、職場の後輩や友人の視点で陣内が語られているという珍しい作りです。短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。とは伊坂氏の言葉ですが、全くその通りでした!不器用ながらも子供達に真剣に向き合う調査官「武藤」と、それを励ましているのか、笑いものにしているのかわからない先輩調査官「陣内」の物語。そして陣内の友人達と陣内との物語、というパターンで構成されています。どのお話もとても面白くて、読後にほわ~と気持ちが暖かくなる感じでした(^^*ある種ミステリーともいえるお話もあり、ミステリファンもちょっと嬉しい物語でしたよこの本に関して言えば、本の順番にはこだわらず、伊坂氏の本を読んだことがないという人にもオススメの一冊ですチルドレン
2007年04月09日
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4月6日(金)の朝7時半、「めざま○テレビ」を見ていると、長男が起きてきました。春休みに入ってからというもの、7時台に起きることはほとんどなかった子供達。春休みももう終わりだし、そろそろちゃんと起きないとね!ときのう言っておいたから、ちゃんと7時台に起きてきてちょっと安心(^^*次男はまだ寝てるけど、まぁもう少ししたら起こしに行こう。週明けは始業式だから、いろいろ準備するもの(雑巾とか)があったなぁ・・・・と思いながら、春休み前にもらったプリントを見ていると(・・。)ンッ?(・・。)ンッ?(・・。)ンッ?始業式 4月6日(金)・・・・・(-_ゞ ゴシゴシ入学式 4月9日(月)Σ(゜Д゜;エーッ!!勘違いしてました・・・・・。それから猛ダッシュで次男を叩き起こし、適当に朝食を食べさせ、学校に送っていきました(; ̄ー ̄A アセアセ・・・いつもは7時20分に家を出るのに、今日の起床がすでに7時30分。うっかりもののお母さんでごめんね・・・・・(_ _(--;(_ _(--;ペコペコ
2007年04月06日
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さわ子、まゆみ、舞、ゆかり―ネット上で少女たちがつくりだす物語。それは、虚構のなかの戯れか?それとも、現実の世界の恐怖なのか。 携帯電話を子供達が持つようになった時代ならでは、といえると思うのですが、すごく興味深いお話です。ある日「さわ子」のもとに届いたメールから物語は展開します。それはウェブサイトで物語を作らないか、というもの。インターネットの掲示板に、物語のおおまかな設定や登場人物が書き込まれていて、参加者は自分がなりたい登場人物を選び、掲示板にストーリーをリレー形式で書き込んでいくのです。ストーカーに追いかけられる少女役、その少女の恋人役、ストーカー役、警官役。白熱していくストーリー、そして、虚構の世界での物語がいつしか・・・!序盤から物語にぐいぐい引き込まれていって、ドキドキ、ハラハラしながらあっという間に読み終えてしまいましたそれぐらい物語の設定としては面白かったです長崎で起きた小学生の少女による殺人事件を彷彿とさせるもので(本の登場人物は中学生ですが)、こんなこと実際にありえるかも・・・・なんて思ってしまいます。ただ・・・物語自体は面白いのに、あれ?あれあれ??と思う箇所がたくさんあったように思います。伏線がいかされていなくて、(・・。)ンッ?じゃあれはなんだったの?と不完全燃焼な感じを受けるところがたくさんあって、ストーリーの面白さが半減してしまったかな~。でもラストではうるるでしたよ。思春期の少女達がよく描けていたと思います。チェーン・メールまたまたご無沙汰しておりました(ーー;)実は・・・転勤じゃありませんでした島原生活4年目突入です。義両親のために、そして高学年になる子供達のために、ぜひとも転勤したいと思っていたのですが・・・・希望が受け入れられなかったようです( ̄_ ̄|||)会社って冷たいんですね。。。そんな親の気も知らず、子供達は「引越しじゃないの?やったぁ~~!!!!」毎日遊ぶ約束を取り付けては、家にわんさとお友達を連れてきます。。。というわけで、久々の更新となりました。春休み、早く終わらないかな・・・。ブログ開設1000日のお祝いコメントありがとうございます!(v^-゜)Thanks♪ミ★ 今から皆さんのところへお邪魔しまーす!(^.^)/
2007年04月04日
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あと何ヶ月かで3年だな~と思っていたら、ちょうど今日、開設1000日を迎えていました途中何度もプチ(?)放置を繰り返しながらも、1000日も続いたんだなぁとっても感慨深いものがあります。。。こんなに続けてこられたのも、何度放置をしても遊びに来てくださった皆さんのおかげです~本当にいつもありがとうございます1000日前は何をしていたんだっけ???と思って1番最初の日記を読んでみました。あぁ~思い出したそういえば、読書日記を始めたのは、主人の転勤で長崎市から島原に越してきたのがきっかけなのでした。越して間もない間は、周りに誰も知り合いがいない環境で寂しかったので、足繁く図書館に通っていたんです。引っ越す前は、引っ越すのがイヤでイヤで、何日も泣き明かしました子供達の幼稚園や小学校も転園&転校しなくてはいけない。せっかくできたお友達ともお別れしないといけない。子供の幼稚園、小学校関係で出来たママ友達ともお別れ・・・本当に転勤族ってつらいですもともとの出身が福岡な私にとって、結婚して長崎に来た途端、周りには誰も知り合いがいない環境でした。そんな中、一から作っていった、人間関係が全てまた水の泡っていうのが1番辛かったですでも、そんなこんなでもう3年近く。島原にもすっかり馴染みました子供達もお友達がすぐに出来て、私にも、時々ランチを食べに行ったりするママ友が何人かできましたそして、もうすぐ、また転勤の時期を迎えています。。。まだわかりませんが、また長崎へ転勤かな?という感じです。しばらくはネットも繋がらないと思うので、3月末からまた少しお休みすることになると思います。引越しが一段落ついたら、きっと復活しますので、どうぞ暖かく見守ってくださいね。これからもどうぞよろしくお願いします
2007年03月15日
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小説と映画の出会いによって、かつてないコラボレーションが実現。スクリーンでは語られなかった人々の胸のうちを、こまやかに綴る「もうひとつの物語」。この本も随分前に読んだきり感想を書いていませんでした。内山理名さんと堤真一さん共演の「卒業」という映画があったようなのですが、そちらのサイドストーリーとして書かれた本です。生きることに無器用なひとなのね。それが私にはいとしかった―葉月さんは亡くなる前、娘の弥生と幼なじみの僕に話してくれた。かつて別れた恋人のことを。弥生はその男の向かいの部屋に住み、彼の講義を聴きに短大に通った。「お父さん」と、一度も告げられずに。卒業式の日、僕は弥生の帰りを待つ―。 私は「卒業」は見ていないのでこの本だけの感想となってしまうのですが、ちょっと物足りない・・・という印象は拭えません。ストーリー的には「卒業」を見ていない人もわかるように書かれているので、話がわからない、ということではないのですが・・・。それでも絶対に、映画を見ていたらもっともっと感動したり、泣けたりするエピソードがたくさんあると思うので、やっぱり映画を見てからこの本を読むのがオススメです!「想いは、永遠なの。」じーんとする台詞ですが、映画を見ていたらもっと(しつこい)。永遠。
2007年03月14日
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作家・政治家の石原慎太郎を父に、稀代の名優・石原裕次郎を叔父に持った著者初の回想録―「飲め、さもなくばテーブルを去れ」と怒鳴り、常に家庭の中心たらんとする父。俳優業の大先輩でもあり、周囲から慕われながら世を去った叔父。そして4人の個性的な兄弟と大家族を切り盛りした母の昔と今。逸話と伝説に満ちた石原家の素顔を鮮やかに描き出すベストセラー、待望の文庫化。 いただきものの本なのですが、ず~~っと読まずにいました(^^;)石原家といえば、現都知事や、亡くなった石原裕次郎氏が特に有名ですが、私は東京都民でもないし裕次郎氏に憧れた世代でもないので(私の母は裕次郎氏の大ファンでしたが)特に興味を持てなかったのです。最近図書館に行っていないこともあり、なんとなく読み出した本でしたが、これが意外や意外、大変面白かったですw(゚o゚)w でも著者の石原良純氏は俳優としては知っていましたが、本も書いていて、慎太郎氏の次男であることなんて全く知りませんでした(; ̄ー ̄A アセアセ・・・確かにあの濃い顔は、叔父である裕次郎氏にもよく似た感じですが(笑)。都知事である父や大人気だった叔父をダシにした読み物かな~と、最初の方は胡散臭いものを覚悟しながら読みましたが、そんなことはなく、良純氏の子供の時のエピソード(主に兄弟や父との話)が多かったです。良純氏の文章はとても読みやすく、またユーモアにあふれていて、私みたいな石原家のことをよく知らない人にもわかりやすかったです石原家の日常、父の著書についての反論(笑)、長男がどんなにひいきされていたか(笑)、また石原軍団や裕次郎叔父のことなど、時に吹き出しながら面白く読めました。特に4人兄弟のエピソードなどは我が家にも通じるところがあり、芸能人の家庭でもこんなに普通なんだな~なんて驚きました(^^*そして読後に感じたことは「父、強烈・・・」(≧∇≦)こういう父を持った子供達の受難話も面白かったです(笑)最近では都知事選の話題でよくお見かけしますが(丸山弁護士が出馬するってほんと?)、良くも悪くも強烈な人物であることは間違いないなぁ、と再認識しました。石原家の人びと
2007年03月09日
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情熱。ため息。絶望…でも、やっぱりまた誰かを好きになってしまう!恋愛は世界を循環するエネルギー。日常というフィールドを舞台に、かろやかに、大胆に、きょうも恋をする女たち。主婦。フラワーショップのオーナー、モデル、OL、編集者…etc.9人の女性たちの恋と、愛と、情事とを、ソフィスティケイトされたタッチで描く「恋愛運動小説」。 随分前に読んでいたのですが、なかなか感想アップには至らなかった本です(^_^;)というのも・・・どう感想を書いていいのやら途方にくれてしまったので・・・。この本に登場する女性達9人の、どの女性にも共感できる部分があり、どの女性にもウンザリさせられる部分があり。その女性達の恋愛事情を、フーン。なんて眺めながら読み終えました。読んでいる時は、いったいこのカップルはどうなるんだろう??なんてo(;-_-;)o ドキドキしながら読むのですが、読了後に心に残ったものは、と問われると・・・・別に・・・( ´ー`)フゥ・・・。という印象しかありません。9人が9人とも好き勝手に恋をして(実際には恋をしていない女性もいますが)、結婚生活に潔くピリオドを打つ女性、結婚生活とは違う恋愛を楽しみながらも離婚する気はない女性などさまざま。読み物としては面白いのですが、彼女みたいになりたい・・・なんて憧れに似た気持ちを持てるような女性は(私にとっては)皆無でした。(^_^;)
2007年03月07日
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強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く……。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。最近は義両親の介護の他に、自分の父親の入院が重なり、さらにバタバタと慌しく過ごしていました(^_^;)私は車の運転が出来ないので、公共の交通機関を乗り継ぎ実家に何度も帰っているのですが、実家までマイカーだと片道3時間で済むところが、博多駅まで3時間、そこから実家までがさらにバスで1時間ほどかかるので、なんとも疲れます(; ̄ー ̄A アセアセ・・・本を読むくらいしか暇つぶしの方法がないので、書店で平積みしてあったこの本をなんとなく手に取ってみました(^^*読んでいると、もう涙、涙・・・・。高速バスの中では鼻をすする音が鳴り響き、さぞかし鬱陶しかったことと思われます・・・・。兄が投獄され、一人きりとなってしまった弟。生きていくために懸命に頑張るのですが、常に「兄が殺人者」という暗い影が付きまといます。夢は何度も砕け散り、そのたびに兄を恨む気持ちがつのる弟。そんな弟のもとへ、兄の獄中からの手紙は毎月届き、次第に弟はその手紙を読まずに処分するようになって・・・・というお話。(T-T)犯罪者の身内とは、こんなにも辛い、苦しい思いを味わうのか・・・・と改めて気付かされました。本の中に出てきて印象深かったのは自分が罪を犯せば、家族をも苦しめることになる・・・・すべての犯罪者にそう思い知らせるために、差別は必要なんだ。という文章。理不尽な差別に苦しんでいる直貴につげられた言葉です。本当に、犯罪を犯す前に家族のことをしっかり思い出せば、犯罪なんてものはなくなるのかもしれない・・・・と思いました。このお話は映画化されているそうなので、ビデオになったら見てみたいな~~と思っています♪手紙
2007年03月05日
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初恋、母親、初体験、「かみさん」、『ひょうきん族』、『フライデー』事件、愛人、バイク事故、自作の映画の数々、自らの54年間のすべてを語り尽くす。 北野武氏(私にとっては「ビートたけし」の方がしっくりきます)、なんだか変わった人だなぁと常々思っていました。漫才とかコントをやっていた時代は(年齢的に)あまり記憶にないけれど、「ひょうきん族」は時々見ていた覚えがあります(^^*その後も、なんか殴りこみ事件を起こしたり、バイクで大事故に遭ったり、でも映画監督(兼俳優)としては評価が高かったり。今では「奇跡体験アンビリーバボー」や「本当は怖い家庭の医学」で、お笑い芸人としてでもなく、かといって司会者でもない位置付けでいますよね。そんな北野武氏が自分の口で語ったものを、そのまま文章に起こしたものが本書です。共演者についても結構、バッサリと斬っているところもあって、ほうほう・・・と興味深く読めたのですが・・・。残念ながら、私は彼の映画を見たことがないんです(; ̄ー ̄A アセアセ・・・(有名なので、名前だけ知っている映画もありますが)映画のことは内容で結構よく出てくる部分なので、映画を見ていたらもっと、あぁ、あのシーンはそうだったのか・・・!という楽しみ方ができたんじゃないかなぁと思います・・・・。それに口語調でず~~っと最初から最後まで書いてあるので、単調過ぎて最後の方は飽きがきてしまいましたf(^^;) ポリポリあくまでも北野氏だけの語りで出来ている、というのがこの本のウリでもあるのだとは思いますが。それでも、謎の多い北野武氏を知ることができる、興味深い本でした(^^*余生
2007年02月14日
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君だったのか、俺が探していたのは。走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。二人は無謀にも陸上とは無縁だった八人と「箱根」に挑む。走ることの意味と真の“強さ”を求めて……。新直木賞作家の本領全開、超ストレートな大型青春小説。三浦しをんさんの本は、アンソロジーに収められている短編しか読んだことがなかったので、((o(^ー^)o))ワクワクしながら手に取りました。この本は去年読んだのですが、もう、もう・・・・!!箱根駅伝最高の一言に尽きます・・・・!今まで知らなかった箱根駅伝の魅力に、改めて気付かされました。全くの素人に箱根駅伝を走らせる、その努力の日々。みたいな、ありきたりなスポ根物語かと思いきや、そんなことはなく。走れ、「速く」ではなく「強く」。強くある、とはどういうことなのか。優勝することだけが、本当に「強い」ことなのか。読み終わった時には、もう感動して、興奮して、もう一度箱根駅伝が見た~~~い!!!という気持ちで一杯になりました。この本の表紙に、イラストと共にいろんなことが書いてありますが、できればそれは見ずに・・・!目をつぶってレジに差し出すような気持ちで!(んな無茶な)本を読了後、改めて表紙をじっくり見るといいですよ~~~私も、読了後まじまじと表紙を見て、あらためて「うんうん!うんうんうんうん!!」と嬉しくなりましたヾ(〃^∇^)ノ♪スポーツ物の本としては、森絵都さんの「Dive!!」(2006.08.01の日記)と同じくらい、大好きな本になりました。風が強く吹いている
2007年02月09日
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泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来とは。やっと、や~~っと感想アップです(; ̄ー ̄A アセアセ・・・前々回の放置中に読んだけど感想を書かなかったから内容を忘れてしまって、再読・・・・また放置してしまった( ̄□ ̄;)。。。というわけで、またも再読後、三度目の正直ってことで感想いきます(^.^)/四つの物語が並行しているのですが、主人公が変わるたびにワンポイントのイラストがあるのでわかりやすいです(^^*途中でバラバラ死体は出てくるし、その死体がバラバラじゃなくなったり、老人の強盗が登場したり、結局バラバラ死体は・・・・という、なんか私にとってはバラバラ死体が一番インパクト強かったです(ーー;)それに、人を解体するシーンは桐野夏生さんの「OUT」(2005.11.16の日記)ほどグロくはないものの、やっぱり少し抵抗がありました(-"-;)四つのお話の中では犬を拾った失業中の男性と、泥棒を生業とする男のお話が好きでした(^^*芳醇な人生「ラッシュライフ」でも、その「芳醇」とは、人によって違うものなんだな~って、読後は清々しい気持ちになります。他の人にとってどんなにちっぽけなものであっても、自分にとってはかけがえのないもの。そういう気持ちを大事にしたいなと思いました(^^*ラッシュライフ
2007年02月08日
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喧嘩が絶えない両親、嫌われたくなくて目の前でトイレにすら行けない彼と、何でも打ち明けられるもう一人の彼。会社を辞めてしまった不甲斐ない夫に、ダイエットの成果に一喜一憂し家族を戸惑わせる自分。自分も含め、周りは困った人と悩ましい出来事ばかり。けれど、そんな人々の姿に思わずほろりとすることだってあるのだ。ささやかだけれど大切な、人々の“思い”をふんだんにつめこんだ、誰もがうなずく十の物語。以前読んだ群さんの本で「負けない私」(2006.09.08の日記)という本がありましたが、その本とすごく似た印象を受けました。前作が「困った家族」をテーマにしたものだったのに対して、本書は家族にこだわらず、周り(あるいは自分自身)が困ったさんであるという・・・・。レギュ○ーではないけれど、「あるある!!あるあるやんな~!」というお話ばかりです(* ̄m ̄)でも、最初から最後まで、あるある!!で終わってしまいましたが・・・・・。そんな人々の姿にホロリとすることだってあるのだ、と書いてありますが、私は特にホロリとしたような箇所はありませんでした(-"-;)10編が収録されているのですが、これからの展開が知りたい!というお話もありましたし、少し短すぎて物足りない・・・・というのが正直な感想です。二人の彼
2007年02月07日
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「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」。“好青年”とよばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で…。この本に繰り返し出てくるのが「死ぬとき、愛したことを思い出すか、愛されたことを思い出すか」という問いです。うぅ~~ん、どっちだろう??( ̄~ ̄;)??悩みながら読み終わってしまった感じです・・・・・。結婚を控えた状態で、謎の美女と出会い、あっという間に恋に落ちてしまう・・・・・結構ありがちよく題材にされる内容だと思いました。何より「好青年」豊のどっちつかずの対応にはやきもきさせられます。(-"-;)謎の美女についても、そんなんいるかよ!みたいな、かなり現実離れしているなぁ~という印象・・・。あの時期、もしあの道を選んでいたら・・・・という典型的なパターンのお話で、今ひとつ目新しさに欠けたように思えました。サヨナライツカ
2007年02月06日
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脚本家への道を歩みはじめ、徹夜続きで仕事に打ち込む姉・邦子を慈しみ支えた一人の男性がいた。一途で切ない、秘密の恋だった―。向田邦子さんが飛行機事故で亡くなったのは昭和56年、もう25年も前のことになります。私は生前の向田さんのことは残念ながら全く知らないのですが、脚本家「向田邦子」という名前は亡くなって25年経った今でも、全く古びれることなく目にする機会が多いですね。そんな向田邦子さんが亡くなり、後に残された家族が遺品整理をしていた際に出てきた「茶封筒」。その茶封筒に収められていたのは、邦子さんが生前ある男性に宛てて書いた手紙や、その男性の日記などでした。本書は邦子さんの妹である向田和子さんが、姉の没後20年ほど経って開封したその「茶封筒」を公表するとともに、妹の目から見た姉について思ったことが書かれたものです。読んでみて驚いたのは、向田邦子さんのあまりの多忙ぶりです(・・;)ラジオ番組の脚本や、映画、テレビや新聞、毎日締め切りを抱え、1本仕上げてもまた1本と、寝る間も削って働いていた様子がよくわかります・・・・。そんなに多忙な邦子さんが、3日にあげず会っていた男性。その男性との手紙でのやりとり、その男性の日記から、どんなに二人がお互いを支え合っていたかよくわかりました(・_・、) グスン「向田邦子」というあまりにも知られた名前から、勝手にお年を召された方だと想像していたのですが、その当時まだ33、4歳という私と変わらないお年だったんですね~(^_^;)向田さん脚本のドラマや本を読むときには、今までと違う印象を受けそうです。向田邦子さんの家族への愛情の深さ、一途に愛するということ、たくさん考えさせられるところがあり面白かったです(^^*向田邦子の恋文ご無沙汰しております(_ _(--;(_ _(--;そろそろ感想を書かないと忘れてしまうので、ボチボチ書いていきたいと思います。コメントをいただいてもすぐにはお返事できないかもしれませんが、必ずさせていただきますので・・・f(^^;) ポリポリ最近楽天でもお買い物してないなぁ~・・・・。(-"-;)
2007年02月05日
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「なつ。の本棚」なんてブログ名でありながら、ちっとも読書日記は書けていませんが・・・(_ _(--;(_ _(--;実はきのう、神社に厄払いに行ってきましたなんて書くと年がばれますね(; ̄ー ̄A アセアセ私、この年になって恥ずかしいんですが・・・・数えと満の意味があまりわかっていなかったんですf(^^;) ポリポリぶっちゃけてしまいますと、今32歳なんです。今年の誕生日で33歳になるわけで、だから(今のところは)満32歳だと思ってたんですよ。ハイ、違いますね・・・・(-"-;)満は33歳で、数えで34歳になるんですってね・・・(; ̄ー ̄A アセアセだから本厄は去年だったんですよ(・oノ)ノ!!ドッヒャー神社の受付で気付いて、旦那と二人で目が点。義父のお見舞いに来ていた私の両親と義母、みんな目が点(汗)てことは、みんな、あまりわかってなかったのね・・・・。去年は厄払いを全くしていなかったのだけど、結果的に何事も起こらず良かったので感謝の気持ちと、後厄でドーンと災難をかぶらないようにお願いするように、ってことで「清祓い」をしてもらいました。正直なところ、義母や義父義姉などに祟りか!?ってくらい、いろんな不幸が押し寄せているので怖いなぁって気持ちもあったし・・・。なにより義母が、私の厄のことが気になって気になって仕方ないらしいので、心配の種を1つ減らしてあげることができてよかったです(^_^;)でも、肝心な御祓い中の作法でとんだミスをしでかしてしまいました(-"-;)神主さんから御祓い中に玉串を渡されるんですが、それの根の方をまずは自分に向けて、神様への感謝の気持ちとかなんとかをこめながら、祭壇の方へ向かい、神棚(?)みたいなところへ今度は根を向こう側に向けて置き、二礼・ニ拍手・一礼。考えてみればそういうことをするのは予想できそうなものですが、じゃあちょっくら行ってみるか~!ていうノリで来てしまったので、なんの心構えもなく(・oノ)ノエ!!!(・oノ)ノナンダッテ???ていう感じのまま、御祓いが始まってしまいました(; ̄ー ̄A アセアセ・・・えーと、まず、玉串の根が自分で・・・・とかそればっかり気になってしまって結局ニ拍手・二礼・一拍手しちゃいましたよ・・・・・。イジイジ.....(〃_ _)σ【壁】しかも自分では全く間違ったことに気付かず・・・・・・。「お前、うんうんって頷いてたから、わかってるのかと思ってたよ・・・・」と父親に言われて、!Σ( ̄口 ̄;;間違った???ってやっと気付きました。は、恥ずかしい・・・・・・。穴があったら入りたい!!!゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!神様に、ちゃんと私の祈りは届いたんでしょうか・・・・。(-"-;)
2007年01月22日
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先日の日記に、たくさんの励ましのコメントをありがとうございました・・・(/_;)正直、お正月がほんとにキツくて・・・ついつい、愚痴ってしまいました。1件、1件、お返事をすべきところ、まとめてのお返事ですみません。(しかも先週、と言っておきながら今週になってしまいました)い、今から!リンク先の皆さんのところへ馳せ参じたいと・・・義父の病状ですが、まだ入院中です。ようやく流動食が始まって、今はおかゆから、ごはんへ移りつつあるようです。2週間近くもベットに寝たきりだったので、まずは立ち上がるところからリハビリを開始しなければいけません。本当に、人の体ってこんなにも早く、老いてしまう(病んでしまう)んだなぁ・・・って思います。義父は66歳ですが、年齢の割にすごく元気で、ほんの数年前までは壮年ソフトボールクラブのピッチャーを務めていたほどだったのです。私の父はまだ55歳なのですが、その父と比べても全然元気で、見習わないとね!なんて言ってたのに。寝たきりの状態でも、なんとか孫(我が家の子供達)にお年玉を手渡そうとしている姿を見て、思わず涙が出そうになりました。これが最後のお年玉かも・・・・なんていう予感がしてしまったので・・・。後で後悔することのないように、頑張って、お世話したいと思います!お正月から一段落ついて、子供達も学校が始まり、家の中もボチボチ片付いてきました。そろそろ、時々読書日記が書けるかな?と思っています不定期の更新になるかとは思いますが、どうか見捨てないでくださいね(; ̄ー ̄A アセアセ・・・今年もよろしくお願いいたしますm(_ _"m)ペコリ
2007年01月16日
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随分ご無沙汰しております(; ̄ー ̄A アセアセ・・・書き込みもいただいているのに、お返事もせず本当に申し訳ないです(_ _(--;(_ _(--;ここ数ヶ月、本当に慌しい毎日を送っています・・・。実は、義父・義母ともに癌にかかっていることがわかり、義母はもともとタフなので割と元気にやっているのですが、それでも胃を全て摘出、それでも全ての癌は摘出することができず再発が濃厚な状態です。そして義父・・・。義父は被爆者です。その影響だとは思うのですが、肝臓が昔から悪かったところ、癌が見つかってしまいました。時を同じくして「パーキンソン病」にもかかり・・・パーキンソン病の症状もかなり進行しているので、最近では食事やトイレも介助が必要ですし、ほとんど寝たきりの状態です。去年は3度入退院を繰り返し、その3度目の入院は年末も押し迫ったころでした。我が家は転勤族なので、同居はしていません。義父・義母が住んでいるところへは車で1時間半ほどかかるのですが、去年の週末はほとんど、土曜の朝から出かけて、日曜の夜帰ってくるという状態でした。もちろん、病気の両親のことはとても心配です。でも・・・この状態が長く続くにつれ、私もやっぱりストレスがたまってくるようになりました。毎日、荷造り、荷解きに追われているような状態です。自分の実家にも、去年のお盆以来、一度も帰ってません・・・・。自分の両親は今のところ病気でもないし、私の境遇をわかってくれているのですが。そんなこんなで、本もゆっくり読めないし、家も散らかっているし。ちょっと、ブログの更新という時間がとれないのです。子供達の学校が始まれば、少しは時間ができるかなぁとも思うのですが。細木数○さんの占いでいうと、私と義母は全く同じタイプで、年末に知ったのですが去年は大殺界のど真ん中でした。。。(当たっててびっくりしました)今年は大殺界の最後の年で、来年の種まき期らしいので、だんだんいい年になっていけばいいなぁと願っています。リンク先のみなさん、来週中には、きっとご挨拶に行きますので・・・また明日から3連休、旦那の実家へ・・・!![壁]/_;)シクシク
2007年01月05日
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月刊社内報の編集長に抜擢された若竹七海に「小説を載せろ」とのお達しが。プロを頼む予算もなく社内調達ままならず、大学時代の先輩に泣きついたところ、匿名作家を紹介される。かくして掲載された十二の物語が謎を呼ぶ、贅を凝らしたデビュー作。若竹七海さんのデビュー作です匿名作家が書いた社内報用の短編が綴られたという構成の本ですが、各短編には毎回ちょっとしたミステリーが隠されていて、匿名作家自身がその謎を解き明かしていきます。なるほど・・・!と思うお話だったり、!Σ( ̄口 ̄;;ええ!?というお話だったり、時にはホラーチックなお話もあり・・・・匿名作家は一体誰なのか??と考えた若竹七海(編集者)は、12回の連載を終えた記念に匿名作家と対面させてもらえることになりますが、そこから物語は急展開を見せ始めます読み終わってみると、・・・・・・・・・・・・・こわーい!!!ラストに何かあるとは思っていましたが、そうくるとは・・・。正直、後味がいいとはいえないのですが(若竹さんの本には後味がよくない本、多いです)それでも、すご~く面白かったです各短編もそれぞれ面白いのですが、やはりラストですね・・・。若竹さん、デビュー作がこんなにすごくていいんですか??って感じです。おまけのように書かれている「ちょっと長めの編集後記」と「配達された最後の手紙」も、忘れずに読みましょう画像がないけど↑「ぼくのミステリな日常」
2006年11月13日
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不思議な夜の庭で恋に落ちた、わたしの姫がさらわれた。精霊の住む瓶を手に、奇妙な仲間たちと空飛ぶ絨毯に乗って、王女をさらう魔神たちが住むという、空中の城へ…。人気作家ジョーンズが描く奇想天外なファンタジー!先日感想を書いた「魔法使いハウルと火の悪魔」の続編です♪ひょんなことから空飛ぶ絨毯を手に入れた絨毯商人は、目の前で愛しい姫を魔人に連れ去られてしまいます。姫を助け出すために、魔法使いハウルの助力を仰ごうと、空中の城を目指して旅立つのですが・・・というお話。読んでみたところ、続編とはいってもアブダラという人物が主人公で、ハウルやソフィーは中盤以降にようやく登場・・・・。ハウルに至っては行方不明という設定で、ほとんど出てきませんハウル大好きな人にとっては、物足りない内容かもしれません。もちろん私も。でも「ハウル」以外の点ではとても面白い内容だったので、ハウルシリーズとしてではなくファンタジー物として読めば楽しめると思いますこの本のサブタイトルには「空中の城2」と書いてあるのですが、どうやら「3」は刊行されていないようです。もっともっと、ハウルやソフィーカルシファーやアブダラが登場するお話が読みたかったなぁ。ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは他にも面白そうなファンタジー物を書いていらっしゃるようなので、そちらも読んでみたいと思います「アブダラと空飛ぶ絨毯」
2006年11月12日
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魔法が本当に存在する国インガリーで、三人姉妹の長女に生まれたソフィー。ある日ソフィーは『荒地の魔女』に呪いをかけられ、九十歳の老婆に変身させられてしまう。家族を驚かせたくないと家出したソフィーは空中の城に住む、うぬぼれ屋で移り気な若い魔法使いハウルのもとに、掃除婦として住み込んだが・・・ご存知宮崎駿監督作品の「ハウルの動く城」の原作本です(^.^)/先日「ハウルの動く城」をテレビで初めて見て、すごくハウル萌え面白かったので、ずっと読みたいと思っていましたもともと「ハリーポッターシリーズ」みたいなファンタジー物が大好きということもあるかもしれませんが、翻訳物にしてはすごく読みやすく、違和感もなく読むことが出来ました。「ハウルの動く城」を先に見ていたので、やはりその視点から読んでしまうのですが、う~ん、「ハウルの動く城」に出てきたシーンが登場するところもたくさんあるのだけれど、ほとんど別のお話として読んだ方がいいかな?「原作に忠実に作られたアニメ」ではないのは、確かだと思いました。でもどちらも、それぞれ、私は大好きです宮崎駿監督は、「戦争」を特にクローズアップして、「ハウルの動く城」を作ったんだなぁと思います。もちろんその根底にあるものは「反戦」で、それは特に今の世に必要なメッセージかもしれません。原作では実は「戦争」はほとんど物語には関ってこなくて、どちらかといえば、ハウルVS荒地の魔女といった感じです。アニメでは「荒地の魔女」を美輪明宏さんが吹き替えされていて、そりゃあもうハマリ役だなぁと喜んで見ていましたが、原作ではもっともっと極悪人なので驚いてしまいました。アニメでは、ソフィーが帽子屋をやっていた背景や、えらく若いお母さんのこと、すごく美人の妹のことなど、ソフィの生まれ・育ちについてはわかりにくいところがあったので、原作本を読んで、なるほど~!!と思ったところもたくさんありました(^^*ハウルについては、原作でもアニメでも、どちらも素敵すぎ(*/∇\*)良かったです(キッパリ)この本には続編があるそうなので、次はそちらを読んでみたいと思います「魔法使いハウルと火の悪魔」
2006年11月08日
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引越してきたアパートで隣人の美青年から、ある本屋を襲わないか?と持ちかけられた椎名。彼の標的は…たった1冊の広辞苑。そして動物虐待をする連中と、ふとしたことから関わりをもってしまった琴美。一見、関係なく見えるこの2つの物語が接する時…。 このお話は、現在と二年前が交互に描かれているのが特徴で、「現在」の主人公は「僕」こと椎名、二年前の主人公は「琴美」という女性です。最初二人にはまるで接点がないように展開するのですが、椎名の隣人と、琴美の友人が同一人物であることがわかり、少しずつ少しずつ、現在と二年前が交錯して・・・という内容。こ、こ、怖かったぁ~~!!っていきなり、すみません・・・・。二年前の琴美の物語は、動物虐待をしている連中を偶然見てしまったというところから始まるのですが、そのお話が、も~~とにかく、怖い!!んです。だんだん追い詰められていく琴美が、まるで自分自身であるかのように感じられて・・・。動物虐待って、物語の中だけの架空の出来事というわけじゃなく、実際にニュースでも時々流れていたりしますよね。抵抗できない、言葉を話すこともできない動物を無意味に虐待して殺す・・・身の毛もよだつ、そんな犯人たちと接触してしまった琴美。もうそれだけで怖いのに!!大丈夫なの?琴美!!!ってところで、「現在」の「僕」にバトンタッチ(^^;)正直、二年前の物語だけ先に読んでしまいたい衝動に駆られましたよ・・・・。でも、そんなことはしちゃいけません。(当たり前)ちゃんと、交互に物語が展開しているのには理由があったのです。読後いろんな感情が自分の中であふれそうになって、泣けてしまいました・・・(T-T)伊坂氏の本はほとんど順番に読んできているのですが、前と今ではだいぶ印象が違うような気がします。作風が変わった、というわけではないのでしょうけれど、私自身でちょっと納得できない部分があったのがほとんどなくなりました!今まで読んだ伊坂氏の本では、一番好き・・・かも?う~ん、「陽気なギャングが地球を回す」といい勝負。(悩)「アヒルと鴨のコインロッカー」
2006年11月07日
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満を持して、伊良部シリーズ第3弾登場!都下の離れ小島に赴任した精神科医の伊良部は、島を二分して争われる町長選挙に巻き込まれてしまう。あの伊良部が引きこもりに!? 一作目が「イン・ザ・プール」(2004.12.27読了)二作目「空中ブランコ」(2004.11.23読了)で登場の精神科医「伊良部」が登場する人気シリーズ、第三弾です本の表紙を見て、もしかして・・・?とは思ったものの、本当に第三弾だったとは嬉しい驚きでしたヾ(〃^∇^)ノ♪前作から結構時間がたってます・・・よね?(私が読了したのは刊行されてすぐ、ではなかったと思う・・・しかも一作目と二作目を読む順序が逆でした・・・)今回収められているお話はこちら↓・オーナー・アンポンマン・カリスマ稼業・町長選挙今までのシリーズと少し違っている点は、伊良部神経科を受診するのが、実在する人物にすご~く似ているところでしょうか(●^o^●)あくまでも「登場する人物は架空の人物であり・・・」なのでしょうが、名前も似ているし、世間を騒がせた件も一致していてリアリティがあり面白かったです(でもクレームつかないのかな?とちょっと心配)私が特に面白かった!と思ったのは「アンポンマン」。キャラクターからあだ名がついていた「ホリエモン」とそっくりな登場人物が良かったですよ今作もとっても面白かったです「町長選挙」
2006年11月06日
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“レインボー・ハウス”も開業し、チーフとして忙しい毎日を送る爽香。ある夜、爽香は、暴走族に襲われたという少女を助ける。その同じ晩、S工業グループ会長の息子・色部健治が暴走族同士の抗争で殺されていた!読者とともに登場人物たちが年齢を重ねる人気シリーズ第19弾。 毎年一冊刊行される人気シリーズ、今年も出ました(シリーズの順番については、フリーページの「あ」行を参照してくださいね)主人公「杉原爽香」はもう33歳なんですね~。今回も相変わらず爽香は頑張ってますいろんな人の面倒を見ながら、なおかつ事件に巻き込まれていく・・・・。何冊か前に登場した殺し屋もチラっと登場したり、明男(爽香の旦那さん)に思いを寄せる彼女が再登場したり、兄は相変わらずだし、で、見所がたくさん詰まった一冊でしたよ続きは来年・・・。待ち遠しいな~「真珠色のコーヒーカップ」
2006年11月05日
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息子の行動を「くだらない」とか「落ち着きがない」と醒めて見ていませんか?いやいや、男の子はそれで創造力、行動力や知性を確実に伸ばしているのです。それが男の子の持つ「オチンチン力」です。伝説のカリスマ家庭教師が説く40の奥義をここに公開!この本、楽天ブックスや他の書店でもすごく評判がいいようだったので、男の子二人の母親としてちょっと読んでみようかな?と手に取りました。読んでみて・・・・うわ~、本当に、そうなんだよね!!!!と思うところばっかり!一緒に道を歩けば、歩道をちゃんと歩くのが女の子なら、ブロック塀をよじ登ってしまうのが男の子。(これはうちの子バージョン)こんな感じの例がたくさん書いてあって、男の子と女の子では根本的に全く違うんだ、ということが読んでみてよくわかりましたなんで??どうしてそんなことするの??なんで普通にできないの???これってうちの子だけなのかなぁ(特に次男)と思っていたことが、男の子はみ~んなそうなんだよ、と書いてあることでなんだか安心しました母親は男の子だった経験があるわけじゃないから(あたりまえ)、自分の子供の時はこうだった、ああだった、って女の子と比べて育てちゃうんですよね。でもそれだと、男の子が持っているよいところ(著者曰くオチンチン力)を減退させていることになるんだな~と思いました。特に読んでよかった!と思うところは、子供の学ばせ方。うちの子は兄の方が4年生なのですが、平日お友だちと遊ばせることはほぼ皆無に近いです。というのも、ほとんどの子が習い事で忙しいから・・・・。中には一週間フルに習い事があって、土曜と日曜はソフトクラブの遠征。という子もいます。うちの子は学習塾には行っていないけど、スイミングに週に2回通っています。なかなか、子供同士のスケジュールが合わないんですよね・・・・。私は子供にはまず体力をつけて欲しいと思ったので、学習塾よりもスイミングを選んだのですが、これからもできるだけ習い事はさせずにいきたいな・・・・。子供の持つ「オチンチン力」を失わせることなく、創造力や行動力を伸ばしていける様な子育てをするためのアドバイスがたくさん詰まっている本でしたよ男の子のお母さんにオススメです「男の子を伸ばす母親は、ここが違う!」
2006年10月22日
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“マッドクック事件”より半年。停職中の刑事・皆月悟郎は連続女性失踪事件の調査を引き受ける。しかし依頼人が一夜にして老人化し変死、悟郎は殺人容疑者に!?一方、マッドクック事件を担当し今や警察を離れた早瀬学は、流れついたイタリアの街で事件が古代から予言されていたことを知る!ハイパーホラー完結編第1弾。 「アナザヘヴン」(2006.09.01読了)の続編です続編と言いつつも、こちらは文庫本4冊で前作の上下巻を上回るボリュームです。内容的にも、前作は伏線だった、といわんばかりのスケールアップしたものでした今作では前作の主人公「早瀬学」が控えめに登場します今作の主人公は「皆月吾郎」という定職中の刑事で、こちらも色男だという設定で嬉しかったです(笑)前作同様テンポ良く物語は進み、あっという間に読み終えてしまいましたちょっとスケールが大きすぎて(消滅した惑星がどう、とか生まれ変わりとか言われても・・・・)、ついていけない部分が多々ありましたがなかなか面白かったです(^.^)吾郎の恋人「紀子」の過去の体験、そして悪夢再び・・・の箇所が一番怖かったですアナザヘヴン2(vol.1)
2006年10月19日
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元警察官・大道寺圭は、警官時代に出会ったおバカな犯罪者たちのエピソードを綴った本を書いた。それが呼び水になり、さらなるまぬけな犯罪者たちからつきまとわれて…。大道寺は数々の珍事件・怪事件に巻き込まれてゆく。ブラックな笑いとほろ苦い後味。深い余韻を残す、コージー・ハードボイルドの逸品。 またまた若竹さんの本です。今月は若竹本強化月間ですから!(嘘)今回の主人公は、元・警察官の大道寺です。警察官時代のお話と、引退後の話が交互に展開されるので、慣れないうちは(・・。)ンッ???という感じでしたが、徐々に徐々に、若竹さんの毒が効いてきます・・・。表題作の「死んでも治らない」他、「猿には向かない職業」「殺しても死なない」「転落と崩壊」「泥棒の逆恨み」が収められていますが、やはり一番面白いのは「死んでも治らない」です。コメディ色が強いので、最初は油断しきっていました。時々_(^^;)ツ アハハなんて笑いながら読んでいると、ラストでは( ̄□ ̄;)。。。ブラックだ。。。。と驚かされます!あぁ、これでこそ若竹さんの本!と大満足でしたよ(^^*若竹さんの本は本当に癖になるなぁと思います・・・。まだまだ若竹本強化月間は続行予定です(^^*↑画像がないけど・・・「死んでも治らない」
2006年10月16日
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勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。不幸のどん底にいた相沢真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が!笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの大傑作。最近中毒のように手に取っている若竹さんの本ですが、今回のお話は以前感想を書いた「ヴィラ・マグノリアの殺人」(2006.09.01読了)と舞台背景が同じです。登場する刑事さんも前作活躍の駒持刑事。前回も確か駒持刑事の部下が容疑者と・・・・(自主規制)葉崎という架空の海岸町を舞台に繰り広げられるドタバタコメディに、今回はロマンスもありますお話的には、「ヴィラ・マグノリアの殺人」よりは読みやすかったです。でも、前作にも感じましたが若竹さんの毒があまり効いてなかったな~。面白味が足りませんでした(-"-;)ということで、感想は★2つの「まぁまぁ」です↑画像がないけど「古書店アゼリアの死体」最近とんとご無沙汰しておりました。本は読んでいるのですが、なかなか更新の時間がとれないんです・・・・。理由はいろいろありますが、中でも一番大きな理由はオセロをしてるから。自業自得でした(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
2006年10月15日
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資産家令嬢西之園萌絵にとって、その晩は特別な夜になるはずだった。ところが、小さなすれ違いから、誘拐事件の謎ときに…(「いつ入れ替わった?」)。海辺の街の停留所で毎日バスを待ちつづける女性の背後に潜む謎(「赤いドレスのメアリィ」)。輝きに満ちた森ミステリィの宝箱。全7編収録。収められている7編はこちら↓・トロイの木馬・赤いドレスのメアリィ・不良探偵・話好きのタクシードライバ・ゲームの国(リリおばさんの事件簿)・探偵の孤影・いつ入れ替わった?「いつ入れ替わった?」はS&Mシリーズの番外編で、残り6編はそれぞれ趣向の違う短編集です。私はシリーズをずっと読んでいるので、「いつ入れ替わった?」はすごく面白かったですいつもじれったいほどに進展しない二人が、ちょっとだけラヴ~な関係(とまではいかないかも?)になるからですそれ以外の6編もそれぞれ面白くて、SF風だったり、アガサクリスティーの推理小説風だったり。最近読んだ同じく森氏の短編集は、S&Mシリーズの番外編以外はほとんど面白くなかった、と感想を書いたのですが(「今夜はパラシュート博物館へ」)それに比べたら、こちらはどのお話もすごく面白かったです中でも「ゲームの国 リリおばさんの事件簿」に出てくる回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)は、すごいです是非読んでほしいです「虚空の逆マトリクス」
2006年10月06日
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何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影―強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろぐ「私」。手術後1年以上の延命例が皆無なことを知らされた「私」は、どんなことがあっても弟に隠し通すことを決意する。毎日芸術賞受賞。 吉村昭氏の本は今回が初めてでした。(恥)吉村氏がお亡くなりになって、図書館では『吉村昭氏コーナー』なるものが出来ていたのでこの本を借りてきました。リンクしていただいている「きたあかり」さんから、この本は末期癌が発覚した弟を看病するお話ということを少し聞いていたので、身内に癌患者がいる私としては特に興味がありました。今では「癌」であっても、患者自身に告知することがごく普通に行われています。それが良いのか悪いのかは、患者自身になってみないとわからない・・・・というのが正直な気持ちですが。この本が書かれた当時は患者自身に告知するというのはありえないという時代。。。働き盛りの弟が癌の末期であることがわかった「私」は、どんなに弟が怪しんでも、本当のことを言ってくれと頼んでも、癌であることを隠しとおします。弟のためであることはわかるのですが、やっぱり時代でしょうか、私には賛同できないところでした。。。ここまで隠さないといけないの??と思ってしまいました。残された余生を有意義に過ごす、なんていうのは、やはり絵空事なのでしょうか・・・・。弟が危篤に陥るたびに、仕事の合間を縫ってかけつける「私」を見ていると「身内が癌に侵されるということ」について深く考えさせられます。吉村氏自身も弟を癌で亡くされていて、この本の中の「私」も「もの書き」が職業であることからも、自身の気持ちを強く「私」に投影していることが察せられます。吉村氏自身は「尊厳死」を選んだことが新聞に載っていましたが、晩年どんなことを思っていらっしゃったのでしょう。画像がないけど「冷い夏、熱い夏」
2006年10月05日
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人間嘘発見器の成瀬、演説の達人・響野、正確無比な体内時計を持つ雪子、天才スリの久遠。最強のギャング4人組が巻き込まれたそれぞれの事件は、銀行襲撃の裏に浮上した社長令嬢誘拐事件と奇妙な連鎖を始める。「陽気なギャング」ここに復活。「陽気なギャングが地球を回す」(2006.09.28読了)の続編です今回は少し構成が変わっていて、第一章では「ギャングの日常編」(勝手に命名)として4人がごく普通の日常生活を送っているところに、ひょんなことからそれぞれが「とある事件」と関ります。第二章から第四章にかけては、4人が第一章で関ったそれぞれの事件や人物が全て伏線となって、物語が展開していくのです第一章を読んだところで、4人の日常がそれぞれ描かれて終わりかな~くらいに思っていたのですが。なんのなんの。第二章からの展開がとても面白かったです実を言うと「陽気なギャングが地球を回す」は、ごくごく最初の方でラスト明らかになるはずのところが読めてしまったんです。(私だけ??)だから、面白いのは間違いなく面白いのだけど、意表をつかれたというお話ではなかったのです。今回のお話は、その点でラストが読めず、私にはとても面白い内容でしたそして、何よりもギャングたちの「陽気さ」がいいです♪それぞれの言葉のかけあいが面白くて、吹き出してしまいます是非「陽気なギャングが地球を回す」とあわせて、読んで欲しい本です「陽気なギャングの日常と襲撃」
2006年10月04日
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N大学でとうとうあの2人が出会った!?珠玉の8編。犀川(さいかわ)、練無(ねりな)たちが誘(いざな)う森ミステリィの煌(きらめ)き集森氏のシリーズ番外編!?ともいえるような、短編3編とオムニバスストーリー5編を加えた短編集です。たった3編ですが、シリーズを読んでいれば絶対に外せない内容の三編正直、それ以外のお話は1編を除いて(私は)全然面白くなかったのですが・・・・それでも。番外編の面白さといったらもう・・・あの人の旦那さんが出てきたり、あの人が結婚したり。はたまた、あの人とあの人が出会ったりしてるんですよ~!はぁはぁ・・・。(興奮しすぎ)というわけで、シリーズを読んでいる人には間違いなくオススメで、読んでいない人には全くオススメできない本です「今夜はパラシュート博物館へ」
2006年10月01日
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嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人は百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス! 最近読んだ「重力ピエロ」(2006.09.19読了)の感想で書いた「私の中で定着していた伊坂氏のイメージ」が良い意味で裏切られた一冊です伊坂氏の本はすごく面白いのだけど、なんというか、殺人を肯定しているように私には思えてしまう部分がずっと気になっていました。けれどこの本ではそのような部分が一切ありません。ほんとに陽気の一言につきます強盗が、強盗に現金を強奪されてしまう・・・笑ってしまうようなお話ですが、その事件の陰には秘密が!というお話。4人の主要キャラがそれぞれ個性的で、面白かったです~私は「雪子」が好きです(^.^)/「ロマンはどこだ?」この言葉を銀行で聞きたくはありませんが(読んだ方ならわかります)、好きです「陽気なギャングが地球を回す」
2006年09月27日
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山吹と加部谷が乗った高速バスがジャックされた。犯人たちは都市部に爆弾を仕掛けたという。乗客名簿には《εに誓って》という名の謎の団体客が。『φは壊れたね』から続く不思議な事件の連鎖を西之園萌絵らは解けるか? Gシリーズ第4弾。ギリシャ文字シリーズ(勝手に命名)第四弾♪Gシリーズは今までの森氏のシリーズでは読みやすい作品が多いですが、今作はまた特に読みやすかったです。普通の本と同じように、何度も読み直したりしなくてもスッと内容が頭にはいってきます。偶然乗り込んだバスがハイジャックされてしまった山吹と加部谷。乗客名簿には「εに誓って」という謎の団体が・・・。というか。なんなんですか、イプシロンって・・・・。(ーー;)φとかθとかτとか・・・・。ほんと、今更ですが、わけがわかりません!!今作でもギリシャ文字の謎については全くわからないのですが、それはもうシリーズ完結するまでの謎のような感じなのでもう追及しません(諦)それはそれとして、今作では海月くんがあまり活躍しないのでちょっと残念でしたが、その分山吹くんが面白かったです(^^*ハイジャックされたバスの中での山吹くんと加部谷さんとの会話がシュールで面白かった・・・!今回の事件の結末も、はっはぁ~~。と感心してしまいました・・・・。やっぱり、面白いなぁ・・・・。好きだなぁ・・・・「εに誓って」
2006年09月26日
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東京でカメラマンとして活躍する弟。実家に残り、家業と父親の世話に明け暮れる兄。対照的な兄弟。だがふたりは互いを尊敬していた。あの事件が起こるまでは…。2006年7月公開映画を、監督自らが小説化。 オダギリジョーが弟役を演じるというので興味を持った映画なのですが、監督自らが小説化したものを発見映画はものすごく評判がいいようで、何だったか海外での賞も貰ったそうなので、とっても見たいのですが・・・。長崎での公開は上映予定を調べたところ10月28日とまだまだ先(しかも一日だけ!?)なのですでも絶対に見に行きたいと思いました・・・・とくにこの本を読んでからは!ゆれるつり橋から転落した幼馴染の智恵子。傍にいたのは、兄の稔、一人だった。事故だったのか?殺人なのか?兄弟は、一体どうなってしまうのか・・・?本だけ読んでみても、十分面白かったです兄と弟の関係、兄弟と智恵子との関係がもつれあって、絡み合って、心がすごくゆれるのです。キャストがわかっているし、何しろ監督自らが書いた小説なので、微妙なニュアンスが伝わってくるんですよ。これはもう本当に、映画館に・・・行けたらいいな・・・・。「ゆれる」の公式サイトはこちら♪(フラッシュムービーがあってオススメ)「ゆれる」
2006年09月25日
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今日は小学校の運動会でした!最近は小学生の運動能力低下がよく取り上げられますが、そのせいか、今年の運動会はとにかく走る!!競技が多かったようです。運動会だけではなく、冬に行われる持久走や、鍛錬遠足も軒並み距離をのばしているんです・・・でも確かに、運動能力の低下を思わせるところが・・・・。障害物競走では、平均台を落ちる子供が多数いたり・・・フラフープが並べてあって「ケンケンパ!」をするところでも、今どきの子供は「ケンケンパ!」なんて遊びを知らないからか、片足でケンケンが出来ない子も多かったです(ケンケンパ!で通じるのかな?汗)我が家のお坊ちゃん達は、といえば。次男は足が速いようで、地区対抗リレーや紅白対抗リレーの選手に選ばれていました。他にも踊りや応援合戦、学年別リレーと、大忙しでした~それと今年はなんと・・・保護者のリレーが!何が嫌って、リレー!!!私なんて、大人になって良かった~と思うことの一つは「リレーで走らなくていい」なんですよ。それくらいの超鈍足なんですよ・・・。(恥)でも助かったのは、夫婦のどちらかが走ればだってこと。もちろん、旦那に走ってもらいました・・・そして分かった事が一つ。長男の鈍足は私だけのせいらしい・・・速かったです。旦那。いや、もう旦那さまと言いましょう。(今日だけ)足が速い人ってほんっとに羨ましい・・・・・・・・来年は夫婦で、なんて・・・・ならないよね(泣)どうにか競技も全て終わって、やっと閉会式になったとき。校長先生のお言葉を身じろぎもせず聞いている生徒たちの中から一人フラーリ抜け出てきたのは・・・・・次男み、みんな見てるよ・・・・。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・どうやらトイレに行くみたい・・・・・。間の悪いやつ。と思って見ていると・・・・鉄棒に寄り道して遊んでる!!バタリ (o_ _)o ~~~ †知らぬ振りをするわけにもいかず・・・猛ダッシュで次男にかけより、トイレへ行かせました・・・・。えぇそうなんです、私があの子の親です・・・・。保護者の視線と先生方の視線のダブルパンチでフラフラになった私でした。明日は振替休日です
2006年09月24日
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連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。久しぶりの伊坂氏の本ですデビュー作の「オーデュボンの祈り」(2005.12.06読了)二作目が「ラッシュライフ」(感想はまだ書いてません。内容を忘れたのでまた読み返そうと思ってます・・・・)そして三作目がこの「重力ピエロ」・・・・!Σ( ̄口 ̄;;違った!!!三作目は「陽気なギャングが地球を回す」(未読)なんですね・・・。(今知りました。)・・・・・私のモットーは「一番最初の作品から読む!」だったんですが・・・・・単に「読んでみよっかな~」と手に取った作品は結構行き当たりバッタリで、面白かったら最初の作品から読んだりしてますが、基本的には順を追って読みたいんです。特に伊坂氏の本は、「ラッシュライフ」に「オーデュボンの祈り」の登場人物が少し登場したので・・・。はぁ~。気を取り直して。ある家族のお話です。兄と弟、そして父と母。弟の出生には両親の苦悩と秘密があり、成長した兄弟は・・・・というお話。実は二作目の「ラッシュライフ」はどういうわけかほとんど覚えていないので何とも言えませんが(^^;)、「オーデュボンの祈り」には少し共通点がありました。根っからの悪党が登場することです。そして、「人が人を裁くことが出来るか」という点も、私の中での葛藤としては強く印象に残りました。よく「サスペンス劇場」なんかでは、やむにやまれぬ理由で殺人を犯してしまった犯人の語りがラスト20分くらいに始まります。(たぶん)それで、殺されてしまった人がどんなに悪い人だったとしても、ラストはパトカーのサイレンが近づいてくるシーンで終わります。(または手錠をされてパトカーに乗るシーンとか)子供の頃はよく思ったものです。なんでどんなお話でも、最後にはつかまってしまうの??って。逃がしてあげればいいのに。って。どう考えても、その人は殺されても仕方ないようなことしてるのに、それでも殺してしまったら殺した人の方が悪いんだな、世の中って無情なんだな。って。でも・・・・人殺しなんて絶対にいけないんだ。そう、見た人が思うためには、そのラストしかありえないんですよね。あまり詳しく書いてしまうと内容に深く関ってしまうのでこれ以上は書きませんが、私の伊坂氏に対するイメージはこの作品で定着しました。読むたびに、同じ葛藤を味わうのだろうなぁ。。。悩ましいところです重力ピエロ
2006年09月19日
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