2002年09月29日
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 面白いページがあったので紹介します。何に関するページかはあえてここではふれません。とりあえず、管理人さんをAさん(いうまでもなく仮名)としましょう。

 Aさんのページに、いくつかの素晴らしい文章がありました。とてもためになる、真面目な文章です。個人的にはかなり勉強になるなと思わされる文章だと感じたんですよ。
 ですが。
 変なんですよ、何かが。よくよく見てみると、文章がおかしいのです。文法が変とか漢字変換のミスをしてるとかじゃなくて、もっと別の…Aさんが書いたとは思えないほどの硬い文章なんです。
 失礼を承知で言いますが、掲示板等でのAさんの発言を見ている限り、あの素敵でためになる文章を書けるとは到底思えないのです。まるで別人が書いたかのような文章なんです。しかも文章ごとに癖が違いすぎるんです。
 … 別人が書いてました 、多くの予想通り。そしてやはり複数の別人でした。ここまでくればもうどんな展開かは予想がついてしまうのですが、とどめの 無断転載 までついてきました。
 ではなぜ俺が無断転載であると言い切るのか。答えはいたって簡単。引用したという一言もなければ、引用元のリンクもはっていないから。更に、文章の完全コピーやら、文章の切り貼りやらで、引用の領域を完全に越えていた物でした。

「引用」 です。引用は専門書などでよく見かけますが、 人様の文章はきちんとした手順をふめば利用可能である と著作権の法律で認められています。
 俺が読んだ専門書では、各章の最後にまとめて「引用・参考文献」の項目があり、著者・文献名・出版社・発行年を明記していました(本によっては、引用元のページまで載せています)。更に、どの部分が他人の文章なのかもわかるように明記されています。
 他人が書いた文章をさも自分が書いたかのように振る舞わず、「誰が、いつ、どのようにして発表したものか」を明記することで、勝手に自分の物にしないようになっていますよね。これをきっちりと明記すれば、 著作者に直接許可を取らずに文章を引用できる ようです。
 とはいえ、これは出版物・論文などの話。インターネット上で公開する文章で適用されるかどうかはちょっとわかりませんが、ほぼ同じ手順が必要だと思われます(確認がとれませんでしたので、あやふやな文章で申し訳ないです)。

 話を元に戻しますが、Aさんのページにある「素敵な文章」はこれらの手順をふんでいません。文章を書いたご本人から許可を頂いている可能性もあるんですが、許可を頂いて掲載するぐらいAさんが丁寧な方なら、尚更、引用元を明記するはず。それらをふまえれば、Aさんのページにある素敵な文章たちは「無断転載である」と言い切れるのです。

 なぜAさんが人様の素敵な文章を無断で使っているのか、俺には到底理解できないことです。
 ちょうど一ヶ月前の8月 29日 30日 の日記で画像の著作権違反の話に触れましたが…まさか他人の文章を勝手に持ってきて、さも自分が書いたようにページを作成しているという話まで出てくるとは思いませんでした。。





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最終更新日  2002年10月01日 12時46分40秒
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