☆カントリーライクな暮らしのススメ☆

ウォーキングメモ1 大分~東別府

モミジ

今日は久しぶりに晴天の休日になったので、
お気に入りのカントリーをMP3プレイヤーに入れて、
9時48分に自宅を出発です。
息子達の合格祈願に私の定番地蔵めぐりコース。
といっても、里山から高崎山を抜けて、
別府に抜けるちょっと長めのウォーキングコースです。

最初の30分は、昔はみかん山だった丘陵地に、
今は新興住宅が立ち並ぶ中央の道路を登っていきます。
けっこう傾斜がきついところもありますが、
歩き始めの元気なうちに高度を上げておくためです。

高崎入口

それから新興住宅街の中を抜けます。
高崎団地抜ける

ここまで来ると、馬の背のような丘陵がずっと高崎山まで続きます。
隣の新興住宅地に連なって、そこも抜けると
急に視界が開けて、目の前に山のパノラマが広がります。
近くの右の山が高崎山、左の雲に隠れた山が鶴見山、
残念ながら、湯布院のシンボル由布山は今日は雲の中です。

全景

右手に高崎山を見ながら、さらに馬の背を歩くこと30分、
だんだんと里山の風景になってきます。
机張原1
机張原2

みかんも色づいて綺麗です。
温州みかん

ようやく、第一の休憩所である、机張原(きちょうばる)の地蔵様の前に到着です。
用意した麦茶を飲んで一休み。
そして、家内安全、息子達の合格祈願、南無南無です。

机張原3
机張原お地蔵様

ここで、道を右手に曲がって、
高崎山の裏を目指して、竹林や灌漑用のため池、
自然林に包まれた空気のおいしい道を歩きます。
既に一時間ほど歩いているので、
この木立を抜けるときが、
一番気持ちがよく、リフレッシュします。

竹林

放生池
(放生池…灌漑用のため池ですが、紅葉と高崎山が美しいです。
バス釣りの有名なポイントのひとつ。)

杉木立
(右手が杉木立、左が原生林です。格好の森林浴スポット。)

稲刈り後
(こんなところにも小さな田んぼがあります。切り株が並んで綺麗です。)

道は、高崎山の裏手の山道に出ます。両側は自然林、
森も深くなります。
野稲田付近

森木立

途中で真っ赤な花をつけたゴンズイの木の実がとっても綺麗でした。
ゴンズイ

さらに歩くこと1時間半、ようやく木立がクヌギやコナラの林になってきます。
城ノ腰~キノウシロ

クヌギ・コナラ木立

キノウシロの人里を抜けると、
もうすぐ、第二の休憩ポイント銭瓶峠です。
ようやく看板が見えてきました。
銭瓶標識

峠標識
(銭瓶峠の道しるべです。ここは昔からの交通の分岐点で、中世頃に立てられた、
とっても古いものです。北別府道、西ゆふいん道と書かれています。)

峠石(かんかん石)
(銭瓶石 何百年もこの場所にあるらしい石で、くに境を示す石だったようです。
叩くと乾いたカンカンという音がするので、通称かんかん石と呼ばれています。)

ここで、だいだい3時間10分というところです。
麦茶を飲んで一休み。おそらくずーーっと昔から、
旅人がここでこうやって休んでお茶を飲んで、湯布院や別府、府内(大分市)へと
分かれていったことを思いながら、目の前の景色を楽しみます。

銭瓶峠眺め
(正面右が鶴見山、左の山すそしか見えないのが由布山)

ここからは、ずっとくだりです。
東別府を目指して、赤松の部落へと目指します。
別府湾が時化た時は、海岸沿いの道が使えません。
昔の人々も、この確実な山越えの道を辿って往来していたようです。

眼下に別府湾が見えてきます。
往来するフェリーがちょうど見えています。
景色、空気ともに気持ちのいいくだり坂です。
銭瓶くだり

さらに、県有林の杉の木立を抜けます。
銀杏が黄色い葉を落として、途中黄色の山道になっています。
県有林杉木立

銀杏絨毯

ようやく赤松の部落に入ります。
六地蔵の道しるべがお出迎えです。
赤松六地蔵

そして、私の密かな祈願場所、赤松の地蔵群に到着です。
ここでも、南無南無家内安全と合格祈願です。
高校受験の際も、ここで祈願してみごと合格でした。
それから、大事な祈願は、こうやって歩いて行く事にしてるんです。
私だけの縁起担ぎかも知れませんが…。

赤松地蔵群
(崖をくり貫いて20体の仏が安置されていたものを、
県道拡幅に伴って、この地に移設したもの。
旅の安全祈願で安置されたものと説明されている。)

仏様アップ
(仏様の左手に持っているもの十字架が隠されているでしょ。
ひょっとすると隠れキリシタン達が安置したんじゃないかと
私は推測しています。)


ここから眺める高崎山は、いたるところが紅葉して、
手前の銀杏が綺麗です。
どんどん坂をおりていきます。
別府の市街地が間近に見えてきました。
高崎山紅葉

別府市街地

途中にもたくさん地蔵が安置されています。
崖に地蔵様

東別府地蔵様

山家(やまが)の部落を抜けると東別府です。
駅の線路の下を通る近道もなかなか風情があります。
山家区近道

所要時間は、約4時間の行程でした。
東別府駅に、1時52分到着です。
元気がよければ、ここから海沿いの道を辿って帰ることもありますが、
今日は、浜脇の温泉に入って帰ることにしました。
浜脇の温泉前のなべさんラーメン絶品なんですが、
2時から6時まで休みでした。残念!

近くの食堂で、遅めの昼食とって、亀の湯の暖簾をくぐりました。
大変気持ちのいい温泉です。

亀の湯
(スーパー銭湯ですけど…市営の温泉には残念ながらサウナがないんです。サウナ込み400円)

帰りは、バスで自宅に16時14分に到着。
約18kmの山歩きでした。


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