1

新聞やワイドショーで知った方も多いと思いますが、西武池袋線の12の駅で、'09年9月9日に合わせて銀河鉄道999の記念キップが発売されることになりました。新聞記事より私は数日前から知っていたのですが、まさか、当日朝5時過ぎに売り切れるとは思いもよりませんでした。ガーン!ショックです。私は5時半に練馬駅に到着しましたが、約200人以上が並んでいました。私の後にも200人くらいの列になっていました。推定で400人の行列でした!エスパー魔美の高畑くんに登場してもらいましたもうすでに記念乗車券は売り切れでした。売り切れなのに、なぜ並んでいるのか列の人に話しかけてみました。そうしたら、今度は記念バッジの発売とのことでした。そのバッジは6時半の販売開始といわれ、5時半から、1時間待ちました。そして、行列が動き始めました。アナウンスがあり、目の前で売り切れました。ガーン!およそ30年前に放送された古いアニメなのに、朝のニュースでも取り上げられ(これは、母に聞きました)昔では新聞などで、絶対に取り上げることのなかった街中のマンガ・アニメイベントの記事があったこと、(しかも社会面でカラーの扱い)それらを思うと、嬉しくなりました。今日は、今年の3月にもらった(8/15の日記)松本零士先生の色紙を拝んで寝ます。これが999では一番の宝物です。P.S.「ガーン」で思い出したのがドラえもんとエスパー魔美でした。ドラえもんの40巻以上のコミックからさすがに探す気にはなれず、魔美から探し出しました。F先生のコミカル描写は素晴らしいです
2009.09.09
閲覧総数 484
2

地球以外にも生命が存在しているといわれている惑星「グリーゼ581c」の発見などで世界的に、宇宙人の話が盛り上がっているように思えます。■ 俗に「宇宙人の恋人」と呼ばれている壁画中米のエルサルバドルにある洞窟の壁画です。二人仲良く手をつないでいるようなイラストですね。頭の部分は、ツノというよりも宇宙服の一部のようにも見えますね。(画像はエルサルバドルの洞窟壁画・公式サイトより)この洞窟の壁画は、およそ紀元前400~1200年頃といわれてますが一部の専門家からは、紀元前7000年頃ともいわれてます。一体どのような意味を持って描かれたのでしょう・・・そして、宇宙人は昔からいたのでしょうか?地球から宇宙へ旅立ち生命のいる惑星を探し宇宙人との遭遇を求める地球人たちの物語。藤子・F・不二雄先生のスコシフシギなSF短編 『宇宙人』を紹介したいと思います。■ 宇宙空間を飛ぶ宇宙船地球から飛び立った宇宙船に3人の男たちが乗っている。■ 目的の星が見つかる生命反応があると思われる惑星を発見。■ 生命体に期待を寄せる3人■ もしかしたら人類か!?■ 外見はどうあれ とにかく宇宙人に会いたい■ モニタから外を眺める福島氏惑星へ着陸を開始するがまだ、何の反応もない。■ 他の生命体(宇宙人)がいる可能性は高いはずこの惑星に、期待が掛かる。■ モニタに何かが・・・!!福島氏は、光を見た。画面の光は、生命体を表していた。■ 福島氏は 二人を呼び出すさきほどの画面を見せようと再び探し出す福島氏。■ 結局 見つからないまま・・・できる限りのことをしてみたがまったく手がかりがなかった。さっきの光はなんだったのか・・・■ 明日は降り立って調査することに■ 宇宙人を探しに宇宙船から出る■ 何の手がかりもつかめぬまま夜が更ける■ 戻るように指示が出る残念ながら、何も得られぬまま日が暮れてしまった。■ あれは・・・!?■ ヤリなのか・・・!?福島氏は、ついにこの惑星で最大の発見をした。■ 磨製石器だった!!見るからに手作りである。動物が作ったとは思えない。人類に似た生き物が作ったものと考えられる。■ 艇長は 興味を示さない・・・ヤリをほっぽり投げ、この惑星を発つという・・・■ 人間よりも優れた知性体と巡り会いたい地球は行き詰っている。それを打開するためなんとしても、宇宙人に出会いたかった。■ 出発する前に 語りだす福島氏この惑星を去る前に福島氏が、秘めた想いを語る。■ 会えなかった宇宙人にメッセージを送る■ 宇宙船が飛び立つと・・・!!原住民が姿を現した!!■ 見たものを洞窟の壁に描き出した宇宙人を捜し求めていた、福島氏たち地球人でしたが彼ら原住民(猿人)には、地球人の方が宇宙人に見えたのでした・・・F先生は、海外の文化や歴史に興味をもたれていました。よく海外旅行にも行かれていたことも、知られています。冒頭で紹介した宇宙人の壁画をF先生が、エルサルバドルの洞窟で見られたときにきっと、インスピレーションを感じ取られたのでしょう。「この壁画を描いた者は、もしかして宇宙人を見たのでは」F先生は、そんな発想を持たれ仮説のストーリーを組み立てたのかもしれません。それが、この「宇宙人」というSF短編というわけです。もしかしたら、遠い昔(紀元前)にも、すでに宇宙人は、やってきていたのかもしれませんね。果たして、私たち人類は、宇宙人と遭遇する日が来るのでしょうか・・・■ 少年SF短篇集 2巻 「宇宙人」収録少年SF短編集 第2巻 (藤子・F・不二雄大全集) / 藤子・F・不二雄 著
2011.06.22
閲覧総数 13879
3

藤子・F・不二雄先生は多趣味です。ドラえもんをはじめとする想像の広がる作品を読んでいると好奇心旺盛であることが、うかがえますね。QJ(クイックジャパン)という本の64号(2006年発行)でF先生に関する話が載っていました。■ QJ Vol.64 【鉄道模型/プラモデル】(キーワード)>F先生は大の模型作り好き。>大きな鉄道模型のジオラマを作ったこともあるほど。この記事を読んだとき、私は「なるほど。あのSF短編も、その影響からきてるんだ」と納得したものです。そのスコシフシギなSF短編とはとにかく鉄道模型に熱中してしまう少年の物語。藤子・F・不二雄先生の『四畳半SL旅行』です。 < 『 四畳半SL旅行』 ストーリー >■ 少年の名はヒロミ変わり者の中学生。みっちゃんという幼なじみがいる。■ ヒロミの思い込みは異常ともいえた空想と現実の区別もつかないほど夢中になる癖があった。■ みっちゃんの掛け声にも全然気づかなかったヒロミの変わっている性格を知りつつもみっちゃんは、ヒロミに興味を持っている様子。■ ヒロミはみっちゃんを家に誘った■ ヒロミの部屋に入ると・・・■ 目の前には大きな鉄道模型が広がっていた今、ヒロミは鉄道模型に夢中になっていた。けれど、みっちゃんは、あまり関心を示さなかった。■ 鉄道模型のレイアウトに熱くなっていたいつも閉じこもっているので、ヒロミの両親はみっちゃんの訪問が嬉しかった。■ しばらくすると製作も進み 列車も走るように今までは、街並みと線路だけだったがようやく動く車両もそろった。■ ヒロミが吸い込まれる!?■ 一瞬ドキッとしたみっちゃんみっちゃんは、錯覚だと思ったけれどもしかしたら現実に起こってしまうような感覚を覚える。■ やがて秋になり・・・ヒロミを心配する母親はみっちゃんに頼みごとをした。■ ヒロミもハイキングが気に入ったように見えたが・・・やはり、ヒロミの頭は鉄道模型でいっぱいだった。この秋景色も、レイアウトに取り入れようと、さらに熱が増す・・・■ ヒロミの所へ訪ねに行くと・・・ヒロミは、食事も取らず閉じこもりきりであった。■ ヒロミは鉄道模型の列車に乗るという・・・■ 自分が乗る鉄道模型のサイズに合わせた自分の切抜きを用意した。■ 絵コンテの製作までを始めた■ ヒロミは学校を休むように・・・みっちゃんは胸騒ぎを覚える。■ ヒロミに会いに行くと・・・ヒロミは部屋にいなかった。8ミリフィルムだけが残されていた・・・■ フィルムを再生すると・・・「ボーッ」というのは効果音だったがまるで本物のように聞こえてくるようだった。■ 汽車を求めて走るヒロミ (この映像のヒロミは切り抜き(手作り)です。 背景もレイアウトで、汽車も鉄道模型です。音は効果音です)■ 憧れの汽車に近づいていくヒロミずっとフィルムは続いていきます。■ ヒロミは飛び乗ろうとするが・・・必死の努力も実らず落とされてしまうヒロミ。■ みっちゃんはヒロミの執念を感じる■ 今度はトンネルの上で待ちぶせをするヒロミずっと動かずに、いつまでも待ち続けるヒロミ。そして、そこでフィルムは終わってしまう・・・■ フィルムを残したまま ヒロミはいったいどこへ行ったのか・・・ふと、みっちゃんに、あるひらめきが起きる。ハイキングに行ったときの山が浮かび上がる。■ みっちゃんの勘は当たったやはり、あの山だった。目の前にはヒロミがじっとたたずんでいた。汽車が来るはずのない山でピクリとも動かずヒロミは立ち続けていた。この山には、トンネルもなく線路もない。だから、絶対に列車がくることもない・・・そんなことは、絶対にありえないことだったが・・・「ボーーー!!」という大きな汽笛が聞こえてくるのであった・・・この「ボーーー!!」という汽笛が響き渡るのが一番最後のコマです。なので、この続きは描かれていません。F先生は読者の想像で結末を思い浮かべてほしいのでしょう。私の想像では、「奇跡が起こった」のだと思います。空想と現実の区別のつかないヒロミの狂気と紙一重の精神が、熱意を通り越した時「何か」が起こり、それが「奇跡」だったのではないでしょうか。鉄道模型は、やりませんでしたが、見るのは好きでした。かつて秋葉原にあった交通博物館で子供の頃に見た巨大なジオラマの感動は今でもはっきりと覚えています。F先生も交通博物館は行かれたのかなあ~本作は1979年に発表されました。8ミリ映写機の場面などは、時代を感じますね。ですが、作品の持つパワーはいつまでも色あせることはありません。■ 少年SF短短編集 (小学館コロコロ文庫)藤子・F・不二雄 少年SF短編集1巻【未来ドロボウ】-『四畳半SL旅行』収録
2011.04.29
閲覧総数 9921
4

藤子・F・不二雄先生と藤子不二雄A先生は学生時代に漫画家デビューして以来今年で60周年を迎えました。「60周年」という触れ込みはありませんでしたが先日、NHKで、F先生の特番がありました。■ 藤子・F・不二雄 ふしぎ大百科『藤子・F・不二雄』のロゴがドラえもんカラーを思わせる赤、青、黄の色使いがいいですね~F先生への愛着や敬意を感じます。嬉しいです。これは、昨年に放送された「こだわり人物伝」という番組を再編集したものですので新たな特集はありませんでしたが(2、3程ありましたが)私が、昨年のブログで紹介しきれなかった部分を今回、取り上げてみようと思います。「こだわり人物伝」は、昨年の4/27の日記に書いてます。■ 庭には白雪姫と7人の小人たちの像がF先生は、ディズニーが大好きで、ある日突然白雪姫と7人の小人たちの像を見つけて買ってきたと、F先生の奥様が話されてました。やはり、童心があるのですね~■ F先生には3人の娘さんがいます3人の娘さんの名前は、全員、F先生が決めたのですがずっとずっと考え続けて、出世届けの締め切り2週間ギリギリまでかかったと話されてました。奥様も、このエピソードには笑っておられました。締め切り前日というのは、おそらく職業病なのでしょう(笑)■ 次女の日子(じつこ)さん日子さんは、自分の名前がとても気に入っていて「父の作品の1つ」だと思っているそうです。お顔も、F先生似ですね~■ 三女の地子(くにこ)さん「なんで私だけ『地面』なの」(笑)と思ったそうですがこの名前のおかげで、人とコミュニケーションが取れていると話されてました。おそらく、F先生は「地面」ではなく「地球」を意識されたのでは、と思っています。■ 長女の匡美(まさみ)さん「どうして私だけ難しい漢字なの?」と匡美さんは、質問したことがあるそうです。そうしたら、F先生は「まだ、つけ慣れてなかったから」というお返事があったそうです(笑)匡美さんは、母親似ですね。それにしても、皆さんお奇麗ですね~■ 貴重映像 お二人が一緒にスタジオでお仕事されてますこれは、過去4回の「人物伝」ではなかった新たな貴重映像です。「藤子不二雄」時代の頃ですね。NHKさん、こんな映像まで持っていたとは!!大全集第3期の特典「Fビデオ」(推測)に入りますかね~■ 藤子・F・不二雄プロの社長・伊藤善章さんF先生は、クラシック音楽や落語を大音量で流しながら時々、口笛も吹いたりして、気分よく描いていたそうです。■ 藤子プロは東京・新宿にあります新宿にある、F先生の仕事場です。亡くなられた後も、職場はそのままの状態だそうです。テーブルには、ピー助のような可愛らしい恐竜やドラえもんたちのフィギュアが置かれています。■ 日本初(おそらく世界初)のマンガ雑誌の創刊記念すべき日本初のマンガ雑誌「サンデー」と「マガジン」が1958年に創刊されます。その記念すべき創刊号に、A先生とF先生お二人(藤子不二雄)の合作『海の王子』がサンデーに掲載されるのでした。『海の王子』は、人気を博し藤子先生たちは、軌道に乗るのでした。■ F先生の子供時代 「子供の頃は、片隅で空想にふけるのが好きで 本が好きで、ガキ大将に目に付かないように ひっそりと肩をすくめていました」F先生は、照れくさそうに、こう話されてました。■ 当時の編集長の黒川さん映画「のび太と竜の騎士」の構想を練るときもオタワ(北米)にあるカナダ博物館で「恐竜人間説」も参考にされたと黒川さんは話されてました。※ 「竜の騎士」では、人間が猿から進化したように 恐竜から進化した人間、という人類が登場します。■ SF短編を語る岡田斗司夫さん岡田さんは、SF短編を熱く語られました。「上手いとか見事とかというレベルじゃない!!」(by岡田さん)こんなにF先生の魅力を、番組で伝えてくれたことが本当に嬉しいです。■ てぶくろてっちゃん 1960年の作品不思議な手袋を持つてっちゃんという少年のマンガです。■ てっちゃんが作った不思議なとびらてっちゃんがとびらを抜けると動物園に!!これは、あの「どこでもドア」を連想させますね。「てぶくろてっちゃん」は、ドラえもんとのつながりが見える、というナレーションでした。■ 藤子不二雄A先生は語るF先生は、子供の頃「魔法のつえ」という本に夢中だったそうです。文字通り魔法の使える杖が出てくる話で、それがドラえもんに表れているとのことです。■ 「魔法のつえ」 ジョン・バッカン作もしかしたら、F先生の「スコシフシギ」の原点や発想はこの本から生まれたのかもしれませんね。知られざるエピソードですね。絶版なのが、残念です。読んでみたいので洋書版を買ってみようかと思います。■ F先生が亡くなられた後・・・F先生の部屋を、奥様が荷物をまとめていると部屋の隅っこにワープロがあるのを見つけます。何気なく電源を入れてみると『平家物語』というタイトルを見つけます。■ 『平家物語』のオチは・・・「それは平屋の家であった」とたった1行、そう書かれていたという話です(笑)これには、奥様も大笑いされてました。天国へ旅立たれた後も人を笑わせられることができるのはいつも明るく楽しい話を描き続けたF先生らしいエピソードですね~
2011.03.30
閲覧総数 4399
5

あの頃は楽しかったのに・・・どうしてこうなっちゃたんだろう・・・任天堂のWiiを買ったときはほとんど毎日遊んでいましたが今年は、正月に1回遊んだきりでほぼ1年触れることは、ありませんでした。X-BOX360も同じです。いつか、飽きが来るのは自然なことかもしれませんがこれが、人間関係や社会とのつながりとなると、いい加減には済ますことはできません。のび太が、何もかもが嫌になり学校をやめたくなるという深刻な話を取り上げてみようと思います。 『 思い出せ!あの日の感動 』 ストーリー■ 朝寝坊してしまうのび太■ 自分でもイヤになってしまう■ のび太のトンデモ発言が!!■ なんと退学宣言をしてしまう■ のびママがやってくるしかし、今日は日曜日だった。遅刻は免れたのび太だが・・・■ 退学をいい出してから無気力に・・・ドラえもんの誘いにも無反応。■ ドラえもんが必死に気を引くも・・・大好きなしずかちゃんにさえ無反応。のび太の落ち込みようは深刻に・・・■ ドラえもんは道具を出す■ のび太は無関心いつもは、自分から欲しがっていた道具にも見向きもせず、完全に「うつ」といえるのび太・・・■ 何もかもむなしい■ のび太があくびをした隙にドラえもんが、何かを口に投げ込みます。■ しずかちゃんちへ向かうドラえもんが、むりやり押すようにしてしずかちゃんちへ、のび太を連れて行きます。■ オセロをやってワクワク楽しむのび太■ 何度も読んだマンガを楽しむのび太■ 実はドラえもんが飲ませた道具(薬)の効果だったドラえもんが、さっきのび太に飲ませたのは初めてのように感動させる「ハジメテン」という薬だった。■ 夜「ハジメテン」の効果は切れる・・・のび太を心配するドラえもんは、明日も「ハジメテン」を飲むようにと、のび太にいう。■ 物思いにふけるのび太■ 小学校に通う前の自分はどうだったのか?■ タイムマシンで初登校の前日に行ってみると・・・■ 幼い頃の自分の声が聞こえてきた■ 学校を楽しみにしている自分がいた■ いつから、どうして、こうなっちゃったんだろう・・・「いつから、こうなったのか・・・」誰にでも必ず心当たりが、あるのではないでしょうか。夢中になっていたのに、いつの間にか冷めてしまったりあの頃はラブラブで結婚したのに・・・などなど(笑)■ そして翌朝ドラえもんが「ハジメテン」を差し出すものび太は、飲もうとしなかった。■ 困ってしまうドラえもんドラえもんは、のびパパとのびママのところへ助けを求めに駆けつけます。■ のび太が階段から降りてきた!!■ クスリの力なんか借りない!!ドラえもんは、涙を流しながら喜び最後は、明るく笑わせるようにして終わります。一度は、「ハジメテン」を飲みしずかちゃんと過ごして感動を味わったのび太ですが「ハジメテン」の効果が切れた後、夜中に昔を思い出そうとしたのは、自分の考えでタイムマシンで確認しようと動いたのも、自分の意思で翌朝、登校を決めたのも、のび太自身の力です。言葉は、時に勇気づけたり、奮い立たせたりすることもありますが時に、何をいっても無力で、どうにもならないときもあります。そんなときは、自分自身と向き合うことが大切なのかもしれません。そして、「初心に帰ること」が、きっかけになるのかもしれませんね。■ この話は大全集10巻とてんコミ29巻に収録されてます藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 10巻てんとう虫コミックス ドラえもん 29巻日記では書ききれなかった分をフリーページに置いてみました。興味がありましたら、のぞいてみて下さい
2010.12.29
閲覧総数 12579
6

マイケルの新曲の"This Is It"を聴いているとこのような歌詞が出てきます。And I feel as though I've known you since 1,000 yearsAnd you tell me that you've seen my face before.君のことを、まるで1000年も前から知っているように感じるよ。そして君も、ぼくの顔を前に見たことがあると教えてくれたね。1000年とはどれくらいの月日なのでしょうか。どのような状況で1000年を体感できるのでしょうか。それでは今週は「一千年という時間」を取り上げたSukoshi-Fushigi(スコシ・フシギ)なSF短編『一千年後の再会』を紹介したいと思います。 < ストーリー >舞台はタイムマシンの開発に取り組んでいる、はるか先の未来。ジョウというパイロットは愛する恋人と別れ1000年先の未来を目指す宇宙船に乗り込むことを決意する。ジョウの恋人であったウバも同じくタイムマシン計画に自ら参加した。好き同士だった恋人たちが別れ離れた2人は、地球を出て宇宙へ旅立った・・・本日の1コマ愛する恋人と別れ、地球に帰らぬ決意をするジョウ。○タイムマシンがタイトルになっているSF短編「タイムマシンを作ろう」「あいつのタイムマシン」「T・Mは絶対に」(T・M=タイム・マシン)これらから見受けられるようにタイムマシンは常に物語の中心として描かれてきました。「一千後の再会」のように、国を挙げてタイムマシンに挑み開発中だがいつかは完成を目指す、という未来社会では「タイムマシンは脇役」という設定であり数ある短編の中でも珍しいといえるでしょう。右はタイムマシン開発局の人間(おそらく局長)左は、優秀な科学者のウバ。ジョウの恋人。パイロットのジョウと科学者のウバは恋人同士だった。しかし、心理操作により破局させられてしまう。そのことをウバが知ったのは、ジョウと別れて二度と会えなくなる瞬間だった。タイムマシンの開発のように、人間が全身全霊で何かに臨む場合は、心理操作もやむを得ないのかあるいは、何かを犠牲にしなければならないのか・・・こうした、物語の背景に潜む要素が結末を知るだけで終わらない、SF短編の深みであると思っています
2009.12.09
閲覧総数 2827
7

一度やってみたかった藤子ファン(私)による企画『A先生とF先生の短編対決』を発表します。A&F、両先生の短編を読み比べて共通のテーマを探ろうという試みです。本日は藤子A先生の短編『万年青』を紹介します。タイトルには、わざと「まんねんあお」と振り仮名がありますがおそらく作品名を注目してもらうための技法でしょう。 < ストーリー > 高校生の少年・清一は 観賞用植物の万年青が大好きで 深い愛情を注ぐという 若者には似合わない趣味があった。 そして、 近所に万年青を育てている おじさんと知り合いになる。 おじさんの温室には ずらりと万年青が並べられていた。 どれも同じように見えるが その中から、清一は 迷うことなく、芸術品と されている万年青を 見事にいい当てる。 清一の夢は 朝日のように八方に広がる 一直線に伸びる万年青を育てることだった。 そして「青春光」と 名づけることを夢見ていた。 そして、ある日 夢にまで見た青春光が・・・!?■ 本日の1コマ ■少年の夢は「青春光」という万年青を育て上げることだった 清一の顔は、どこか同情して しまうような弱々しさがあり 話す時も、どもりがあり A先生の個性描写が光ります。 勉強が大事だから 「万年青なんか捨てろ」と いう厳しく冷たい父親と それに反対して 温かく見守る母親の存在など 実に見事な人物描写です。そして、後半大きくストーリーが動き出します。思わぬ展開の後、清一は青春光を目の前にして本心とは裏腹に、あきらめてしまいます。高校3年だから「受験勉強に専念します」と語りうつむきながら、おじさんの元を去ってゆきます・・・The End私は受験勉強が全てとは思いません。ですが、受験をほったらかしで、好きな趣味だけに没頭していればいい、というのも正しいとは思えません。おそらく清一も、心のどこかで「勉強しなくてはいけない」と、思っていたことでしょう。ラストには、なんともやりきれない切なさに包まれます。本作品の根底に流れているものは思春期に揺れ動く少年の心かもしれません。 左は中学のときに読んだ「夢魔子」 右は最高傑作と名高い表題作「ひっとらぁ伯父さん」を含む短篇集写真の2冊の両方に、「万年青」が収録されてます。やはり、はずせない名作なのかもしれません。店頭では、中公文庫の藤子不二雄Aブラックユーモア短篇集(2)に「万年青」が収録されてます
2009.11.09
閲覧総数 3085
8
![]()
明るく楽しく活気に溢れていたといわれる江戸時代。本などによると、とにかく大らかで愉快で不思議な魅力に溢れている時代だという印象があります。私は、タイムマシンに乗れたらやはりできる限り遠い未来が憧れますが過去なら、江戸時代に行ってみたいですね。「きっと、怪しまれて捕まってしまいますよ」という、お堅い返事はなしでお願いします(笑)さて、キテレツとコロ助が向かったのは江戸時代ですが、タイムマシン(航時機)が壊れてしまうという、大きなトラブルが発生してしまいます。■ キテレツ大百科 1巻【送料無料】キテレツ大百科(1)藤子・F・不二雄大全集 < 『片道タイムマシン』 より>学校で「郷土の歴史」を調べる宿題が出る。そこで、キテレツは、実際に歴史を見てみようと考える。■ コロ助は キテレツのために部品集めを手伝うゴミ捨て場から、いろいろな部品を拾ってくるのはコロ助のいつもの仕事だった。キテレツの良きパートナーです。■ キテレツは強く感心する1855年という電気製品もない時代に「トランジスタ」という言葉が書かれていることに驚く。■ キテレツ斎様は江戸時代にすでにタイムマシンを考案していた奇天烈大百科の作者であるキテレツ斎様を尊敬するキテレツは、その天才ぶりにますます尊敬する。■ 夜中 キテレツは外に人がいないことを確認するお出かけ気分のコロ助はたくさんの荷物を積み込んでいた。■ 荷物の載せすぎを注意するキテレツ重くなると帰ってこれなくなると怒るキテレツ。荷物を降ろすと、何か変な音がした・・・■ いよいよ航時機を動かす10年前、20年前と、少しずつさかのぼっていった。緑は多くなり、民家は少なくなっていく。■ そして50年前に移動連載された当時は1974年なので50年前が、大正時代(1924年)になってます。■ ついに120年前にまで来てしまった!!時は、1854年の安政元年。民家は見当たらず、見渡す限り野山であった。■ 昔の時代を眺めて満足するキテレツ■ 帰るためのボタンが壊れてしまっていた!!さすがのキテレツも、説明が書かれている大百科が手元にないため、お手上げだった・・・■ 航時機は落下してしまう■ そして航時機は壊れてしまった・・・■ あわてふためくコロ助コロ助とキテレツはケンカを始めてしまう。■ とにかく助けを求め 家を探す二人夜中になってしまったがどうにか、民家が見つかった。■ おかしく思われる二人タイムマシンで来たけれど故障した・・・というのは信じてもらうほうが、無理なことかもしれなかった・・・■ そして翌朝朝ごはんを出してもらうが、まずいものだった。しかし、それが当時としては当たり前の食事だった。■ 月日が流れること2ヶ月家族や友だちのことを思い悲しみにくれるキテレツ。■ キテレツの前に旅人が現れた■ 旅人はキテレツの話に興味を持つ■ キテレツは何も期待せず航時機を案内する■ 旅人から質問をたくさん受ける電池やモーターなど、全てが見知らぬものであるにもかかわらず旅人は、要領を得てしまう。しまいには直せたというが・・・■ 航時機が直った!?キテレツは信じられなかった。江戸時代の人間には無理だと決め付けていた。■ ボタンを押すと・・・航時機は、動き始めた!!帰るためのボタンは直っていた!!■ 航時機は完全復活した!!■ 旅人の名は・・・旅人と別れの瞬間に、初めて聞いたその名前は・・・なんと、奇天烈大百科の作者である、キテレツ斎様であった!!キテレツたちは、大いに喜び無事、現代に戻ったのでした。こうして、1854年から無事に戻ることができたキテレツとコロ助ですが、なんとキテレツ斎様が航時機を発明したのはこの翌年1855年なのです。もし、航時機でトラブルが起きてなければ・・・もし、キテレツ斎様に出会っていなければ・・・120年の時を超えて、二人は出会う運命だったのかもしれません。SF好きの方ですと、ある疑問が浮かぶかもしれませんがまあ、それはそれで、別に楽しんでいただくのがよいと思います
2011.06.09
閲覧総数 19289
9

藤子マンガでは主人公にパートナーがいるのが定番になっています。ドラえもんではのび太。パーマンではコピーロボット(もう1人の自分)。キテレツ大百科ではコロ助など。エスパー魔美では、コンポコや高畑くんですね。いわゆる「準レギュラー」のキャラがいます。21エモンでは、他の藤子マンガでは異なる今風にいえば「ちょいワル」キャラが主人公のそばにいます(笑)その名も「ゴンスケ」です。21エモンの舞台はホテルです。21エモン一家が、流行らないホテルを頑張って経営していく物語です。そこで、お手伝いロボットとしてゴンスケを置いているのですが、全然仕事をしてくれません。むしろトラブルになることが多いです(笑)ゴンスケは、私のアバターとしても登場させてます。ちなみに私はちょいワルではありません。純情で生真面目な紳士です(自分でいうなって!)ゴンスケがユーモラスなので、アバターに選んだだけです。それでは、21エモンのちょっと憎めないゴンスケをご覧くださいませ~ 『ワントナック公爵』より■ ワンダラー星からのお客自分のことは何も話さないお客だった。■ 正体を知ってビックリするエモン父■ ワンダラー星の偉い人だったさっきの客を、後から追いかけてきた。■ ワントナック公の姿が見えない・・・■ このままでは国際問題に・・・■ イモでも掘るべぇ~~~(笑)エモン父「ゴンスケどうしよう」ゴンスケ「イモでも掘るべえ」 『宇宙パイロットへの道』■ 21エモンがホテルを継いでくれない21エモンは、パイロットを目指すといって聞かない。■ 450年の伝統あるホテルを継がせたい家業であるホテルを継いでほしいけれど息子の21エモンは、パイロットになりたいという。■ イモ掘りさせべ~~~(笑)エモン母が、知恵を借りたいというとゴンスケは「イモ掘りさせべ」と答える(笑)■ 隣の部屋の客がうるさい黒い姿の宇宙人は、となりから響く音に迷惑していた。■ ゴンスケにクレームをいう■ ゴンスケは忙しい■ 自分で始末しろや(笑)ゴンスケは、となりの客と対面させ、ハンマーを手渡す。オイオイ、ゴンスケ!!(笑)■ ライバルのホテル「ギャラクシー」に対抗映画を流して、お客に満足してもらおうと考える。エモン父は、SF映画を見せたが・・・■ お客は怒ってしまう地球のヒーローが宇宙人を倒す、というストーリーにお客のコイケラス星人は怒ってしまう。■ 地球人は侵略の意思があると誤解されてしまう映画の宇宙人は、コイケラス星人に、たまたま似ていたため強い誤解を与えてしまった・・・■ 先に攻撃すべえ~~~(笑)ゴンスケの回答は「先に攻撃すべえ」オイオイ、それじゃ、戦争になっちゃうって!!(汗) 『ホテルつづれ屋』より■ なぜゴンスケはおかしなロボットなのか・・・もともと、イモ掘り専用のロボットだった。なので、ホテルで働くには向いていなかった。■ ポンコツで壊される前に拾われた21エモンの父が、ポンコツのゴンスケを買い取ってくれたため処分されずに済んだのでした。ゴンスケは、紹介したとおりイモネタが多いです(笑)これが、21エモンの中で定番のギャグとなっています。■ かわいいモンガー21エモンを知っている方には、「あれ、モンガーは?」と聞かれてしまうかもしれません。ゴンスケの話で長くなってしまったため(笑)モンガーは、また次回に紹介したいと思います。それでは、皆さん、イモ堀リデモスンベ~~~紹介したお話は、大全集の1巻にすべて収録されてます藤子・F・不二雄大全集 21エモン 1巻
2010.11.07
閲覧総数 18393
10

パーマンは’67年に一番最初の白黒アニメ放送がありました。それから’84年にカラーになってアニメ再登場しました。連載が終わっていたパーマンでしたがアニメ2回目の登場に伴ってF先生は、少し設定を変えて連載をスタートさせました。○最初のマンガ連載宇宙から来たパーマンセットを渡す人物→「スーパーマン」パーマンは全員で5人→「パーマン5号登場」○2回目のマンガ連載(カラーアニメ放送時)「スーパーマン」→「バードマン」パーマンは全員で4人→「5号の登場はなし」テレビの影響は大きいのでおそらく、パーマンを知っている多くの方は「バードマン」で覚えていることでしょう。現在発売中のコミックでは最終話は『バード星への道』というタイトルですが初期は、『スーパー星への道』となってます。大全集でも、貴重な初期バージョンを収録してくれています。ありがたいことです。■ 「スーパー星への道」扉絵パーマン5号についてはまたいつかお話したいと思います。■ 『スーパー星への道』収録藤子・F・不二雄大全集 パーマン 2巻コミックやアニメで広まっているのは「バードマン」の呼称なので、日記ではとりあえず「バードマン」と書き進めていきます。ややこしくなったらスミマセン。 < パーマン最終話 『スーパー星への道』 >■ みつ夫には超小型レコーダーがつけられていた■ 優秀者はバードマンの星へ行ける自分の分身とはいえコピーの発言は、ちょっと冷たい・・・■ みつ夫の想像するスーパー星■ バッジが鳴るレコーダーがついているのでみつ夫は、なんとしても活躍しておきたい。■ ブービーとパー子がすでに片付けていたみつ夫は、いい活躍を残すことができなかった。■ そして発表の日がやってくる■ 審査が始まる■ みつ夫は興味がないみつ夫は、自分が選ばれるとは思ってないので「どうでもいいや」という気持ちだった。■ 最優秀パーマンは・・・!!■ みつ夫が選ばれた!!■ 喜ぶよりも怒ってしまうみつ夫パーやんは頭がよく賢くて、パー子は果敢で勇気もある。なので、みつ夫はいつも劣等感を感じていた。■ バードマンが説明を始める■ みつ夫は勇気があり 頭を使いしっかり活躍したみつ夫は、普段は臆病者だが、勇気を出していた。頭のよさは、関係ない。みつ夫は立派だったと称えられる。■ みんなに褒められるみつ夫一番左のパーマンが赤ちゃんパーマンの5号です。■ 出発は翌日と早い・・・■ 嬉しいはずなのだが・・・いざ、地球を離れるとなると心細く感じてきてしまった・・・■ パパ、ママ、ガンコとの食事もこれが最後■ そして翌朝・・・みつ夫は、怖じ気づいてしまう。■ 思わずママに助けを求めてしまう■ ママは固まっていた・・・時の流れが止まっていた。バードマンが迎えにやって来ていた。■ 世界中から集まったパーマンが円盤に・・・各国から選ばれた優秀なパーマンたちが一斉に集まっていた。■ みつ夫は着替えパーマンに変身する不安もあるし、寂しさもある。後悔もあるかもしれないがみつ夫は、行くことを決意する。■ 仲間全員が外で待っていた目の前には、円盤が用意されていた。■ 「さよならはいわないよ」みつ夫は、立派なパーマンになることをみんなに約束する。そして再び帰ってくると・・・■ みつ夫は円盤に乗り込んだみつ夫は「行ってきます」という言葉を残し円盤は宇宙へ向かった。 < 完 >初めて最終話を読んだときはてんコミの7巻でした。私が、まだ小学生の時でした。あの時のことは、今でもはっきりと覚えています。全く予想もつかなかった突然の最終回に終わって残念という気持ちと宇宙へ羽ばたくみつ夫への祝福と多くの複雑な気持ちが入り混じり何か、1つの時代が終わってしまったと思ってしまったほどです。まだ小学生でありながら、そんな風に思うのは皆さんに、笑われるかもしれませんが本当に、心にポッカリと穴が開いてしまったような大きな区切りを感じていました。パーマンが熱烈に大好きだったのでいつまでも続いてほしかったですしずっとずっと終わらないものだと勝手に信じてもいました。個人的な話ですが私は、高校卒業後、アメリカへ留学しました。知り合った留学生に話を聞いてみると皆「大いに悩んで」とか「人生の一大決心」など特別な思いを抱いて留学してきた、ということです。でも、私は全くといっていいほど悩みませんでした。悩んだこといいますか、考えたことは親への心配くらいでしょうか。(自分の心配はありません)もしかしたら、みつ夫くんが宇宙へ留学したことを考えればいつでも飛行機で帰ってこられるアメリカへ行くことなど、「ちょっと遠くへ行くこと」だと思っていたような気がします。宇宙へ留学したみつ夫くん・・・元気に頑張ってるかなあ・・・地球に、また新しいパーマン候補を見つけにやってくるのかなあ~
2011.02.06
閲覧総数 120072
11

国際カエル年というものを皆さんご存知でしょうか。先日、カエルの話をしたときにneneさんから教えていただきました。「国際カエル年のニュース」がAllAboutというサイトで見つかりました。そして最近読んだ新聞では「生物多様性条約第10回締約国会議」なるものが2010年に名古屋で開かれるということを知りました。なぜこのような活動が行われるのでしょう。人々は、生き物が好きだからでしょうか。違いますよね。人は、動物、昆虫、植物、さらには微生物までを含めた自然に支えられて生きています。いうまでもなく、人間は自然なくしては生きられないのです。それでは自然をテーマにした物語を読んでみましょう。藤子・F・不二雄先生のSF短編『みどりの守り神』を紹介いたします。< ストーリー >みどりという少女が乗り合わせた飛行機が不意の墜落に襲われる。みどりが気が付いた時には、坂口という男がいるだけで生き残ったのは2人だけだった。みどりの家族も他の乗客も皆助からなかった。山を下り、歩けど歩けど誰にも出くわさない。2人は毎日ずっとずっと歩き続ける。やっと街に出くわしたと思ったら、東京と思われる場所がジャングルになっていた・・・そして、不思議なことに人が一人もいない。まるで無人の街のようであった。いったい何が起こっているのであろうか・・・図書館と思われる大きな建物にたどり着くと恐るべき真実が明らかになる。二人が読んだ新聞には世紀末が伝えられていた。■ 本日の1コマ ■人間は意思を持っています。そして自然を大切にしようと考えています。それでは、もし自然(緑や植物)が意思を持っていたら人間を大切にしようと考えるでしょうか。おそらく、動物は大切にしたいという意思はあっても森林伐採や環境破壊を繰り返す人間はむしろ敵意を持っているかもしれません。宇宙の中で人間が生まれたのは奇跡ですがそれを支えている自然の神秘には到底及ばないのです。自然、緑、植物、それらが人間を支えているのです。私たちの命は自然に守られているのです。「藤子・F・不二雄大全集公式サイト」(私のブックマークからも行けます)こちらを見てみますと、フラッシュ動画が始まります。「東京がジャングルになっているんだ!!」というセリフが現れます。これは「みどりの守り神」の1シーンです。そして、私が背景画像に使用している藤子F先生のキャラクターたちもサイト内に登場します。とても楽しいサイトに出来上がってます。ぜひぜひ、一度ご覧になってみてください
2009.10.20
閲覧総数 2141
12

大全集「ドラえもん」12巻の特集パート4です。次の5回目で12巻は完結予定です。 < カッコ 『 』 はタイトルです >『たんぽぽくし』より■ 登山で使いたいですね (それはズルい?)天気のいい日は、これで空を舞いたいですね。「体が浮いている」という体感の楽しさが、タケコプターとの違いです。『分身ハンマー 』より■ ハンマーで頭をたたけば もう1人の自分が出てくるのび太は、宿題をしなければいけないけれどしずかちゃんちへも遊びに行きたい。■ 意志が弱いと 分身の色が薄くなるハンマーでもう一度たたくと分身は元に戻ります。でも、やっぱりパーマンのコピーロボットには、かなわないですね~『ポスターになったのび太』より■ スネ夫がポスターの自慢をするなんと、スネ夫は藤子先生のサイン入りQちゃんポスターをもっています。うらやましいですね~■ ポスターが買えないのび太は・・・ならば自分で描こうと、手作りポスターを作成。絵はイマイチでも、こうした実行力、行動力は、のび太のいい所だと思います。『四次元たてましブロック』より■ 家を何階にでも増やすことができます■ 野比家は なんと3階建てに!!ブロックで増やした階には新しい部屋ができていた。どの家庭でも欲しがる道具でしょうね~『横取りジャイアンをこらしめよう』より■ 出ました!! ジャイアンの名セリフ『ペンシル・ミサイルと自動しかえしレーダー』より■ ジャイアンとスネ夫の悪さがひどいので・・・のび太は、二人をこらしめようと、寝ているドラえもんのポケットから勝手に道具を取り出す。■ ジャイアンとスネ夫が悪さをしようとすると・・・のび太がボタンを押して、ミサイルを発射します。2人は、やがてのび太の仕業だと気づきます。■ のび太が庭に隠していた道具が スネ夫に見つかってしまうスネ夫は、丸ごと道具を持っていきます。これで、スネ夫ものび太も同じ状態に・・・■ そして 二人が攻撃を仕掛けようとする・・・どちらが先にボタンを押そうと、お互いやり返すわけなのでどちらにとっても、何の特にもならない・・・■ お互い ボタンを川に捨てることにこれは、単なるいい話というだけでは片付けられません。核爆弾を持つ諸外国の状況に当てはめることができます。大人たち(各国の首相や大統領)は、知性もあり思考力もあり子供たちよりも、すぐれているはずなのに核を放棄できません。一方、子供たち(のび・スネ・ジャイアン)は、互いに攻撃することを放棄しました。これが大人たちにはできない子供たちの持つ素晴らしい性格なのでしょうね。『天つき地蔵』より■ のび太が日本昔話の本を見つける「天つき地蔵」は、実在の昔話ではありません。F先生オリジナルの昔話ですが、とても楽しくいいお話です。■ 与作は母親と二人暮しでした■ 倒れたお地蔵さんを元に戻し 与作が拝んでみると・・・トラブルにあって、大昔へ行ってしまったドラえもんとのび太が読む「天つき地蔵」の話が、結びつくという大きな展開が待ち受けています。短編映画にもできそうです。『ざぶとんにもたましいがある』より■ 物に対する扱いが 悪い人々がいる■ のび太のマンガ本が勝手に捨てられていた■ ゴミの不法投棄も 社会問題になっています『あとからアルバム 』より■ 野比パパは 実は絵が上手い!!絵が上手な野比パパは、賞をもらったことがあるほど。でも賞状は焼けてなくなっていた。ガッカリする野比パパ。この話では、ドラえもんの道具で、賞状を復活させます。 『ハリーのしっぽ』より■ 野比パパから「ハリー」の話を聞いた のび太とドラえもん明治43年に災いがあったと聞いて、タイムマシンに乗り込む。2人が目撃したものはハレー彗星でした。『もりあがれ!ドラマチックガス』より■ 毎日が平凡で退屈だというのび太に ドラえもんは・・・■ 全てがドラマチック(かなり大げさ)に・・・キラキラと輝くのび太の瞳。野比ママも、おつかい=長くてつらい旅 と大げさに(笑)■ 周りも引き込むので しずかちゃんも巻き添えに(笑)■ のび太には嬉しい しずかちゃんのリアクション今の時代、「盛り上がり」や「ドラマチック」といえば、お涙頂戴がほとんどですが、F先生は完全にギャグに変えてます。大真面目なのに、ギャグに変えられるセンスはF先生の好きな落語から築き上げたものなのかもしれませんね。『ジャイアン殺人事件』より■ 物好きな校長なんと!! ジャイアンの歌声を録音したいという人物が。ジャイアンを「求めていた声」だという・・・■ スネ夫は語る これは「恐るべき完全犯罪」■ 名づけて「ジャイアン殺人事件」のび太とドラえもんが教頭を探しに行くと教頭の狙っている、ジャイアンの歌声の利用方法が明らかに・・・「ドラマチックガス」を吹きかけて女子ワールドカップを観戦していたら・・・ ただでさえ大感動なのに超ウルトラ大感動で、心臓発作で倒れてしまうかもしれません。やっぱり退屈なときに使うのが、いいのでしょうね~
2011.07.26
閲覧総数 9115
13

藤子不二雄先生たちがプロになる前に描いた貴重な書き下ろし作品が復刻いたしました!!■ 『UTOPIA 最後の世界大戦』発売画像は小学館の公式サイトで掲載されているものです。『世界漫画遺産』と、大々的にアピールしています。手塚治虫先生による、出版の手助けがあり1953年に一番最初の発刊に至りました。F先生は1933年生まれですのでだいたい二十歳の頃に出版されたことになります。さかのぼること、なんと58年前の出来事になります!!※ 合作ですが、当時A先生は新聞社に勤めていたためほぼF先生が手掛けていると推測されます。■ 藤子不二雄ランド 『UTOPIA 最後の世界大戦』■ こちらはセル画です『UTOPIA 最後の世界大戦』(以下『UTOPIA』)は私が子供の頃、藤子不二雄ランドからも発売されました。藤子不二雄ランドは全301巻ですがそのラスト301巻目を飾ったのが『UTOPIA』でした。『UTOPIA』は、世紀末を描いた大掛かりなストーリーが魅力ではありますが、特筆すべきは、何といっても「プロになる前の藤子不二雄」先生が描いたところに尽きるでしょう。手塚治虫先生に憧れて「足塚不二雄」というペンネームを使っていたのも初々しいですね。絵のタッチにも手塚色が表れています。それもそのはずで、神様・手塚先生の絵を覚えようとマンガまるごと1冊写し書きして、マンガの勉強をされたほどですから。知る人ぞ知るエピソードです。私も、ドラえもんで真似してみましたが・・・1ページが限界でした。漫画家って大変な仕事ですね・・・この『UTOPIA』からは、生涯変わることのなかったF先生らしい作風が、はっきりとうかがえます。世界大戦でありながらも、戦いをカッコよく描くのではなく負けても、失っても、絶望しても、それでも最後には光が差し、明るく希望を持たせるという展開はF先生の児童マンガに通じるものがあります。ただ、今年めでたく発売したものの来年、大全集からも発売されるので正直いうと、10年くらい前に発売してほしかったですね・・・さて『UTOPIA』が発売されたとき藤子両先生は、どのようなお気持ちだったのでしょうか。A先生の『まんが道』を読んでみましょう。 < 藤子不二雄ランド 『まんが道』 7巻 より>■ A先生とF先生 二人の人生を描いた作品『まんが道』メガネをかけた少年は満賀(まが)。A先生ご自身がモデルです。■ まだ漫画家になる前のことです小包みの差出人は、以前お世話になった「鶴書房」という出版社からだった。■ 満賀は本を見て驚く■ 本を片手に夜道を走る■ いち早く 才野に知らせたかった才野という少年は、F先生がモデルです。近所に住んでいます。■ この本は 二人で描いた作品だった■ 驚きを隠しきれない才野■ 涙を流しながら喜ぶ二人私は、読んでいて満賀氏や才野氏と同じくらい嬉しい気持ちになり、感動しました。作者であるA先生の気持ちが、ありのままに描かれているからです。A先生の「本当に本当に嬉しい」という感情が手に取るように伝わってくるのです。まんが道は、名シーンのオンパレードです。■ 『UTOPIA』が読めます!!最初の9ページが無料で読めます。日記の冒頭で紹介した小学館公式サイトでインストールなどもなく、クリックするだけですぐ読めます。紹介した「まんが道」は中央公論社の文庫や藤子不二雄Aランド(藤子不二雄ランドの復刻版)などで読むことができます。私は『UTOPIA』を読むたび、聞こえるはずのないオルゴールの音が、いつも聞こえてくるのです【送料無料】UTOPIA最後の世界大戦
2011.11.09
閲覧総数 1865
14

NHKの「スタジオパーク」という番組で藤子不二雄A先生がゲストで登場しました。からっかZさんに、教えていただきました。この間は、F先生の番組もありNHKでは、藤子不二雄イヤーになってますね。ファンにとっては、嬉しいことです。■ NHK「スタジオパークからこんにちは」 藤子不二雄A先生の登場です。1934年生まれです。今年で、76歳です。年齢以上に、お元気そうです。■ 来年で、漫画家生活60年来年でマンガ家生活60年を迎えます。17歳からマンガ家生活が始まったということになります。■ 藤子・F・不二雄先生との出会い前回、ブログでも紹介した「こだわり人物伝」やA先生の名作漫画「まんが道」でも、おなじみの藤子・F・不二雄先生との出会いです。A先生が、絵を描いているところに、細身でノッポの少年(F先生)が富山弁で「うまいのお」と話しかけてきたのが、運命の出会いです。ちなみに「藤本氏(F先生)の方がもっとうまかった」とのことです。■ オバQのアニメ大ヒットで有名に。マンガで人気を集めていた「オバケのQ太郎」がアニメ化になりテレビ放送でも大ヒットになり、ここから全国的に「藤子不二雄」の名前が、世に知られるようになります。■ 伝説のトキワ荘マンガの神様・手塚治虫先生が住んでいたまさに「伝説」のアパートのトキワ荘。日本を代表する漫画家の多くが、ここに集います。■ トキワ荘メンバーあの「小池さん」のモデルになったのは、この鈴木伸一さん(右下)です。■ 二人で作った少太陽高校生のときに、F先生と二人で、手作りの雑誌「少太陽」を作ります。表紙から、全てが完全に手作りです。■ 手描きのマンガカメラアングルが悪いので、映りがちょっと物足りません。真上から映してほしいです。実は、ものすごく上手いです。■ 手描きの絵物語小説に、挿絵を加えた「絵物語」は、当時流行っていました。インクなので、書き間違えは許されません。物凄い根気が込められてますね。■ 創刊号は昭和26年4月3日発行です。編集者 我孫子素雄 (A先生)主筆 藤本弘 (F先生) と書かれてます。発行者の浜野正という方は、誰なのでしょうね。架空の人物なのでしょうか。ファンとしてはこういうなんでもないところも、気になるものです。■ 忍者ハットリくん 怪物くん 黒ィせぇるすまんA先生は、20代のときは、純粋さがあったもののお酒も飲んで、ゴルフなどもして、人付き合いも増えてくると「30過ぎてから、子供マンガが描けなくなった」と語られました。そして、「黒ィせぇるすまん」という短編を描きます。(後に「笑ゥせぇるすまん」として連載マンガになります)■ A先生ご夫人の愛妻弁当A先生の奥様は、だいぶ前に重い病にかかり左手が動かせない状態に、なられてしまいました。手作りのお弁当は、右手だけで作っております。私は、録画したものを見たのですが母は、なんと家で、この番組を見ていたそうです。この時は、「さすがは、私の母だ」と思いました(笑)私は、母に何もいってなかったので、驚きでした。母は、この愛妻弁当や奥様のお話に興味をもったようです。■ 愛妻弁当を毎日撮影A先生は、感謝の気持ちを込めて写真を撮るのが日課になっています。その日の原稿を隣に置いて、撮影しています。A先生のファンの私は、気づきました。あまり知られていない「切人がきた!!」の原稿が見えます。■ 視聴者からの質問 「アイデアは、どんな時に浮かびますか?」仕事場で机に向かって、「さあやるぞ」という気持ちになって、アイデアを出すそうです。さぞかし、1日中考えていると思っていたのですがA先生は、割り切っているそうですね。「仕事の時以外は、考えない」と話していました。F先生は、思いついたらなんでもメモにとる方でしたのでお二人の対照的な部分を見て、面白いなと思いました。■ 藤子・F・不二雄さんは、Aさんにとってどんな存在?「彼がいなかったら、絶対マンガ家になっていなかった」「不思議な存在。小学5年から何十年も一緒でしたから」「天才的な人だった」そして「本当に残念でした」といったときに悲しそうな目をされていました。■ 最後にA先生からのお言葉。「明日にのばせることを今日するな」最後に、A先生からの言葉がありました。A先生のモットーだそうです(笑)「気持ちが楽になる。毎日が楽しくなる」とのことです。マンガ界を代表するお方で70を過ぎた今でも、マンガを描かれ現役で活躍されていています。そして、皆さんもご存知の、実写版ドラマ「怪物くん」も原作はA先生です。そんな偉大なるA先生の口からは重たい格言でも出てくるのかと思いきや「明日にのばせることを今日するな」という意外にも、ゆとりの言葉でした。こうした、偉ぶらない素敵なお人柄が現役で活躍される秘訣なのかなと思いました。番組はとてもよかったのですがA先生のもっと多くの作品を、名前だけでも取り上げてくれたら、よかったなと思いました。「怪物くん」「ハットリくん」「笑ゥせぇるすまん」だけではちょっとさみしいです。やはり私が頑張るしかないですね(笑)「A先生は、どんな作品を描いてきたの?」と思われた方は4月29日の日記をご覧ください
2010.05.28
閲覧総数 1611
15

藤子・F・不二雄先生本名・藤本 弘(ふじもと ひろし)さんの奥様である、藤本正子さんが登場された「こだわり人物伝」の第3回を振り返ってみたいと思います。今回の放送を見逃した方は、数時間後に始まるNHK 教育 朝5:35分放送の録画準備をしましょう~第4回(最終回)は、今夜10:25分からです。■ 第3回 パパの四次元ポケットF先生は、「ベー」っという風に舌を出しています。お茶目な一枚ですね。■ 今回の語り手は、F先生の奥様です。奥様の後ろのキッチンにはドラえもん人形が見えますね~■ F先生は、語る。奥様の正子夫人と付き合い始めた頃F先生は、手紙を出されていました。■ F先生の夢…自分の目指すマンガが語られています。■ 手紙に書かれていた思い 一生に一度は、読んだ子供達の心にいつまでも残るような傑作を書きたいまだ、ドラえもんを生み出す前です。それ以前にオバQで大ヒットする前でもありました。F先生にとっては、結婚をしたもののマンガ家としては、無名の頃です。どうなっていくか分からない時期です。そして、有限実行となりました。世界40カ国以上で放送されるドラえもんを生み出しました。国民的アニメだけでなく、世界的アニメにもなりました。F先生の念願であった「心にいつまでも残る」傑作は世界中の子供達に届きました。大人にも届いていることでしょう。私は、F先生の全ての作品が心に残っています。■ 正子夫人が語るドラえもん「ジャイアンにしても、スネ夫にしても、根っからの悪はいないドラえもんの5人のメンバーは、とてもバランスがいい」と正子夫人は話されておりました。藤子マンガには、すべての子供たちに優しい眼差しがありますね。単に善人だけを描くのは簡単なことですが良い所も悪い所もある、子供たちの個性が集まって仲間となり、友達であることはとても素晴らしいことだと思います。■ナイヘヤドアタケコプターなど、道具の紹介がありましたがなぜか、「どこでもドア」ではなく「ナイヘヤドア」でした(笑)NHKさん、なぜですか~ ウケ狙い?「どこでも窓」も出してほしかったなあ~私が、子供の頃に爆笑した道具です。(「ナイヘヤドアは、てんコミ15巻 & 大全集5巻 収録です」)■ お見合いの後、ご結婚されました。■ なんと式には手塚治虫先生も!!仲人が手塚治虫先生とは、さすがはF先生!!ご両人とも幸せだったことでしょう。■ F先生の3人の娘さんたちがご登場!!テレビ初登場ではないでしょうか。「本物の娘さんたちが出ている!!」となんとも不思議な感動がありました。皆さん、おキレイですね。次女の日子さんが、F先生似かなと思いました。■ サンタポストクリスマスが近づくと、F先生は手書きで娘さん達に、このようなものを用意していました。メルヘンチックですね~ 「サンタがパパだと気づいていたので、パパが買いに行くとき 困らないように、プレゼントを選んでいた」という娘さんのセリフが、印象的でした。きっとジュエリーや女性服では探しづらいし、行きにくいと考えたのかもしれませんね。いいお話です。■ オマケの金一封F先生は、娘の日子さんの孫に会う前に亡くなられてしまいました。ですが、この「オマケの金一封」は、F先生の、孫への贈り物でした。死期を悟っていたF先生は「孫が生まれたら渡してほしい」と正子夫人に預けていたのでした。そして、赤ちゃんを産んだ日子さんにこの金一封が、正子夫人から手渡しされたのです。感動的なエピソードですね。ドラえもんデザインのシャツが気になりました(笑)もしかしたら、オリジナルかもしれませんね~■ パーマン 原画原画がいくつか画面に出てきました。ほんの数秒でしたがこの原画は「パーマンはつらいよ」の1枚だとすぐに気づきました。私は、この話がパーマンで一番好きで以前の日記(3/3)でも取り上げています。パーマンの第1話でも最終話でもなく、この話(原画)が選ばれたのは、驚きでもあり、嬉しかったですね。NHKはやっぱりスゴイ…■ F先生に、2度目のガンが見つかります。この4年後の96年に四次元世界へ旅立たれてしまいました…F先生は、亡くなられるまでの10年間はずっと闘病生活でした。■ 正子夫人の想いF先生が亡くなられた時「頑張らなくていいから」「もういいから」と奥様は、いったそうです。涙は出なかったとのことです。きっと、公には出てこなかった、私たち読者が知らないF先生の辛さや苦しさも、あったことでしょう。そして、それを一番間近で見てきた奥様にも同じような苦しみがあったのかもしれませんね。それで、「もういいから」と言葉を掛けたのかもしれません…■ F先生の自宅の書斎F先生はここで、倒れる最期の時までドラえもんを描き続け、ペンを握っていたのです。「部屋ががらんとしちゃったよ」(byのび太)私は、のび太のセリフを思い出してしまいました。「さようなら、ドラえもん」の最後のコマを連想してしまったのは、私だけでしょうか…F先生は、引き出しから4次元世界へ行かれてしまったのでしょうね。■ 原稿は、彼が生きていた時間正子夫人が、飲み物を差し入れに行くといつも原稿を書いていたと、話されていました。正子夫人にとっては、F先生は原稿と共に過ごしていたという思いなのでしょう。そして、この大切な原稿を来年ドラえもんの誕生日にオープンする藤子・F・不二雄ミュージアムで展示することになります。まさに、原稿と共に生きていたF先生に会える場所になりますね。等身大のドラえもんも置かれますよ~今夜21日の夜10:25分からの「こだわり人物伝」では私のブログとも、関わりが深いSF短編が取り上げられます。多くの方に、ご覧いただけたら嬉しいなと思います
2010.04.20
閲覧総数 32080
16

藤子・F・不二雄大全集をいつも、遅れて紹介しているのでたまには藤子ブログらしく早めに紹介したいと思います。今月の発刊は、ドラえもん7巻パーマン7巻、エスパー魔美4巻の計3冊です。それでは今日は、大全集ドラえもん7巻をたっぷり(個人的には50%ですが)紹介しちゃいますYO!【 人間機関車 】今はなき機関車、懐かしいです。食用の石炭と、頭に乗せる煙突が出てきます。本当に人間SLです。走って止まれなくなったのび太を、ストップさせたのは「しゅうてん」と書かれた駅名の札でした。こんな遊び心がF先生らしいです(笑)【 ゾウ印口べに 】ジャイアンの乱暴さは、どうにかならないかと、ドラえもんに相談するしずかちゃん。道具でゾウのパワーを持ったしずかちゃんが、なんとスネ夫とジャイアンをこらしめます。こんなシーンは他には出てきません。驚きっ!【 スピードどけい 】ドラえもんの道具で、どんどん時間を進めてしまい、結局「夏休みがあと1日」と嘆くのび太に、ドラえもんが救いの手を伸ばします。時間は、夏休み前に戻ります。夏休みが「まちどおしいわね」という、しずかちゃんのセリフは素敵です。【 雲の中の散歩 】ボールが水の中で浮くのは、ボールの方が水より軽いからと、説明をし空気より軽いガスを持ち出して、人間が浮くことができる道具「ふわふわぐすり」の登場となります。浮力を、子供たちにやさしく教えています。【 ジャイアンの心の友 】 ジャイアンの名セリフ「心の友」が初登場!!「乙女の愛の夢」byジャイアン ノビタレコードより絶賛?発売中(笑)さて、この話では、ここ↑が笑いどころなのですが、冒頭にある「意地悪されたら親切にする。そのうち、真心が通じる」というドラえもんの言葉は、まるで仏のような言葉です。私たちはできるでしょうか…【 カミナリになれよう 】カミナリを怖がるのび太に、ドラえもんが出した、小さいけれど本物のような「カミナリ雲」のび太は、タバコで火をほしがっている、のびパパに、この「カミナリ雲」を使います。のびパパ、とんだ災難です。ビシャ!!(笑)【 サンキューバッジ 】 一番は決めにくいですが、7巻ではこれが一番ですかね。クリスマスプレゼントに、のびパパが教育ゲームをプレゼントするとのび太は「プラモがほしかった」と全くの無感動。これには、のびパパもガッカリ…そこで出てきたのが、心の底からありがとうといえる「サンキューバッジ」でした。たった5ページとは思えない、大傑作ですね。最後は笑わせて終わります。キレイな話で終わらせない、教育っぽさを強くしない、F先生の構成にマンガ愛を感じます。この話の後には、SF短編「福来たる」も読んでいただきたいですね。【 ジャイアンシチュー 】ジャイアンが、料理の趣味を持ってしまった!!これは大迷惑です(笑)ドラえもんは、どんなものでも美味しくなる「味のもとのもと」という元祖「味の素」の会社も大喜び?の道具を、のび太に出してくれます。【 人生やりなおし機 】今の頭脳を持ったまま幼いころに戻れたら… 夢のようでしょうね。大天才と、もてはやされることでしょう。けれど、それは想像にしか過ぎません。そんなことができても、努力しないので、頭脳も子供のままでストップしてしまいます。「努力なくして成功なし!!」 説教でいわれるよりも、マンガの方が身にしみますね。【 ムードもりあげ楽団登場! 】喜怒哀楽のないのび太に、ドラえもんが「人間は感情の動物なんだから、喜んだり悲しんだり、気持ちを表せ」といいます。嬉しい時、悲しい時、場面に応じて演奏してくれるのが、「ムードもりあげ楽団」です。楽しいときには、面白い曲を演奏。マンガから音が聞こえてきそうです♪【 あちこちひっこそう 】「ひっこしセット」で、手軽に家を移動できるようになり、おもちゃ売り場へ行きたいのび太は、家の場所を、デパートの屋上を選ぶ。買い物客はのび太の家をのぞく。焼いもを食べていたのびママ(笑)【 ドライブはそうじ機に乗って 】「無生物さいみんメガホン」で、物に向かってしゃべると催眠にかかったように「魔法のように変身してしまう」ウルトラ優れものです。実は、かなり便利な道具なのでは!! スゴイ。凄過ぎます。【 宇宙ターザン 】アクション番組「宇宙ターザン」に、のび太は夢中。でも、番組の人気は下降気味に…番組も終わるという噂が出ていた。どうにか必死に、食い止めたいのび太。大人なら「仕方ない」と諦めるでしょうが、子供は違います。F先生は子供心が分かってますね~「ファンなら落ち目のときこそ応援すべき」というのび太。【 テレパしい 】見た目はドングリのような「テレパしい」を食べれば頭の中で思ったことが、相手に通じてしまいます。さて、これは本当に便利なことなのでしょうか… 深いですね。【 ねむれぬ夜に砂男 】F先生は、道具を出し惜しみしません。なんと、8ページに登場する新道具は3つも出てきます!「羊とび式さいみん機」ほしいです。誰か作ってほしいですね。 砂男式さいみん機 羊とび式さいみん機 さいみん機不眠症のおじさんですが、3つの道具も効きません。いったい何が…【 カップルテストバッジ 】結婚が上手くいくかどうか、事前にテストできるバッジです。子供のころは、ちょっとドキドキしましたが、離婚率が年々高まるこの時代、結婚前の大人がほしがる道具かもしれませんね。【 しつけキャンディー 】「嘘をつくと地獄へ落ちてエンマさまに舌を抜かれる」という、おばあさんの話をのび太たちは、バカにしてしまう。「エンマや地獄なんて科学的じゃない」というのび太の言葉に、ドラえもんは否定をし、バカにするのはよくないという。【 ゴルゴンの首 】学校で立たされた時のために、のび太は「ゴルゴンの首」で足を一時的に固めようとする。しかしタケコプターで飛んでる時に、「ゴルゴンの首」を落としてしまった。通りすがった者すべてが固まってしまった。先生もスネ夫もドラえもんまでも…【 もはん手紙ペン 】感動的な文章を作り出してくれる、文字通りの「もはん手紙ペン」は効果絶大!! 読み手も涙。書いた本人までも感動させてしまう。『ガーン ジ~ン グ・グー』 ←私は、F先生の擬音も大好きです(笑)【 ジャイ子の恋人=のび太】タイトルだけで、読者が驚きそうな内容ですね。のび太を付きまとっていたのは、なんとジャイ子ちゃんだった!ジャイアンが、彼女の引き出しを開けると、なんとのび太の写真が!果たして結末は…?
2010.04.25
閲覧総数 3932
17

ある日♪森の中♪クマさんに♪出会った♪「ある日」といえばこんな楽しく平和な歌がありますが世界が終わる、とんでもない「ある日」も突然、起こりうるかもしれません。オバマ大統領は、昨年プラハにて、核廃絶の演説をしましたがさて、今世界には、どれだけの数の核があるのでしょうか。「核弾頭 世界に2万3300発」というニュースがあります。発射可能な状態にある核は、8190発とのことです。私たちの目には見えませんが、いつでもボタン1つで発射されてもおかしくない核弾頭が世界には8190発も、今現在あるのです。藤子・F・不二雄先生のスコシフシギ(Sukoshi-Fushigi)なSF短編『ある日……』を紹介したいと思います。 < ストーリー >ビデオカメラを持つ、映画好きの男たちが自分たちで8ミリ撮影をし、オリジナル作品を作り仲間の家で公開する、という地元の小さなサークル活動を行っていた。そして、4人の男たちが集まる。■1人目の男は、世界を舞台にした作品。彼は、ビジネスで海外へ行くことが多く現地の人に撮影を頼み、まるで、走って世界一周をしているように感じられる。撮影時にはマラソンの姿に着替えたりと、苦労を重ねている。■ハワイ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、そして中国も走る。■二人目の男は、自宅の窓から、ずっと8年間も撮影を続けた。自宅の窓にカメラを固定して8年間も、一度も動かすことなく街の様子を撮り続けた。少しずつ変わりゆく風景は、とても興味深いものだった。■そして、8年後の風景。■3人目は、ミニチュアとアニメーションを駆使した力作。■「スターウォーズ」ならぬ「スターウォーク」というパロディ。そして、最後の4人目の男は3人の作品に対し、「テーマがない」と憤慨する……■そして、「ある日……」という作品を流す。家族が映り、子供たちが映り、平凡な日常をずっと撮っているだけだった。そして最後に「プツン」と音を立てて、いきなり映像が終わる。周りの3人の男たちは笑い飛ばすが「核戦争が始まり、一瞬にして生活が消滅」することをこの映像により、訴えていた……■「ある日」は、こういうことだ、というメッセージであった。「8ミリビデオ」が出てくるのは、この短編が1982年に描かれているからです。もちろん、「ある日」は起きてほしくありませんが世界に2万発を超える核弾頭があるようでは空想の出来事として、片付けられません。皆さんは、「ある日」が来ると思いますか。それとも、人類は平和を保てるのでしょうか……
2010.01.30
閲覧総数 25541
18
![]()
のび太が、ドラえもんの道具を使い少し先の未来をのぞきます。のび太には、2つの選択肢が出てきますがどちらを選んでも、最悪の結果しかありません。そのときにドラえもんが「障害があったらのりこえればいい!」「道を選ぶということは安全な道を選ぶってことじゃない」このように、のび太にいいます。この話のタイトルは、『右か左か人生コース』です。■ 大全集 ドラえもん 12巻に収録藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん(12)(てんとう虫コミックス42巻にも収録されてます)このドラえもんの12巻は東日本大震災の約2週間後に届きました。『右か左か人生コース』を読んだ私はドラえもんのセリフが気に入ったのでブログトップに、このコマを使うことにしました。震災の影響で苦しんでいる方々に贈る言葉として「頑張ろう」「頑張ってください」は何をどう頑張るのか難しいですし非常につらい思いをしている中さらに頑張れというのは、酷のように思えます。「元気を与える」「喜びを届ける」というのも有名人やスポーツ選手の方々でないと、いえない言葉です。全員が使える言葉ではありません。私が好きな言葉は「乗り越える」という言葉です。前向きでありながら、押し付けることもない応援のような言葉だからです。なので、私は「乗り越えましょう」といいたいです。「乗り越えてください」では、ありません。私は、震災の被害に遭っていませんが心から強く、復旧、復興を望んでいます。なので、一緒に「乗り越えましょう」といいたいです。それでは、ドラえもんの『右か左か人生コース』の紹介をしたいと思います。 < 『右か左か人生コース』 ストーリー >■ ドラえもんとのび太はテレビを見ているテレビの男性は自分の運命を分けた話をしています。 ■ 男性は人助けをした力だけは人一倍強かった男性はチンピラに立ち向かい、一人の老人を助けるのでした。■ そして男性はボクシングの道へ進むことに右か左か、道1本で変わってしまう運命にのび太は強く感動する。■ ドラえもんに道具を頼む■ 「コースチェッカー」登場正しい道を教える…といったものではないが少し先の未来を、画面に映してくれる道具だった。■ しずかちゃんちへ行くにはどっちがいいか・・・さっそく、コースチェッカーを使ってみるとドブに落ちてしまう姿が・・・■ のび太は 先が見えてれば防げると考えるドブから離れて歩けば大丈夫だと気にせず歩くのび太。■ 結果は絶対に避けられない苦手のクモが表れてやはりドブに落ちてしまった。■ 再びコースチェッカーを使う■ のび太は 声をかけられるこの道を選ぶと、道案内をすることに。■ 面倒なことは避けたい楽な道を取りたいので道案内を避けるのび太。■ 先生にばったり出会ってしまう宿題をやってないので強く注意されてしまうのび太。■ のび太は取るべき道を間違えた?■ 道案内をしていれば・・・先生に注意されることなくむしろ、褒められていたのだが… 後の祭りであった。■ のび太には いいことがないこりずに、コースチェッカーを使い続けるのび太。■ 今度の結果は・・・野球のボールが飛んできて頭に当たりさらには、野良イヌに足をかまれてしまう最悪の結果が。■ もう一方は・・・むりやり野球に誘われる。しかも、ジャイアンはひどく機嫌が悪そうだった。■ 泣き出すのび太自分の運の悪さを嘆くのび太。これでは、しずかちゃんちへ行けない・・・■ 「障害があったらのりこえればいい!」「道をえらぶということは、かならずしも歩きやすい 安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ」■ テレビに出ていたボクサーの男性も同じボクシングの会長に会っただけで、ボクサーになれたのではない。最終的には、本人の努力があってこそ!!■ 決意を決めるのび太のび太は、引き返すことなく悪い結果の見えている道を進みます。頭には野球のボールが当たり足を野良犬にかまれますがのび太は、へこたれることなく進みます。そして、ドラえもんは、その姿を見守るのでした。たとえ、嫌なことがあろうともたとえ、先がつらいと分かっていても避けたり、逃げたりするのではなく前へ進むこと、立ち向かうことが大切なのかもしれません。それが、F先生のメッセージではないでしょうか
2011.06.11
閲覧総数 13206