たびたびのたび
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このGWは好調な東京=沖縄線も臨時便を増発、また伊丹にB747が乗り入れできないためB747が多く投入されました。そこで2往復4便の座席について比較です。注:条件が異なるので一般論ではありません。JAL 臨時便のクラスJ:定期便には国内線仕様のB747ですが、臨時便では国際線仕様のB747(2クラス設定)が使用されました。この場合はクラスJには国際線のエグゼクティブクラスが当てられます。長距離便に使用される機材に比べれば狭いとはいえ、国内線仕様クラスJに比べれば広い座席が利用できます。(コンフィグはS03)Aコンには5列が設定されていて、1列あたり2.5窓弱くらいが当てられています。特に1列目にはバシネットが取り付けられるため4窓ほどの広さがあります。さらにBコンの途中にギャレイが設定されているため、広々とした空間です。※普通はクラスJは満席になりますが、さすが臨時便で5割程度しか埋まっていませんでした。(この便の5分前に定期便が飛んでいて、こちらのクラスJは満席!どう考えてもこちらの便の方が条件はよいはずで、ゆったり空間を満喫できました!)ちなみに「こどもの日」ということで、茶菓は柏餅でした。(SOYJOYはJAL系沖縄行き便で9/30まで配布しています)ANAのスーパーシートプレミアム:JALから上級客の集客に成功したと言われているスーパーシートプレミアム。(以下、SSP。以前のスーパーシートと座席が違うとは思えないのですが??特にB777では狭くなりませんでしたか??)既にB747-400に統一されているANAでは、Aコンに7列を設定しています。もちろん普通席に比べればシートピッチは広く、足を組むほどの幅はありますが、今回比較する各席では足元広々座席にあって、一番狭い(と言ったら怒られますが、圧迫感は否定できません!)シートになってしまいました。これで当日アップグレード5,000円です!シート以外のサービスでは、さすがSSP!というところでしょうか。軽食提供便だったので美味しくいただきました。また羽田の出発混雑でセキュリティゲートの混雑も関係なく通過できるところは大きなサービスですね。ちなみにJALのB747-400のクラスJは...JALのクラスJはAコンに6列しか設定されていません。ここだけを比較してJALのB747の方が広い!と言うのは間違いで、ANAの機材はノーズのギリギリまで空間を使用しているため、ノーズから最初のドアまでに14窓の空間を確保しているのに対して、JALは13窓の空間にとどまっているので、そもそも同じ設定ではありません。(もっとも、1窓分の空間で1列を確保するとなると、シートの厚いANAのSSPの方がやはり圧迫感があると思います→これは感想)ANAの2階席2列目:以前にも書き込んだことがありますが、ANAの場合は2階席の1列目は窓側の席を設定していないので、2列目の窓側は足元広々座席になります。(JALは少し下げて配置しているのでしょうか?)隣席は普通のシートピッチなので、不思議空間です!ANAの2階席の非常口座席:基本的に非常口座席は余裕を持ったピッチになりますが、特にANAの2階非常口は広いような気がします。お見合い席だと足を組むのは躊躇うくらいの距離ですが、ここは足を組んでも届きません。偶然にも今回は足元の広々座席ばかりを指定できたため、このような比較になりました。特にサービスが無くても良いならば、普通席の足元の広い座席の方が、SSPよりゆったりできるのではないかと思います。(もちろん隣席客の「幅」を考慮しない場合ですが!)プレミアの5,000円(当日アップグレードしかしないので(汗))で満喫するか、クラスJの1,000円で保険をかけておくか、普通席で我慢の勝負にするのか、選択肢はたくさんあって良いでしょう!(私はお手頃なクラスJがいいかなぁ!)
May 7, 2006
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