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(2005年10月30日・本サイト公開) ローマとギリシャの残酷さ、人間力の讃歌、などはその後も尾を引いた。しかし夜は明けたのだ。元には戻らない。「諸国民への光が輝いている」(イザヤ四九・六)のだ。光は『神』から、『創造主』から、来た。そして広漠たる宇宙に生命をもたらした。 その物語は聖書を通して伝えられ、万国の子供の夢を紡ぎ、成人の『知恵』をとりこにしている。 万人への愛と平等、理想へ向かって、死に至るまで闘い続けること、その行き方は先ず西洋に浸透し、それから世界に広がっている。 『神』と連絡回路ができると(ネシャマー回路)、死であり、終りであると思っていた出来事は、死ではなく、宇宙の『知恵』の一変形であることを知るのだ。 「イスラエルよ、聞け、『永遠』我らの『神』『永遠』は『一つ』」(申命記六・四)エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/21
(2005年10月28日・本サイト公開)創世記とアブラハムの出現によって、人類は永遠無限循環の悪夢の濃霧を突き破り上昇を始めた。 異教の絶望主義は砕かれた。永劫輪廻の鉄鎖に囚われていた人類は開放された。それは宇宙観の大革命であり、人間を根底から変えた。すべては創世記が『創造主』を示したことに始まった。 死と暗黒のブラックホールは、生命に満ちた世界へ変容したのである。この過程を創世記は記した。宇宙は死の宇宙ではなく、生命と成長の宇宙でであることを示した。エジプトの『死者の書』は『生命の木』(箴言三・一八)に追い払われた。 もはや自然の一部の力が他の力と争い、どちらかが勝利するという考えは成立しない。祈りと生け贄は、もはや、自然の神々を変化させるためではなく、捧げる人間を変化させるものとなった。真に、夕は過ぎ、朝が来たのだ。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/20
(2005年10月26日・本サイト公開)荒唐無稽な神話で解釈されていた世界は新しい夜明けを迎えた。創世記の出現である。 子供を犠牲にし、処女を生け贄にし、賄賂を受け取り、近親相姦にふける、人間と神々が支配する世界に光がさしこんだ。 元来宇宙は順序を追って秩序ができあがったものだ。これを創世記は「そして夕があった。そして朝があった」と表現している。「夕」はヘブライ語では混沌であり、「朝」は秩序である。これが六回繰り返される。そして人間ができる。 ネフェシュ(生命)を持つがネシャマー(神の息)を持たない人間が地に満ちた。しかし神はその中アダムを創造しネシャマーを吹き込んだ。約五千七百年前である。 神はアダムに新しい強い秩序を与えた。アダムの子孫は今の地球中に汲まなく広がって老いる。気づかないだけだ。 彼らが地を制するだろう。そして人類を宇宙のはるかかなたに導くのである。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/19
(2005年10月25日・本サイト公開)世界じゅうの天地創造物語で、現代の科学界が向き合える唯一のものは『創世記』である。 ギリシャ・ローマ神話はグロテスクで、暴力的で、時にはワイセツである。 バビロニア神話によると、永遠なる神々の沼から、陸の神、空の神、大地の神が現れた。新しい神々は分け前を欲しがって、年上の神々を殺し始めた。 地の神の息子マドクはティアマトと戦争を始めたが、彼女は古代の女神なので援軍が多く、容易に殺せなかった。それで網で彼女を捕らえ頭蓋骨を棍棒で砕き、胴体を二つに裂いて、その一つを天からぶら下げた。マドクは女神の血を大地に流して、血の泥から人間を造った。 聖書によれば、宇宙すべてを管理する唯一の統一者を認知したアブラハムは、このような野蛮な神話が行き渡っているところにいたから、彼の新しい思想は激しい抵抗や迫害を受けたであろう。 それは今でも変わらない。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/18
(2005年10月22日・本サイト公開) ユダヤ人は『神』に選ばれた聖なる民と言われるが、「聖なる」は特別にありがたい意味はない。またユダヤ人が特別に優秀であったからでもない。 「聖」の原語は「カデッシュ」で、これは「除けておく、別にする、分離する」である。「遮断される」とも言える。「彼ら(ユダヤ人)は離れて住む人々である」(民数記二三・九)とあるように。 アブラハムは、太陽も月も星も火も水も礼拝しなかった。異教徒が礼拝するこれらのものは被造物に過ぎない、森羅万象を管理する者がいると考えた。そのために孤立した。すると『永遠』なる『神』が彼に現れた。 ユダヤ人が聖書に忠実であればあるほど、孤立し、迫害される。それは今でも変わらない。しかし彼らはユダヤ人であることを止めない。 彼らが神から受ける報酬は恵みの『知恵』である。『知恵』は世俗的なことにも関わるが、宇宙の秘密を探り、神により近づける『知恵』である。 あなたが孤立しているとき、あなたは天使と出くわす可能性があるのだ。孤立を恐れては行けない。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/17
(2005年10月20日・本サイト公開)ヘブライ聖書は、人生はバラ色ではないことを教える。バラには刺があることを示す。 ヨブは敬神の人で『神』との契約をすべて守った。しかしひどい目にあった。彼は『神』に問う。「なぜあなたは契約を守らないのか。私は守ったではありませんか」と。 『神』はその問いに答えずに、逆に問い返す。「一体何者か。私の宇宙統治の知恵を暗くする者は?」と。 ヨブをひどい目に合わせたのは『神』であったが、その奥にはヨブの予想すらできない意図が秘められていた。ヨブには分からないだけだった。 ヨブは本当の『神』を知った。そして口をつぐんだ。そんなヨブを『神』は受け入れた。 ヨブは言った。「今こそ私の目はあなたを見ました。私は溶解します。私は塵灰であることを考え直します」 『神』は言った。「おまえは正しいことを語った」 契約を守ったから良い報いがあると考えるのはご利益宗教でしかない。大部分の宗教はご利益で人を誘い、安心させる。 現世で、ご利益がないと死後にあると言う。復活、天国、魂の輪廻転生、極楽浄土、などなど。本当かどうか誰にも分からない。 ユダヤ思想、ヘブライ聖書はこのようなものをすべて排する。それは『永遠』にして一なる『神』に属する領域だから。 ではユダヤ人の苦難に対する報酬はないのだろうか。報酬はある。 それは『知恵』を恵まれることである。『知恵』は万物、森羅万象が究極的には一なる『神』に収斂するものという真理に導いてくれる。 ユダヤ人がホロコーストに合いながらも、聖書と『神』の契約を捨てない謎も『ヨブ記』が明かしてくれる。少なくとも解明を助ける一つの手がかりとなる。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/16
(2005年10月15日・本サイト公開)『神』が自然法則を通して行う、というのならば、『神』は全知全能ではないのだろうか? そうではない。しかし聖書を通して分かるのは、『神』は、基本ルールをいくつか造り、そのルールによって、宇宙をコントロールしていることだ。少数の例外はあるが。 この例外を奇跡と呼んでいるのだが、現代社会で奇跡を心底から信じる人は少ない。 イエスは本当にあのような形で復活したのか?神聖受胎はありうるのか?これをクリスチャンに尋ねると答えは様々で、多くの場合、曖昧である。古代中世の人を納得させるための神話だったから無理はない。しかしヘブライ聖書は別である。 現代の科学は、奇跡が不思議な出来事ではないという科学的根拠を与えるに至った。 「奇跡」とは「原因が良く分からない結果」である。量子力学の世界ではこの事実は毎日のように実験室で観察されている。 「奇跡」はないのだ。人間に原因が分からないだけなのだ。『神』には分かっているのだが、人間には永遠にこの世で隠されている。これがヘブライ聖書の奇跡の定義である。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/15
(2005年10月14日・本サイト公開)ヘブライ聖書は本質的に歴史物語である。 先ず宇宙創造の歴史が語られる。そしてアダムが創られるまで、それは宇宙時間で語られる。(宇宙時間と地球時間については下記「ネシャマー王国」のサイトを参照) 宇宙創造には宇宙時間で六日(地球時間では約160億年)を必要とした。なぜ全能の神は一瞬で宇宙を造らなかったのか。 『創造主』はすべてを自然法則を通して行うのである。自ら介入して法則を変えたのは六日間で三回しかない。 エジプト脱出のときも、葦の海を引き裂くときに一晩中風を吹かせた。自ら手を下して一瞬のうちに引き裂いたのではない。 世界は自然の法則を通して運営されていることを聖書は教えている。そして人間が自由意志によって行動できるようにしている。時には人間が神を説得することすらあるのだ。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/14
(2005年10月13日・本サイト公開)無心論者が信じないという神は、大体、聖書(ヘブライ聖書)の『神』ではない。またキリスト教信者が信じている神も不幸にして、ほとんどが聖書の『神』ではない。 あるアメリカ系ユダヤ人の母親が死んだとき、友人がお悔やみに来て「それでもやはり神を信じるのかね」と尋ねた。 彼は答えた。 「私の知る限りアブラハムも死んだ、イサクも死んだ。ヤコブも死んだ。ノアも死んだ。アダムすら死んだ。聖書のすべての人物は死んだ。産まれた者は死ぬように決まっている。大自然と聖書はこの点で完全に一致する」。 聖書の恵み深い『神』は、人間の苦悩をどう見ているのか、人間の苦悩を放っておく神が恵み深いのか。可笑しいではないか。友人はこう考えて質問したのである。しかし実に多くの人が、聖書を読んで、奇妙な神々の特性が作り出している。残念ながら、我々の考えはそれらの考えと必ずしも一致しないのだ。 聖書の『神』の特色を探ろうとすれば、探るべき場所は聖書であり、聖書の『神』の描写が本当かどうか(現実にあっているかどうか)調べたいなら、調べるべき場所は大自然の中である、 便宜上『神』と名づけている超越的『無限』の二つの面が、縮められて、この時間空間の有限四次元世界に投影された、というのが我々の解釈である。 一つは聖書と呼ばれる言葉を通しての啓示であり、もう一つは、自然の驚異と、自然を動かす法則である。 我々が想像主について知っていることはそれだけである。この世界は創造主の影(ヘブライ語のtsml)に過ぎないのだ。『無限』の本質の全貌は我らの手の届かないところにある。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/13
(2005年10月12日・本サイト公開)植物も動物も、新種は突然現れる。新しい種として完成された姿で。 トンボがカラスになったり、クラゲがマグロになったりしたとすればその中間形がたくさん現れて、その中で適者生存で生き残った者が繁栄するわけだが、それは実証されていない。 魚竜は、ジュラ紀の化石に始めて登場する。その時には、ひれ、くちばしなど完全に発達したものを備えていて、一億年後に絶滅するときにも、何も変わっていない。 被子植物は一億四千万年前に繁殖したが、その前にその繁殖を示唆する化石は見当らない。 中間(移行)形態が見つからないのは、少数だったので化石に残らなかった。局限された地域のみで始まった。頑丈に出来あがっていなかった、などの理由が考えらる。ティヤールは、これを「柄の消滅理論」としている。最初の移行形態は化石として発見されにくい、というわけだ。 ミクロの進化はある。小さな馬が大きな馬になる。スミレの色が変わる。灰色の蛾が黒い蛾に変わる。しかしスミレが桜の木になり、黒い蛾がカラスになる。そのような進化は証明されていない。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/12
(2005年10月11日・本サイト公開)生命は徐々に進化したのではない。化石が語る限り進化は常に突如として起こる。 最初は、単細胞生命が水の出現とほとんど同時に出現した。三十八億年前である。それから三十二億年の間、単細胞生物のみが存在した。 そして六億五千万年前、得体の知れない、エデカラン・ファウナとして知られる球状の生き物が現れた。 次に五億三千年前、カンブリア紀に、何の前触れもなく、生命の爆発が起った。現在見出されるすべての生体の基本構造がこのときすべて現れた。 聖書の記述はショッキングなほど、このような事実と一致する。創世記一章は、水が出現した直後に生命の始まりを告げ知らせる(創世記の三日目)。次の日には生命の事は触れていない。 五日目、創世記は生命の爆発を語る。「『神』は言った、『水は群がる生き物でうごめくように』」(創世記1・20) 五日目は地球時間で五億三千年前のカンブリア紀に当たる。(創世記の『宇宙時間』と、現代の科学による『地球時間』の関係については後に詳しく触れる)。 カンブリア紀以後、種の中のミクロ進化はあったが、門から門への移行は、なぜか、発見されていない。それ以後、新しい門(生体構造)は生まれていないのである。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/11
(2005年10月10日・本サイト公開) 宇宙の始まりが長い間アリストテレスの説で歪められていたように、生命の期限は長い間ダーウインの説で歪められてきた。 この二、三〇年の分子生物学の発展で、物理学者が垣間見るようになった宇宙の秩序の一体性を、生物学者も垣間見るようになったのだ。 細胞の働きの複雑極まる絡み具合が判明すればするほど、生命は何の目的もなく偶然に出来上がったものだ、と主張するのがどうしてもためらわれるのだ。 1970年代までの科学の生命起原論は次ぎのようなものだった。 地球が生まれ、冷却し、水が現れ、それから何十億年もかかって、無機物がくっついては離れ、くっついては離れているうちに、遂に偶然に自己再生の分子が生まれ、それが生命を生むに至った、と。 この説を実証するのは化石の存在である。驚いたことに、最初の生命は、水の出現した後に何十億年もかかって現れたのでなく、水の出現直後に出現したのである。従来の詩的幻想とも言うべき説は破棄された。 この不可解な事実を説明するために科学者は二つの可能性を唱えている。一つは、生命は宇宙空間から地球に飛来した(!)というものだ。もう一つは、分子レベルの自己組織の気まぐれな特性が必要な科学物質を取り込んで自己再生を行う分子を生み出し、それから一連の触媒(未だ発見されていなのだが)が、胎児に等しい分子を生命に発展させた、というものだ。 どんなに楽観的に見ても、偶然の反応だけで生命が生まれたとは言えないのである。全宇宙が実験室となり実験の場となっても、偶然に生命が生まれるには時間が足りなかった。これは数学的に証明されているがこのことは、また後に扱うだろう。 三千三百年間、創世記は生命の起原の説明を我々に語り続けていたのだ。 水が地球に現れ、生命がその直後に現れた(共に聖書時間の三日目に生じる)。 聖書は(正確に)我らに告げている。生命の起原のタイミングだけでなく、メカニズムまでも。「地は(生命を)出した」(創世記1・11)。生命の出発時に特別の創造の業があったとは述べられていない。地自体が生命の発生を調整する特質を持っていたのである。現代の用語で言えば、自己組織力や触媒という語で説明されよう。 生命の起原に関する聖書の最初の説明個所は科学的に正しいことが証明されている。生命は水の出現直後に出現したのである。第二部、すなわち、自己組織力と触媒も真実だといえよう。生命が宇宙空間から飛来したとは聖書にはない。 科学は、聖書とスクラムを組む上で、これまでに無いほど重要な二つの事実を明らかにした。それは(一)宇宙には始まりがあった。(二)生命は何十億年の行き当たりばったりの偶然を通してでなく、地球上にすぐに出現した。 これはグローバルなコンセプトである。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/10
(2005年10月9日・本サイト公開) 炭素を考えてみよう。生命は炭素を基に構成されている。 それは生命に不可欠な長い複雑な鎖を造る唯一の元素である。宇宙のどこかでは水以外の流動体を基にした生命が存在するかもしれないが、ここでは炭素が生命にとって便利屋の役を果している。それはまた炭素よりも重い八十六の元素を生む仲介者でもある。 しかし炭素は、ナイフの刃の上に座っているかのような不安定な存在だ。炭素の形成には、放射性のベリリウム(原子番号4)がヘリウム(原子番号2)の原子核を吸収して原子番号6(炭素)を造らねばならない。 だがベリリウムの寿命は短い。その平均寿命は0.0000000000001(10のマイナス16乗)秒である。 この時間内にヘリウムの原子核はベリリウムの原子核を見つけ、衝突し、吸収され、生命の素材となる原子に変容するのである。 ベリリウムが消える前の短い時間にヘリウムの原子核が吸収される唯一の道は、これらの原子核のエネルギーが励起に必要なエネルギーに正確に一致するかどうかにある。それが一致するとは! 炭素は宇宙で四番目に量の多い元素である。そして水が流動体の時の温度で安定する最も豊富な元素である。 この反応がミスマッチでだめになれば、宇宙は水素とヘリウムだけが存在し、他にこれといったものは見当らない結果になるだろう。生命の元素は形成されないままだったであろう。 星空を見上げ、我々は畏敬の念に打たれる。畏敬の念には根拠がある。科学の発見はその根拠をを説明してくるれる。この宇宙は非常に特別なものなのだ。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/09
(2005年10月8日・本サイト公開)宇宙は偶然に出来たのだろうか。 混沌のビッグバンから整然たる宇宙が形成されたのは、宝くじで10億人に一人の一等を得たほどにありえないことだ。しかし偶然は気まぐれ。幸運の女神が微笑めば誰にも訪れることではないか。 しかしこの幸運が生涯を通して連続して訪れることがあるだろうか。一生を通してすべての宝くじで一等を取るとは!三回目くらい続いたところで、詐欺容疑で刑務所にぶち込まれるのが落ちだ。裁判官の前で「絶対にないとはいえないでしょう」と訴えても、そうかな、と思う人はまずいないだろう。 宇宙の幸運はこの程度の話ではない。 電磁力で当たりくじを引いた。(電磁力で原子は分子へと結びつく) 強い核の力で当たりくじを引いた。(この力が原子核を結合する。これが少しでも強ければ水素でなくデプロトンが宇宙の主用構成要素となっただろう。水素がなければ輝く太陽も現れなかっただろう) 弱い核の力と重力で、当たりくじを引いた。(重力は分子のサイズを越える距離にある全てのものの間で働き、銀河、恒星、惑星を形成し、宇宙を統一している) 当たりくじに次ぐ当たりくじ。そのすべての結果が複雑に絡み合って、この素晴らしい世界を作ったのだ。 すべてが偶然に? 現在までに得た我々の自然の法則に関する知識が少しでも正しいとすれば、偶然はありえない。 分子生物学者で、敬虔なカトリック信者であるマイケル・ビーヒー教授は次のように述べている。 「敬虔なカトリック信者でありながらダーウインの進化論(自然淘汰でふるいにかけられる遺伝子の偶発的変異)を信じることは不可能ではない。しかし分子科学を究めれば究めるほど、科学者としてダーウインの進化論を信じるのはますます困難になる」エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/08
(2005年10月7日・本サイト公開)量子揺らぎ論には、まだ問題がある。何の中で揺らぐのか?空間も時間も物質もないのに?こんなものは宇宙存在前には存在しなかった。この点でも科学と神学は完全に意見の一致を見る。 最後に量子真空揺らぎ論によれば、閉じられた宇宙が形成される。それはビッグバン以後すぐに崩壊する宇宙だ。 宇宙の始まりの問題を解決する「世俗的」方法は、永遠無限の限りなく巨大宇宙の存在を想定することだ。巨大宇宙には無数の有限宇宙が、大海の泡のように現れては消える。その一つが我々の宇宙というわけだ。 しかしこのような想定を実証する手段はない。自然法則によれば宇宙の外側(外側があればの話だが)を見るのは不可能である。巨大宇宙は実証不可能である。 こうなると、永遠なる創造主の理論と無限の巨大宇宙の理論はどちらも、信じるか信じないかの問題になる。 聖書(申命記四・三九)の主張によれば、どちらが正しい方向であるか知るのは可能である。我々は、この問題に関して、揺るがぬ証拠を通して知るのではなく「すべての合理的な疑惑を超えて」知る以外にない。 どうすればよいのか。皮肉にもまたもや聖書は、自然の研究、科学の知識が必要であると告げるのである。 科学は聖書に敵対するもののように思える。しかし科学を究めれば究めるほど、万物の彼方に輝く統一性がちらついてくのが見えてくる。科学を通して聖書が告げることは真実であることを知るに至る。 ********************* (注)申命記四・三九「ゆえに、この日、知るがよい。心に留めるがよい。上なる天においても下なる地においても、『永遠』(主)のみが『神』であることを。他にないことを」エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/07
(2005年10月6日・本サイト公開)量子力学によれば、宇宙の始まりに必ずしも『神』は必要ではない。量子の揺らぎが、無から何かを存在させたと考えられるからだ。 しかしこの考えには根本的な問題がある。 第一に量子の揺らぎは宇宙の自然法則と関連した現象である。しかし宇宙の始まる前には時間も空間も物質もなく、自然法則なるものもなかった。量子力学の法則もなかったのだ。 ところで、自然法則は、時を超えた永遠なもの、と想定しよう。存在しない宇宙のための法則がすでに存在したと考えるわけだ。何のために?意味がないではないか? 実は、自然法則は、もっと大きい何かの一部である。これは聖書の告げることであり、我々は聖書に逆戻りするのである。 聖書は告げる。自然法則は時を超える永遠なものであり、永遠無限な『神』に包含されている。 自然法則は有限な宇宙に投影された永遠無限の『神』の特性の一部に過ぎない。例えば、時間は有限な物的宇宙に投影された永遠の影である。 しかし、自然法則の永遠性を受容しても、揺らぎ論には因果関係の問題が残る。原因があって結果がある。両者は時間で隔てられる。しかし時間は宇宙と共に始まったのだ。宇宙が始まる前には時間は存在しなかった。時間がないところに原因は存在しない。 この点では科学と神学は完全に意見が一致する。宇宙は、ある原因が結果ではない。それは単に「ある」である。ジョン・マドクスはいみじくも述べた。 「それは確定も出来ないし議論すらできない原因の結果である」 この思想は目新しいものではない。1,000年以上も前に、タルムードやカバラーは同じことを言っているのだから。エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで! (この項未完)
2005/10/06
(2005年10月5日・本サイト公開)想像力や洞察力は仮説の基となるが、デ―ターが蓄積すれば、想像はデ―ターに席を譲るべきだ。科学の偉大さは意見ではなく、事実に基づく点にある。 アインシュタインほどの天才的科学者もこのことを思い知らされた。 1917年、相対性理論により、彼は宇宙の状態を表す一連の数式を発展させた。その数式は一見論理的でない奇妙な何かを示していた。すなわち、宇宙は動いていることを示したのである。 当時すでにアリゾナのロウエル天文台のヴェストウ・スリファーは宇宙は拡大していることを示す観測結果を報告していた。しかしアインシュタインの心は、アリストテレス以来の「宇宙は永遠」の先入感に強く影響されていたので、スリファーのデ―ターを退け、、数式を静的な宇宙を表すものに改変して、発表した。スリファーの発見自体がアインシュタインの相対性理論に基づくものであったのに、である。 宇宙が拡大していることを示すデ―ターが動かしがたいほどに蓄積していったとき、、アインシュタインは、同僚のノーベル賞受賞者マクス・ボーンへの手紙で次のように述べた。自分自身の理論を否定したことが「生涯の最大のヘマ」だった、と。 なぜヘマを? アインシュタインは、宇宙が拡大しているとすれば、逆にさかのぼれば、その始まりは点になることを発見した。この発見にそのまま従っていれば、彼は人間と宇宙に関する最も重要な説明の預言者となれたのである。 宇宙には始まりがあったのだ! しかし彼はそれを吹き飛ばしてしまった。彼は事実ではなく、思い込みに寄り添ったのである。 思い込みは簡単に消えない。ダイハードなのだ。たとえどんなに多くの反証が提出されても。 我々日本人は、事実から顔を背け、思い込みに頼る傾向の強い国民である。技術は優れているが、科学は劣るのは、このためでは?エージェント・トマ<ネシャマー王国>http://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマー<本サイト>http://diarynote.jp/d/59102◆ ネシャマーが導く神秘と科学の宇宙創世物語、「ビックバン」 いよいよ待望の「ヘブライ聖書と科学」公開!◆ ATによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!◆ ”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!
2005/10/05
(2005年10月4日・本サイト公開)2,300年前のアリストテレスの時代から、科学者は宇宙は永遠であるという学説を支持してきた。夜空に輝く星座はまさに宇宙は永遠であると感じさせるではないか! アインシュタインすら、ちょっと手心を加えてこの説を証明したと主張した。(後に彼はこれは生涯における最大の失敗だと言っている)。 しかし1960年代初期以来、宇宙永遠説への反証が続々と現れた。そして今やアメリカの一流科学者の三分の二が宇宙は永遠ではないという説を支持している。 しかし3,300年前から、シナイ山での啓示以来、聖書は宇宙永遠説を否定していたのだ。我らの宇宙には始まりがあったと、頑として主張し続けていたのである。 科学はほんのこの30年で、やっとこの問題を解決したのだ。望遠鏡と素粒子加速器から得られたデ―ターは3,300年前の創世記第一章一節の言葉が事実を語っていることを示したのだ! (G.シュローダ「『神』の科学」から)エージェント・トマhttp://www.neshama.info/デイリー☆ネシャマーhttp://diarynote.jp/d/59102”ネシャマー”の謎に迫る待望の新企画「ネシャマー人名鑑」創刊・・ 詳細はネシャマー王国・王立図書館まで!エージェント・トマによる創世記物語 「ネシャマー物語」 も好評連載中!
2005/10/04
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